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クエリ検索: "小泉成器"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • *清水 佑佳子, 嶋野 安哲, 香西 健太郎, 谷口 明日香, 小林 理恵
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2022年 33 巻 C-3
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/02
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】給餌飼料の配合の違いが鶏卵の品質や嗜好性に影響することは、既に理化学特性の他、味覚センサーや官能評価等により明らかにされている。特に官能評価においては、日常で食べられる鶏卵の調理加工品に調製して評価するのが現実的である。本研究では給餌飼料を変えて開発した原卵の特性評価をする際、副材料の影響を受けないゆで卵を用い官能評価が可能かその方法を検討した。

    【方法】数種の市販卵の中から、予備評価により類似した特徴を持つ2種の卵を選択した。これらを水から入れて沸騰後4分、6分、10分間ゆでた卵と、エッグスチーマー(

    小泉成器
    (株))を用いて温泉卵を調製し、本学の学生と教員のべ30名を被験者とした1対2点識別法により識別可能な試料を抽出した。給餌飼料の明確な3種[基礎飼料のみ,基礎飼料+プレミックス1%配合(フレーバ有りまたは無し);イセデリカ(株)]の品質特性を評価するため、言葉だしを経て評価項目(甘味、塩味、うま味、酸味、濃厚さ、味わいの強さ、複雑さ、味の持続性)を設定し、調理科学研究室員を対象に評点法による分析型官能評価を行った。

    【結果・考察】1対2点識別試験より、沸騰後4分のゆで卵のみ有意に識別可能であったため、これを以降の官能評価試料の調製条件とした。評点法による評価では、基礎飼料にプレミックスを添加するとコク味に関連する味わいの強さや複雑さ、味の持続性が有意に強くなる傾向であった。しかし、フレーバー有無による差は製造ロットにより評価の難易度が異なった。飼料配合のわずかな相違の影響を評価するには、評価試料および評価項目の再検討に加え、鶏の個体差や生育環境の影響を統計的に排除可能であるか長期的に評価を継続する必要がある。

  • *尾崎 純一, 真鍋 健一
    年次大会
    2017年 2017 巻 J0440303
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/25
    会議録・要旨集 フリー

    Induction Heating (IH) is one of the heating methods for materials and molds. Induction heating has advantages such as higher thermal efficiency than other heating methods. Therefore, it is desirable that it is also utilized for FRTP forming. Though household IH cookers are inexpensive, they have the possibility of applying to the FRTP forming. In this study, to examine the heating characteristics of the IH cooker, heating experiments were conducted using a steel plate. It was confirmed that the steel plate can be heated up to 250 °C. Furthermore, fabrication of FRTP pipe using the co-woven braid composed of polyamide and carbon fiber by the internal pressure molding method was carried out. From the experimental results, it is confirmed that fabrication of FRTP pipes using the household IH cooker is available.

  • 法木 左近, 石田 久哉
    日本フットケア・足病医学会誌
    2024年 5 巻 3 号 175-180
    発行日: 2024/09/30
    公開日: 2024/09/30
    ジャーナル フリー

     足白癬は糖尿病足病変の予後に関係するため, フットケア領域では重要な疾患である. 趾間型, 小水疱型, 角化型の3つの病型があり, 踵部にはかゆみをほとんど呈さない角化型が多い. したがって, 疾患を見逃す可能性が高く, 正確な診断を必要とする. 白癬診断のゴールドスタンダードは水酸化カリウム直接鏡検法 (KOH法) であるが, 特に踵部は検体採取部位や採取方法に経験を要する. 本研究では誰でも簡便に検体を採取できる方法として, 美容用角質削り器 (以下角質削り器と略) を用いた. さらにこの検体を, 爪白癬に対して保険適用になっているモノクローナル抗体白癬菌抗原キット (以下キットと略) で診断を試みた. 被験者は, 角化型足白癬で皮膚科通院中および踵部の角化を主訴に皮膚科を受診した19名, および健常人ボランティア20名の計39名とした. その結果, 感度, 特異度, 診断精度, 陽性尤度比, 陰性尤度比においてKOH法と高い診断一致率を示した. 角化型足白癬の診断に, 角質削り器とキットを使用した方法は, 有用であると考えた.

  • 小野 和宏, 高木 律男, 小林 龍彰, 野澤 佳世子, 大橋 靖, 田口 洋
    日本口腔科学会雑誌
    1998年 47 巻 2 号 199-205
    発行日: 1998/04/10
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    Abstract: The position sense of the mandible is very acute, and sensory information from peripheral nerve terminals is considered to contribute to this oral sensation. The roles of temporomandibular joint and masticatory muscle proprioceptors were evaluated by the psychophysical technique. The subjects were five healthy volunteers with no abnormalities of the temporomandibular joints, masticatory muscles, or occlusion. After a mandibular position defined as the interincisor distance was presented and learned by the subjects, they were asked to reproduce a subjectively equivalent mandibular position, and the differences in the interincisor distance between the presented and reproduced mandibular positions were evaluated.
    1. Changes in the subjectively equivalent mandibular position were studied with and without blocking of articular sensory information by anesthetizing the bilateral temporomandibular joints, but no significant difference was observed between with and without anesthesia.
    2. When sensory information from muscle spindles was increased by vibrating the bilateral masseter and temporal muscles, errors were observed in the subjectively equivalent mandibular position: the reproduced interincisor distance was significantly reduced.
    These findings suggested that sensory signals from the temporomandibular joints do not contribute to the position sense of the mandible and that awareness of jaw position depends on sensory input from muscle spindles of the masticatory muscles.
  • *佐野 将太, 橋爪 裕貴, 長谷川 啓介, 川喜田 佑介, 宮崎 剛, 田中 博
    画像電子学会研究会講演予稿
    2023年 22.03 巻 22-03-17
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/31
    会議録・要旨集 認証あり
    室内には様々な音源が存在しており,それらの音の識別を行うことで生活状況の見守りなど多様な応用が期待できる.筆者らは室内で発生する音の時系列データをスペクトログラム画像に変換し,それを転移学習の入力として識別モデルを作成し,環境に存在する各音を推定する手法を検討している.その際に,録音にかけられる労力や必要なデータの種類が多岐にわたることが原因で事前に用意できる音データが限られている.その結果,学習に必要なデータが足りずに十分な識別精度が得られない場合が考えられる.そこで,本検討では室内に存在する単一音,混合音の識別を目的にデータ数が限られている場合における識別精度向上のためのデータ拡張の手法を提案,適用し,その効果を明らかにした結果を述べる.
  • 外園 愛理, 武居 優紀, 山田 泰之
    人間工学
    2025年 61 巻 2 号 97-103
    発行日: 2025/04/15
    公開日: 2025/05/31
    ジャーナル フリー

    アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎,花粉症,喘息など)の患者は,咳,鼻づまり,かゆみといった症状により睡眠が妨げられることが多い.このような症状の原因にはアレルゲンや温度,湿度などの空気環境が関与している.しかし現在の住宅全体を空調する方法は効率的でない場合がある.本研究では睡眠中の空気環境管理を個人のベッド空間に限定して,効率的に制御する方法を提案する.具体的にはシングルベッドサイズのインフレータブル構造を用いて,その内部の空気清浄や温湿度調整と,リアルタイムでの環境をモニタリングするシステムの構築をめざす.実験の結果,断熱性のあるインフレータブル構造を採用することで,一般的な家電製品の技術を利用して目標とする空気清浄,加湿,暖房を1時間以内に実現可能であることが確認された.一方で,冷房機能については小型ペルチェ素子の適用に課題が残ることが示された.

  • 福田 輝幸
    日本画像学会誌
    2024年 63 巻 4 号 364-372
    発行日: 2024/08/10
    公開日: 2024/08/10
    ジャーナル フリー

    デジタル印刷によるアナログ印刷市場の置換えと新規導入が進み,化粧品の分野にもその影響が広がりつつある.本研究では,デジタルプリント技術を化粧に応用する際の課題について,既に市販されているインクジェット化粧プリンターを用いて解説を試みた.特に,従来のデジタル印刷は白地に対して彩色を加える方法が主流であり,印刷対象の欠点を修正する技術についてはあまり検討されてこなかった点に着目した.この観点から,ベースメイクに該当する技術であるインクジェット化粧プリンターOpteの技術を評価し,(1) 顔料の沈降抑制,(2) インクの液だれ防止,(3) 印刷画像の隠蔽性,(4) 使用材料の安全性及び環境適合性の重要性を確認した.これらの課題は,最新のインクジェットデジタル印刷技術においても依然として活発に研究されている項目であり,デジタル印刷の発展が化粧分野へのインクジェット技術の展開につながっていくことが改めて期待された.

  • 藤本 明, 齋藤 高弘, 江 小涛, 田村 匡嗣
    日本食品科学工学会誌
    2023年 70 巻 2 号 63-71
    発行日: 2023/02/15
    公開日: 2023/02/15
    [早期公開] 公開日: 2022/12/23
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究は, β-グルカン量の異なる3種類の大麦粉で餃子皮を作製し, その物性, 機能性成分および糖質消化性を小麦粉で作製した餃子皮と比較することで評価した. 大麦粉を60 %含む餃子皮は, 焼成後も目立った損傷なく再現性良く作製された. 焼皮のβ-グルカン量は「ダイシモチ」>「もち絹香」>「サチホゴールデン」>小麦の順に多かった一方, TP量は, 「ダイシモチ」>「サチホゴールデン」>「もち絹香」>小麦の順に多かった. 小麦焼皮は白色を帯びた黄色であったのに対し, 大麦焼皮は褐色や茶色を示し, 特に「ダイシモチ」は黒みのある焼皮であった. 「もち絹香」および「ダイシモチ」の硬さは最も低く, 「ダイシモチ」の伸びは最も小さかった. 糖質消化率は, 小腸消化の初期においてもち絹香および小麦が急激に上昇したのに対し, 「サチホゴールデン」および「ダイシモチ」が緩やかに上昇した. eGIは, 「もち絹香」が最も高く, 「サチホゴールデン」が最も低かった. 平衡消化率はAA量 (r = -0.99, p < 0.01) およびRS量 (r = -0.98, p < 0.05) と負の相関を示した. 焼皮のβ-グルカン量は, 硬さ, 伸び, みかけの粘度および糖質消化性との間に相関関係がみられず, 間接的にこれらの性質に影響した可能性が示唆された.

  • 藍 原 直大, 宮崎 剛, 田中 博, 上田 麻理
    画像電子学会誌
    2025年 54 巻 1 号 157-165
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/09/16
    ジャーナル 認証あり

    音を画像に変換し,画像情報を用いて音源を識別する方法がすでに提案されている.本論文では複数の音源が同時に鳴動している複合音の識別問題にこの手法を適用し,識別精度の高精度化を図った.従来のスペクトログラム画像に加えてメルスペクトログラム,スカログラム画像を用いた.音源の識別方法として,(1)これらの変換画像を合成したカラー画像を用いた学習モデルによる方法,(2)それぞれの画像から3種の学習モデルを作成し,それらから得られる尤度情報を用いる方法を提案した.音源として室内音4種とそれらが同時に鳴動した合計14クラスの音源識別を行い,最大で90.7%の識別精度を得ることを確認した.さらに,これらの音源に対して15人の実験協力者の聴こえによる主観的な識別を行った.識別率は平均で30%程度であり,識別対象とした音源では提案手法である画像情報による識別がヒトの主観による識別よりも高い結果が得られることを示した.

  • 安田 みどり, 米山 明男, 竹谷 敏, 田端 正明, 川﨑 美紅, 江原 德美, 廣沢 一郎, 妹尾 与志木
    日本食品科学工学会誌
    2023年 70 巻 4 号 147-159
    発行日: 2023/04/15
    公開日: 2023/04/17
    [早期公開] 公開日: 2023/01/06
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究では, 機械そうめんの食味の特徴をミクロ構造から解明することを目的とした. 食味検査により, そうめんのコシ (弾力) は, 機械そうめん (神埼そうめん, MS1) <手延べそうめん (揖保乃糸, TS) <機械そうめん (ナンバーワン, MS2) の順となった. 一方, 破断強度の測定によって求めたコシは, MS1<MS2<TSの順に強くなった. 放射光CTスキャン測定により, TS (乾麺) は中心部に帯状の大きな空隙が存在しており, 茹でた後も一部帯状の空隙が残っていることがわかった. この外側と中心部の内部構造の違いが, 破断強度のコシが強い要因であると考えられる. 一方, 機械そうめんは小さな空隙が均等に分散した内部構造であった. これが, 破断強度のコシが低い値となった原因であることがわかった. しかし, 食味検査でMS2がTSよりもコシが高いという結果であったことから, 茹で操作における吸水速度も食感に影響したと考えられる.

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