システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第54回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: W151
会議情報

コモンスゲームをより興味深くするためのソフトコンピューテイング技術の活用
馬場 則夫*武田 雅希吉原 由里子日下 真理子小河 慶祐
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

 我々は、地球環境問題に関する代表的なゲームであるコモンスゲームを何度となくプレイし、その奥深さに驚嘆してきた。 しかしながら、同時に、しばしばゲームプレーイング自体が単調になってしまい、プレーヤの何人かはゲームプレーイングの続行の意欲さえなくしてしまうという光景に出くわしてきたのである。   本研究では、こうした状況から脱却するため、ニューラルネット並びに多目的進化法を導入することを試み、元々のコモンスゲームをより興味深いものに改良することを試みた。 そして、新たに作成された改良型ゲームがより興味深いものになっているかどうか、実際にゲームプレーイングを行なうことにより元のゲームとの比較検討を行なった。

著者関連情報
© 2010 システム制御情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top