一般財団法人電力中央研究所
大阪電気通信大学工学部機械工学科
日本大学理工学部精密機械工学科
神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻
論文ID: 24-19R
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産業部門の熱利用の脱炭素化に向けて,国内外で産業用ヒートポンプへの関心が高まってきている.本稿では,近年特に技術開発および実証が活発化している,供給温度100℃以上の電力駆動式高温ヒートポンプを対象として,国内外の技術動向を概観するとともに,日本における今後の研究および技術開発課題を抽出した.具体的には,高温に適した冷凍機油の開発,高効率で制御性に優れ,コンパクトで安価な水蒸気供給システムの構築に向けた研究,強燃性を含む自然冷媒の適用拡大に向けた技術開発や規格等の整備を挙げた.
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