信州大学繊維学部
1997 年 6 巻 p. 16-21
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繭糸繊度特性の異なる6種類の原料繭を用いて、定繊繰糸シミュレーション実験を行い、繰製後の生糸繊度分布の比較を行った。その結果、繰糸工程の細限接緒点繊度を同一に設定して繰糸を行った場合でも、原料繭の繭糸繊度特性によって分布形状に大きな変化が見られた。特に凸型の繭糸繊度曲線を持った原料繭の場合、目的繊度を外れて大きな繊度値をとる割合が高くなり、繊度偏差を大きくすることが知られた。
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