理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
入院患者における静的バランス能力の日内変動に関する検討
佐藤 直彦山本 良次下村 益稔岡 信子石井 志伸前田 寛文岡崎 英人前島 伸一郎
著者情報
キーワード: バランス能力, SIDE, 日内変動
ジャーナル フリー

2016 年 31 巻 3 号 p. 451-454

詳細
抄録
〔目的〕院内転倒が多発する朝夕の時間帯におけるバランス能力を検討した.〔対象と方法〕回復期リハビリテーション病棟に入院した79名を対象に,Standing test for imbalance and disequilibriumを用いて昼食前,夕食後,朝食前に評価し,それぞれを比較するとともに,年齢・認知機能・筋力・日常生活活動・薬剤服用の有無について検討した.〔結果〕バランス能力が良好な患者はそうでない患者に比べ,年齢が若く,認知機能,筋力,日常生活活動が良好であった.日中のバランス能力が良好な患者は,朝夕のバランス能力が低下した.一方,日中バランス能力が低い患者は,時間帯にかかわらずバランス能力が低かった.〔結語〕バランス能力の日内変動を踏まえた転倒予防対策が必要である.
著者関連情報
© 2016 by the Society of Physical Therapy Science
前の記事 次の記事
feedback
Top