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クエリ検索: "パーソナルスペース"
653件中 1-20の結果を表示しています
  • *土田 幸男
    日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
    2021年 71 巻 1P101-43-19
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/28
    会議録・要旨集 フリー

    体育系大学の学生は、他の大学の学部生と比べて性格特性のうち、外向性や協調性が特に高いという報告がされている(土田、 2021)。こうした特性を踏まえると、体育系大学学生では、人との距離感を示す

    パーソナルスペース
    においても特徴が見られる可能性がある。また、
    パーソナルスペース
    の距離は対人恐怖心性によって影響を受けることが指摘されている。本研究は
    パーソナルスペース
    に影響を与えると考えられる、対人恐怖心性尺度が体育系大学学生においても先行研究同様の因子構造を示すか、また、対人恐怖心性尺度と
    パーソナルスペース
    の関係にどのような特長が見られるかについて検討を行った。体育系大学学生74名を対象とし、対人恐怖心性尺度と
    パーソナルスペース
    の測定を行った。

    因子分析の結果、対人恐怖心性尺度は先行研究とは異なる因子構造を示した。このことは、体育系大学学生の対人場面の捉え方は先行研究とは異なる可能性を示唆している。対人恐怖心性尺度と

    パーソナルスペース
    の関係では、男女で傾向が異なることが考えられたため、性別別に相関係数を算出した。男性では
    パーソナルスペース
    と対人恐怖心性尺度の間に正の相関が見られた。対人恐怖傾向が強いほど、
    パーソナルスペース
    を大きくとるという結果だったが、統計的に有意な関係は見られなかった。一方、女性では
    パーソナルスペース
    と対人恐怖心性尺度の間に統計的に有意な負の相関が見られた。特に、対人恐怖傾向が強いほど、親しい異性との
    パーソナルスペース
    が小さいという結果が得られた。これらの結果から、体育系大学学生においては、対人場面の捉え方や、
    パーソナルスペース
    の在り方に特徴がある可能性が示唆された。これらの結果について、現実的にどのような解釈が考えられるのか議論が望まれる。

  • *石田  あずみ, 糸井川  高穂
    人間‐生活環境系シンポジウム報告集
    2022年 46 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/11/21
    会議録・要旨集 フリー
    パーソナルスペース
    とは、他者が侵入すると不快感を覚える空間のことである。
    パーソナルスペース
    の大きさは、周辺状況、心理状態などによって変化する。先行研究では、室温や色温度による影響を検証した例はない。本研究では、室温および照明の色温度の違いが
    パーソナルスペース
    に与える影響について検証した。室温と色温度の組み合わせを9条件設定し、各条件下での
    パーソナルスペース
    および心理反応を測定した。
  • *芝田 伊吹, 中村 友昭, 金子 正秀
    映像情報メディア学会技術報告
    2017年 41.4 巻 ME2017-16
    発行日: 2017年
    公開日: 2021/04/14
    会議録・要旨集 フリー
    人間や地上を走行するロボットと違い,ドローンは水平方向だけではなく垂直方向にも移動する.そのため,既存の平面的な
    パーソナルスペース
    を適用することは不適切である.そこで本論文では,実際の飛行状態にある小型ドローンを用いて3次元的な
    パーソナルスペース
    を調査した.立位で静止している被験者に対してドローンを15m離れた位置から接近させ,ドローンにこれ以上近づいて欲しくないと感じた距離を測定した.その結果,被験者の正面,斜め正面,側面における高度1m~2.5mの
    パーソナルスペース
    を得た.また正面の場合,ドローンの速度が大きくなると
    パーソナルスペース
    も大きくなり,高度4.5m~5.5mで
    パーソナルスペース
    が消滅した.
  • 水谷 晃啓, 日野 慧, 松尾 幸二郎
    交通工学研究発表会論文集
    2022年 42 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/11/10
    会議録・要旨集 フリー

    本研究は屋外で休憩する人物が歩行しながら移動してくる人物に対してどのような

    パーソナルスペース
    を形成するか実験を行い,その結果を分析・考察した。実験は大学構内の街路空間と特性が近い場所にて,休憩者と見立てた被験者に対し歩行者と見立てた接近者が歩行しながら接近する場合とそうでない場合の
    パーソナルスペース
    を測定し比較した。休憩者が歩行者に対して形成する
    パーソナルスペース
    は,従来の屋内等で調査された静止した者に対して形成される
    パーソナルスペース
    よりも拡大する傾向を示すことがわかった。より詳細な調査が必要であるが,歩行者に対する休憩者の
    パーソナルスペース
    は「位置」・「姿勢」・「向き」といった街路空間の環境と関係し,実質的な空間量が小さくなるほど歩行者への接近時の反応が増大する可能性があると考えられる。

  • *宇野 巧馬, 原 寛徳
    画像電子学会研究会講演予稿
    2020年 19.04 巻 19-04-048
    発行日: 2020年
    公開日: 2023/03/31
    会議録・要旨集 認証あり
    先行研究において,仮想空間内の 3D モデルに対して
    パーソナルスペース
    を感じることが明らかにされて いる.著者は予備実験の過程で,3D モデルへの慣れと
    パーソナルスペース
    が関係している印象を受けた.そこで本研 究では 3D モデルに対する慣れが
    パーソナルスペース
    にどのような影響を与えるかを調査した.実験の結果,3D モデ ルに慣れていない被験者は,3D モデルに対しての
    パーソナルスペース
    が広いことが分かった.
  • 楊 輝彦, 石川 徹
    都市計画論文集
    2015年 50 巻 3 号 303-308
    発行日: 2015/10/25
    公開日: 2015/10/25
    ジャーナル フリー
    本研究は、住戸配置の規則性が、
    パーソナルスペース
    の認識と親しみの心理的評価に与える影響を実証的に調べた。移動と回転の程度を変えて作り出した9つの住戸配置パターンを60人の回答者に見てもらい、各住戸配置のわかりやすさ、
    パーソナルスペース
    領域、親しみについて答えてもらった。回転が加わった住戸配置では、回転が加わっていない配置にくらべて、わかりやすさ、
    パーソナルスペース
    面積、親しみが低下することが示された。平面移動については、小さい程度の移動が加わった配置では、わかりやすさと
    パーソナルスペース
    面積が小さくなる一方、親しみはさほど低下しないことがわかった。さらに、上記指標の共分散構造分析から、平面移動のみが加わった配置においては、
    パーソナルスペース
    と認識する面積が増えると、親しみが高まる傾向が明らかになった。また、回転を加えた住戸配置では、わかりやすさの面では評価が低くなるものの、位置的により多様な
    パーソナルスペース
    認識を促すことで、公に属する領域という意識を通して親しみを高めうることが示された。これらの結果に基づき、地域への親しみとコミュニティ意識を高めるまちづくりへの示唆を議論した。
  • 水谷 晃啓, 日野 慧, 松尾 幸二郎
    交通工学論文集
    2023年 9 巻 2 号 A_121-A_128
    発行日: 2023/02/01
    公開日: 2023/02/24
    ジャーナル フリー

    本研究は屋外で休憩する人物が歩行しながら移動してくる人物に対してどのような

    パーソナルスペース
    を形成するか実験を行い,その結果を分析・考察した。実験は大学構内の街路空間と特性が近い場所にて,休憩者と見立てた被験者に対し歩行者と見立てた接近者が歩行しながら接近する場合とそうでない場合の
    パーソナルスペース
    を測定し比較した。休憩者が歩行者に対して形成する
    パーソナルスペース
    は,従来の屋内等で調査された静止した者に対して形成される
    パーソナルスペース
    よりも拡大する傾向を示すことがわかった。より詳細な調査が必要であるが,歩行者に対する休憩者の
    パーソナルスペース
    は「位置」・「姿勢」・「向き」といった街路空間の環境と関係し,実質的な空間量が小さくなるほど歩行者への接近時の反応が増大する可能性があると考えられる。

  • *大竹 峻, 猪鹿倉 貴史, 石橋 良太, 児島 晃
    自動制御連合講演会講演論文集
    2014年 57 巻 2B08-1
    発行日: 2014年
    公開日: 2016/03/02
    会議録・要旨集 フリー
    都市や建築空間における安全性・快適性の向上に際して, 歩行者の行動を予測することは非常に重要となる.しかし, 平常時において歩行者は
    パーソナルスペース
    や経路選択といった心理的影響を扱う必要があり, そのモデル化にはさまざまな課題がある.そこで本研究では,
    パーソナルスペース
    を考慮した群集挙動モデルに新たに経路選択評価値を導入し, 平常時における歩行行動を予測することを目的とする.
  • 辰己 晶洋, 大久保 雅史
    ヒューマンインタフェース学会論文誌
    2018年 20 巻 2 号 281-288
    発行日: 2018/05/25
    公開日: 2018/05/25
    ジャーナル フリー
    Interpersonal distance is one of the elements for smooth communication. On the other hand, scenes where humanoid robots are used are increasing in recent years. Therefore, if the interpersonal distance for a robot is able to be controlled, it becomes possible to lead the person to the appropriate position from a robot based on the role of the robot. In this research, we verify the controllability of human's interpersonal distance by using color of robot clothes. As a result of the experiment, it was shown that the distance increased in the cold color compared with the warm color in the chromatic color, and the distance increased in the black color compare with the white color. In addition, it was shown that women are more sensitive to the color influenced. And the distance becomes smaller so that the participants felt that the robot seems to be homogeneous.
  • ―心理的距離と物理的距離―
    向川 祥子
    日本衣服学会誌
    2005年 49 巻 1 号 31-38
    発行日: 2005年
    公開日: 2021/10/12
    ジャーナル フリー

      This study has two purposes. One is to clarify the mental state about conformity or dissimilarity of fashion・clothing selection and wearing in modern society where fashion・clothing is standardized. The other is to clarify the relationship between the mental state and interpersonal distance. The research was put into operation by each questionnaire. The Main results were as follows : ①In such a case as fashion・clothing the results were much the same, people have negative feelings in mind, even if the one wearing it is their bosom friend. ②Having negative feelings, one's attitude tends not to express it although one is uncomfortable. In short, although psychological distance is long, physical distance doesn't become long.

  • 藤井 千恵, 平井 タカネ
    日本体育学会大会号
    1994年 45 巻 033O02
    発行日: 1994/08/25
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 豊村 和真
    日本教育心理学会総会発表論文集
    2000年 42 巻
    発行日: 2000/07/25
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 豊村 和真
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1999年 41 巻
    発行日: 1999/07/15
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 赤嶺 亜紀
    日本認知心理学会発表論文集
    2015年 2015 巻 P-2-44
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/21
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では女性大学生の化粧が対人行動に及ぼす影響を検討するため,女性実験参加者の化粧を操作し,前方に加え,後方と左右の4方向の
    パーソナルスペース
    を測定した。またSTAI日本語版状態不安尺度(清水・今栄,1981)用いて,化粧が感情と対人積極性に及ぼす効果を検討した。
  • 顧 鈺, 大枝 良直, 外井 哲志
    交通工学研究発表会講演集
    2025年 45 巻
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/10
    会議録・要旨集 認証あり

    運転スタイルは、走行中における安全距離に対する感度に影響を与えると考えられる。

    パーソナルスペース
    は、運転スタイルの違いに基づく運転者の感知差を評価する有効な手段である。そこで 、本研究では、
    パーソナルスペース
    を定量的に表現するために改良型楕円モデルを導入し、合流車両と本線上の先行車・後続車、ならびにランプ上の先行車との臨界車頭距離を定義することで、最小安全距離モデルを構築した。さらに、提案したモデルの有効性を検証するため、ギャップ選択および安全距離に基づく車線変更モデルの枠組みに本モデルを導入し、セル・オートマトンを用いた交通流シミュレーションを実施した。その結果、提案した最小安全距離モデルは、交通流の再現性向上に寄与することが確認された。

  • 被侵害感情と対処行動に着目した検討
    *宮代 こずゑ, 磯 真奈美
    日本認知心理学会発表論文集
    2022年 2021 巻 P1-B08
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/04/20
    会議録・要旨集 フリー
    パーソナルスペース
    (以下PSとする)に他者が侵入することで,息苦しさや嫌悪感が生じる。一方で,自身の身体そのものではなく,自身の所持品を取り巻く空間などに拡張した「自己」の範囲を,拡張的
    パーソナルスペース
    (以下拡張的PSとする)と呼ぶ。本研究では実験参加者とサクラの「ソファーの座り位置の接近度」を操作し,PSの侵害が生じたときに被侵害感情が生起し,さらに侵害されたPSを補うべく拡張的PSを維持するための対処行動が生起するかに着目した。大学生21名を対象とした実験の結果から,PS侵害条件において,参加者がソファーの座り位置を調整しようとする「座り直し」がより多く生起した。また,サクラに対してより「気まずさ」を感じている参加者は,サクラの手荷物とより遠い位置に自分の手荷物を置くこと,サクラに対してより「嫌な感じ」という印象を持った参加者は,逆にサクラの手荷物と近い位置に自分の手荷物を置くこと等が示された。
  • 中村美穂, 安部美幸, 大久保瑶子, 亀岡萌子, 渡辺咲帆, 渡邉観世子
    関東甲信越ブロック理学療法士学会
    2016年 35 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2021/03/12
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】

    パーソナルスペース
    (以下PS)の侵害が姿勢の安定性に与える影響を明らかにし,介助者の適切な立ち位置の参考とするために,PS の侵害および侵害物の違い(実験1),侵害する方向(実験2)が重心動揺に与える影響を検討した.

    【方法】参加者は事前に同意を得た20 代の健常成人女性17 名(実験1), 10 名(実験2)であった.本研究は倫理委員会の承認を得た(15-Io-79).課題はタンデム肢位を30 秒間保持することとし,重心動揺を計測した.実験1 では被験者の前方に侵害物(壁もしくは人)をPS 内(40cm)と外(120cm)に置き,実験2 では実験1 の結果を受けて,PS 内(40cm)の右側方もしくは後方に人を配置した.侵害物を配置しない条件を基準とした重心動揺の変化の有意性を1 標本t検定にて,条件間の比較を2 元配置分散分析およびt検定にて分析した.

    【結果】実験1 では PS 内に人を配置した条件で有意に総軌跡長が増加し(p<0.05),壁を配置した条件で有意に減少した(p<0.05).またY 方向動揺平均中心偏位では人をPS 内に配置した条件で有意に後方に偏位した(p<

    0.05).実験2 ではX 方向動揺平均中心偏位について右側方に人を配置した条件で有意に左方向に偏位した(p<

    0.05).

    【考察】人がPS を侵害した場合に姿勢が不安定性になった結果から,人が侵害となると目線が合うことで圧迫感や緊張感が生じることが不安定さを引き起こしたと考えた.また前方のPS を侵害した場合,拒否反応として重心が後方へ偏位したと考えられた.そのため実験2 では侵害の方向による姿勢の安定性を検証した.その結果,PS の右側方を侵害した場合に反対への重心偏位が認められた.これは侵害物が視界に入る側方のPS が侵害されたことによる拒否反応と考えられた.

    【まとめ】PS 内に人が入ることはバランスを崩す要因になり,前方・側方の侵害は反対へ逃げるように重心が偏位するため,臨床において介助者の立ち位置に配慮する必要がある.

  • 中島 浩二, 佐藤 陽彦
    人間工学
    1999年 35 巻 2 号 87-95
    発行日: 1999/04/15
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    本研究は現在実際に病院などで運搬作業に導入されている移動体ロボットを用いて, ロボットに対するヒトの個体距離を主観申告や心電図をもとに調べた. 実験は健康な男子大学生及び大学院生21名に対する被接近実験であった. 被験者から10m離れた場所にいるロボットが0.2m/秒~1.0m/秒の一定移動速度で被験者に接近する際, 被験者にこれ以上近づいて欲しくない距離を挙手によって申告させた. それによると, ロボットの移動速度に比例してその距離が延長した. また, その結果は個人内変動が小さいものであることが, 大学院生4名を被験者として用いた繰り返し実験により確認された. この結果からロボットの移動速度の上昇が危険度の認知を高め, それが身体緩衝帯である
    パーソナルスペース
    を拡大させることが示唆された. また, 0.8m/秒以上の速い移動速度の場合, 挙手後心拍が速くなっており, 威圧感などの心理的変化があったと考えられた.
  • 吉田 累幾子, 平井 タカネ
    日本体育学会大会号
    1998年 49 巻
    発行日: 1998/08/20
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • *有賀 敦紀
    日本認知心理学会発表論文集
    2016年 2016 巻 O1-01
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/10/17
    会議録・要旨集 フリー
    人間には他者にこれ以上近づかれると何となく落ち着かない距離がある(personal space: PS)。このPSは個人の身体を取り巻く目で見ることのできない空間領域であり,その特性に関して様々な社会心理学的研究が行われてきた。しかし,PSが身体から離れた個人の所持品を取り巻く空間にまで拡張するのかを調べた研究はこれまでにない。本研究では,二人の実験参加者(うち一人はサクラ)が残した所持品間の距離を測定して,PSが所持品を取り巻く空間に拡張するのかを調べた。その結果,実験参加者とサクラの対人関係が所持品間の距離に影響を与えることがわかった。本研究の結果は,所有者のPSが身体から離れた所持品を取り巻く空間において拡張して観察される,という拡張的
    パーソナルスペース
    の存在を示唆するものであった。
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