都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
日本の路面電車事業に対する多角的視点による評価
包絡分析法を用いて
高野 流行佐尾 博志大西 暁生
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2015 年 14 巻 1 号 p. 67-72

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抄録

近年、LRTの整備は欧米諸国を中心に進んでいる。日本でも2006年に富山のLRTの新規開業がはじまった。そして、現在、路面電車の会社は、LRVやバリアフリーの電車の導入を進めている。また、横浜市や宇都宮市はLRTの導入を検討している。しかし、現在のところ、新規開業に至った事例は富山市のみである。本研究では、日本にある20の路面電車の会社を対象に、「生産面」、「経営面」、「サービス水準面」、「環境配慮面」の4つの側面について包絡分析法を用いて評価した。

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© (c) 日本都市計画学会
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