武蔵大学経済学部
2019 年 53 巻 2 号 p. 25-32
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多くの地域で,共有資源保全のために,コミュニティ内における自発的な保全行動が促される組織作りが重要視されている.本論文では,共有資源管理問題に対して,これまでの理論的な展開を示すとともに,近年の協力的行動や共有資源利用に関するラボラトリー実験,及び開発途上国を中心とするフィールド実験の成果から,いかに人々の協力的行動を促し,共有資源問題の解決や緩和を図るか議論する.
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