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クエリ検索: "佐宗邦威"
15件中 1-15の結果を表示しています
  • 日本の「あんしん」のビジョンを考えるワークショップ(オンライン)を事例として
    *小川 泰明, 長沼 大史
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2021年 68 巻 4D-01
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/02/23
    会議録・要旨集 フリー

    VUCAの時代とされる現代において、ビジネスや経営では「アート思考」が注目されている。企業が将来にわたって人々や社会に価値を提供するためには、ユーザー・顧客起点の課題解決を創造的に行うデザイン思考に加えて、アート思考に関する探索と深化が必要である。本研究では個人のビジョンを創発するためのプロセスとしてアート思考を活用したワークショップの開発を行った。ワークショップによって、個人の「価値観」「こだわり」「妄想」といった感情を紐解くことでビジョンが創発され、個人や企業、社会において継続的なイノベーションが起きることに貢献することを期待している。

  • 難波 和秀
    生産管理
    2018年 25 巻 1 号 77-82
    発行日: 2018年
    公開日: 2023/12/10
    ジャーナル フリー

    知識創造型組織及び知識創造の方法において,外界情報にリアルタイムにアクセスできる「場」の創設,活性化と,その情報に反応して知識が更新されていくことが重要であることが述べられている.外界情報にアクセスする「場」については,顧客,供給業者,地域社会,業界組織,従業員の家庭など広範囲となる.本研究では,知識創造型組織において,外界情報にアクセスできる「場」について,比較的範囲の広い産業構造を形成する供給業者と,比較的範囲の狭い従業員の家庭の両方を対象とし考察を実施した.考察の結果,産業構造を形成する供給業者と従業員の家庭の両方において,経営情報システムが外界情報にアクセスする「場」を提供することに有効である可能性があることが分かった.

  • 第二報:消費者のタスクに現れる地域性に着目した製品仕様策定支援
    *田村 知之, 木下 裕介, 梅田 靖
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2017年 2017S 巻 O13
    発行日: 2017/03/01
    公開日: 2017/09/01
    会議録・要旨集 フリー
    地域性に根差したものづくりの概念として、現地主義ものづくりを提案した。本論文では、現地主義ものづくりのための設計支援方法として、消費者のタスクにおける地域性・製品間の関係を記述し既存製品を地域性に適した仕様にするための枠組みを提案するとともに、その枠組みを使用してベトナムの地域性・冷蔵庫の構造・両者の間の関係性を記述し、その記述からベトナム向け冷蔵庫の仕様を考案することが可能かどうかを検証した。
  • 感性的要素に着目した事例調査と分析
    *畠山 千東路, 倉斗 綾子
    国際P2M学会研究発表大会予稿集
    2021年 2021.Spring 巻
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/12
    会議録・要旨集 フリー
    現代、デザインの役割は問題発見のために理論的な部分と自身の感性による部分のバランスを保つことだと考えられ、多くのプロジェクトでその役割が求められている。しかし、プロジェクトの中で感性的要素を適切に扱うことは容易ではない。千葉工業大学デザイン科学科の一研究室で行ったPBLをケーススタディとし、クライアントやデザインを学ぶ学生の得た経験や学びついてヒアリング調査により実態を把握する。その分析により、PBLの意味と学生の役割や関わり方、及びプロジェクトにおける感性的要素の扱いについて考察する。本稿を通して,PBLにおけるプロジェクトの目的達成と、学習者の学びへの効果、また、それらと感性的要素の関わりについて考察し、その課題を明らかにすることを目指す。
  • ―5歳児実践事例「ロボット・タウンで冒険だ」の分析を通して―
    橋本 忠和
    美術教育学研究
    2020年 52 巻 1 号 289-296
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/31
    ジャーナル フリー

    本研究は幼児のフィジカル・プログラミング教材を活用した科学遊びにおける造形活動が内包する手探りによる直感的な活動過程を「ティンカリング」を視点に分析し,従来のプログラミング的思考に囚われない幼児の造形活動の思考過程を考察することを目的としている。研究手法としては,自作した街の迷路を色シールでプログラミングできるロボットを直感的に操作して攻略する造形活動をカール・E.ワイクの「センス・メイキング理論」等を活用して分析し,文部科学省が示す「プログラミング的思考過程」との関係性を考察することを試みた。すると,創造的でありながらも直感を始点に順序性や枠組み等に捉われない「ネオ・プログラミング的思考過程」を幼児の科学遊びにおける造形活動から見出すことができた。さらに,その思考を引き出す教師の関わり方も省察することができた。

  • *梶 貴広, 遊橋 裕泰
    経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
    2023年 202211 巻 1A-3
    発行日: 2023/01/31
    公開日: 2023/01/31
    会議録・要旨集 フリー

    近年、企業の存在意義を示した「パーパス」を策定する企業が増加している。パーパスを策定することで、一貫性とスピード感を持った経営の実現、組織内で一体感と求心力を醸成する、顧客に新たな価値を提供するなどの21世紀の企業に求められていることを実現しようとしている。本研究は静岡大学遊橋研究室が主導でwebアプリ開発を行っている学生アプリ開発チームにおいて、パーパスドリブンな組織を構築する際に検討するべき内容について考察した。

  • FC経営の利用にみるビジネスモデルキャンバスの指標評価
    *高木 浩之
    国際P2M学会研究発表大会予稿集
    2018年 2018.Autumn 巻
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/16
    会議録・要旨集 フリー
    ビジネスモデルキャンバス(BMC)で FC(Football Club)経営のビジネスモデルをBCM構成要素の 9 つとともに描き、ビジネスが機能するかどうかを検証する。P2M理論を遂行する上で「プログラム統合マネジメント」での位置づけを明確にし、ビジネスモデルキャンバスの有用性の評価を行う。比較ツールとしてBSC(Balanced Scorecard)を利用しBMCと評価を容易にし、BMCの合理的な評価を 7 つの指標を利用して行う。 本研究は、FC経営においてP2M理論の適用ついても考察し、ビジネスモデルキャンバスの有用性に評価を行う。
  • 岡田 猛
    学術の動向
    2020年 25 巻 7 号 7_16-7_21
    発行日: 2020/07/01
    公開日: 2020/11/27
    ジャーナル フリー
  • -人間工学的視点からデザイン思考を活用した事例を通して-
    笠松 慶子, 相野谷 威雄
    人間工学
    2022年 58 巻 6 号 252-259
    発行日: 2022/12/15
    公開日: 2022/12/23
    ジャーナル フリー

    社会課題が複雑化している中,政策や施策においてだけでなく,研究や技術開発においてもwell-beingを重視することは必要である.そのために,人間工学分野で実践してきた人間中心アプローチが有効であると考える.本稿では人間中心設計の視点でデザイン思考を用いることによってイシューを再定義し,well-beingの概念を実現するための施策に資する活動として実施した事例を報告した.事例で行なった人材育成プログラム開発のプロセスを紹介するとともに施策の取り組みに向けて得られた3つの着眼点について議論した.

  • 角田 晋也
    MACRO REVIEW
    2019年 31 巻 1 号 5-11
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/01
    ジャーナル フリー

     ボストン コンサルティング グループの戦略パレットでは、「事業の外部環境を予測可能か否か、および改変可能か否か」の2軸で戦略アプローチを4象限に分類し、戦略アプローチごとに適した思考フローを推奨している。他方、佐宗(2019)も「全く新規に創造するのか、それとも効率を向上するのか」および「動機が内発的か、それとも外発的か」の2軸で思考を4象限に分類している。本稿では両者の類似点と相違点を整理した。シェーピング型戦略アプローチはデザイン思考と、ビジョナリー型戦略アプローチはビジョン思考とそれぞれ相性が良く、事業に対する規制の整備の程度に応じて適切に選択すれば新産業振興の際に有効である。ここで、予測可能性は規制の整備の程度に大いに依存する。

  • —創出のための理解と振り返りを重視したプロジェクト型演習—
    原 辰徳, ホー バック, 白藤 翔平, 沖田 泰良, 栗山 幸久, 越塚 誠一
    Synthesiology
    2021年 2021 巻 2 号 1-13
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/09
    ジャーナル フリー
    人工物の構成型教育では、問題解決や創出のみならず、それらがもたらし得る影響の省察が重要である。この論文では、(I)人工物創出のための共通視点の理解、(II)プロジェクト型演習による実践、(III)相互評価と振り返りによる省察、から構成される人工物システムの教育方法を構築する。構成型工学のカリキュラムに基づき設定された(I)が、(II)と(III)を通じてどのように獲得・向上するかを明らかにするため、東京大学大学院において集中講義を3年間実施した。各視点の理解度合いには差があり、性能評価・計測と使用・保守は演習を通じて早期に、設計・構成と機能・サービスは振り返りを通じて理解が促進されることがわかった。また(I)の観点での批評的思考の副次効果が見られた。
  • 大野 宏之
    国際P2M学会誌
    2022年 16 巻 2 号 16-36
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/03/26
    ジャーナル オープンアクセス
    複雑性・多様性・多義性が交錯する現代においては、利害関係者のすり合わせによる事業構造を迅速にデザイン・実装・運用することが重要である。本研究では、P2Mのミッション志向に対するシステムズアプローチの分析と合成の手法に基づき、不確実性に強い事業デザイン立案の仕組みを提案する。本仕組みは、個人と集団における「発想」の仕組みに、アーティストやアスリートの所作から学んだ「ずらし(差異の知覚)」と「もたらし(触発による省察)」を取り入れたものである。「発想」の分析と構造化の反復を促し、アイデアの多様化と精緻化を経て生まれたアイデア群を適切な評価の「折り合い」の下で事業のプロジェクトのシナリオを導き出す。本仕組みは、3Sモデルにおけるスキームモデルの方向性を示すものである。
  • 佐々木 恭子
    日本経営倫理学会誌
    2023年 30 巻 11-22
    発行日: 2023/03/30
    公開日: 2023/05/04
    ジャーナル フリー
    Large companies are expected to play a greater role in addressing societal problems. In response, companies are broadening their purposes beyond profit maximization. This paper explores the recent phenomenon of “corporate purpose” using semistructured interviews with managers of six Fortune Global 500 companies in Japan. The study found that the companies have had a broader corporate purpose as Keiei rinen(mission statements)for decades. All six companies activated the duty aspect of purpose by disseminating the purpose within the organization, whereas four companies simultaneously activated the goal aspect of purpose through developing a corporate sustainability strategy. The findings also suggest two aspects of corporate purpose, goal and duty, determine how companies implement their purposes, rather than whether they have developed “purpose statements”.
  • *大野 宏之
    国際P2M学会研究発表大会予稿集
    2021年 2021.Autumn 巻
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/16
    会議録・要旨集 フリー
    複雑性・多様性・多義性が交錯する現代においては、利害関係者の合意による事業構造を迅速にデザイン・実装・運用することが重要である。本研究では、P2M のミッション志向に対するシステムズアプローチの分析と合成の手法に基づき、不確実性に強い事業デザイン立案の仕組みを提案する。本仕組みは、個人と集団における「発想」の仕組みに、アーティストやアスリートの所作から学んだ「ずらし(差異の知覚)」と「もたらし(触発による省察)」を取り入れたものである。「発想」の分析と構造化の反復を促し、アイデアの多様化と精緻化を経て生まれたアイデア群を適切な評価の「折り合い」の下で事業のプロジェクトのシナリオを導き出す。本仕組みは、3S モデルにおけるスキームモデルの方向性を示すものである。
  • 企業経営・企業倫理における「人間性原理」の再構築
    勝田 和行
    日本経営倫理学会誌
    2020年 27 巻 35-48
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/12/27
    ジャーナル フリー
    The so-called Japanese-style business management supported the rapid economic growth of this country and drastically transformed business, especially the employment system, through the slow-growth period called the “two lost decades.” As companies face a new business environment resulting from new industrial and digital revolutions, companies in Japan have repeatedly been involved in major scandals since 2017, such as the product quality(inspection)falsifications by Mitsubishi Materials, Nissan Motor, and Kobe Steel and other scandals by Yamato Holdings and Suruga Bank. This paper focuses on these five companies, which represent involvement in recent corporate scandals, and examines the main problems, factors, and backgrounds to the scandals. The author then suggests(1)promotion of empathy-based business management,(2)innovation leveraged by diversity, and(3)corporate governance based on the principle of human nature.
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