抄録
〔目的〕正常歩行と前方ステップ課題間の類似性を運動学・運動力学的に検討する.〔対象〕理学療法学科学生36名.〔方法〕正常歩行と,下肢を前方に振り出し膝関節屈曲位(以下,屈曲群),もしくは伸展位(以下,伸展群)で踵から接地後に重心を前方へ移動するステップ課題の関節角度・モーメントを三次元動作解析システムを用いて算出.その類似性をグラフから定性的に判断した後,統計学的処理を行った.〔結果〕屈曲・伸展両群と立脚期の0~25%であるLoading Response(以下,LR),25~60%であるMid Stance(以下,MSt)を合わせた立脚期前半(以下,LR~MSt)の足関節角度,モーメントが類似していた.〔結語〕ステップ課題においてankle rockerとの類似性が示された.