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クエリ検索: "亜急性硬化性全脳炎"
311件中 1-20の結果を表示しています
  • 二瓶 健次, 伊藤 真美
    医療
    2002年 56 巻 2 号 73-79
    発行日: 2002/02/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE)は麻疹ウイルスによる遅発性ウイルス感染症の代表的な疾患である. 麻疹感染から数年の潜伏期間を経て発症し, とくに2歳未満の麻疹の感染にともなうことが多い. ウイルスは中枢神経に伝播し他の臓器には広がらない. 中枢神経を進行性に侵襲し, 予後不良の疾患である. SSPEの発症率は100万に一人といわれているが, ワクチンによる発症はきわめてまれとされている. 発症の機序はいまだ不明である. 明らかな免疫学的な異常はないが, 麻疹ウイルスに対する反応には異常が見られる. 神経細胞内の麻疹ウイルス膜抗原のM蛋白が欠損しているといわれている.
    診断は臨床所見, 血清, 髄液の麻疹抗体価の上昇, 髄液のIg-Gの上昇, 脳波所見からなされる. 確実な治療法はないが, イノシンプラノベクス, インターフェロンの髄注, 脳室内投与が効果があると考えられている. 麻疹ワクチンの普及によりSSPEは減少しているが, わが国では現在でも年間数例が発症している. 本症の発症の予防にはワクチンの普及が重要である.
  • 藤枝 幹也, 浜田 文彦, 野村 伊知郎, 森田 英雄, 脇口 宏, 倉繁 隆信, 小倉 英郎
    日本臨床免疫学会会誌
    1992年 15 巻 2 号 201-207
    発行日: 1992/04/30
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    患児は9歳女児. 7歳頃から退行現象に気づかれたが,その後,ミオクローヌスを含む臨床症状が観察されるようになり,脳波検査では両側性周期性大徐波(SSPE complex)が認められた.また血清ならびに髄液中の麻疹抗体価が有意に高値であったことから, 9歳時に
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE)と診断された.抗痙攣剤に加え,イノシプレックスの内服,組み換え型interferon-α (γIFN-α)とthyrotropin releasing hormone (TRH)の髄注で治療されたが効果はみられなかった.入院3年8ヵ月後から,組み換え型interleukin-2 (γIL-2)の髄注, 5年後から大量グリチルリチンの静注を併用したところ,言語の出現,ミオクローヌスの減少などの臨床的改善がみられた.しかし,頭部CTでは大脳の萎縮が進行した.臨床症状の改善に伴い,遅延型過敏反応の回復, CD 4/CD 8比の上昇, natural killer (NK)細胞の活性化およびIFN-γ産生の改善が認められ,臨床症状の改善に免疫能の回復・正常化が関与している可能性が示唆された.
  • 大城 聡, 嶺間 博隆, 城間 直秀, 平安 京美, 仲田 行克
    脳と発達
    2004年 36 巻 1 号 70-74
    発行日: 2004/01/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    (subacute sclerosing panencephalitis, 以下SSPE) の患者5例 (男児3例, 女児2例) に対し, Ommaya reservoirによるinterferon-α (以下IFNα) 脳室内投与およびinosinpranobex (以下INP) 経口投与の併用療法を行い, その治療効果について検討した. 全例発症後5カ月以内, Jabbour分類H期と発症問もない時期に治療を開始した. 初期治療として, 総投与量3,000万単位/体表面積のIFNα を4週から6週間で連日投与し, それ以降は1週に1回150万単位あるいは300万単位を投与する方法で治療を行った. なおINPは70~100mg/kg/日経口投与で行った. 全例1年以上経過観察しているが, 4例は臨床症状スコアが悪化してJabbour分類III期に進行した. 1例のみは臨床症状スコアが一過性に悪化したが, その後に症状の改善がみられ, Jabbour分類II期を維持している. SSPE発症初期における神経症状の進行を抑制するためには, IFNα とINPの併用療法以外の新たな治療法が必要と思われた.
  • 今井 祐之, 浜野 晋一郎, 野田 洋子, 奈良 隆寛, 小川 恵弘, 前川 喜平
    脳と発達
    1997年 29 巻 6 号 494-499
    発行日: 1997/11/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    劇症型
    亜急性硬化性全脳炎
    の3歳男児例を報告した.本児は, 9カ月時に麻疹肺炎に罹患し, 2歳4カ月時にMMRワクチンを接種している.
    3歳4カ月時に傾眠と左片麻痺で発症し, 第10病日には昏睡状態となり, 1カ月半で除皮質硬直位となった.髄液の麻疹抗体価の異常高値からSSPEを考え, inosine pranobexの投与を行ったが効果はなく, 発症3カ月目に多発性脳出血をきたし, 全経過4カ月で死亡した.
    剖検では, 乏突起膠細胞内に抗麻疹抗体陽性の封入体を認め, 血管周囲の白血球浸潤, グリア結節や白質のグリオーシスなどの典型的病理所見のほかに小血管の内膜の肥厚, 閉塞像・再疎通像など血管炎の関与を示唆する所見がみられたのが特徴的であった.
  • 佐藤 研, 中川 栄二, 野々田 豊, 新井 麻子, 佐久間 啓, 小牧 宏文, 須貝 研司, 佐々木 征行
    脳と発達
    2009年 41 巻 3 号 224-228
    発行日: 2009年
    公開日: 2016/05/11
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    患者に対し, 1人にinterferon-α (IFNα) とribavirin, 2人にIFNαの脳室内・髄腔内注入療法を実施した. 3例とも明らかな臨床効果は認められなかったが, リザーバーの劣化, 細菌性髄膜炎, および脳圧亢進によると思われる大脳白質障害のため, リザーバーの入れ替えや治療中止を余儀なくされた. 治療実施にあたっては, これらの合併症についても十分に考慮すべきである. IFNαの脳室内・髄腔内投与に加えて, 最近はribavirinの脳室内投与も行われるようになっているが, 未だ十分なエビデンスがあるとは言い難い. 標準的な治療方法が確立されていない点が問題であり, IFNα投与のプロトコールや治療の中止時期について統一した基準が必要である.
  • 斉藤 利雄, 姜 進
    脳と発達
    2000年 32 巻 5 号 401-407
    発行日: 2000/09/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    の20歳男性例の脳magnetic resonance imaging (MRI), computed tomography (CT),[99mTc]-L, L-ethyl cysteinate dimer (99mTc-ECD) single photon emission computed tomography (SPECT) をJabbour第2期から第4期にかけて経時的に評価した.第2期では脳MRI, CT, 99mTc-ECDSPECTは正常であったが, 病期進行にしたがいMRI, CTでは白質病変, 脳萎縮が著明になった.99mTc-ECDSPECTでは病変部のトレーサー集積が減少, 増加と経時的に変動し, 組織の炎症増悪・破壊の過程を反映すると考えられた.
  • 川野 豊, 野間 剛, 宮里 良乃, 前田 和一, 矢田 純一
    日本臨床免疫学会会誌
    1989年 12 巻 4 号 362-368
    発行日: 1989/08/31
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    SSPE 3症例(stage 22例, stage 41例)における細胞性免疫能を検討した. IL 2産生能はPHA刺激下の1例(stage 4)で低下していた以外, PHA法およびAMLR法で異常を認めなかった. T細胞のIL 2反応性は, PHA刺激下では1例のみで低下していたが, AMLR法では3例ともに低下していた. Mo 1の表出が3例とも, HLA-DQの表出が2例で低下していたことから, AMLRにおいてnon-T細胞によるIL 2反応性T細胞刺激能が低下していることが示唆された. NK活性は3例中2例で低下していたが, LAK活性は3例とも低下していた. LAK活性の低下が著しい2例では, LAK前駆細胞の表面マーカーのひとつであるとされるLeu 19またはCD 20の表出が減弱していた.これらSSPE 3症例のT細胞のIL 2反応性低下とLAK活性低下は,麻疹ウイルス感染による細胞性免疫能の低下または, SSPEの発症とその進行の原因となる麻疹ウイルス感染に対する防御機構の欠陥を反映したものと考えられた.
  • 中村 好一, 飯沼 一宇, 岡 英次, 二瓶 健次
    脳と発達
    2003年 35 巻 4 号 316-320
    発行日: 2003/07/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    わが国における
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE) の疫学像を明らかにする目的で, 臨床調査個人票の解析を行った. 患者の重複を除外して, 125人 (男: 66人, 女: 59人) の臨床調査個人票を集めることができた. SSPE発病時の年齢分布は5~14歳にピークがみられた. 麻疹の罹患は109例で時期が明らかにされており, 80%以上が2歳未満で罹患していた. 麻疹罹患からSSPE発病までの期間の分布は5年から10年の問に集中していた. 平均は8.8年 (標準偏差=4.3年), 中央値は7.8年, 最短は2月, 最長は23.6年であった.
  • 山本 克哉, 後藤 洋一, 飯沼 一宇, 鈴木 喜久男, 今野 多助
    脳と発達
    1985年 17 巻 5 号 405-411
    発行日: 1985年
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    例の
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE) 患児にヒトリンパ芽球interferon (IFN) を髄腔内投与しその効果を検討した.
    1例は明らかな臨床的改善は得られず約5カ月間で投与を中止した.1例は投与後2カ月目頃より著明な改善を示した.一過性の発熱以外には明白な副作用は認めなかった.
    現時点ではこの改善がIFNによるものと断定することはできないが, SSPEの有効な治療法となりうるものと考えられた.また1例に見られたnatural-killer細胞活性の低下が病態に関与している可能性が考えられ, さらにこれがIFNにより回復することはIFN療法に理論的根拠を与えうるものと思われた.
  • 鈴木 昌樹, 早川 浩, 伊東 繁, 今井 正
    脳と発達
    1970年 2 巻 4 号 459-461
    発行日: 1970年
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
  • 新村 佐和子, 鈴木 まきゑ, 許 雅次
    脳と発達
    1973年 5 巻 2 号 96-101
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    The patient was a 6 year and 7 month old boy, who had suffered from measles at the age of 8months, but his mental and motor development had been normal until the onset of the disease.
    When he was 6 years and 4 months, the following symptoms appeared and progressively aggravated;lack of skill, mental deterioration, myoclonic seizures and extrapyramidal signs such as involuntarymovements and muscle rigidity.
    Characteristic diffuse, high voltage slow wave bursts appeared periodically throughout the long-run EEG; the serological study showed high titers of measles virus antibody in serum and CSF.
    Based on clinical and laboratory grounds as mentioned above, diagnosis of subacute sclerosingpanencephalitis was made.
    Oral administration of Amantadine-hydrochloride 7.5mg/kg/daily, one of the antiviral agents, seemedto be effective in alleviating neurological signs and symptoms in this case.
  • 吉川 秀人, 高梨 愛子, 福島 直喜, 桜川 宣男, 有馬 正高
    脳と発達
    1990年 22 巻 5 号 445-450
    発行日: 1990/09/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    患児2例において, 周期性同期性放電消失前後の脳波観察を行い臨床病期, CT所見と比較検討した.脳波上, 周期性同期性放電が消失し覚醒時脳波が徐波化するのに一致して, 一過性に睡眠時のα律動を有する異常波が認められた.この時期は, 臨床的にはJabbour分類のII期からIII期への移行期に相当し, CTでは高度脳萎縮が進行する時期に相当した.この睡眠時のα律動を有する異常波は, 本疾患の炎症期から破壊期への移行期に生じるものであると考えられ, またその特徴により, 大脳障害によって生じるα昏睡と類似の機序が推察された.
  • 平安 京美, 大城 聡, 仲田 行克
    脳と発達
    2010年 42 巻 6 号 427-431
    発行日: 2010年
    公開日: 2015/11/21
    ジャーナル オープンアクセス
     1977年から2005年までに沖縄県で発生した
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE) は22例 (男性16例, 女性6例) であった. 1999年時調査より6例増加していた. 2000年から2005年までの発生頻度は, 人口100万人当たり年平均0.75人であった. 本県では予防接種率が低く (40~71%), 2001年まで麻疹の流行を繰り返していた. その際, 低年齢での罹患が多いことが未だにSSPEが発生している要因の一つだと思われた. また, 1990年から1991年までの麻疹罹患者から10例のSSPEが発生していた. 流行するウイルスの神経病原性にも関連があると思われた.
  • 友田 明美, 野村 恵子, 白石 晴士, 三池 輝久, 濱田 哲暢, 細矢 光亮
    脳と発達
    2003年 35 巻 4 号 321-326
    発行日: 2003/07/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE) は難治性で, その治療はinosine pranobexとinterferon (IFN) の併用以外, 有効な治療は確立されていない. 近年SSPEに対するIFNと抗ウイルス薬ribavirinの併用療法が国内でも試験的に行われるようになった. 我々はIFNとribavirin脳室内投与の併用療法に関して, 計9施設10症例に対してアンケート調査を行った. その結果, 多くの症例でribavirin脳室内投与により髄液濃度が有効濃度に達することが示された. しかしながらribavirinの投与量, 投与方法に関しては, さらに多施設での症例の蓄積が必要であり, その効果の検証はこれから必要と思われた. また安全域が狭いribavirin併用療法を今後も行うにはtherapeutic drug monitoring (TDM) を実施し, 有効性と安全性の保証に努める必要があると考えられた.
  • 二瓶 健次
    脳と発達
    2006年 38 巻 2 号 138-140
    発行日: 2006/03/01
    公開日: 2011/12/12
    ジャーナル フリー
  • 二瓶 健次, 水谷 裕迫, 北山 徹
    脳と発達
    1973年 5 巻 2 号 110-115
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    The authors report a case of 4 year old boy with subacute sclerosing panencephalitis (SSPE), withunusual immunologic findings.
    The patient was well until 3 years and 4 months of age, when he developed a generalized convulsion and ataxic gait. About 3 months prior to the onset, he had had a febrile episode with exanthema, presumably of measles. Within several weeks, progressive mental deterioration was noted, and hedeveloped myoclonic movements, muscle rigidity, and pyramidal tract signs. Ophthalmologic examinationsrevealed optic and retinal atrophy. The EEG showed a paroxysmal slow wave burst with spikedischarge predominantly in frontal area. The PEG revealed slight dilatation of lateral ventricles.
    The measles antibody titers in serum were abnormal but curious, CF titers to one measles antigenbeing high (2048X), while that to. another antigen being not so elevated (32-64X). In addition, thereware noted several abnormal autoantibody reactions, including ANF, RA, cold hemoagglutination, and Paul-Bunnell reaction. The delayed dermal reactions to measles, mumps, rubella, mycoplasma, and SK-SD antigens were all negative, but the reaction to PPD was positive.
    The patient has been currently in coma with neurovegetative manifestations, including obesity, hyperhidrosis, and unexplained fever.
    This case has several atypical features for SSPE, such as earlier onset, acutely progressive course, suggestive but not characteristic EEG, variability of antibody titers to different measles antigens, andseveral abnormal autoantibodies.
  • 福家 浩, 大府 正治, 友田 靖子, 丹生 恵子, 一木 貞徳, 満留 昭久
    脳と発達
    1992年 24 巻 1 号 60-64
    発行日: 1992/01/01
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    亜急性硬化性全脳炎
    (SSPE) は麻疹ウイルスの持続感染により起こる予後不良の進行性変性疾患である.今回, 急性リンパ性白血病 (ALL) の治療終了後8年を経過して非定型欠神発作で発症したSSPEを経験した.本例は, immune suppressive measles encephalopathyとSSPEとの発症のメカニズムを考える上で興味ある症例と思われた.また非定型欠神発作で発症したSSPEは, 自験例も含めて5例と極めて稀であった.
  • 高橋 系一, 益田 豊, 大塚 親哉, 吉田 全次, 牧野 慧
    脳と発達
    1973年 5 巻 2 号 102-109
    発行日: 1973/03/01
    公開日: 2011/05/24
    ジャーナル フリー
    The patient was a 8-year-1-month old girl. Her parents are cousins. She had had measles at 6months of age and was healthy until age 7 years and 9 months, when psychotic disorders, i. e.disturbance of memory and lethargy began to appear.
    At age 8 years slurred speech began myoclonus of neck muscles and gait disturbance appearedand developed gradually.
    With chief complaints of myoclonic jerk, regressive speech, and disturbance of consciousness, shewas admitted on January 26 th, 1970. At age 8 years and 2 months, spasmo-rigidity of entire musclesdeveloped to opisthotonus, responses to painful stimuli gradually diminished and finally coma occured.
    In the EEG, periodic bursts of high voltage slow with sharp waves were demonstrated, the intervalsof the periodic events ranged from 5 to 6 seconds. Measles titers in serum (NT 1024→4096, HI 16→256, CF 32→128) and CSF (NT 64→612, HI 2→64, CF 8→46) had been elevated from 4 to 7 monthsafter the onset of the disease. Whereas HI and CF titers were slightly elevated, NT titers wereremarkably elevated.
    Electrophoresis of concentrated spinal fluid samples revealed high levels of r-globul in (39.5%).
  • 細矢 光亮
    臨床神経学
    2011年 51 巻 11 号 1047-1050
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/01/24
    ジャーナル フリー
    Subacute sclerosing panencephalitis (SSPE) is a progressive and fatal central nervous system disorder that results from a persistent SSPE virus infection. The efficacy of inosine pranobex, an antiviral/immunomodulator agent, remains controversial. Intraventricular interferon-alpha combined with oral inosine pranobex slows the progressive course of SSPE, but does not cure the disease. We examined a wide variety of antiviral compounds for their inhibitory effects on SSPE virus strains in vitro and in vivo, and found that ribavirin had potent inhibitory activity against SSPE. We tried to treat SSPE patients first with high-dose intravenous ribavirin therapy, and then with intraventricular ribavirin therapy. Ribavirin therapy seemed to have a certain effect on clinical courses of patients with SSPE. To reach the conclusion that ribavirin therapy is clinically effective, clinical trials on many cases will be required.
  • 小林 了, 佐藤 猛
    日本臨床免疫学会会誌
    1994年 17 巻 6 号 776-779
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
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