早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科
2022 年 53 巻 p. 29-34
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二次電池の高エネルギー密度化を目指し,高容量正極材料の開発が進められている.現在利用されている正極材料は,遷移金属イオンの酸化還元反応に立脚しているが,その性能は限界に近付きつつある.従って,電極材料への新たな酸化還元中心の導入は,二次電池を高エネルギー密度化するブレークスルーとなりうる.特に,酸化物中の酸化物イオンを酸化還元中心として活用した高容量電極材料が,近年注目を集めている.本稿では,酸化物イオンの酸化還元反応(アニオンレドックス)について概説し,二次電池への応用可能性を議論する.
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