島しょ医療研究会誌

島しょ医療研究会への期待

川島理史

2012 年 4 巻 2 号 p. 40
発行日: 2012年
公開日: 2021/07/19

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_40

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離島における看護の現状と今後の課題

轟久美子, 倉田貴代, 杉山睦美, 北岸恵美, 時得大次郎, 長谷川孝一, 冬木博子

2012 年 4 巻 2 号 p. 43-49
発行日: 2012年
公開日: 2021/06/14

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_43

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大島医療センターにおける看護業務の現状を紹介し今後の課題について検討した．特色として，（1）通常業務に加えて臨床検査や在宅療養支援など検査技師や MSW の仕事を一部兼ねている，（2）救急患者の対応から慢性疾患や終末期のケアまで幅広い病態を取り扱っている，（3）慢性透析では遠隔医療モデルの一環として本土の腎臓専門医と提携して業務遂行しており，夜間の緊急透析減少に繋がっている．看護師へのアンケート調査によれば，良好な人間関係・幅広い業務・丁寧なケアが長所としてあげられていた．今後の課題としてはマニュアルの整備・経験の共有・さらに工夫を凝らす事などが浮上した．

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島しょにおける消化器内視鏡検診の現状

北條裕美子

2012 年 4 巻 2 号 p. 50-55
発行日: 2012年
公開日: 2021/03/12

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_50

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　当院は日常診療および救急医療において東京都内島しょより広く患者の受け入れを行っている．一方，検診業務についてはあまり関わりがなかった．当院より唯一，各島における消化器内視鏡の検診業務に平成 14 年より毎年携わってきた経験を報告する．

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海上保安庁の救急業務について

小野泰弘

2012 年 4 巻 2 号 p. 56-63
発行日: 2012年
公開日: 2021/06/14

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_56

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追悼　藤井豊先生

小山茂

2012 年 4 巻 2 号 p. 64-66
発行日: 2012年
公開日: 2021/06/14

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_64

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長年伊豆大島の医療をリードしてこられた藤井豊先生が、一昨年の 2010 年（平成 22 年）12 月 9日に逝去された。享年 99 歳。　藤井豊先生には学生時代の視察研修で伊豆大島を訪れた際にお目にかかり、藤井医院を案内していただいた記憶が残っている。にこにこと笑顔の絶えない気さくな先生という印象だった。　島しょ医療研究会を立ち上げるにあたり、今から 4 年前に大島医療センターの清水忠典先生を訪ね、世話人のお願いを始めとする協力を要請した。その時に『藤井医院創設五十周年記念誌　愛』（平成 8 年 8 月 31 日発行）という冊子を頂戴した。拝読しこの冊子こそが伊豆大島医療の、ひいては島しょ医療の精神そのものという思いにかられた。それを参考に、藤井豊先生の足跡をたどってみたい。

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編集後記

落合紀宏

2012 年 4 巻 2 号 p. 67
発行日: 2012年
公開日: 2021/07/19

DOIhttps://doi.org/10.34610/tousho.4.2_67

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