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クエリ検索: "動物実験代替法"
388件中 1-20の結果を表示しています
  • 黒澤 努
    日本薬理学雑誌
    2011年 138 巻 3 号 108-111
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/10
    ジャーナル フリー
    アジアにおける
    動物実験代替法の研究は日本動物実験代替法
    学会が世界初の関連学会として誕生したときに開始された.その後
    動物実験代替法
    の研究は欧米で進展し,世界
    動物実験代替法
    会議が定期的に開催されることとなり,第6回世界
    動物実験代替法
    会議(WC6)が2007年に東京で開催され大きく開花した.この開催に合わせ,京都だけでなく,中国北京,韓国ソウルにてサテライト会議が開催され,アジア全域に
    動物実験代替法
    の研究が普及し始めた.とくに韓国では2007年に韓国
    動物実験代替法
    学会が設立され,活発な活動が行われている.また中国でも緩やかではあるが中国実験動物学会内,北京実験動物学会内に
    動物実験代替法
    に関する委員会が設立され,活動が開始されている.日本
    動物実験代替法
    学会はこれらの動きにも注目し,日中韓国際シンポジウムを定期的に開催している.また実験動物学関係者の
    動物実験代替法
    (3Rs)への関心は国際的な高まりを見せ,国際的な実験動物福祉に関する標準,法律,指針などで強調されるようになってきた.これを受けアジアにおいても各国の実験動物学会の連合体である,アジア実験動物学会連合(AFLAS)が2年に1度開催される折に3Rs関連の演題の発表だけでなく,シンポジウム,ワークショップが開催されている.また国際実験動物愛護評価認証協会(AAALAC International)の認証研究機関がアジアでは急増し,その基準文書のILARの指針の普及とともに,3RsとりわけRefinementへの認識の高まりと実践が本格化している.アジア各国における
    動物実験代替法
    への関心の高まりとそれをうけた国際的整合性を持った法整備に我が国も注目しなければならない.
  • 豊田 英一
    環境変異原研究
    2005年 27 巻 2 号 125-128
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/12/26
    ジャーナル フリー
    The most recent and international movement regarding to the alternative methods to animal testing is the 7th amendment of EU Cosmetic Directive. By this Directive, testing ban and marketing ban enter into a phased prohibition in consideration of scientific progress. However, the development of the alternative method that has been left is extremely difficult compared with the one that has been developed so far. A global collaboration is necessary now for accomplishment of the goal.
  • 菅原 努
    組織培養研究
    1989年 7 巻 2 号 9-12
    発行日: 1989/03/20
    公開日: 2012/11/13
    ジャーナル フリー
  • 秋田 正治, 吉山 友二
    日本薬理学雑誌
    2022年 157 巻 5 号 326-329
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/01
    ジャーナル フリー

    19世紀の後半から,実験動物は科学研究にとても多く使用されてきた.特に1890年代に実験動物であるWistarラットが誕生して以降,様々な実験動物が開発され,実験動物は人間のために偉大な貢献を収めてきた.いわば我々は実験動物により,豊かに生き延びてきたと言っても過言ではない.しかし,この実験動物の使用数は1990年代をピークに少しずつ減少してきている.その理由の一つに,

    動物実験代替法
    の存在が挙げられる.1980年前後から
    動物実験代替法
    の重要性を唱える声が高まり,動物を使用しない実験へと世界中で舵が切られてきたためである.動物実験はコストや時間がかかることも大きな原因であることは相違ないが,実験動物をむやみに使用することに対する懸念が最大の原因であることは紛れもない事実である.人間の命を守るために,他の動物の命を犠牲にしてよいのかという強い疑念を多くの人間が抱き始めたためである.人類は,生きるための手段として狩猟や動物を家畜化して生きてきが,これは生き延びるための手段であった.現代の人間は,人間のことのみを考えるのではなく,地球全体の生命のことを考えた上で,人間が生きる手段を見つけていこうとしている.その生きる手段として,
    動物実験代替法
    の意義はとても大きく,今後さらに重視されていくこととなるであろう.本稿では,この
    動物実験代替法
    における日本の歴史および動向について概説する.

  • 宮崎 博之, 吉山 友二
    日本薬理学雑誌
    2018年 151 巻 2 号 48-51
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/02/07
    ジャーナル フリー

    動物実験代替法
    は,動物実験の3Rs(Replacement,Reduction,Refinement)を前提としている.
    動物実験代替法
    の利用は,EU指令により同域内での動物実験が禁止された化粧品を始めとして,化学物質,医薬品,医療機器,農薬において世界的な潮流となっている.本稿では,日本における
    動物実験代替法
    研究の歩みについて述べるとともに,その技術的側面としての細胞培養,非哺乳動物,非脊椎動物及びin silicoにおけるReplacementの開発に関する最近の話題について述べる.

  • 組織培養研究
    2001年 20 巻 2 号 76
    発行日: 2001/06/30
    公開日: 2012/11/13
    ジャーナル フリー
  • 大野 泰雄
    日本薬理学雑誌
    2011年 138 巻 3 号 99-102
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/10
    ジャーナル フリー
    薬理学研究における薬物の作用標的の解析や医薬品候補物質の研究等にin vitro試験法が広く利用されている.しかし,様々な理由で,in vitroで得られた結果が必ずしもin vivoで再現できないことが多く,in vivo動物実験を欠かすことができない.平成23年3月に予定していた薬理学会年会においても,多数の動物実験結果が発表される予定であった.一方,動物実験については,市民による反対運動もあり,3Rsの原則に則り適正に実施することが法的に求められている.また,世界的に代替法の開発・評価を専門的に行う国立の機関も多く構築されている.薬理学が今後も社会のサポートを得,継続して発展していくためには,関連法規制を遵守し,動物実験を行う機関,施設,機材および人材を整備し,代替法について研究者教育を行うとともに,それらの適切性について第三者により評価を受けることが重要である.これは一研究者により対応できることではなく,研究機関が組織として対応して初めて達成することが可能である.
  • 林 裕造, 大野 泰雄
    ファルマシア
    1991年 27 巻 12 号 1253-1257
    発行日: 1991/12/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • ―薬理学会における動物実験の問題点―
    大野 泰雄
    日本薬理学雑誌
    2005年 125 巻 6 号 325-329
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/08/01
    ジャーナル フリー
    薬理学は薬物の生体作用とその機序を明らかにすることを主要な目的とする学問であり,そのための多くのin vitro試験方法が開発されてきた.一方,動物愛護の立場からも生命科学研究に用いる試験法をなるべく動物を使用しない方法に置き換え(Replacement),使用動物数を削減し(Reduction),動物に与える苦痛を少なくする(Refinement)という3Rの原則が求められている.1999年にボロニアで開催された生命科学のための動物使用と
    動物実験代替法
    に関する世界会議でボロニア宣言が採択され,3Rの原則を法律に組み込むこと,動物実験に関係する全ての者に教育や訓練を行う機構を設置すること,また,動物実験の科学的,倫理的妥当性を審査委員会で審査を受けるべきと勧告された.なお,薬理学会員の所属する施設での動物実験委員会の設置や倫理的な動物実験の教育には施設により差がある.第三者による評価が必要であろう.一方,
    動物実験代替法
    の開発とバリデーションを促進するため,EUではEuropean Center for the validation of Alternative Methods(ECVAM)を1994年に,米国ではInteragency Coordinating Committee on the Validation of Alternative Methods(ICCVAM)を1993年に設立した.わが国においても平成17年度予算で国立医薬品食品衛生研究所に代替法を中心とする新規安全性試験法を評価するための室が認められた.
  • 佐藤 温重
    The Journal of Toxicological Sciences
    1996年 21 巻 4 号 App189-App196
    発行日: 1996/11/25
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
  • 吉山 友二, 秋田 正治
    日本薬理学雑誌
    2022年 157 巻 5 号 325
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/01
    ジャーナル フリー
  • ―ニワトリ胚の動物実験代替法への応用―
    吉山 友二, 宮崎 博之, 杉山 隆
    日本薬理学雑誌
    2005年 125 巻 6 号 358-364
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/08/01
    ジャーナル フリー
    本研究では,古くから薬物の毒性および薬効の評価に使用されてきたニワトリ胚の
    動物実験代替法
    への応用を目的とし,毒性学的・薬理学的評価法の確立を試みた.まず,毒性学的評価法として心血管系作用薬の致死毒性について検討した.孵卵2日目の受精卵への気室内投与における心血管系作用薬のLD50値は,げっ歯類における致死毒性の予測性が高く,概略の致死量の算出を求められている非臨床試験の単回投与毒性試験の
    動物実験代替法
    としてきわめて有用であると考えられる.次いで,生理学的および薬理学的評価法の検討を目的とし,心電図波形記録法の開発を行った.孵卵後期の胚は体動が著しいため,urethane-α-chloralose混液による胚の静穏化を試みた.また,心臓の起電力が小さいため,高感度心電図波形記録システムを作製した.その結果,孵卵16日目のニワトリ胚において明瞭かつ分析可能な心電図波形の記録を可能とした.本法を用いて,種々の心血管系作用薬の心電図波形に及ぼす影響について検討した結果,ニワトリ胚は心血管系作用薬の毒性および薬効評価において有用な動物実験代替種であることが示唆された.また,Caチャネル拮抗薬投与後の心電図波形に対する照明条件の影響について検討した結果,明条件下と比較して暗条件の方が心電図波形に及ぼす影響が強く発現し,この増強効果はメラトニンの同時投与により再現された.ニワトリ胚はメラトニンの関与するサーカディアンリズムに関する時間薬理学的研究,あるいは薬物相互作用の研究分野においても有用であると結論した.さらに,ヒトでみられる抗不整脈薬の催不整脈作用がニワトリ胚で再現可能であったことから,この種の薬物の有害作用のスクリーニングにも有用であると結論した.ニワトリ胚を用いる毒性·薬効評価法は,非常に有用性の高い
    動物実験代替法
    であると結論した.
  • 板垣 宏, 萩野 滋延
    ファルマシア
    2008年 44 巻 9 号 863-868
    発行日: 2008/09/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 小島 肇夫
    日本薬理学雑誌
    2011年 138 巻 3 号 103-107
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/10
    ジャーナル フリー
    動物実験代替法
    (以下,代替法と記す)の開発を促すために各国に設立された代替法バリデーションセンターの協調を図るため,2009年に日米欧カナダの参加で,代替試験法協力国際会議(ICATM: International Cooperation on Alternative Test Methods)の覚書が交わされ,代替法の開発に国際協調がより重要視されることになった.さらに,2011年には韓国の追加参入が決まり,新たな覚書が交わされた.このICATMの取り決めに準じた日本
    動物実験代替法
    評価センター(JaCVAM: Japanese Center for the Validation of Alternative Methods)の活動状況および今後の国際対応についてまとめた.本来なら,ICATMの傘下においてJaCVAMは欧米間での調整役を果たすべきであるが,体制が未熟で層が薄いJaCVAMにはその役割が望まれていない.国際的な位置付けを高めるためにも,日本の技術力を利用して,より多くの画期的な試験法をテストガイドラインに提案していきたい.そのためには日本人専門家の協力が不可欠であると考えている.
  • 菅原 努
    生活衛生
    1986年 30 巻 3 号 126-132
    発行日: 1986/05/10
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 今井 弘一
    日本再生歯科医学会誌
    2015年 13 巻 1 号 15-26
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/05/11
    ジャーナル フリー
    最近,再生医療の分野では幹細胞研究は著しい進歩を遂げている.体性幹細胞である組織幹細胞は細胞分化の方向性が定められた細胞型にのみ分化することができ,一般的に再生医療で使用されている.しかし,最近開発されたiPS細胞は再生医療用として目的の組織や細胞を人工的に製作して損傷部位を修復するために患者に移植できる.本研究では,この目的のための技術的な目標を要約する.また,歯科領域における再生医療の特殊性と,ES細胞を使用したin vitro発生毒性試験法であるEST法を改善するアイデアを記載する.
  • 河内 猛
    日本薬理学雑誌
    2007年 130 巻 2 号 163-166
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/08/10
    ジャーナル フリー
    経皮製剤,点眼剤など局所に投与される医薬品の開発では,動物を用いた局所刺激性試験において,投与部位である皮膚や粘膜の局所刺激性プロファイルが,ヒトへの安全性予測に必要なデータとなる.この局所刺激性は,ヒトよりも感受性が高いと考えられ,データの蓄積が豊富である動物を用いた局所刺激性試験から確認されることが多いが,最近ではin vitro評価系(
    動物実験代替法
    )の開発・検証もあり,局所刺激性評価の選択肢も変わりつつある.各評価系が局所刺激性発現のどのプロセスを反映したものなのか,ヒトとの乖離の程度などをよく理解し,評価系の選択・組み合わせを行うべきである.本稿では,経皮製剤(皮膚への影響)を中心に局所刺激性試験の医薬品開発における位置付けおよびヒトへの安全性予測について述べる.
  • 大野 泰雄
    ファルマシア
    2008年 44 巻 9 号 847-
    発行日: 2008/09/01
    公開日: 2018/08/26
    ジャーナル フリー
  • 吉村 功
    臨床薬理
    1993年 24 巻 1 号 307-310
    発行日: 1993/03/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 小島 肇夫
    日本薬理学雑誌
    2007年 130 巻 6 号 505-509
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/12/14
    ジャーナル フリー
    「動物の愛護及び管理に関する法律」が2006年6月に施行され,さらに,「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」が環境省より告示された.この基本的な考え方は,3Rs(Reduction:実験動物の削減,Refinement:実験動物の苦痛の軽減,Replacement:実験動物の置き換え)の徹底である.しかし,削減や置き換え試験法の確立のためにはバリデーションや第三者専門家による評価が必要である.この試験法評価の使命を果たすために,国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター内に新規試験法評価室が2005年11月に設立された.この部門の活動をJaCVAM(Japanese Center for the Validation of Alternative Methods)と呼ぶ.
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