プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2001年度春季
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1-8 T型マトリクスによるソフトウェア開発プロセスの品質測定手法と実測値
佐藤 隆佐野 康昭
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 36-41

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抄録
オリジナルのT型マトリクスでは工程を左右に併記するため横幅が広くなり、表計算ソフトウェアでマトリクスを作成するときに取り扱いにくかった。ソフトウェアの設計・製造工程の直後にレビューを実施することを前提とすることにより、T型マトリクスを折り重ねることができ、横幅を半分にすることができた。また、マトリクスを折り重ねることにより、工程が左から右に統一でき、不具合件数を記入・把握しやすくなった。T型マトリクスをもちいて、5つのプロジェクトの評価指標を算出した。みのがし率/評価技術率/未然防止率は、それぞれ6.3%〜23.2%/94.1%〜82.8%/65.6%〜52.0%であった。これらの評価指標が妥当であるかどうかについては測定件数が少ないため検討しない。
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© 2001 プロジェクトマネジメント学会
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