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クエリ検索: "体重管理"
1,602件中 1-20の結果を表示しています
  • 新保 みさ, 河嵜 唯衣, 小島 唯, 赤松 利恵
    栄養学雑誌
    2016年 74 巻 4 号 98-105
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/06
    ジャーナル フリー
    【目的】
    体重管理
    における誘惑場面の対策を包括的に教育するために,フリップチャート形式の教材を開発し,その実行可能性を検討することを目的とする。
    【方法】誘惑場面,食べ過ぎないための対策,食べ過ぎた後の対策を含むフリップチャート教材「誘惑に負けない
    体重管理
    」を開発した。この教材はフリップチャート,ワークシート,誘惑日記からなる。2015年6月に東京都A区で募集した16名(男性7名)に教材を用いた教室を実施した。教室では,誘惑場面を振り返り,対策を考えさせ,フリップチャートに沿って説明を行った。教室直後と1か月後に教材の評価や対策の実施状況を質問紙でたずねた。
    【結果】参加者の年齢の中央値(25,75%タイル値)は49.5(40,52)歳だった。教室直後の調査は参加者全員が回答し,教室の内容が「とても分かりやすかった」と答えた者は12名(75%)で,「今日をきっかけに頑張りたい」などの意見があがった。1か月後の調査では(回答者11名,69%),食べ過ぎないための対策を「まあまあできた」と答えた者が5名,食べ過ぎた後の対策を「よくできた」が1名,「まあまあできた」が3名だった。
    【結論】教材を用いた教室では誘惑場面における対策が理解され,実行への前向きな意見があげられたが,1か月後にも対策を実施できている者は少なかった。今後は教材を修正し,対策の継続的な実行を促すための支援やモニタリング方法を検討する必要がある。
  • ―体重管理における誘惑場面の対策に関する基礎と実践的研究―
    赤松 利恵
    行動医学研究
    2015年 21 巻 2 号 63-68
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/11/19
    ジャーナル フリー HTML
    望ましい食生活の実践には、「食物や栄養」に関する知識も必要である。しかし、「食物や栄養」に関する知識だけがあっても、「わかっているけれどできない」人を増やすだけである。食生活の実践には、「食行動」の知識も必要である。しかしながら、「食行動」視点の研究が少ないため、栄養教育に活用できる「食行動」視点のアドバイスが少ないのが現状である。そこで、栄養教育に活用できる「食行動」研究として、
    体重管理
    における誘惑場面の対策に関する研究を行った。まず、
    体重管理
    の対策の種類を整理するために、質的研究と尺度開発研究を行った。これらの研究によって、「行動置換」「食べ方」「刺激統制」「ソーシャルサポート」「認知的対処」の5つの対策が抽出された。その後、ある企業に協力いただき、
    体重管理の誘惑場面における対策のアドバイスを中心とした体重管理
    プログラムを行った。その結果、
    体重管理
    の行動変容段階の実行・維持期の者は増え、BMI(body mass index)25 kg/m2の人は減った。この実践的研究は、対策を中心としたプログラムの実施可能性を示した。さらに、
    体重管理
    における誘惑場面の対策を用いたカード教材を開発し、保健医療従事者および健康教室に参加した成人を対象に実施可能性を検討した結果、カード教材による学習を「楽しかった」と回答する人が多かった。一方で改良点も提案され、これらを参考に教材を改良した。本稿で紹介したような研究結果が、「食行動」視点のアドバイスには必要である。「栄養」を中心とした教育から、「食行動」視点を加えた栄養教育の実践のために、今後さらに「食行動」学の研究が実施されることを期待する。
  • 太田 和夫
    人工透析研究会会誌
    1979年 12 巻 1 号 331-351
    発行日: 1979/07/07
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • ―分娩後の糖尿病発症に関連する因子―
    和栗 雅子, 藤田 富雄, 中西 功, 木戸口 公一
    日本未病システム学会雑誌
    2006年 12 巻 1 号 148-151
    発行日: 2006/07/31
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 飲水行動に関連して
    十河 眞人, 小俣 優美子, 伊藤 和江, 大谷 幸子, 古田 昌子, 下田 研二, 星野 正信
    日本透析医学会雑誌
    1998年 31 巻 10 号 1323-1330
    発行日: 1998/10/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    はじめに: 飲水の制限は, 透析の予後を左右する循環器系の合併症を予防する上で重要である. しかし, 透析を受けている患者の中には, この飲水制限が不良である者が少なくない. そこで, 透析患者における飲水制限とパーソナリティ上の関係について, MMPI (Minnesota Multiphasic Personality Inventory) を用いて調査した.
    対象と方法: 清湘会のクリニックにおいて慢性維持血液透析を受けている患者約398人のうち, 中-日の体重増加がdry weightの5%以上ある51名 (男性: 34名, 女性: 17名) を
    体重管理
    の不良な例 (不良群) とし, 中-日の体重増加がdry weightの3%以下の33名 (男性: 16名, 女性: 17名) を良好な例 (良好群) とした.
    これらの透析患者にMMPI (原法の新日本語版, 三京房, 京都) を施行し, 不良, 良好の2群の間で各尺度の平均値について男女別に集計を行い, 比較を行った. MMPIの日本での標準化に際して対象とした健常成人1,022名 (男性: 500名, 女性: 522名) との間でも比較を行った.
    結果: 不良群は良好群に比し, 不安, 身体的愁訴に関係する尺度 (Hs, D, Hy, Pdなど) で高い値をとる傾向が認められたが, 有意な差はなかった. 正常成人に比べると, 不良群, 良好群ともにL, Hs, D, Hy, Esの尺度で有意に高値を示した.
    考察: 今回示された不良群, 良好群にともに認められたHs, D, Hyの高値は, 透析患者の抑鬱状況と身体的拘りを示唆する. この3つの尺度の上昇はneurotic triadと呼ばれ, 透析患者の神経症的状態を示すものと考えられる. 有意差は認められなかったが, 不良群ではこれらの尺度の得点が良好群より高く, 神経症的傾向が強いようであった.
    追加尺度のEsの低値は自我の脆弱性に通じるもので, 透析を受ける患者の精神的脆さを示しているといえよう.
  • 井上 瞳, 木村 典代
    日本スポーツ栄養研究誌
    2018年 11 巻 1 号 86-92
    発行日: 2018年
    公開日: 2025/05/20
    ジャーナル フリー

    【目的】

     今回対象とした社会人男子サッカーチームでは毎年約6割の選手が4~9月のシーズン中、特に試合後に、体重が減少する傾向があると回答した。そこで、シーズン中の体重維持(体重増減2%以内)を長期目標とした栄養サポートを行った。また、中期目標は、各選手が自分の摂取エネルギー量を把握できるようになることとした。

    【方法】

     社会人男子サッカーチームの19~32歳の選手26名のうち、体脂肪の減少が必要な者9名を除く17名とした。長期目標に対するアセスメントとして、体重・体組成を測定し、中期目標に対しては自記式の食事記録と写真撮影により栄養素等摂取状況を調査した。サポート開始時の推定エネルギー必要量はPAL2.0を用いて算出し、それを参考にエネルギー補給量を決定した。その後は体重と体組成の増減を確認しながら摂取エネルギー量に関する指導を個別に行った。一方、集団指導では試合後のエネルギー補給法を取り上げた。行動計画は選択肢の中から各選手が実施可能な行動目標を選択して立てた。

    【結果】

     サポート継続者は17名中16名(継続率94%)であった。シーズン終了時に体重を維持していた選手は8名、増加3名、減少5名であり、全体の目標達成率は50%だった。体重維持できなかった選手はシーズン中に体重のセルフモニタリングが出来ない環境にある者が多かった。

    【結論】

     

    体重管理
    はスポーツ選手にとって最も簡便なコンディショニング指標の1つであり、スポーツ障害の予防、体力維持に有効だと思われる。今後スポーツ栄養マネジメントの企画段階で体重計の複数設置などを含めた計画があると積極的なモニタリングを行うことができ、コンディションを高められる可能性が示唆された。

  • 菅本 英雄, 大塚 玲子, 小川 きみ代
    日本透析療法学会雑誌
    1987年 20 巻 7 号 525-529
    発行日: 1987/07/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    体重管理
    不良な症例の心理社会的問題について検討した. 維持透析患者のうち平均体重増加率が6%以上の患者6名を
    体重管理
    不良群 (不良群) とし, この不良群と同じ透析条件でかつ平均増加率が4%以下の患者14名を
    体重管理
    良好群 (良好群) とした. 平均透析期間, 平均年齢に差はなく, 生化学値にも顕著な差はなかった.
    50項目からなる調査紙を用いて社会的環境状態, 透析に対する理解度を測定し, 心理的状態の測定にはY-G検査, 内田クレペリン検査, CAS検査 (一部下位尺度) を用いて両群を比較検討した.
    結果は, 1) 不良群は社会的役割, 家族関係ともに満たされた状態にはなく, とくに家族関係は良好群より有意に不良と考えられた. 2) 透析に対する理解力は不良群において良好群より劣っていた. 3) Y-G検査分類では不良群と良好群において特異な分類上の傾向はなかった. 4) 内田クレペリン検査では不良群の平均作業量は良好群より有意に少なく (不良群=D段階), 知的能力の問題を示唆された. また両群とも初頭努力がやや少なくとっつきの悪さが考えられた. 5) CAS心理検査では, 不良群は自己規制しにくく, フラストレーション耐性が弱いことが示唆された.
    以上より,
    体重管理
    不良な症例では, これら心理社会的要因が相乗し, 積極的な透析生活への適応力が弱められていると考えられた.
  • 新保 みさ, 赤松 利恵, 山本 久美子, 玉浦 有紀, 武見 ゆかり
    日本健康教育学会誌
    2012年 20 巻 4 号 297-306
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/01/21
    ジャーナル フリー
    目的:
    体重管理
    の誘惑場面における対策に関するカード教材「ベストアドバイザーFORダイエット」のゲーム編の実行可能性を検討すること.
    方法:2011年12月~1月,A市内で行われた健康教室の参加者68名を対象に,ゲームを実施し,その前後に無記名自記式の質問紙調査を行った.事前調査では誘惑場面(入手可能性,社会的圧力,リラックス,報酬,否定的感情,空腹;各下位尺度3項目,6段階)におけるセルフエフィカシー,体格,属性をたずねた.事後調査ではセルフエフィカシー,ゲームへの評価の他,感想や意見を自由記述で回答させた.事前と事後のセルフエフィカシー得点は男女および誘惑場面ごとにWilcoxonの符号付き順位検定を用いて比較した.
    結果:解析対象者は64名であり,女性が40名(62.5%),60歳代以上が25名(39.1%)だった.全体および男女別の全ての誘惑場面において,事後にセルフエフィカシー得点が有意に高くなった.例えば,全体でみると,空腹におけるセルフエフィカシー得点(最小値:3点,最大値:18点)の中央値(25,75パーセンタイル値)は事前が3.0(3.0,6.8)点,事後が7.0(4.3,10.0)点だった(p<0.001).自由記述では,自分では思いつかない対策があって発見があったなどの肯定的な意見や,慣れるまでに時間がかかるなどの指摘があがった.
    結論:ゲーム実施後,誘惑場面におけるセルフエフィカシーが向上した.ゲームの体験者の意見から,カード教材は楽しく学習できる教材であるが,ゲームの遊び方には難しい部分もあることが分かった.
  • *木下 友理子, 河本 真由美, 城野 由加里, 山崎 圭世子, 坂番 和, 松本 楓子, 竹村 理子, 米浪 直子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 3H-06
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的:近年、女性においてBMI18.5未満のやせの割合が増加しており、特に20歳代は生活時間の乱れや朝食欠食の割合も多く、次世代を育む若年女性のやせの問題は深刻である。本研究では、女子大学生を対象に食習慣および生活習慣の意識についての調査を行い、体格との関連について検討した。方法:大阪市および京都市内の大学に在籍する女子大生421名を対象とし、2015年10月~12月に質問紙調査を実施した。有効回答数は379名(回収率90%)であった。結果:50項目の回答について因子分析を行った結果、「外食・中食の自己抑制の意識」「食事摂取の意識」「食品の安全性の意識」「運動の意識」「食事のマナー・時間の意識」「食品の選択の意識」「
    体重管理
    の意識」の7因子が抽出され、全ての因子間に有意な相関が認められた。BMI18.5未満群と18.5以上群を比較すると「
    体重管理
    の意識」の得点において、18.5未満群で有意に低値を示した。重回帰分析の結果から、BMI18.5未満群の「
    体重管理
    の意識」因子には、「外食・中食の自己抑制の意識」と「食品の選択の意識」の2因子が関連し、18.5以上群では「運動の意識」因子を入れた3因子が関連していた。以上のことから、女子大学生のBMI18.5未満群では、「外食・中食の自己抑制の意識」、「食品の選択の意識」を向上させて「
    体重管理
    の意識」を高める必要があることが示唆された。
  • *木下 友理子, 河本 真由美, 城野 由加里, 山崎 圭世子, 坂番 和, 松本 楓子, 竹村 理子, 米浪 直子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-070
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的:近年、女性においてBMI18.5未満のやせの割合が増加しており、特に20歳代は生活時間の乱れや朝食欠食の割合も多く、次世代を育む若年女性のやせの問題は深刻である。本研究では、女子大学生を対象に食習慣および生活習慣の意識についての調査を行い、体格との関連について検討した。方法:大阪市および京都市内の大学に在籍する女子大生421名を対象とし、2015年10月~12月に質問紙調査を実施した。有効回答数は379名(回収率90%)であった。結果:50項目の回答について因子分析を行った結果、「外食・中食の自己抑制の意識」「食事摂取の意識」「食品の安全性の意識」「運動の意識」「食事のマナー・時間の意識」「食品の選択の意識」「
    体重管理
    の意識」の7因子が抽出され、全ての因子間に有意な相関が認められた。BMI18.5未満群と18.5以上群を比較すると「
    体重管理
    の意識」の得点において、18.5未満群で有意に低値を示した。重回帰分析の結果から、BMI18.5未満群の「
    体重管理
    の意識」因子には、「外食・中食の自己抑制の意識」と「食品の選択の意識」の2因子が関連し、18.5以上群では「運動の意識」因子を入れた3因子が関連していた。以上のことから、女子大学生のBMI18.5未満群では、「外食・中食の自己抑制の意識」、「食品の選択の意識」を向上させて「
    体重管理
    の意識」を高める必要があることが示唆された。
  • 久保田 浩史, 村山 晴夫, 石川 美久, 佐藤 武尊, 増地 克之, 岡田 弘隆, 渡辺 直勇, 渡辺 涼子
    武道学研究
    2012年 45 巻 Supplement 号 27
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/04/04
    ジャーナル フリー
  • 玉浦 有紀, 赤松 利恵, 武見 ゆかり
    栄養学雑誌
    2010年 68 巻 6 号 397-405
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/01/18
    ジャーナル フリー
    目的:フォーマティブ・リサーチに基づいた
    体重管理
    プログラムを職域において実施し,プログラムのプロセス評価およびプログラム実施後の対象者の行動,BMIの変化を検討する。
    方法:都内にある運送業者の一営業所(社員317名)で実施した。プログラムの計画のため,環境調査と社員18名を対象にインタビュー調査を実施した(研究1)。フォーマティブ・リサーチの結果からプログラムを計画し,約6カ月間プログラムを実施した。BMI,
    体重管理
    における誘惑場面におけるセルフエフィカシーおよび対策行動,
    体重管理
    に関する知識などの変化をプログラム実施前後で比較した(研究2)。
    結果:フォーマティブ・リサーチの結果,勤務時間内に社員がプログラムに参加する時間を確保することが難しいことがわかり,食生活調査の個人結果返却と社内の休憩室の掲示板を用いたプログラムを実施した。その結果,対象者の36.3%(115名)が事前事後調査に回答し,21.5%(68名)が個人結果を受け取りかつポスターを利用したと回答した。後者では,
    体重管理
    の知識も増え(p=0.021),
    体重管理
    の誘惑場面における対策行動を実行する者が増える傾向にあった(p=0.064)。また,一日の菓子・嗜好飲料の回数も減っていた(p=0.001)。
    考察:本研究の解析対象者は,事前事後調査に回答した者であり,かつ本研究ではコントロール群を設定していないため,プログラムの効果は評価できない。本稿は,対象者のニーズをもとにプログラムを開発した点において先進性があり,職域での
    体重管理
    プログラムの事例として紹介するものである。
    (オンラインのみ掲載)
  • 白戸 里佳, 三好 美紀
    青森保健医療福祉研究
    2024年 6 巻 1 号 13-18
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/05/03
    ジャーナル オープンアクセス

    〔目的〕産後女性の肥満予防のための効果的な取り組みについて検討するため,青森県市町村における産後の

    体重管理
    に関する保健指導の実施状況を明らかにすることを目的とした。

    〔方法〕青森県内40市町村の保健センター又は母子保健主管課を対象に,自記式質問紙調査を行った。調査内容は,母子保健事業における産後の

    体重管理
    に関する指導の有無と指導方法,目標体重の設定方法,指導期間,指導場面・指導形態,生活習慣病予防を目的とした40歳未満対象の健康診査の有無,
    体重管理
    に関する保健指導の実施状況とした。

    〔結果〕青森県内40市町村のうち,28市町村から回答を得た (回答率70.0%)。産後の

    体重管理
    に関する保健指導を実施しているのは,28か所中13か所 (46.4%) であった。生活習慣病予防を目的とした40歳未満を対象とした健康診査を実施しているのは,28か所中24か所 (85.7%) であった。

    〔結論〕青森県市町村における産後の

    体重管理
    に関する保健指導を実施している市町村は全体の半分以下であった。産後も母親の職業の有無に関わらず,年に一回の健診受診が継続できる体制と,必要時に専門職による対面での保健指導や情報提供を受けることのできる機会の確保が若年層の肥満,生活習慣病予防につながると考えられた。

  • 玉浦 有紀, 赤松 利恵, 武見 ゆかり
    栄養学雑誌
    2010年 68 巻 2 号 87-94
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/09/10
    ジャーナル フリー
    目的:本研究では,
    体重管理
    における誘惑場面の対策を評価するための,対策尺度を作成することを目的とした。
    方法:本研究の対象者は,自己記入無記名式の質問紙調査に協力を同意した994名であった。調査では,誘惑場面における対策頻度,誘惑場面における対策の行動変容ステージ,
    体重管理
    の知識,誘惑場面におけるセルフエフィカシー,現体重に対する認識,属性についてたずねた。分析では,対策の項目選定,探索的因子分析,信頼性(クロンバックα係数)の検討,確証的因子分析,妥当性の検討を行った。
    結果:解析対象者は752名だった(男性518名,女性210名,不明24名)。誘惑場面の対策として,「行動置換」11項目,「食べ方」12項目,「刺激統制」5項目,「ソーシャルサポート」4項目,「認知的対処」12項目の5尺度(計44項目)が作成された。各尺度の内的整合性(クロンバックα係数)は0.68~0.87であった。TTMの行動変容ステージが高い,あるいは,
    体重管理
    の知識が「ある」と回答した者ほど,対策尺度得点は高かった。
    考察:
    体重管理
    を行っている者において,5つの新しい対策尺度の妥当性と信頼性が確認された。本研究は横断的な調査であるため,今後は,
    体重管理
    の誘惑場面における対策とセルフエフィカシーの関係について,縦断的に検討を行う必要がある。
    (オンラインのみ掲載)
  • 新保 みさ, 赤松 利恵, 山本 久美子, 玉浦 有紀, 武見 ゆかり
    栄養学雑誌
    2012年 70 巻 4 号 244-252
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/11
    ジャーナル フリー
    【目的】成人を対象とした
    体重管理
    の誘惑場面における対策について,ゲームを通して学習できるカード教材「ベストアドバイザーFORダイエット」を開発した。本稿では,カード教材の解説を行うとともに,保健医療従事者によるカード教材の評価を報告する。
    【方法】2011年7月~10月に開催された市町村の保健医療従事者向けの研修会に参加した66名を対象にカード教材のゲーム式の使い方を実施した。ゲーム終了後に,質問紙を用いてゲームの感想や遊び方,
    体重管理
    の教材としての評価,属性をたずねた。また,質問紙の最後に意見や感想を自由記述で記載する欄を設けた。
    【結果】解析対象者は62名(女性:57名,91.9%)だった。「ゲームは楽しかったですか」,「
    体重管理
    の教材として役立つと思いますか」という問いに対してそれぞれ57名(91.9%),49名(79.0%)が「とてもそう思う/そう思う」と回答した。自由記述では,指導者向けの教材として利用したいという意見があがった。一方で,教材や遊び方について,ルールや内容が難しいなどの改善すべき点もあがった。
    【結論】
    体重管理
    の誘惑場面における対策に関する学習教材として,肯定的な意見が得られた。あげられた改善点をもとに,教材の見直しを行い,今後は一般成人を対象に実行可能性および教育効果について,検討をする必要がある。
  • 目崎 登, 相澤 勝治, 中村 良三, 山口 香
    日本体育学会大会号
    2002年 53 巻
    発行日: 2002/08/30
    公開日: 2017/08/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 涌井 佐和子
    大学体育
    2001年 27 巻 2 号 152-161
    発行日: 2001/02/10
    公開日: 2017/07/03
    ジャーナル フリー
  • 新保 みさ, 赤松 利恵, 玉浦 有紀, 武見 ゆかり
    日本健康教育学会誌
    2012年 20 巻 3 号 171-179
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/01/17
    ジャーナル フリー
    目的:
    体重管理
    の誘惑場面ごとのセルフエフィカシー(SE)と対策の関連を調べること.
    方法:2008年7月,A社の健康保険組合員994名(解析対象者:622名,平均年齢:42.2歳,男性:419名,67.4%)を対象に
    体重管理
    の誘惑場面(入手可能性,社会的圧力,リラックス,報酬,否定的感情,空腹)におけるSEおよび対策(行動置換,食べ方,刺激統制,ソーシャルサポート,認知的対処),属性について自己記入式質問紙調査による横断的研究を行った.解析では,誘惑場面ごとのSEと対策について,Pearsonの相関係数を求めた.さらに,誘惑場面ごとのSEを従属変数,属性と対策を独立変数とした重回帰分析で,SEと属性および対策との関連を調べた.
    結果:単相関の結果,入手可能性および空腹のSEは,5つの対策のうち,食べ方,ソーシャルサポート,認知的対処の3つの対策と正の関連がみられた.重回帰分析の結果,入手可能性,リラックス,報酬,否定的感情,空腹のSEは,5つの対策のうち,認知的対処と正の関連があった.社会的圧力のSEには,年齢,性別,ソーシャルサポートが関連しており,性別は,他にも入手可能性,リラックス,否定的感情,空腹のSEと関連を示した.
    結論:単相関では,誘惑場面によってSEと関連している対策の種類が異なっていた.属性や対策間の影響を考慮すると,認知的対処は多くの誘惑場面と正の関連がみられた.さらに,本研究は,誘惑場面のSEには属性も関連していることを示唆した.
  • 藤沢 春美, 高木 ちどり, 若林 賀津子, 涌井 博英, 関 惠美, 藤澤 洋子
    日本重症心身障害学会誌
    2013年 38 巻 2 号 352
    発行日: 2013年
    公開日: 2022/04/28
    ジャーナル フリー
    はじめに A病棟は入院患者の平均年齢が45.6歳であり、ほとんどが壮年期である。一般的に40〜50代は基礎代謝量が低下し、肥満になる年齢と言われている。入院患者40名の過去10年間の体重の変化を調べたところ、前年と比較して毎年10名前後が増加していたが、ここ2〜3年は20〜30人の患者に体重増加がみられた。その原因は、食事量が身長・体重・年齢・活動量に適したカロリー量ではなかったことにあり、体重増加につながったと考えられた。そこで今回、食事量と活動量の見直しを行い、患者のQOLを下げることなく体重減少をすることができたので報告する。 研究方法 対象:2010〜2011年の1年間で3kg以上体重が増加し、自力での運動が可能で、医師より医学的に問題がないとされ、家族の同意が得られた患者5名。 方法:1.医師、栄養士、理学療法士、看護師により目標体重、必要栄養量、活動量のプログラム作成と実施 2.分析・評価:体重、血液検査、患者の行動の変化で行う。 結果・考察 栄養量は、推定エネルギー必要量と比較してカロリーを多く摂取していたため、主食量を1日につき144〜256kcal減量した。活動は、個々のプログラムを作成し実施した。その結果体重は、5カ月間で0.3kg〜3.5kg減少した。血液検査データでは、4人の総コレステロール値が3〜27mg/dl減少している。食事量の見直しと個別の活動プログラムの継続により、対象者全員の活動量が増加することで、体重減少につながった。患者個々に行動・様子・機嫌等に変化がみられなかったことから、主食を減量したことによる患者へのストレスは無かったと考える。体重が減少したことにより動きがスムーズになり、患者の活き活きした表情がみられるようになった。個人に合った活動プログラムの継続と、栄養量の検討が必要であり、今後も定期的に評価していく必要がある。
  • 胡日査, 渡辺 也恭, 平野 清
    日本草地学会誌
    2025年 71 巻 1 号 45-51
    発行日: 2025/04/23
    公開日: 2025/05/15
    ジャーナル 認証あり
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