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クエリ検索: "インストラクター"
3,777件中 1-20の結果を表示しています
  • 松本 薫
    日本緑化工学会誌
    2022年 48 巻 1 号 125-128
    発行日: 2022/08/31
    公開日: 2022/11/22
    ジャーナル フリー

    関東南部の丘陵地に位置するさいたま緑の森博物館では,2020年にナラ枯れ被害が確認され,2021年10月にはha あたり125本の被害があった。被害は全てコナラであり,胸高直径が大きいほど,また,周辺15 m のナラ枯れ量(ナラ枯れ被害のあるコナラの胸高断面積合計)が多いほど被害割合が高まる傾向となった。2021年1~3月に行われた単木処理の効果について,周辺15 m のナラ枯れ量を比べたところ,伐採・搬出処理の株は無処理のナラ枯れ発生木よりも少ない量になっていた。これらから,ナラ枯れ被害の集中分布する箇所で単木的な対策を行うことで被害割合を減らし,近接木の被害を遅延する効果が期待できる。

  • 駒澤 伸泰, 藤原 俊介, 趙 崇至, 三原 良介, 林 道廣, 南 敏明
    日本臨床麻酔学会誌
    2016年 36 巻 5 号 599-603
    発行日: 2016/09/15
    公開日: 2016/11/05
    ジャーナル フリー

    シミュレーション教育の質の維持には,①常にコース内容のフィードバックを行い質の改善を行う,②学習目標の明確化,③

    インストラクター
    の指導技術の研鑽が重要である.さらに,シミュレーション教育を臨床医学へのテクニカル・ノンテクニカルスキル向上へ応用するには,その伝導者である
    インストラクター
    による意識付けが必須である.米国心臓協会の主催する救命処置の
    インストラクター
    への必須条件として,コア
    インストラクター
    コース受講がある.これはコーチング等の成人教育原理を重視しており,臨床教育においても十分活用できるため,本稿では
    インストラクター
    に求められる20の能力について紹介する.シミュレーション教育を臨床研修に応用し連結するためには指導能力の研鑽は重要と考えられる.

  • 松本 薫
    埼玉県立自然の博物館研究報告
    2023年 17 巻 109-112
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/07/16
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 「高知子ども森林インストラクター養成講座」第1期の実践報告
    *藤本 浩平, 竹内 秀行
    日本林学会大会発表データベース
    2003年 114 巻 G09
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/03/31
    会議録・要旨集 フリー
     近年、森林や自然環境に関しての興味を持つ人が増え、森林に関する環境教育の場が増えている。また、学校での総合的教育導入や完全週5日制に対応して、地域の大人による休日の体験学習・総合的学習についても様々な試みがあり、環境学習を実施している例がみられる。
     高知県内において、森林ボランティアによる体験型森林教室として「高知子ども森林
    インストラクター
    養成講座」が開講されている。第1期が平成13年12月__から__平成14年11月まで開講された。
     第1期講座の主催は、「高知子ども森林
    インストラクター
    養成講座運営委員会」と「高知県森林
    インストラクター
    会」であった。「高知県森林
    インストラクター
    会」は高知県内在住の「森林
    インストラクター
    」((社)全国森林レクレエーション協会認定)による団体である。一方、「高知子ども森林
    インストラクター
    養成講座運営委員会」は本講座を運営するために設立された団体であり、「高知県森林
    インストラクター
    会」の有志と、その他の森林ボランティアにより構成されている。共催団体として、「(社)高知県森と緑の会」が参加している。
     第1期講座の開講準備や計画立案は「高知県森林
    インストラクター
    会」と「(社)高知県森と緑の会」が行い、開講後の運営は「高知子ども森林
    インストラクター
    養成講座運営委員会」が行っている。
     通年の受講者を募り、森林に関する体験型の講座を行った。講師は、運営委員の他に、県内の森林
    インストラクター
    や植物園・研究機関の職員、森林ボランティアなどが担当し、学校や地域では触れ合うことが少ない大人との交流を通して専門的な知識を得ることができる。12回の講座(および番外編が数回)のうち、10回以上受講した子どもを「高知子ども森林
    インストラクター
    」として認定する。
     講座は、主に高知県森林総合センター内の森林研修センター情報交流館および試験林で行った。対象は高知県内在住の小学校4__から__6年生およびその保護者である。
     第1期の募集は、親子40名であったが、開講後3回までは中途参加を認めてしまったので、子どもの登録人数で50名を超えてしまった。最終的には、「高知子ども森林
    インストラクター
    」認定者が14名であった。
     講座の効果については、数ヵ月前の講座で取り上げたことに関連する事を質問して来たり、休み時間に山から持ってきたりしており、「気付き」のきっかけになっている。また、興味の芽を伸ばして夏休みの自由研究などでユニークな研究をしていることなどを学校や保護者から報告を受けている。
     問題点としては、活動費の問題、参加率や認定率の低さ、講座カリキュラムの立て方、カリキュラムの内容の難易度の4点があげられた。
     改善策として、最寄駅からの送迎バスや初回講座でのアイスブレーキングの重要性、1日1__から__2テーマとし、余裕を持ったカリキュラムづくりを行っていくことがあげられた。
     以上の問題点、改善点をふまえ、第2期講座を進めている。
     主催者側では広く情報交換を希望しており、本講座の活動をホームページに公開し、月1回の割合で更新している。URLは、http://www1.linkclub.or.jp/~fujimoto/JFI_Kochi/ である。
     当日は第1期の実践活動報告とその反省点・問題点を整理し、平成15年4月より開講される第2期講座の計画について発表を行う。
  • 長谷川 曽乃江
    年報社会学論集
    1994年 1994 巻 7 号 191-200
    発行日: 1994/06/05
    公開日: 2010/04/21
    ジャーナル フリー
    There are many controversial arguments concerning to the “intersubjectivity” which guarantees universal, objective communication between one person and another. Manfred Frank presents a “consent or conflict” model to explain the positive and negative attitudes towards “intersubjectivity”. Here “conflict” means a definite opposition to any “consent” which disguises the actual confrontation or discommunication, or the reality of a ruler-subordinate relationship under a totalitarian peace. This paper tries to place Sartre on the “conflict” side. In my point of view, Sartre introduces “ethics” to oppose “consent”, thus providing a communication model without the enlightening “reason”.
  • 日下 あかり
    日本臨床麻酔学会誌
    2020年 40 巻 1 号 64-68
    発行日: 2020/01/15
    公開日: 2020/02/19
    ジャーナル フリー

    医学教育と臨床現場を「つなぐ」ために求められるものは何であろうか.受講生のニーズに応じた教育デザイン,

    インストラクター
    の質,
    インストラクター
    育成などが考えられる.一次救命処置,ABCD評価を用いた観察,外傷患者の診方,多数傷病者事案や災害対応など,具体的にどのように身に付けて現場で使えるようになるのか.シナリオの作り方,受講生を導きニーズを満たすためにファシリテートする
    インストラクター
    に工夫が必要である.また,より良い教育にするために,後続する
    インストラクター
    の育成も必要である.救命コースやメディカルラリーの開催など,多職種による院内外シミュレーションを通して教育と現場の「つなぐ」を実現していく.

  • 迫田 典子, 奈良 和恵, 小菅 宇之, 池田 尚人, 大西 真裕
    Journal of Clinical Simulation Research
    2015年 5 巻 13-17
    発行日: 2015年
    公開日: 2023/01/15
    ジャーナル オープンアクセス
     心肺蘇生に関連した研修の
    インストラクター
    の多くは医療従事者である。
    インストラクター
    は個人で活動をしているため,
    インストラクター
    の活動動機と継続要因について明らかにした。一般社団法人横浜ACLS所属の
    インストラクター
    53名(医師・歯科医師11名,看護師30名,救急救命士9名,コメディカル3名)に対して,平成25年3月~5月に記述式回答の意識調査を実施し,回答内容について分析をした。
    インストラクター
    平均経験年数は4,5年。
    インストラクター
    を目指すきっかけは,『自分自身のスキルアップのため』62%,『心肺蘇生教育の普及のため』24%,『他者からの勧め』9%であった。活動を継続するうえで必要なことは『知識・技術の維持』37%,『モチベーションの維持』35%,『支援体制の存在』11%,『時間の確保』8%であった。利益は,『心肺蘇生の知識・技術の維持向上』30%,『教育の知識・技術を習得』30%,『交友関係の拡大』23%,『自信の獲得』5%であった。また不利益は,『休日の減少』65%,『疲労』13%。『職場の協力が得られない』13%であった。
    インストラクター
    活動を通じて日々の臨床実践能力の維持・向上が活動継続に影響を与え,活動時間の確保として職場及び家族の理解と協力が必要であることが明らかになった。活動上の利益と不利益のバランスの維持と調整をできることが活動継続の要因であることが明らかになった。
  • 高橋 秀哉, 比屋根 哲
    東北森林科学会誌
    2006年 11 巻 1 号 14-22
    発行日: 2006/03/31
    公開日: 2017/07/27
    ジャーナル フリー
    本研究は,宮城県の森林
    インストラクター
    養成事業の成果と課題について検討したものである。調査の方法は,資料の分析,聞き取り調査,アンケート調査法で,これらの結果をもとに事業の実施状況,森林
    インストラクター
    による養成講座の評価,講座修了後の森林
    インストラクター
    の活動状況や意識状況を把握した。検討の結果,養成講座は森林・林業・野外活動の基本的な学習の場として,受講者個々の関心や興味に応じた学習をすすめるきっかけになっていた。また,
    インストラクター
    間で相互交流が持続し,森林
    インストラクター
    同士の経験不足を補う役割を果たしていることがわかった。また,森林インスラクターは,森林や林業に幅広い知識と地球環境や森林の多面的機能を重視する意識を持っており,森林利用者の多様なニーズに対応し得る可能性があることがわかった。これらのことから,宮城県の森林
    インストラクター
    養成事業は一定程度の成果をあげていることがわかった。今後は,受講者のニーズを考慮した講座カリキュラムの改善と森林利用者や地域に向けて
    インストラクター
    活動を積極的にピーアールする取り組みが必要である。
  • *寺嶋 嘉春
    日本森林学会大会発表データベース
    2020年 131 巻 S3-5
    発行日: 2020/05/25
    公開日: 2020/07/27
    会議録・要旨集 フリー

     新たな小学校学習指導要領が2020年4月から全面実施される。これに併せて新しい教科書が作成され、2019年3月に検定結果が公表された。子供たちを対象とした森林教育の普及のためには、学校教育に即した内容や教育目的に配慮することが望ましい。そこで、新たな学習指導要領及び教科書における森林等の扱いについて調査分析した。

     学習指導要領で「森林」を扱っているのは社会科5年のみで、学習指導要領解説では社会科4年の「地域の資源を保護・活用している地域」の例示としての「森林」のみで、いずれも改訂前と同じであった。教科書については、国語・算数・社会・理科・生活科・図画工作・家庭科・外国語・道徳の計9教科のすべての教科において森林等を扱っていた。社会科4年のすべての教科書において「飲用水の供給経路」として「水源林」が扱われていること。生活1、2年のすべての教科書でどんぐりを教材とすること。社会6年、理科6年、家庭科5-6年の教科書の多くにおいて地球環境関連のテーマで森林を扱うこと。国語・算数・図画工作・外国語・道徳の教科書においても森林等を素材としており、かつ、教科横断的な記載が確認できた。

  • *早川 尚吾, 杉浦 克明
    日本森林学会大会発表データベース
    2017年 128 巻 P1-027
    発行日: 2017/05/26
    公開日: 2017/06/20
    会議録・要旨集 フリー

    神奈川県藤沢市には三大谷戸があり,その保全をめざした施策が展開されている。その一つの川名清水谷戸には,1957年より谷戸を分断する形での道路計画があり,自然環境への影響についての議論がある。そのような中,後世に川名の自然を伝えること目的として発足した一般市民ボランティア団体に川名里山レンジャー隊があり,環境教育活動を1999年より小学校3年生の総合の授業として開始している。そこで,本研究の目的は,緑地保全を目的として発足したレンジャー隊に参加する

    インストラクター
    のこの活動に対する意識を明らかにすることである。これまでに
    インストラクター
    になった52名に対してアンケート調査を行った。その結果,この活動の参加のきっかけは,サークルとの繋がりによって参加している人が多く,
    インストラクター
    確保を容易にしている。参加者へは,自然の大切さ,自然遊び,身近な自然を知ってもらいたいと思っている。道路問題に対しては,道路開通に反対という意見が多かった一方,道路開通との共存を考えるべきといった意見も見られた。地域の環境保全をテーマとして,
    インストラクター
    にとっても地域の問題を考えるきっかけになっている。

  • 菊地 研
    心臓
    2016年 48 巻 8 号 888-893
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/08/15
    ジャーナル フリー
  • *福家 晶子, 山中 玄, 谷地 直樹, 松本 大夢, 原島 哲人, 鈴木 雄大, 杉木 和陽, 吉田 優悟, 高橋 航輝, 川端 龍哉
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2024年 43 巻 P9-2-6
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/01/24
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】 2015年より当院ではAmerican Heart Association(以下,AHA) Basic Life Support(以下,BLS)
    インストラクター
    を育成しており, 院内での蘇生教育の一環を担う活動を行っている.AHAは『AHA 心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドラインGuidelines for Cardiopulmonary Resuscitation(以下,CPR)and Emergency Cardiovascular Careを公開しており,これは,米国や世界中の 医療従事者,会社,および病院で使用されている救命プロトコー ルの基礎になっている.AHA BLS
    インストラクター
    は,AHAの公 認BLSトレーニングカリキュラムのすべてを指導し,プロバイダー カード(コース修了証)を発行できるAHA公認資格である.当院では 100名のリハスタッフに対し21名のAHA BLS
    インストラクター
    が居 り,日々臨床業務にあたっている.BLS
    インストラクター
    となること が,日々の業務にどう生かすことができているのか調査をしたため, 報告する. 【方法】 対象者:BLS
    インストラクター
     21名(理学療法士20名,作業療 法士1名) 方法:無記名アンケート方法 【説明と同意】 対象者にこの研究目的や内容の説明を行い,全てにおいて同意を 得ている. 【結果】 アンケート内容としては,AHA BLS
    インストラクター
    になって良 かったと思う事について記述式でアンケート実施.臨床場面,急 変場面,教育・指導場面,スキルアップ,その他を答えてもらう形 式とした. 臨床場面では,全員から予後予測に役に立っているとの回答があ り,リスク管理にも自信がついたとの意見が多くみられた.急変 場面では,率先してCPRに参加出来る点や,急変場面での自分の 役割が冷静に判断出来るようになった等の意見が多かった.教育・ 指導場面では,患者や後輩,学生指導時にどう声掛けをすればよ いかが身についたという意見が多く,スキルアップにおいてもCPR 技術が身につく以外に指導方法が身につく事やリスク管理に役に 立っているという意見が多くみられた. 【考察】 アンケート結果から,BLS
    インストラクター
    を通じて急変場面のみ ならず,臨床場面や教育・指導場面においても有用な技術・知識 への自信が身につく可能性がある事が示唆された.今回のアンケー トはAHA BLS
    インストラクター
    のみ聴取したため,今後はインス トラクターを取得していないスタッフからの意見も集め比較する事 で,プロバイダーとして活動する事による効能について検討を重ね ていきたい.
  • *泉舘 菜月, 比屋根 哲
    日本森林学会大会発表データベース
    2018年 129 巻 P1-031
    発行日: 2018/05/28
    公開日: 2018/05/28
    会議録・要旨集 フリー

     近年、森のようちえん等の子どもを対象にした教育から林学や森林科学の専門的な教育まで多種多様な森林教育活動が行われているなかで、森林

    インストラクター
    は主に一般の人々を対象にした森林教育を行う役割を担っている。本研究は森林
    インストラクター
    をロールモデルとし、森林教育に効果的な体験や教育内容の解明に向けて、彼らが森林や自然に関心を持ち、現在に至るまでのきっかけとなった過去の経験の特性を明らかにするため、欧米の環境教育研究で行われてきた環境活動家の過去の経験から環境的行動につながる重要な体験を探るSignificant Life Experiences(SLE)の研究手法を用いた調査を実施した。全国の森林
    インストラクター
    を対象にアンケートを実施し、257名から回答が得られた。分析の結果、森林
    インストラクター
    には子ども時代の自然体験をはじめ学生時代の体験や大人になってからの体験等、現在までの様々な経験が影響していることが明らかになった。その内容は、子ども時代であれば遊びや身近な生活の中での自然体験、大人になってからの体験であれば自然観察や自然や森林に関するボランティアへの参加等、体験した時期によって内容に一定の傾向が見られた。

  • 酒井 久司
    蘇生
    2024年 43 巻 1 号 19-23
    発行日: 2024/04/02
    公開日: 2024/04/12
    ジャーナル フリー

    参加したICLSアシスタント

    インストラクター
    が,自分の現場で行動変容を起こすきっかけになることを目的に,新たなコースデザインを用いてICLS指導者養成ワークショップを開催した。新たなデザインとして,シナリオ作成,α/βテスト,ビデオ・デブリーフィングのセッションを取り入れた。WS参加者はシナリオ完成までの過程における自らの行動につき新たな気づきを自覚した。その後,WSに参加した4名が,新たにICLS認定
    インストラクター
    となり,院内スタッフ対象のICLSコースに
    インストラクター
    として,そのインストラクション手法にWS参加の経験を活用する兆しを見せた。今後もWSデザインを考案,実践し続けることがICLSコースの維持発展にも寄与するものと考える。

  • 水本 一弘
    日本臨床麻酔学会誌
    2014年 34 巻 4 号 632-635
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/09/06
    ジャーナル フリー
      DAM(Difficult Airway Management:困難気道管理)の教育では,近年,シミュレーション・トレーニングが重要視されてきた.シミュレーション・トレーニングにより,技術の習得だけでなく,チーム医療に必須のnon-technical skillsや危機管理能力を養うことが可能である.トレーニングの質管理には,指導者に対する認定制度(
    インストラクター
    制度)が必須である.
  • 黒田 昌孝, 齋藤 繁
    日本臨床麻酔学会誌
    2013年 33 巻 4 号 652-659
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/13
    ジャーナル フリー
      中心静脈カテーテル(CVC)は,臨床診療においてさまざまな目的で使用されており,極めて有用で必要不可欠な手技であるが,重篤な合併症を併発する危険性を常にはらんでいる.近年,超音波ガイド下穿刺が合併症を減少させるというエビデンスのもとに,超音波を使用した穿刺手技が普及してきているが,安全確実な手技の実践・教育とそれに関連する安全管理の機能的運営には,それらを統括する
    インストラクター
    制度が必要となる.本稿では,当院におけるCVC
    インストラクター
    制度の実際の運営状況を紹介し,安全なCVC実践のために必要な手技・管理・教育について考える.
  • 大塩 誠司, 清水 郁夫, 森 淳一郎, 多田 剛
    日本シミュレーション医療教育学会雑誌
    2020年 8 巻 28-37
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/22
    ジャーナル フリー
    一次救命処置(Basic Life Support;BLS)講習会で
    インストラクター
    は自己効力感が向上する。しかし自己効力感の向上で
    インストラクター
    がどのように変容するかは未だわかっていない。我々は、中学生対象のBLS講習会に参加経験のある看護師9人を対象に1対1の半構造化インタビューを実施し、インタビューデータをSteps for Coding and Theorization(SCAT)を用いて質的分析した。626個のテキストデータからテーマ、構成概念から類似するデータを抽出し解析したところ、<BLSを教える難しさ>、<学習者の学習姿勢>、<後輩に教える>、< 教えた成果>、<教えるための言葉の使い方>、<講習会の改善点>、<教える責任>、<学習者の理解に合わせて教える>、<教育方法を習得し使用する>、<根拠を持って教える>、<今後もBLS講習会に参加する>、<教えることに自信を持てる>、<振り返りからの学び>、<自分自身の成長>と14にグループ化することができた。さらにグループの関係から、【気づき】、【対応】、【実践】、【維持】、【確立】の5つの概念が得られた。看護師は、BLS
    インストラクター
    を経験することで【気づき】、【対応】、【実践】、【維持】、【確立】の5段階の行動変容をしていることがわかった。この5段階の行動変容は、
    インストラクター
    の経験を続けることでKolbの循環型の経験学習をしていると考えられ、さらに看護師として臨床の業務にも活用できる変容をしていることが示唆された。
  • 自由記述調査による検討
    *村上 貴聡, 立谷 泰久
    日本体育学会大会予稿集
    2019年 70 巻
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/12/20
    会議録・要旨集 フリー

     審判員の役割は試合において実際に生起する様々な事象をルールに基づいてコントロールすることであり、うまくやって当然、少しのミスも許されないため常にストレスフルな状況に置かれている(村上ほか,2017)。審判を育成する立場にある審判

    インストラクター
    においても同様であり、様々なストレスが存在することが予想される。そこで、本研究では、審判
    インストラクター
    が活動する上で体験するストレッサーを明らかにし、どのように対処しているのかについて検討した。対象者はチーム競技の審判
    インストラクター
    10名(平均年齢53.1歳;平均指導経験年数8.7年)であった。調査は、審判指導におけるストレッサー及びストレス対策について自由記述で行った。得られた内容について整理・集約した結果、ストレッサーについては「時間的負担」や「世代間のギャップ」など9つのカテゴリーに類型化された。また、ストレス対策に関しては「問題焦点型コーピング」や「社会的支援探索コーピング」など5カテゴリーが抽出された。今回の調査で得られた知見は、審判
    インストラクター
    に対する心理サポート実践の際の基礎資料になると思われる。

  • 松島 久雄, 徳嶺 譲芳, 湯浅 晴之
    日本臨床麻酔学会誌
    2023年 43 巻 7 号 546-549
    発行日: 2023/11/15
    公開日: 2024/11/15
    ジャーナル フリー

    CVC委員会は安全な中心静脈穿刺を普及させ,CVCによる合併症の発生を減らすことを目的に活動をしてきた.セミナーの開催や教材の共有など,CVCの医療安全に大きく貢献している.しかしながら合併症の発生に関する成果は十分とは言えず,活動の転換期を迎えている.これからは今までのセミナーに加えて末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)のセミナーも開催し,セミナーではアウトカム基盤型教育を取り入れることが求められている.安全な技術を確実に習得する機会を提供することが委員会としての成果につながっていく.

  • 善本 哲夫, 秦 俊道, 谷田 妙子, 吉野 弘一, 吉川 武克, 吉川 良三
    映像情報メディア学会技術報告
    2010年 34.51 巻 ENT2010-17
    発行日: 2010/11/19
    公開日: 2017/09/21
    会議録・要旨集 フリー
    本稿は産学官連携による地域産業・企業の現場力向上に向けた実証実験の報告と検証が目的である。日本各地のいわゆる地域産業・企業の現場の活性化が、我が国製造業のボトムアップにとって不可欠である。他方で、地域の現場は日々の業務に追われ、改善活動の実施や定着が難しいのも実態である。また、学習意欲が高くとも、学習の機会に恵まれない現場も多い。立命館大学、東京大学、野洲市は、海外に勝てる現場を地域に残そうと、地道な現場イノベーション創造に向けた中小・中堅企業の支援に取り組んでいる。東京大学で教育を受けたものづくりベテラン人材を活用した、野洲市とその近隣地域における現場改善指導と地域人材育成のありようを述べていく。
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