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クエリ検索: "栄" 名古屋市
1,675件中 1-20の結果を表示しています
  • ――名古屋市中区「栄」地区を事例として――
    *平野 竣祐
    日本地理学会発表要旨集
    2024年 2024s 巻 311
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/04/19
    会議録・要旨集 フリー

    Ⅰ はじめに  本研究は,近年都市論ブームが生起するなかで,「都市空間の断片」と位置づけられてきた夜の「盛り場」を取り上げ,そこに蝟集する若者がどのように行動し,かつ「盛り場」を「読み」解いているのか,そして若者と空間の相互媒介的な関係がいかに現出しているのかを,

    名古屋市
    中区「
    」地区を事例に論じるものである.先行研究によると,若者を扱った地理学的研究では,「都市空間の断片」のなかで取り締まりや規制を受ける主体が,都市空間をどのように読み解き,また自らの「居場所」をつくり上げているのかがある程度明らかにされてきた(杉山 1999).  Ⅱ 
    名古屋市
    中区「
    」地区の若者の行動空間と時空間リズム  本研究では,既存研究でほとんど注目されてこなかった
    名古屋市
    中区の夜の盛り場である「
    」地区を対象地区に選定した.筆者による定点観測と若者へのインタビュー調査によると,詳細なエリアごとに若者の時空間行動が異なっていた.たとえば久屋大通公園エリアとオアシス21エリアに滞留する若者は地下鉄の運行リズムに影響されている一方で,オアシス21エリアで連夜演奏を行う特定のミュージシャンのもとに集まる観客やドン・キホーテ栄本店エリア近辺のナイトクラブに通うクラバーは公共交通機関に影響されない独自の時空間行動を示しており,そのことが「
    」地区全体にエリアごとに異なる独特な時空間リズムを現出させていた(図1).  Ⅲ 夜の盛り場にみる若者と空間の相互媒介的関係  そこで,それぞれ3つのエリアに滞留する若者の「語り」を紐解くと,久屋大通公園エリアのベンチに滞留するような若者たちは,単に友人との「おしゃべりの場所」としてそこを利用しているに過ぎず,そこに「見知らぬ他者」との社会関係がつくられる余地は見出せなかった.一方,ドン・キホーテ栄本店エリアの「ナイトクラブ界隈」では共通点をもたない若者が「栄ごっこ」に興じるなかでゆるやかな同質性が構築されていた.他方,オアシス21エリアではミュージシャンの「観客」という同質性以外は一見して「みんな違ってみんないい」という多様性がありながらも,年齢層や交通手段などのミクロな差異から,不和と衝突を抱える不安定な「オアシス界隈」が形成されているというあり様が指摘できた. 本研究では,こうした「界隈」に参与するかそうでないかで,
    名古屋市
    の夜の盛り場は「舞台化した『
    』地区」と「脱舞台化した『
    』地区」に二分され,かつ若者が相互に影響しあわない閉じられた,しかしながらかれらの生きられた2つの「界隈」が久屋大通公園を挟んで東西に現出し,その中間に「脱舞台化した場所」が漂うといったモザイク状の夜の盛り場が相互媒介的に成立しているものと解釈した.

  • 三上 訓顯, 坂本 淳二
    日本建築学会計画系論文集
    2002年 67 巻 559 号 211-218
    発行日: 2002/09/30
    公開日: 2017/02/04
    ジャーナル フリー
    The purpose of this paper is to lead the necessity of 'Urban produce' from the viewpoints of both the comprehensive plans and the urban activities. To pursue this purpose, we extracted the factors which are observed in the urban activities by using the statistics of Nagoya city. As a result, the characteristics of urban bases(urban center or sub center) are to promote or to attract urban activities by their valuable charms. It is necessary to introduce a new effective way to do it. 'Urban produce' is the necessary measure to create the town design form now on.
  • 基幹バスとガイドウェイバスについて
    杉野 尚夫
    土木計画学研究・論文集
    1998年 15 巻 639-646
    発行日: 1998/09/30
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    本研究は、バス輸送システムの改善のために、
    名古屋市
    において導入した基幹バスシステムおよびガイドウェイバスシステムの開発目的、開発の経緯および開発効果などをとりまとめたものである。1982年および1985年に運行開始した基幹バスシステムについては、運行実績、運行効果測定調査などに基づき、平面分離による専用走行路確保の効果と限界を示した。基幹バスシステムの延長線上に位置づけられ、現在建設段階にあるガイドウェイバスシステムについては、開発目的、システムの概要をのべるとともに、技術面および制度面における開発課題とその解決方向を示した。
  • 岡本 耕平
    地理学評論
    1983年 56 巻 10 号 695-712
    発行日: 1983/10/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,
    名古屋市
    における認知距離をできるだけ多様な角度から検討することによって,研究方法の違いを越えて認められる認知距離の基本的性質を明らかにすることである.分析の結果,認知距離を規定する要因は,被験者の属性より,むしろ起点(被験者の位置),終点,認知される距離の種類などの刺激中心要因群であることがわかった.刺激中心要因群は,都市構造と関係するr本研究では特に,起点を複数選定し,しかも直線距離と時間距離の認知形態を比較した結果,
    名古屋市
    の都市構造が認知距離に及ぼす影響を見い出した.また
    名古屋市
    では,都心方向への距離は,都市縁辺方向への距離に比べて過小評価され, Lee (1970) の結果を支持した.
  • GPSデータとアンケート調査を用いて
    伊藤 亜由美, 中村 一樹, 井料 美帆, 野地 寿光
    都市計画論文集
    2021年 56 巻 3 号 819-826
    発行日: 2021/10/25
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    新型コロナを契機として、屋外などゆとりある空間での活動が求められており、都市のウォーカブルな空間はより一層重要性が高まっている。ウォーカブルを具体的な施策に落とし込むためには、どこを整備するか、どんな整備をするかの検討が必要である。そこで本研究では、都市の拠点エリアを対象に、歩行行動のGPSデータと歩行意識のアンケート調査を組み合わせて、顕在的と潜在的な選好を踏まえてウォーカブルな空間デザイン要件を導出するプロセスについて提案する。まず、名古屋の拠点エリアの1つである金山地区を対象にGPSデータを分析し、道路ネットワークにおける歩行利用の実態について分析した。続いて、アンケート調査の結果から、属性別の歩行空間に対するニーズを抽出した。最後に、金山の将来ビジョンとして、道路の空間特性と属性別に異なるニーズを踏まえ、ウォーカブルな空間デザイン要件を導出するプロセスを具体化した。

  • 戸所 隆
    地理学評論
    1975年 48 巻 12 号 831-846
    発行日: 1975/12/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
    本稿は,都心部の形成過程を通じ,最近の日本の都市で急速に進んでいる立体化について,とくに中高層建造物を中心に考察したものである.その結果,都市の機能分化は,従来の平面的機能分化以外に,その内部において立体的な機能分化を内包していることが判明した.すなわち,都心部では,物品販売・社交娯楽機能は地下1階~地上2階を中心に立地し,地下街とも有機的に結合している.地下2階以下は,主に駐車場や倉庫にあてられ,高層部分は業務・居住厚生機能の利用が多い.また,地下鉄など交通機関の立体化は,高層建造物の増加と関連が深く,さらに地下街も地下鉄や高層建造物の地下階の建設にともなって誕生した場合が多い.都心部の立体化は,これらのコンプレックスとして把握されねぽならないと考えるが,ここではとくに重点を中高層建造物において考察し,都心研究における立体的視点の重要性を示した.
  • 松本 正明
    交通権
    1985年 1985 巻 2 号 43-46
    発行日: 1985年
    公開日: 2017/04/10
    ジャーナル フリー
  • 林 上
    経済地理学年報
    1977年 23 巻 1 号 3-29
    発行日: 1977/05/20
    公開日: 2017/05/19
    ジャーナル フリー
  • 名古屋市を例として
    香川 貴志
    人文地理
    1984年 36 巻 4 号 362-375
    発行日: 1984/08/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
  • -暮らしと環境の視点から-
    *堀越 哲美
    人間‐生活環境系シンポジウム報告集
    2021年 45 巻
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/12/03
    会議録・要旨集 フリー
    名古屋のまちづくりの系譜は、「清須越し」に始まる。そこで江戸時代を通じて、現在の名古屋中心部の骨格が形成された。明治時代には、名古屋は近代化の波を受けて、近代的な都市計画へと変化した。昭和戦後期は、戦災復興のまちづくりが行われた。有名な 100m 道路の建設や墓地の集団移転などの事業が行われた。現代は、暮らしやすさと環境の整備に向けたまちづくりが行われている。栄と名古屋駅周辺の両地区が、同時に再整備されつつある。特に後者では、リニア新幹線開業と連動している。そのような名古屋のまちづくりの系譜において、暮らしと環境の視点を中心に特徴的な出来事に焦点を当てることによって、名古屋ないし
    名古屋市
    の持つ特性を紹介する。
  • ――『酬医頓得』について――
    進藤 浩司
    印度學佛教學研究
    2017年 65 巻 2 号 727-731
    発行日: 2017/03/20
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー

    The Shūi tontoku 酬医頓得 is a medical book passed down for generations in a family of physicians in Nagoya, thought to have been compiled by Tashiro Sanki 田代三喜 (1465–1544). The book was substantially influenced by Buddhism and it gives information on how Buddhism or monks were involved in medicine in the Muromachi period. Buddhist influences in the book are seen at several points. First, it describes the Medicine Buddha, known as Bhaiṣajyaguru, as the origin of medical treatment. Second, it explains the relation between the five solid organs and the five essential elements and expounds on the structure of human body and the cause of illness from the viewpoint of Buddhism, based on traditional Chinese medicine theory. Further, the book points out that the ultimate goal of medical practice is to attain complete enlightenment because medicine was originally granted by the Buddha. This paper reviews the content of the book and discusses the Buddha as a guardian for medicine. According to the book, those who practice medicine reflecting on their own mind without relying on superficial knowledge can reach the state of enlightenment that cannot be explained by words, and meet the Buddha for treatment. The book indicates that the Buddha gives humans various medicines and, moreover, these medicines are symbolically allocated in the imaginary world created by the Buddha. This paper reveals that the Buddha described in the Shūi tontoku is the guardian for medical treatment, and the being who leads to enlightenment.

  • 中道 直明
    におい・かおり環境学会誌
    2011年 42 巻 3 号 202-208
    発行日: 2011/05/25
    公開日: 2016/04/01
    ジャーナル フリー
    地下排水槽に起因する硫化水素ガス等による悪臭(以下,ビルピット臭気)が都心部・繁華街を中心に発生しており,その解消を目指して
    名古屋市
    上下水道局では,平成18年度より「予防型臭気対策」を進めている.予防型臭気対策の一環として実施した面的な臭気調査では,約6割の地下排水槽を臭気発生源として特定し改善働きかけを行ったが,一方で大半の地下排水槽では直ちに根本的な臭気対策を行うのが困難であることも分かってきた.今後は,粘り強く改善を働きかけるとともに,PR活動の継続や行政指導に向けた検討によりビルピット臭気の解消を目指している.
  • 機能と景観の変化に着目して
    阿部 和俊
    地理学報告
    2020年 122 巻 1-12
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/01/17
    ジャーナル オープンアクセス
  • 伊藤 健司
    人文地理
    1994年 46 巻 4 号 435-448
    発行日: 1994/08/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    The purpose of this paper is to clarify the locational pattern and locational process of manufacturers' head offices giving due consideration to the relation between head office and plants. The study area is the city of Nagoya.
    Generally speaking, offices are agglomerated in the central business district of cities. In the case of the manufacturing industry, however, head offices have to control their plants as actual work-sites. Therefore it is better for the head offices to be located with their plants than separately. On the other hand, it is advantageous to locate head offices in the CBD to obtain information related to their business. That is to say, the locational pattern reflects each firm's decision.
    In this paper, manufacturer's head offices are divided into two locational types, head offices which depend on their plants (D-type head offices) and head offices which are independent of plants (I-type head office).
    The findings are summarized as follows:
    1. In considering the location of manufacturer's head offices, it is significant to classify the office into two types (D-type and I-type head offices).
    2. Concerning the locational pattern, it is true that there are many head offices in the CBD, but many are also located in a wider area of the city. In the CBD, I-type head offices are predominant. And it is evident that the ratio of D-type head officegoes up with distance.
    3. The ratio of I-type head rises with magnification of their scale. Although the ratio of I-type head office rose between 1972 and 1992, more than 40% of head offices still are located with their plants.
    4. The firms whose head offices are I-type have allocated their plants more widely in Japan than those whose head offices are D-type.
    5. In the latter type of firms the plants located with head offices still perform an important role in their production activities.
  • 二羽 駆, 兼田 敏之
    日本建築学会技術報告集
    2023年 29 巻 71 号 538-542
    発行日: 2023/02/20
    公開日: 2023/02/20
    ジャーナル フリー

    In 2017, the City of Nagoya announced a comprehensive incentive zoning system that provides floor-area ratio premiums for public use locations, as well as open space creation and lot consolidation. This study aims to show these policy effects in the downtown area by means of simulations on both indoor and outdoor populations. In this paper, we newly explore the two population estimation models fitted to the mobile phone location data, and also visualize the 3D built-up downtown features under each policy scenario by extending the existing simulator on 3D modeling software (Rhinoceros/Grasshopper).

  • 中尾 尚世, 伊藤 恭行
    日本建築学会計画系論文集
    2012年 77 巻 677 号 1689-1697
    発行日: 2012/07/30
    公開日: 2012/07/31
    ジャーナル フリー
    Building density, along with building-to-land ratio and floor area ratio, is an index that could quantitatively inform us the volume of a city. Conventionally, method of measurement for building density defined a gross data which took into account of existing network such as streets and rivers. However, this research considers a way of reading urban forms through utilizing what is defined here as "building density on block", which measures the number of buildings within net zones enclosed by streets.
    Carrying out this process using maps of Nagoya from differing years, enabled clarification on density changes occurred in this city in the past post-war 50 years.
  • ―名古屋市サカエチカの社会実験を対象として
    伊藤 孝紀, 田淵 隆一, 三宅 航平, 西田 智裕
    デザイン学研究
    2018年 65 巻 2 号 2_57-2_66
    発行日: 2018/09/30
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル フリー
     本研究は
    名古屋市
    サカエチカの社会実験を対象として, 地下街における空間特性と収益を検証することを目的とする。
     サカエチカと栄地区の連携について議論するワークショップをおこない, その結果を反映した社会実験を開催した。来訪者のサカエチカに対する意識および空間特性を把握するために意識調査と滞留調査をおこなった。加えて, 社会実験のイベントにおいて来訪者が購買する収益の特徴を把握するために収益調査をおこなった。
     意識調査から, 社会実験の各イベントにおける来訪者属性, 社会実験の評価, 社会実験に対する要望の特徴を把握した。滞留調査から, イベント内容に加え, 設置物の配置や種類が来訪者の滞留位置や時間に影響を与えることがわかった。収益調査から社会実験によるオープンカフェへの来訪者属性と商品の特徴を把握した。
     以上より、
    名古屋市
    サカエチカの社会実験における空間特性と収益を把握し、地下街の活用における新たな指針を示した。
  • *小島 貢利, *田村 隆善
    日本経営診断学会全国大会予稿集
    2010年 10 巻
    発行日: 2010年
    公開日: 2011/10/11
    会議録・要旨集 フリー
    近年の温暖化,都市化の影響により,ヒートアイランド現象は,都市生活者にとってより過酷なものとなっている。特に,都市中心部においては,自動車の大量流入とそれに伴う渋滞が,排気ガス放出やエアコン稼働による温度上昇などを招き,街を歩く人々にとって,極めて不快な環境を作り出している。本研究では,バスに代表される交通機関に,微粒子のミストの散布機能を備えさせ,歩行者の多い,市内中心部や市内の大通りを中心に,選択集中的に散霧を行い,快適な都市生活環境を提供することを提案する。このシステムを導入することにより,比較的容易な方法で都市中心部の温度上昇を軽減することが期待される。
  • 松浦 徹, 足立 暁, 鈴木 幹三, 山腰 雅宏, 山本 俊信, 山本 俊幸, 有我 憲仁, 小田原 史知
    感染症学雑誌
    1996年 70 巻 2 号 161-167
    発行日: 1996/02/20
    公開日: 2011/09/07
    ジャーナル フリー
    高齢者を対象とする
    名古屋市
    厚生院における臨床材料よりのB群β 溶血性連鎖球菌 (以下GBS) の分離の動向, GBS分離例の臨床的背景および血中型別抗体価測定の高齢者における意義について検討を加えた.
    疾および尿より1988年以降β 溶血性連鎖球菌が分離され, そのうちB群は疾分離菌の70-80%を占め最も多く, G群, C群もわずかに分離されたが, A群は1株も分離されなかった.感染症状を伴う臨床例, 経気管吸引 (transtracheal aspiration, TTA) よりの分離およびGBSに対する血中抗体価の上昇よりGBSは高齢者感染症の起炎菌としての可能性が示唆された.GBSの型別では, Ia型, Ib型およびJM9型が多かった.分離症例の臨床的背景を調査したところ, 臥床症例が多く, 特に, 経鼻胃管栄養や気管切開を施行している易感染性宿主に多い点が注目され, 院内感染の面からもその予防対策が望まれた.また, 血中型別抗体価を測定した結果より,
    名古屋市
    厚生院において分離頻度の高いIa型, Ib型, JM9型の抗体価の著しく高い例がみられ, 高齢者においてもその測定の有用性が示唆された.
  • 林 上
    地理学評論 Ser. A
    1989年 62 巻 8 号 566-588
    発行日: 1989/08/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    名古屋市
    都心部を対象として,そこに立地する事務所ビルと入居事業所の分布について考察を行なった.経済の発展に伴って建設されてきた事務所ビルは名古屋駅前と錦・栄に多く,第3次産業の事業所を中心に事務所空閤を提供している.事務所ビルの分布には一種の階層性があり,規模の大きい事務所ビルほど集中の程度が強くなる傾向がある.空室率には地域差があり,また賃貸料は規模の大きい新しい事務所ビルほど高い.大分類レベルでみた場合, 8業種は「集中タイプ」と「分散タイプ」に二分される.一方,小分類レベルで事業所の分布をみると, 53の業種は分布性向の類似性から大きくは3つの類型に区分される.事業所は,名古屋駅前と錦・栄にある2つの極を中心として,不完全ではあるが同心円的なパターンを描きながら分布している.3つの立地類型がともに2つの極をもつことから,都心部の業務地域は「二極同心円構造」として捉えることができる.
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