昭和病院雑誌
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最新号
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  • ( H17/7/1~H18/7/31 )
    甲田 博久, 豊田 昌弘, 加藤 加代子, 奥園 裕美子, 吉水 卓見
    2007 年 4 巻 1 号 p. 001-006
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    当院ではH16/3月NSTを立ち上げ、6月からNST roundを開始した。H17年7月1日からH18年7月31日までの経過を、ALB, PNIの指標をもとに報告する。NST介入患者65名(以前より介入している患者42名、新規介入患者23名)。栄養摂取手段、PEG32名、PEJ4名、経鼻胃管栄養7名、経口摂取22名。男女比:男性20名女性45名。平均年令82歳:男性74.5歳女性84.7歳。介入後、1. PNIの変化は65名中上昇したのは33名 ( 50.7% ) 。 2. ALBの変化は65名中上昇したのは37名 ( 56.9% ) 。3. TPの変化は65名中上昇したのは49名 ( 75.3% ) 。介入患者65名中卒業した患者は22名 ( 33.8% ) 。死亡退院は18名 ( 27.6% ) 。PNIが45以上の患者は介入患者65名中6名 ( 9.2% )。65名中上昇したのは37名。介入後でも、PNIが40以下の症例は、介入患者65名中39名 ( 60.0% ) 。あらためて状態の悪い患者が多い事を認識した。
  • ~フットケアを取り入れて~
    真鍋 ゆき, 北岡 優子, 田村 博美, 國嶋 いづみ
    2007 年 4 巻 1 号 p. 007-010
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    回復期リハビリテーション病棟では日常生活そのものがリハビリである。そこで患者が受ける身体的、精神的ストレスを調査する為のアンケートを実施した。アンケートの結果、「足の疲れが残る」、「眠りが浅い」等の意見が多く、リハビリ後のアフターケアの必要性を認識した。そこで癒しによるストレス軽減を期待し、フットケアを実施した。対象者は、歩行訓練を主としており、補助具を使用し、意思の疎通が図れる女性患者5名を選定。内2名は不眠で眠剤を服用中である。結果として、ケアを受けた全員が不快感を訴える事なく、倦怠感、疲労感の緩和を感じ、就寝に至るまで保温性の高さを得ることができた。眠剤服用中であった患者は自然に眠りにつくことができ、眠剤を手放すことができた。気持ちの安らぎによって、患者のQOL及びモチベーションアップにも働きかける効果があると再認識した。
  • 占部 奈緒美, 中川 あかり, 村岡 貴子
    2007 年 4 巻 1 号 p. 011-015
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    ストーマ造設後、全く受容が出来ておらず、自己管理の出来ないターミナル期の患者に対し、我々は看護援助を行った。対象者T.T氏、男性、63歳、残胃癌。看護問題 #1. ボディイメージの欠如によりストーマの受容が出来ていない。#2. セルフケア意欲の欠如により管理が出来ない。#3. 水様便持続による皮膚トラブルがある。実施 #1. 心理的側面を支援。#2. パンフレットの作成。#3. ストーマ装具の変更の検討と、ゲル剤の使用。皮膚状態の観察と便漏れ状態の観察。結果として、患者はストーマを受容し生きることを現実としてとらえ、ケアの自立を目指すことが出来た。
  • ~お花見に行こう~
    春藤 志津江, 新田 豊美
    2007 年 4 巻 1 号 p. 016-019
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    ALSは進行性に身体機能障害や言語障害が起こりQOLが低下する事で精神的苦痛を強いられる疾患である。今回、「伝の心」を使いコミュニケーションツールの確立が出来た患者様で、QOLの改善のみならず、看護師や奥様等とコミュニケーションをとる事により『お花見』もする事が出来たので報告する。 S・M氏 77歳 男性、山口医大で平成13年10月頃、筋力低下・嚥下障害・構音障害が有ったのでALSと診断された。平成15年10月胃瘻造設、平成16年8月気管切開施行後、呼吸器装着となった。日中はCPAP、夜間はSIMVにて呼吸管理。3月上旬より下肢痛が出現し足筆が困難となり、コミュニケーションができず、スタッフ、奥様とトラブルを生じ「死にたい、楽になりたい」等の発言が目立った為、「伝の心」の導入を行いコミュニケーションが可能となった。そこで、花見への参加を企画し、前段階としては、リハビリ室にポータブル吸引器を設置し院内車椅子散歩を行なった。花見当日は、自発呼吸と時折アンビューでの補助を行いながら、他患者様とともに歌や演技の鑑賞が出来た。途中、SPO2値の低下と呼吸苦もあったが、ポータブル呼吸器の装着と、吸引で対応し、呼吸管理を行い、最後まで他患者様と一緒に参加する事が出来た。満開の桜を目にし、とても嬉しそうな表情をうかべ、また、奥様も、「ALS発症後、院外に出られるなんて思わなかった。」と涙し、夫婦ともに喜びを分かち合える貴重な時間を作る事ができた。
  • ~最期の日を家で過ごしたい~
    岩崎 優子, 小田 モミエ
    2007 年 4 巻 1 号 p. 020-022
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    積極的な入院治療を希望せず、自宅で看取りたいと希望する家族に対し、在宅ターミナルケアを行った。対象者:M氏、年齢90歳、女性、要介護4。診断名:再生不良性貧血、高血圧、膀胱癌疑い。終日寝たきりの状態、余命1週間。訪問期間:H18年10月25日~H18年11月2日( 8日間 )。家族構成:長女夫婦と同居(次女も夜間泊まり3時間交替での介護)。我々は次の4点を24時間対応した。I.痛みをはじめとする諸症状のコントロール。II.患者及び家族の精神的苦痛軽減のため援助。III.患者と家族を囲む社会経済的問題の解決。IV.孤独や死別に伴う人間存在の根幹となるスピリチュアルな問題解決。結果として、在宅ターミナルケアでは、介護者の協力が不可欠であり、介護者にとっては心身の苦痛が大きく、パニックに陥りやすい事がわかった。家族が不安に襲われた時には、まず訪問し十分に説明して不安を取り除くことが重要であり、更に24時間体制で、いつでも連絡、直ぐに来てもらえるという安心感が、患者・家族の大きな支えになる事がわかった。
  • ~よりよいソフトランディングを目指して~
    好川 哲平
    2007 年 4 巻 1 号 p. 023-025
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    当院は平成13年度に回復期リハビリテーション病棟を立ち上げ、当初より訪問リハビリテーションも開始し、その多くが当グループの訪問看護からの介入であった。当グループでは病院スタッフと在宅スタッフの在籍場所が異なるため、患者と病院スタッフと在宅スタッフの接触は数回のカンファレンスに限られ、院内での取り組みなど紙面上での報告が主となっていた。このため、訪問看護の訪問スタッフは入院中の患者の状態を十分に把握することが難しい状態であった。そこで、これを機に訪問リハビリテーションの体制を見直し、スムーズな在宅生活支援を実現させる為、平成18年10月より病院からの訪問リハビリテーションを開始することとなった。今回の取り組みにより、在宅へのソフトランディングが可能となった1症例をここに報告する。
  • 藤嶋 厚志, 金築 翼
    2007 年 4 巻 1 号 p. 026-028
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    平成17年10月にパワーリハビリテーション機器を導入しマシントレーニングを開始した。開始当初利用者数が少なく、マシンに対する認知も低かった。そこで利用者増加を図る為に従来の方法とは異なる「流れを分担」、スタッフの増員、サービス化、制限緩和を行った。その結果利用者数が平成17年12月時点の延べ47名(一日平均21.6名)から、平成19年3月時点で延べ181名(一日平均44.0名)に増加した。それによってマシンルームに活気がでてきたこと、病院スタッフにも認知されてきたこと、身体機能の向上が見られたことがあげられるようになった。今後はマシントレーニングの目的である「行動変容」や「QOLの変化」、それに伴う「日常生活への影響」などの客観的評価を行っていく必要がある。
  • ~失行要素を呈した症例について~
    中村 龍二, 松田 祥和
    2007 年 4 巻 1 号 p. 029-033
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    今回、高次脳機能障害を呈する74歳の男性を担当した。症例の要望は、釣りにいけることであり、釣りの動作と移動手段の獲得が必要であった。釣り動作に支障をきたす高次脳障害の状態を評価・把握し、作業療法アプローチを実施した。作業療法評価・アプローチについては、失行の誤りと特徴を評価し、写真の分割提示プラス口頭指示・視覚的デモンストレーションで釣り糸結びを行った。その後釣り動作、その他の物品使用動作が可能となったためここに報告する。
  • ~『出来ること』の拡大を目指して~
    岡本 志穂美, 吉村 円
    2007 年 4 巻 1 号 p. 034-038
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    長期の臥床生活によって、廃用症候群の悪循環を来たした症例に対し、良循環の構築を図るために生活機能全般向上を目指しアプローチを実施した。悪循環を断ち切るべく、グッドポイントである嚥下機能・上肢動作能力に着目し、食事動作能力向上を図ることとした。食事動作では、車椅子の不適合・座位耐久性の低下、スプーンの不適合などを原因とし、食事動作に最大介助を要する状態であった。そこで、作業療法では適合する車椅子とそのシーティング方法の発見、自助具スプーンの提供、楽しみの提供をし離床時間の増加を図るといったアプローチを実施した。この結果、『出来るADL』だけでなく『しているADL』が拡大し、症例の帰属感に繋がり、主体的な生活動作の獲得に至った。
  • 宗田 有希
    2007 年 4 巻 1 号 p. 039-042
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    VF後、経口摂取不可能と診断された患者様が、その後経口摂取可能と判断される例をいくつか経験した。VFにより経口摂取可能と診断された症例と不可能と診断された症例を改めて比較し、経口摂取の可能性を検討したので報告する。平成18年1月~12月に当院でVFを行った症例のうち、検査時に非経口摂取であった症例35名を対象とし、I.疾患名 II.年齢 III.認知症の有無 IV.誤嚥性肺炎の既往の有無 V.非経口となってからの期間の5点について比較、検討した。不可能群は11名、可能群は24名であった。不可能群と可能群の間で疾患名と年齢については大きな違いを認めなかったが、可能群のうち、実用的な経口摂取に至った症例は認知症のない症例が多かった。不可能群では全員に誤嚥性肺炎の既往があったが、可能群では1/3に既往があった。不可能群では半年以上経口摂取していなかった症例が60%であったのに対し、可能群では経口摂取していなかった期間が3ヶ月以内であった症例が60%であった。非経口となってからの期間が短い症例の方が経口摂取の可能性が高いことが示唆された。また、誤嚥性肺炎の既往がなく認知症のみられない症例の方が、実用的な経口摂取に結びつく可能性が高いと考えられる。患者様の早期の経口摂取を再開するには、迅速かつ正確な評価と、誤嚥性肺炎を起こさないような指導やリハビリが重要であると改めて感じた。
  • 鳴瀬 藍, 津田 英美里, 花元 和代, 井上 玲子, 丸山 由理, 西畑 信子, 豊田 昌弘, 小山 俊
    2007 年 4 巻 1 号 p. 043-050
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    当院歯科では全身麻酔下での集中歯科治療を積極的に導入している。全身麻酔法を用いた場合、短期間で抜本的かつ確実な治療が集中的に行うことが出来る。また、患者を拘束する必要が無くなるため、医療倫理の問題も解消される。 症例1、24歳、男性、右上大臼歯部、右下大臼歯部、脳性麻痺による精神発達遅滞。1回目。全身麻酔下、インレー修復形成・印象・咬合採得。2回目、全身麻酔下、光コンポジットレジン修復・インレー装着。 症例2、52歳、男性、上顎前歯部、左下臼歯部、バージャー氏病により両大腿切断。1回目、全身麻酔下、歯冠形成・印象・咬合採得・抜髄・根管充填・歯台築造・抜歯手術。2回目、全身麻酔下、ブリッジ装着・鋳造冠装着。 症例3、48歳、男性、右上小臼歯部、無酸素脳症による知的レベル低下。1回目、全身麻酔下、感染根管処置・根管充填・歯根端切除手術・歯台築造・歯冠形成・印象・咬合採得・抜歯手術。2回目、意識下、鋳造冠装着。 症例4、51歳、男性、上顎前歯部、左下臼歯部、精神発達遅滞。1回目、全身麻酔下歯冠形成・印象・咬合採得。2回目、全身麻酔下ブリッジ装着。
  • 辛島 隆司
    2007 年 4 巻 1 号 p. 051-054
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    平成16年9月より当院では医療機器の中央管理を開始した。中央管理により、集中的に効率良く機器を管理でき、医療機器管理室が院内教育を行う事により、医療の安全性と質が向上した。また、平成17年2月に輸液ポンプを3台から8台に増台、シリンジポンプを1台から3台に増台し、中央管理する事により、実に輸液ポンプ13台分となる利益を得た。
  • 弓指 恵一, 佐伯 俊宏, 平野 英保
    2007 年 4 巻 1 号 p. 055-059
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    平成18年12月6日21時、入院中の患者で悪心と腹部痛の訴えあり。腹部は平坦・軟で圧痛なく、全体的に鈍痛を認めた。明らかな異常所見を認めなかったが、脱水症による腸間膜血栓症の疑いもあっため、ビタミンB1とグルタチオンで赤血球形状の正常化を行い循環を良くし、B1, B6, B12にてATP産生を促進し、Na, K, Cl, Caを含むソルラクトTMR500mlの点滴を行いつつ経過観察とした。5時間後、再度強い腹痛の訴えあり。診察時、腹部膨隆を認め、右下腹部に腫瘤触知し、同部位に圧痛を認めた。反跳痛、筋性防御等の腹膜刺激症状は認めなかった。また、腹部に波動を認め血圧の低下傾向が認められたため、腸重積によるTumor形成と同部位ないし腸間膜血栓症からの出血を疑い。関門医療センターへ救急搬送となった。 腹部CTと内視鏡にて、腸間膜血栓症とイレウス性の腫瘤を認め、開腹手術に1mの血栓部位と拘束部位の切除をしている。
  • 朝長 健太, 櫻井 康雅, 矢寺 和博, 川波 敏則, 西田 千夏, 山崎 啓, 中村 武博, 吉井 千春, 城戸 優光, 佐多 竹良
    2007 年 4 巻 1 号 p. 060-064
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    症例は1日25本×50年間の喫煙歴のある67歳男性。15年前から糖尿病の治療歴あり。健診での胸部レントゲン写真異常と労作時呼吸困難のため来院。受診時に低酸素血症(room air SpO2 86%)を認め、胸部レントゲン写真では、両肺野全域にわたる斑状網状影、胸部computed tomography (CT)では気管支周囲の間質を中心としたびまん性の斑状網状影、すりガラス影を認めた。経気管支肺生検にてcellular NSIPに矛盾しない所見が認められ、総合的に非特異的間質性肺炎(NSIP)と診断し、副腎皮質ステロイドパルス療法を含む治療を行い、軽快退院に至った。
  • 牧野 健一, 平野 英保, 朝長 健太, 嵐谷 奎一, 欅田 尚樹, 吉水 卓見
    2007 年 4 巻 1 号 p. 065-073
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    遺伝子発現を種々の薬物や機能蛋白で刺激し mRNA を産生させ、PCRによってその効果を観察する方法は、非常に有効な方法である事を報告してきた。 更に Antisense(As-)で mRNA の翻訳を抑制し、その効果を観察する事によって、細胞や生体の研究を、より速く正確に行える事も報告してきた。我々の用いるファジィ推理によるプライマーの設計は、PCR-Primer や As-Primer の設計において、優れた方法である。従来の As-Primer のコンピュータによる設計は、成功率 10%-20% 程度と言われ、あまり高くないことが知られていたが、我々の方法を(1. GC Contents Check; 2. Homology Check: [versus a.: GAPDH, b: Profilin, c: β-actin]; 3. Self Homology Check;)用いる事により成功率を 90% にまで高めることが出来ていた。この論文ではファジィ推理を行うことで、4: プライマーの5'-と-3'のチェックを加え、更に5: ターゲットとする遺伝子のファミリーとのホモロジーを検査することによって、いっそう特異性の高い PCR-Primer を設計できた (Fuzzy Deducing Check)。そして Gene Expression Programming (GEP)におけるアルコール中毒ラットの遺伝子発現を示す。結果として、ファミリーの多い遺伝子である VEGF の検査において、不特定のバンドを消去する事が出来た。
  • Hideyasu HIRANO, Kenichi MAKINO, Kenta TOMONAGA, Keiichi ARASHIDANI, N ...
    2007 年 4 巻 1 号 p. 074-080
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    Diabetes mellitus, hypertension, hyperlipidemia, and hyperuricemia are called lifestyle related disease. Gene Expression programming might be one of the best programming methods to reconstruct disease tissue histology. The arteriosclerosis represents the terminal state of vascular degeneration depending on long never-ending diabetes, hypertension, and hyperlipidemia. Histological reconstruction might induce the more better disease situation. We created 5 basic commands to control vascular atherosclerosis. One:Beta-oxidation, 2:Activate PPP, and 3:Inhibition of collagen synthesis, those are introduced from Biochemical Expression Programming (BEP). Four: digest collagen is introduced from Gene expression Programming (GEP). Five: Suspend embolism is an example of medicine-expression programming (MEP). We succeeded to decrease the hypotensives by GEP programmed to clean up atherosclerotic blood vessels.
  • Masahiro Nakano, Ken-ichi Makino, Hiroyuki Matsuura, Nobuo Noda
    2007 年 4 巻 1 号 p. 081-087
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    Actin-myosin system in muscle is considered as a nano-size machine. In order to understand the principle of the movement, many theories have been proposed. Among these, we propose new model of Stochastic Inclined Rods Model(DS-SIRM). The features are DS-SIRM are as follows. It has many inclined rods stood out from its body and it moves always forward to one direction whenever those rods are independently vibrating. DS-SIRM can convert the thermal noise to the one directional motion by using stochastic resonance and inclined rods in random open fields. Our aim in this paper is to show directly that the our new improved SIRM model (DS-SIRM), which is proposed in this paper, does agree with the recent experimental data by Yanagida et al. Moreovere, we attempt to explain a role of ATP hydrolysis and a energy consumption.. On the basis of these findings, we discuss on the control and management of the motion in action-myosin system. We discuss first the structure and mechanism of the movement, then show the importance of the manage-ment system of the motion, Finally We estimated concretely the physical characteristics of DS-SIRM as a con-ceptual model of actin-myosin system. Especially the mass, and spring constants and its used energy.
  • Yuzo YAMAGUCHI, Takumi YOSHIMIZU, Yoshihiro MUTA, Mitsuo TASHIRO
    2007 年 4 巻 1 号 p. 088-098
    発行日: 2007/10/01
    公開日: 2008/03/30
    ジャーナル フリー
    We developed a catheter drive with two rotors that pinch an aspiration catheter between them and incline along the perpendicular of the catheter axis at mutually opposite angles. Rotors are driven with the same torque in opposite directions to minimize residual torque devolving on the patient being treated. The catheter drive enables a flexible 4 mm diameter plastic catheter to be inserted into and withdrawn from a respiratory cannula over 200 mm long at a constant speed of 30 mm/s accompanying catheter rotation. The catheter drive is about 30 g mass, including ajoint to a ventilator and ajoint to a vacuum resource for aspiration. Aspiration tests of 5 types of dummy sputum confirmed the feasibility of aspiration by the catheter drive we developed.
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