抄録
症例は, 68歳女性. 腹痛にて発症した3管合流部嵌頓結石として入院. 機械的砕石器による砕石は困難であるため, ESWL・電気水圧衝撃波結石破砕術 (electro hydraulic lithotripsy : EHL) にて砕石を行った. 砕石後に経口胆道鏡による観察において胆管内に, 表面やや褪色調で表面平滑な半球状の単発の隆起性病変を認め, 生検を施行した. ポリープの病理組織学的診断は, 炎症性肉芽組織からなるポリープであり胆管炎症性ポリープと診断した. 本例は, 術後1年が経過した現在, 発熱・黄疸・腹痛等の胆道関連症状は認めていない.