臨床血液
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症例
Hydroxyureaにより筋炎を起こした慢性骨髄性白血病
池田 和彦三田 正行石橋 敏幸七島 勉丸山 幸夫
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ジャーナル 認証あり

1998 年 39 巻 9 号 p. 676-679

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抄録
症例は59歳,男性。慢性骨髄性白血病(CML)慢性期と診断され1997年7月29日当科に入院した。入院時,白血球数55,400/μlでhydroxyurea (HU) 1,500 mg/日を開始し,8月5日からは天然型インターフェロンα (IFNα) 600万単位/日の連日投与を併用した。8月18日に白血球数が8,100/μlになったところでHUを中止した。その後,白血球数が10,100/μlに増加し9月19日HUを再投与したところ6時間後に39.2°Cの発熱と大腿部筋痛が出現しHUを中止した。白血球数が増加傾向にあったので9月25日HUを再々投与したが再び6時間後39.8°Cの発熱と大腿部筋痛が出現しHUを中止した。筋原性酵素が上昇しHUに対するリンパ球刺激試験も陽性であったことから,HUによる薬剤性筋炎と診断した。これまでHUによる薬剤性筋炎は報告がない。
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© 1998 一般社団法人 日本血液学会
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