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1,186件中 1-20の結果を表示しています
  • 石橋 みゆき
    日本内科学会雑誌
    1998年 87 巻 6 号 986-994
    発行日: 1998/06/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    内分泌疾患の診断は,患者の臨床症状からその疾患を疑い,検査を進めることによってはじめて可能になる.合併症の発生を防ぎ,予後を改善させる唯一の方法は,早期に診断し治療することである.そのためには,ホルモンの過剰や欠乏によっておこる臨床症状をよく知り,わずかな異常も見逃さないことが大切である.注意深い患者の診察が早期に内分泌疾患を診断するための最もよい手掛かりとなる.内分泌検査の数と種類は多いので,診断にあたっては,その意味を十分理解して,必要な検査計画をたてなければならない.
  • 中光 紳一, 松元 司, 粟国 順二, 小酒井 治, 梶原 一
    整形外科と災害外科
    1987年 35 巻 4 号 1099-1103
    発行日: 1987/04/25
    公開日: 2010/02/25
    ジャーナル フリー
    Androstenedione and dehydroepiandrogen-sulfate (DHEA-sulfate) are major adrenal C19 steroids in man. We developed a radioimmunoassay for serum androstenedine and DHEA-sulfate. The present paper describes their levels in normal and osteoporotic cases. In conclusions: 1) Plasma concentrations of androstenedione decreased significantly in male with aging, but not in female. 2) Plasma concentrations of DHEA-sulfate fell significantly with aging. 3) At the age of 50 both hormones levels are higher in males but the common reduction with aging is stronger in males; thereby producing a convergence in the 70's.
    4) A positive relation between androstenedione and DHEA-sulfate was noted.
    5) Androstenedione concentrations were significantly reduced in osteoporosis group.
  • 近藤 栄二
    工業化学雑誌
    1964年 67 巻 5 号 724-727
    発行日: 1964/05/05
    公開日: 2011/09/02
    ジャーナル フリー
    Fusarium solani(No.101)を使用しC19ステロイドを中心とした種々の基質に対する変換反応を吟味した。その結果△4-
    アンドロス
    テン-3,17-ジオン(I),テストステロン(II),アドレノステロン(III)および△4,9(11)-
    アンドロス
    タジエン-3,17-ジオン(IV)の4種のものを基質にしたときにはA環が脱水素されるとともにD環がラクトン化された生成物を得ることができた。これらの中IIIから得られた△1-11-ケトテストロラクトン(XII)およびIVより得られた△1,9(11)-テストロラクトン(XIII)はいずれも文献未載の新物質と考えられる。しかし11位に水酸基を有する基質すなわち△4-
    アンドロス
    テン-11β-オール-3,17-ジオン(V)あるいは△4-
    アンドロス
    テン-11α-オール-3,17-ジオン(VI)からはA環の脱水素された生成物のみが得られそれぞれのラクトン体は得られなかった。またコルチコステロン(VII)を基質にしたときにもラクトン化はみられずVからの生成物と全く同じ△1,4-
    アンドロス
    タジエン-11β-オール-3,17-ジオン(XIV)が得られた。これらのことより11位の水酸基はD環のラクトン化を阻害するものと判断される。なお19-ノルテストステロン(VIII)を基質にしたときには19-ノル-△4-
    アンドロス
    テン-3,17-ジオン(XVI)の他エストロン(XVII),エストラジオール(XVIII)といったA環の芳香化された生成物が得られたが予期したラクトン体は得られなかった。
  • 1. ラット顎下腺におけるアンドロジェンの代謝
    勝川 秀夫, 中村 孝雄, 田名部 雄一
    日本畜産学会報
    1980年 51 巻 3 号 159-164
    発行日: 1980/03/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    ラット顎下腺はアンドロジェンの影響下にあることが知られているが,本実験では成熟雄ラットの顎下腺におけるアンドロジェンの代謝と経路をin vitroの方法により明らかにしようとした.ラット顎下腺では5α-水素添加酵素活性が高く,
    アンドロス
    テンジオンおよびテストステロンはそれぞれ5α-
    アンドロス
    タン-3,17-ジオン,
    アンドロス
    テロン,5α-ジヒドロテストステロン,5α-
    アンドロス
    タン-3α-,17β-ジオールに転換された.この場合,
    アンドロス
    テンジオンの5α-ジヒドロテストステロンへの転換率はテストステロンの5α-ジヒドロテストステロンへの転換率よりも高い傾向を示した.次に,3H標識の
    アンドロス
    テンジオンと14C標識のテストステロンを基質に用いて二重標識追跡実験を行った.5α-ジヒドロテストステロンの3H:14Cの値を基質の3H:14Cの値で除した値はインキュベーション開始後30分(5分,0.99;15分,2.22;30分,4.83)まで高まる傾向にあったが,その後60分(2.99)および120分(1.16)では低下した.
  • 2. ラツト顎下腺のステロイド代謝酵素活性の週齢にともなう変化
    勝川 秀夫, 中村 孝雄, 田名部 雄一
    日本畜産学会報
    1980年 51 巻 3 号 165-170
    発行日: 1980/03/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    ラット顎下腺に存在するアンドロジエン代謝酵素活性の週齢にともなう変化を調査する目的で,1, 2, 3, 4, 5, 7および10週齢の雄性ラットの顎下腺ホモジネートをそれぞれ
    アンドロス
    テンジオンおよびテストステロンとともにNADPH存在下で,37±0.5°C,酸素気流中にて60分インキュベートした.本実験で用いたすべての週齢にあるラット顎下腺は
    アンドロス
    テンジオンおよびテストステロンをそれぞれ5α-
    アンドロス
    タン-3,17-ジオン,5α-ジヒドロテストステロン,
    アンドロス
    テロン,5α-
    アンドロス
    タン-3α, 17β-ジオールに代謝した.これらのアンドロジェンの代謝に関与する5α-水素添加酵素の活性は1週齢で高く,その後週齢の経過とともに5週齢まで漸時低下したが7および10週齢では高まる傾向を示した.また,ステロイド17β-水酸基•脱水素酵素活性は
    アンドロス
    テンジオンを基質とした時,5週齢までほぼ一定であったが,7および10週齢ではこれより高い値を示した.一方,テストステロンを基質にした時,ステロイド17β-水酸基•脱水素酵素の活性は1週齢で最も高い値を示し,その後週齢の経過とともに低下した.
  • 石田 沙織, 豊崎 正人, 石川 隆志, 山内 章弘, 山本 賢, 梶原 梨穂香, 山城 知明, 杉浦 美佐子, 日比谷 信, 伊藤 康宏
    体外循環技術
    2013年 40 巻 1 号 7-13
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/04/08
    ジャーナル フリー
    副腎皮質ホルモンや性ホルモンなどのステロイドホルモンはストレスの指標として評価されることが多い。また、体外循環中の高酸素状態によるラジカル発生にも対応していると考えられるが、体外循環中のステロイドホルモンに関する報告はほとんどない。今回我々はアンドロゲンに由来するステロイドホルモンが体外循環中に増減する条件を検討した。2011年5月から2011年7月までに待機的に単独大動脈置換術を施行した8例を対象とし、麻酔導入後、体外循環開始後、復温開始時、大動脈遮断解除後、硫酸プロタミン投与後のデヒドロエピ
    アンドロス
    テロン硫酸抱合体(DHEAs)、
    アンドロス
    テンジオン、テストステロン、エストラジオールの血中濃度と、血液中の溶存ガス量とを比較検討した。その結果、pH・Paco2・HCO3-(BE)、Cao2(Sao2)との因果関係は認められなかったが、DHEAsとテストステロンでは血中濃度が高いほど血液中のPao2が低く、
    アンドロス
    テンジオンとエストラジオールでも同様の傾向が認められ、ステロイドホルモンの血中濃度が体外循環中のPao2と関係する可能性が示唆された。
  • 中村 裕義, 長田 久夫, 関谷 宗英, 大森 栄, 北田 光一
    臨床薬理
    1999年 30 巻 1 号 109-110
    発行日: 1999/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 西 修
    日本補完代替医療学会誌
    2009年 6 巻 2 号 119-121
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/07/07
    ジャーナル フリー
    HMG-HCG 療法による排卵誘発法に抵抗性であった難治性排卵障害を有する患者に,L-カルニチン (LC) とデヒドロエピ
    アンドロス
    テロン (DHEA) を投与後 HMG-HCG 療法を行い,排卵,妊娠成立をみた一症例を報告する.
  • ガスクロマトグラフィーによる17-ケトステロイドの研究(第3報)
    橋本 圭二, 井上 武久, 正木 清孝, 福井 巌, 正田 芳郎
    分析化学
    1970年 19 巻 12 号 1607-1613
    発行日: 1970/12/05
    公開日: 2009/05/29
    ジャーナル フリー
    ガスクロマトグラフィー(GC)による17-ケトステロイドグルクロナイド(17KS-G)の分析を検討した.
    アンドロス
    テロン,エチオコラノロン,デハイドロエピ
    アンドロス
    テロン,11-ケト
    アンドロス
    テロン,11-ハイドロオキシエチオコラノロンなど5種のグルクロナイドについて,トリメチルシリルエステルートリメチルシリルエーテル(TMSi-TMSi)誘導体としての分析を試み,17KS-GのTMSi-TMSi誘導体がGCにより容易に分析できることを見いだした.
    17KS-GのTMSi-TMSi化はN-トリメチルシリルイミダゾール:N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド:トリメチルクロルシラン=10:10:2により室温で30分間行なった.この方法による17KS-GのTMSi-TMSi化は標準品おのおのについて質量分析計およびガスクロマトグラフを直結した質量分析計(GC-MS)により検討し,いずれも完全にTMSi-TMSi化された形であることを確認した.
    GCは,2%OV-17,2%OV-1のカラムを用いて,カラム温度270℃の条件で良好な分離を得た.
    また尿中の17KS-GもGCおよびGC-MSで同定確認した.
  • 近 鶴次郎
    藥學雜誌
    1943年 63 巻 8 号 450-451
    発行日: 1943/08/12
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 末田 香里, 鄭 玉栄
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2002年 54 巻
    発行日: 2002/06/01
    公開日: 2003/07/29
    会議録・要旨集 フリー
    月経周期における嗅覚の閾値と快楽度を測定した。20∼26歳の女性19名を対象とし、基礎体温に従って、月経周期の月経期、卵胞期、排卵期、黄体期を確認し、それぞれの時期で
    アンドロス
    テノン、フェニルエチルアルコール、バニリンに対して嗅覚を検討した。結果1)フェニルエチルアルコールに対する感度は月経期、卵胞期、排卵期、黄体期で差はなかった。
    アンドロス
    テノンに対する感度は黄体期に比較して排卵期で高くなった、一方バニリンに対しては月経期と比較して排卵期で低くなった。2)快楽度は匂い物質によって評価点は異なったが、月経周期で差はなかった。以上匂い物質の種類によって月経周期に伴う閾値の変化に差がみられた。匂いに対する快楽度と閾値との間には相関はなかった。
  • *宇佐見 則行, 中嶋 覚子, 石倉 周平, 原 明
    日本薬物動態学会年会講演要旨集
    2003年 18 巻 9PF-22
    発行日: 2003年
    公開日: 2004/01/08
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】Dehydroepiandorosuterone(DHEA)は性ホルモンの生合成中間体であるが、最近、循環器系疾患、肥満、糖尿病、癌などの疾患を予防する多彩な作用を示す治験報告が相次いでいる。このような効果が期待され、かつ副作用(女性の多毛症を除き)がないので、米国ではサプリメントとして使用され、本邦にも個人輸入などで服用者が増加している。DHEAは、硫酸化、アシル化、7α-と16α-位水酸化、17位ケト基の17β-OH体への還元を受け、いくつかの代謝物にも上記の作用に関連する効果が認められている。本研究では、DHEAの多彩な作用と代謝の臓器特異性との関連を明らかにするため、マウス各組織における代謝を検討した。
    【方法】雄マウス各組織のホモジネートと細胞画分を用いて、DHEAと20分間反応後、代謝物をTLC、HPLC(キラルカラム)およびLC/MSで分析した。精製酵素の活性は、反応に伴うNADPHの減少により分光学的に測定した。
    【結果】マウス腎ホモジネートとDHEAの反応で、17β-OH体とRf値が僅かに異なる代謝物を認め、HPLC、LC/MS分析により、DHEAの17α-OH体と同定した。この17α-OH体への還元活性は、腎に高いが脳を含む他の組織の可溶性画分にも認められた。腎から精製した酵素は分子量36 kDaの単量体であり、pH 7.0, 25℃でDHEA、その硫酸抱合体、4-androstene-3,17-dioneを1μM以下のKmおよびkcat(4-6 min-1)で還元した。逆反応は、Kmが高いが進行した。現在cDNAをクローニングしているので、その結果も合わせて報告する。
    【考察】本研究では、DHEAから17α-OH体への新代謝およびその酵素を初めて同定した。本酵素の反応性は既知のDHEA代謝酵素よりも高く、この代謝の重要性が示唆された。
  • 伊東 七美男
    西洋古典学研究
    1998年 46 巻 67-76
    発行日: 1998/03/23
    公開日: 2017/05/23
    ジャーナル フリー

    An Athenian naval reform by Periandros in the middle of the fourth century B.C. changed drastically the former system of the trierarchy, when expenses were paid for a warship by one or two persons(trierarchs). The law of Periandros charged 1200 people who were members of 20 symmories, each consisting of 60 people with the payments for the trierarchy, and so divided the financial burden for a warship between many people. Recently, at least, this system itself has been studied by some scholars, especially with regard to possible identification with the system of the eisphora, but the historical background of this reform seems to have been scarcely studied as a main theme and in detail. Accordingly, the significance of it is here fully examined. The date of the reform has been regarded as 358/7 B.C. or 357/6 B.C. by common consent since this was argued by Boeckh. The evidence to prove the existence of Periandros' symmories in 357/6 B.C. is [Dem.]XLVII, but there is no evidence to prove its existence before then. For example, as we find no references to the trierarchic symmories in [Dem.]L which relates to an Athenian naval expedition in the late 360s B.C., it seems that the start of the law must be placed after that date. In that period, there were two important events in foreign relations which might have had such a direct impact that Athens was forced to carry out the drastic reform of the naval system. One was the Athenian expedition to Euboea in the summer of 357 B. C. and the other was the Social War which broke out soon after that. There is no evidence to elucidate directly the relative dates of the reform and the expedition to Euboea. Cawkwell does not entirely exclude the possibility that the fleet mentioned in [Dem.]XLVII may be identical with that in the expedition to Euboea, and he infers that in that case the expedition to Euboea might have been provided for by the law of Periandros. But while the fleet in that expedition was quickly dispatched and voluntary trierarchs participated in it in response to an appeal of the State, the fleet mentioned in [Dem.]XLVII could not set sail so quickly and such an appeal was not made at that time. Therefore these two fleets were different from each other. Seeing that the Athenians were forced to depend upon the trierarchic epidosis, firstly organized in Athens at that time, for the expedition to Euboea, it is more probable that the date of Periandros' reform is later than that of the expedition to Euboea as Boeckh thought. The next important matter is the relative dates of the reform and the Social War. There is a clue about it in the description of [Dem.]XLVII, 20 ff.. The above-mentioned fleet in [Dem.]XLVII can be thought to have been dispatched to cope with the revolt of the allies which led to the Social War. This is a possibility that Cawkwell regards as more probable and his arguments are convincing. Consequently, we can infer the chronology for the three events, that is, the expedition to Euboea → the reform of Periandros → the Social War. And we can suppose from [Dem.]XLVII, 21, etc. that his law was initiated before the outbreak of the Social War but the revolt of the allies broke out before it was completely carried out. This suggests that Periandros carried out the reform being conscious of the unquiet tendency of the allies and as a measure against them. Tod. No. 151 (=IG II^2 126) which records an alliance between Athens and three Thracian kings in 357/6 B.C seems to suggest this, though it does so indirectly. Lastly, it can be confirmed by IG I^I2 1611, etc. that Periandros and the other man performed their syntrierarchy using the state-owned ship's equipment and Periandros proposed the reform presumably sometime during their syntrierarchy. Taking notice of a regulation about recovering the unreturned state-owned ship's equipment in his law, we can infer that he himself, too, keenly realized a

    (View PDF for the rest of the abstract.)

  • 宮下 芳夫, 赤松 達也, 小松崎 一則, 秋山 敏夫, 河村 栄一, 齎藤 裕, 矢内原 巧
    昭和医学会雑誌
    1991年 51 巻 3 号 274-280
    発行日: 1991/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    Cortisol (F) の分泌に日内変動があることはよく知られているが, 妊娠中に増加するestrogenの前駆物質であるdehydroepiandrosterone (DHA) -sulfate (S) およびpregnenolone-sulfate (P5-S) などの副腎性ステロイドの日内変動については明らかでないため, 正常妊娠初期, 中期, 末期の母体末梢血中のこれらのステロイドについて日内変動を検討した.対象は, 8~41週の正常妊婦9例で, 9時より3時間ごとの8回, 留置カテより採血し, P5-S, DHA, DHA-S, Fの変動を, Gas chromatography-Mass spectrometry (GC-MS) 法にて測定した.なお, 副腎性ステロイドのACTHの反応性を見るためにACTH負荷テストを行なった.妊娠中の一各ステロイドの日内変動は, DHA-Sを除き, 振幅は異なるが妊娠週数にかかわらず一定の傾向が認められた.FとDHAは6時に一致したピークがあり15時~18時に最低になった.DHA-Sは, 夜間低値であった以外は一定の傾向は見られなかった.P5-Sは9時にピークがあり21時~0時に最低となった.F値はDHA値との間に有意な相関が見られたが, P5-S値, DHA-S値とは相関が見られなかった.次に正常妊婦2例 (12週, 30週) に末梢よりACTH (コートロシン (R) ) 0.25mgを投与した際の各ステロイドの反応性を検討したところ, ACTH投与により, DHAはFと共に速やかに上昇したが, P5-Sは軽度上昇, DHA-Sには変動は少なかった.以上より1) DHA-Sを除く測定した副腎性ステロイドすべてに日内変動が認められたがステロイドによってその変動は異なった.2) DHAとFはその日内変動に有意な相関を認め, かつ, ACTH投与による反応性が一致したことから, 両者は副腎より同一の産生機序で分泌されていることが推察された.3) DHA-S, P5-Sの日内変動パターンは, Fと異なり, またACTHによる反応性に差異が見られたことから, 副腎からの分泌様式はF, DHAのそれとは異なることが示唆された.
  • 中村 孝雄, 田名部 雄一
    日本家禽学会誌
    1978年 15 巻 3 号 114-119
    発行日: 1978/05/15
    公開日: 2008/11/12
    ジャーナル フリー
    全てのステロイドホルモンの標的になると考えられる産卵鶏の下垂体前葉を用いて in vitro の放射性ステロイドの代謝実験および in vivo による放射性ステロイドる取りこみ実験の成績からその代謝経路を明らかにしようとした。
    プロジェステロンは5α-プレグナン化合物へ代謝されるが17α-ヒドロキシ化合物やC19-ステロイドへの転換はみとめられなかった。アンドロジェンでは
    アンドロス
    テンジオンは5α-
    アンドロス
    タン化合物へ, テストステロンは
    アンドロス
    テンジオンとの間に互換反応がみとめられたが, アンドロジェン効力の強い5α-ジヒドロテストステロンへの転換はみられなかった。エストロンはエストラジオールに転換されるがエストラジオールから他のエストロジェンへの転換は少なく, また下垂体前葉中に取り込んだエストラジオールが組織中で安定していることなどからエストラジオールはエストロジェンの活性型と考えられる。
  • 中村 孝雄, 田名部 雄一
    日本家禽学会誌
    1978年 15 巻 3 号 108-113
    発行日: 1978/05/15
    公開日: 2008/11/12
    ジャーナル フリー
    産卵鶏の卵管膨大部における各種のステロイドホルモンの代謝経路を in vitro の方法で調べ, さらにそれらのステロイド代謝に関与する酵素活性の細胞内分布を明らかにしようとした。プロジェステロンからは3種類の3α-プレグナン誘導体がみとめられたが, 3β-プレグナン誘導体や17α-ヒドロキシプロジェステロンは生成しなかった。
    アンドロス
    テンジオンとテストステロン相互間には互換反応がみとめられた。またその他に少量の5β-
    アンドロス
    タン誘導体がみとめられたがアンドロジェン効力の強い5α-ジヒドロテストステロンは生成しなかった。
    エストロンとエストラジオール相互間にも互換反応がみられたが, その間の代謝平衡はエストラジオール側にあった。一方プロジェステロンを基質にした時のΔ4-5α-水素添加酵素,
    アンドロス
    テンジオン, テストステロンならびにエストロンを基質にした時のステロイドー17β-水酸基•脱水素酵素のそれぞれの細胞内活性は主として可溶性分画と核分画に局在していた。しかしニワトリ卵管では17α-水酸化酵素とC17-20側鎖切断酵素活性はみとめられなかった。
  • 宮本 元, 石橋 武彦, 中野 栄
    日本畜産学会報
    1985年 56 巻 4 号 353-360
    発行日: 1985/04/25
    公開日: 2008/03/10
    ジャーナル フリー
    イノシシ(雄)とブタ(雌)の交雑によっていわゆるイノブタが生まれるが,イノブタはブタに比べ繁殖能力や発育などに差異があるといわれいる.Δ5-3β-ステロイド水酸基•脱水素酵素(3β-HSD)はプレグネノロンからプロジェステロンの,デヒドロエピ
    アンドロステロンからアンドロス
    テンジオンの生成に必要である.イノブタ卵巣の機能を明らかにするため,卵巣中の3β-HSD活性について絹織化学的に検討した.成熟イノブタ13頭と春機発動期の3頭から卵巣を採取し,BlahaとLeavittの方法に準じて本酵素を検出した.卵胞腔形成前の卵胞には3β-HSDは存在しなかった.基質としてプレグネノロンを用いた場合,卵胞腔を有する胞状卵胞の卵胞膜内層に3β-HSD活性が存在し,顆粒層と卵胞膜外層には存在しなかった,胞状卵胞が発育するにつれて卵胞膜内層の酵素活性が増し,発情前期と発情期別直径5mm以上の卵胞の卵胞膜内層は中等度の酵素活性を示した.閉鎖卵胞の卵胞膜内層の酵素活性は正常卵胞に比べて低下した.プレグネノロンを基質として用いたとき,黄体の酵素活性は発情後期と発情休止期に中等度であり,その後活性は低下した.間質腺には一般に弱い酵素活性が存在し,中等の活性のみられることもあった.春機発動期のイノブタ卵巣における3β-HSDの分布は成熟イノブタのものに似ていて,胞状卵胞の卵胞膜内層と間質腺に酵素活性が存在した.使用した5種類の基質のうち,エピ
    アンドロス
    テロンがもっとも強い活性を示し,デヒドロエピ
    アンドロス
    テロンはプレグネノロンより強い活性を示した.これらの成績から,イノブタ卵巣でのプロジェステロン合成には黄体が主要な役割を果たし,直径5mm以上の胞状卵胞の卵胞膜内層もプロジェステロン合成に関与していると思われる.
  • 卜部 諭, 山本 宝, 本庄 英雄, 岡田 弘二, 荻田 修平
    産婦人科の進歩
    1987年 39 巻 5 号 633-636
    発行日: 1987/09/01
    公開日: 2011/07/05
    ジャーナル フリー
    It has been reported that adipose tissues are able to aromatize androstenedione to estrone as one of the extragonadal tissues in humans and that they play an important physiological role instead of ovary in postmenopausal women. In this study, the authors examined the aromatase activity for androstenedione in adipose tissues from young women with prematured ovaries.
    The abdominal adipose tissue homogenate (1g w. w.) was incubated with [1, 2, 6, 7-3H] -androstenedione (118pmol) and NADPH (10mg) at 37°C for 1 hour in air. After stopping the enzyme reaction, [4-14C] -estrone and [4-14C] -estradiol (1×104dpm, 250μg, respectively) were added in the incubated sample. The extract with ethyl acetate was submitted to Bio-Rad AG1-X2 column, thin layer chromatographies and co- crystallization to constant specific activity and 3H/14C ratio.
    Estrone was formed in all samples (53-98fmol/g/h), but estradiol was formed in 2 of 5 samples. The level of estrogen biosynthesis in adipose tissues of young women was not changeable compared to it in the sexual matured women.
  • 伊東 七美男
    史学雑誌
    1995年 104 巻 12 号 2115-
    発行日: 1995/12/20
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
  • 和田 雅之
    岡山醫學會雜誌
    1938年 50 巻 5 号 1153-1157
    発行日: 1938/05/31
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    I applied Androstin (Ciba), the male hormone, to eleven cases of Neurasthenia sexualis and probed good results for healing. In these injections, it produced no secondary reactions for any patients.
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