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クエリ検索: "渡辺俊之"
341件中 1-20の結果を表示しています
  • 日本臨床免疫学会会誌
    2015年 38 巻 5 号 389
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/01/04
    ジャーナル フリー
    奥 健志,オルガアメングアル,久田 諒,大村一将,中川育麿,
    渡邊俊之
    ,坊垣暁之,堀田哲也,保田晋助,渥美達也:完全自動化測定器による抗リン脂質抗体測定の意義.
    日本臨床免疫学会会誌.38(3): 157−163, 2015.

    下記のとおり追記訂正いたします。

    利益相反
    当該論文はアイ・エル・ジャパン株式会社からの委託研究の結果である。

    日本臨床免疫学会会誌編集員会
  • 片根 保, 松林 健一郎, 渡辺 俊之, 早乙女 英夫, 榊 陽
    電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌)
    1997年 117 巻 7 号 781-782
    発行日: 1997/06/20
    公開日: 2008/07/15
    ジャーナル フリー
  • 井上 三四郎
    整形外科と災害外科
    2022年 71 巻 3 号 553-557
    発行日: 2022/09/25
    公開日: 2022/11/07
    ジャーナル フリー

    (症例1)39歳男性.2年間下肢しびれが断続的に出現している.前医で腰椎椎間板ヘルニア(以下LDH)と診断され,手術目的で当院紹介,保存的に加療した.1年後に左下肢痛増悪し再度手術目的で紹介,全く動けない程の疼痛であり入院とした.MRIは不安が強く撮影できず.本人よりパニック発作でないかとの申告あり精神科にコンサルトした.CTMでLDHを確認したが,疼痛軽減し手術は行わなかった.12年後に電話で確認,以後疼痛はなく仕事もされていた.(症例2)44歳女性.右臀部痛が出現,LDHと診断され手術目的で当院紹介となった.疼痛強く入院とした.神経根ブロックや仙腸関節ブロックを行い,約1カ月後にコンドリアーゼを椎間板へ注射した.症状は変わらず,ペインクリニックや精神科でも心因性疾患の関与を指摘された.9カ月後MRIでLDHは消失していたが,症状は残存していた.【考察】LDHの治療時には心因性疾患の合併に留意すべき症例も存在する.

  • 清水 裕香, 保田 晋助, 栗田 崇史, 中川 育磨, 野口 淳史, 志田 玄貴, 渡邊 俊之, 河野 通仁, 奥 健志, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2014年 37 巻 4 号 344a
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/07
    ジャーナル フリー
    【目的】SLE患者の末梢血T細胞における発現異常分子を明らかにし,病態への関与を検討する.【研究1】方法:対象は活動性SLE患者8例,健常人8例を第1群,非活動性SLE患者6例,健常人6例を第2群とし,末梢血からT細胞を純化,各群で患者および健常人のRNAプールを作製してGeneChipにアプライした.結果:SLE患者では両群に共通してMx1の発現が亢進していた.【研究2】方法:SLE患者33例,健常人22例を対象とし,Mx1のmRNA発現レベルを定量的PCR法で評価した.結果:Mx1のmRNA発現は,有意にSLE患者群において亢進していた(p<0.0001).【研究3】方法:NPSLE患者20例,精神神経症状を認めないSLE(non-NPSLE)患者9例を対象とし,血清および髄液Mx1濃度を,ELISA法で測定した.結果:SLE患者における血清,髄液Mx1濃度は正の相関(R=0.36)を示し,髄液Mx1濃度は血清Mx1濃度と比較し有意に高値(p<0.05)であった.さらに,NPSLE群の血清Mx1濃度はnon-NPSLE群と比較して高値であった(p<0.05).【考察】SLE患者の末梢血ではIFN誘導蛋白が高発現し,活動性とも相関すると報告されており,また,ウイルス性脳炎,多発性硬化症では中枢神経内でMx1が高発現していると報告されている.【結論】Mx1はSLE患者T細胞で高発現し,NPSLEではnon-NPSLEと比較して血清濃度が有意に高かったことから,NPSLEのバイオマーカーとして有用である可能性が示唆された.
  • 藤枝 雄一郎, 志田 玄貴, 渡邊 俊之, 金塚 雄作, 奥 健志, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 保田 晋助, Amengual Olga, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2012年 35 巻 4 号 369b
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/02/28
    ジャーナル フリー
    【背景】抗カルジオリピン抗体(aCL)-IgG/IgM,抗β2-グリコプロテインI (aβ2GPI)-IgG/IgMは抗リン脂質抗体症候群(APS)の診断基準で認められた臨床検査であるが,本邦ではaCL-IgGおよびβ2GPI依存性aCL-IgGのみが保険収載されており,aCL-IgMやaβ2GPI-IgG/IgMを測定する標準化されたアッセイは存在しない.
    【目的】aCL-IgG/IgM, aβ2GPI-IgG/IgM測定キット(Phadia: EliATM)を用いることによるAPSの診断における有用性を検討した.
    【方法】当科外来患者のうち,230例(APS100例,SLE31例,関節リウマチ50例,その他の自己免疫疾患49例)の保存血清を用い,EliATMCardiolipinTM(CL-G, CL-M),EliATMβ2-Glycoprotein I(b2-G,b2-M)を測定した.対照として既存のMESACUPカルジオリピン(MESACUP),ヤマサ抗CLβ2GPIキット(ヤマサ)を同時測定した.
    【結果】感度,特異度,ROC曲線下面積(AUC)はそれぞれ,CL-G(45%, 94%, 0.80),CL-M(20%, 94%, 0.54),b2-G(33%, 93%, 0.88),b2-M(16%, 99%, 0.64),MESACUP(62%, 94%, 0.81),ヤマサ(51%, 99%, 0.87)であった.CL-G/M, b2-G/Mいずれかが陽性であるときの感度,特異度は55%,88%であり,APS100例でCL-G陰性45例のうち,CL-M, b2-G/Mのいずれかが陽性であるのは10例であった.
    【結語】Phadia:EliATMの4種類のキットを用いて複数の抗リン脂質抗体検査を組み合わせることで,現行の方法よりもAPS診断の感度をあげることができる.
  • 大村 一将, 奥 健志, 渡邊 俊之, 谷村 瞬, 柴田 悠平, 河野 通大, 久田 諒, 菅原 恵理, 中村 浩之, 神田 真聡, 嶋村 抄苗, 清水 裕香, 加藤 将, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 保田 晋助, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2016年 39 巻 4 号 385b
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/03
    ジャーナル フリー

      【目的】骨塩量減少と動脈硬化との関連が指摘されている(Ye C et al. PLoS One 2016).全身性エリテマトーデス(SLE)における動脈硬化の進展因子を検討する.【方法】2012年1月から2016年4月に当科外来を受診した全SLE患者のうち,経時的に動脈硬化性病変を評価した連続84(女性74)例を対象とした.動脈硬化性病変は,頚部血管エコー検査により頚動脈プラーク,内膜中膜複合体厚(IMT)を評価し,骨塩定量は腰椎(L2-4)においてDual-Energy X-ray Absorptiometry法で測定した.動脈硬化進展を平均最大IMTの10%以上の増加かつプラークスコア(頚動脈プラーク径の総和)の増加と定義し,初回検査時の患者背景,臨床検査所見,骨塩量および治療薬との関連を後ろ向きに解析した.【結果】対象の年齢,罹病期間,SLEDAI-2Kの中央値[四分位範囲]は,43[36-54]歳,10[3-21]年,2[2-4]で,腰椎骨塩量(g/m2)は,0.98±0.15であった.頚部血管エコー検査は,26[23-29]ヶ月間隔で施行され,プラークスコアは,34例(41%)で増加し,平均最大IMTの変化率は6.5±18.3%であった.動脈硬化進展は12例(14%)に認められ,動脈硬化進展に関連する因子として,頚動脈プラークの存在(p = 0.001),リンパ球数(p = 0.01),骨塩減少(p = 0.01),抗リン脂質抗体陽性(p = 0.03)が抽出された.【結語】SLEにおける動脈硬化進展は,疾患特異的なリスク因子とともに骨塩量との関連が示唆された.

  • 黒木 茜, 神田 真聡, 河野 通仁, 秋田 佳奈恵, 大村 一将, 中川 育磨, 野口 淳史, 志田 玄貴, 渡邊 俊之, 栗田 崇史, 坊垣 暁之, 奥 健志, 堀田 哲也, 保田 晋助, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2013年 36 巻 5 号 408b
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/10/31
    ジャーナル フリー
    【背景】ループス腸炎は,全身性エリテマトーデス(SLE)患者に生じる腸炎のうち,感染性腸炎が除外され,下痢や腹痛などの臨床症状を呈し,画像上小腸病変を有するものとされる.免疫複合体が小動脈の血管壁に沈着し,血管炎が生じることが原因とされ,局所の虚血による粘膜浮腫や漿膜炎を起こす.ループス腸炎の疫学や病態は依然不明な点も多く,臨床的検討も少ない.
    【目的】当科におけるループス腸炎の特徴を明らかにする.
    【方法】2008年4月から2013年3月までの間に,当科でループス腸炎と診断された患者を後ろ向きに解析した.
    【結果】9名(女性8名,男性1名)のループス腸炎患者が抽出された.ループス腸炎診断時の年齢は33(18-41)歳,SLE発症からループス腸炎診断までの期間は1.9(0-15)年,観察期間は2.1(0.5-5.8)年であった.ループス腸炎の診断時のSLE disease activity indexは15(4-21)であり,腹水貯留5例(56%),胸水貯留2例(22%),膀胱炎を3例(33%)で合併していた.また,9例中3例(33%)で再発し,再発までの期間は,それぞれ5ヶ月,67ヶ月,67ヶ月であった.再発例と非再発例の臨床症状,検査所見を検討したところ,再発例では3例中2例で初発時に結腸,直腸粘膜浮腫を伴っていたが,非再発例では1例も結腸,直腸粘膜浮腫は認めなかった.
    【結語】9例のループス腸炎を経験した.初発時に結腸,直腸粘膜浮腫を伴う場合には再発に注意が必要と考えられた.
  • 中川 育磨, 渡邊 俊之, 秋田 佳奈恵, 大村 一将, 神田 真聡, 野口 淳史, 志田 玄貴, 河野 通仁, 栗田 崇史, 奥 健志, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 保田 晋助, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2013年 36 巻 5 号 406b
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/10/31
    ジャーナル フリー
    【背景】抗好中球細胞質抗体関連血管炎(AAV)において,血栓症は重篤な臓器病変の一つである.【目的】AAVにおける血栓症発症の危険因子を明らかにする.【方法】2000年1月から2012年12月の間で当科に入院し,副腎皮質ステロイド単剤あるいは免疫抑制剤との併用で治療を開始した初発のAAV(顕微鏡的多発血管炎,好酸球性多発血管炎性肉芽腫症,多発血管炎性肉芽腫症)の患者56例(女性39例,男性17例)を対象とした.血栓症の発症をエンドポイントとし,患者背景,初診時の疾患活動性,内服薬や動脈硬化促進因子などと血栓症との関連を後ろ向きに解析した.【結果】56例の年齢中央値は66歳(IQR 58-70歳),観察期間中央値は38ヶ月(IQR 11-57.5ヶ月)であった.10例(17.8%)が血栓症を発症し,その内訳は動脈血栓症4例(脳梗塞2例,眼動脈分枝閉塞症1例,網膜中心動脈閉塞症1例),静脈血栓症6例(深部静脈血栓症5例,下大静脈血栓症1例)であった.血栓症の危険因子について,Cox比例ハザードモデルを用いて多変量解析を行い,疾患活動性の指標であるfive factors score (FFS)1点以上(p=0.016),免疫抑制剤の非使用(p=0.010)が抽出された.【結語】初診時でのFFS1点以上は血栓症のリスクであった.免疫抑制剤の使用は,血栓症を予防する可能性が示唆された.
  • 狩野 皓平, 中川 育磨, 秋田 佳奈恵, 大村 一将, 神田 真聡, 野口 淳史, 志田 玄貴, 渡邊 俊之, 河野 通仁, 栗田 崇史, 奥 健志, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 保田 晋助, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2013年 36 巻 5 号 421b
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/10/31
    ジャーナル フリー
     症例は21歳女性.20XX年3月25日から発熱,頭痛と両下肢に紫斑と紅色丘疹が出現した.その数日後には右4,5指の疼痛と運動困難,左下肢のしびれが出現した.4月11日に前医を受診し,下腿の皮膚生検では白血球破砕性血管炎の所見であった.プレドニゾロン(PSL)50 mgで治療が開始されたが皮疹と神経症状は改善せず,精査加療の目的に当科へ入院となった.神経伝導速度検査(NST)では右尺骨神経,左脛骨神経の振幅低下を認めた.下腿紫斑からの皮膚生検を再度行い,真皮下層の小動脈にフィブリノイド壊死を伴う血管炎の所見を認め,結節性多発動脈炎(PN)と診断した.入院後,左尺骨神経領域にも新たに知覚異常が出現しており,進行性の神経症状に対して寛解導入療法としてステロイドパルス療法とシクロフォスファミド間欠静注療法(IVCY)を開始した.治療開始後,皮疹およびNSTでの振幅低下において改善傾向を認めている.全身性血管炎の治療においてはステロイドとIVCYの併用による有効性が大規模臨床試験において確認されている.一方,中枢神経症状やその他の重要臓器病変を伴わず,末梢神経症状のみに限局した非全身性血管炎においては,ステロイド単剤での治療における再燃例は少なくない.進行性の神経症状を呈する血管炎に対しては,発症早期からの積極的な治療介入を行うことが神経学的予後を改善する上で重要であると考える.
  • 才藤 栄一
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌
    2001年 5 巻 2 号 105-112
    発行日: 2001/12/30
    公開日: 2020/07/19
    ジャーナル フリー

    リハビリテーション医学・医療は,活動障害を主たる対象とし,多層的対応を用いてシステムとしての解決を図るという特徴を有する.その際,活動―機能―構造連関,治療的学習,援助工学という概念の理解が大切となる.

    リハビリテーションチームでは,患者のneedから考えるtransdisciplinaryという形態が重要になる.そのためには,自分の専門性や役割を柔軟に扱える高い能力がその構成員に要求される.日本摂食・嚥下リハビリテーション学会が,摂食・嚥下障害者の活動障害に対する有効な方法論を発展させるtransdisciplinaryな場になることを期待する.

  • 渡邊 俊之, 奥 健志, アメングアル オルガ, 久田 諒, 大村 一将, 志田 玄貴, 清水 裕香, 加藤 将, 坊垣 暁之, 堀田 哲也, 保田 晋助, 石津 明洋, 荒瀬 尚, 渥美 達也
    日本臨床免疫学会会誌
    2015年 38 巻 4 号 326b
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/10/25
    ジャーナル フリー
      【背景】HLA-DRB1*07:01は抗リン脂質抗体症候群(APS)の疾患感受性遺伝子である.近年,我々はβ2-グリコプロテインI(β2GPI)/HLA class II複合体が抗β2GPI抗体の対応抗原であることを報告した.スタチン製剤はいくつかのAPSモデルで抗β2GPI抗体による向血栓細胞活性化を抑制し,血栓症抑制効果が期待されていたが,その機序は不明である.【目的】抗β2GPI抗体による血栓傾向に対するスタチン製剤の抑制的作用機序を解明する.【方法】不死化ヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUEhT-1)とヒト単球系細胞(THP-1)にβ2GPIとHLA-DRA*01:01/DRB1*07:01(HLA-DR7)の遺伝子を導入した後,フルバスタチンを添加し,細胞表面のHLA-DRとβ2GPIの発現およびヒトモノクローナル抗β2GPI依存性抗カルジオリピン抗体(EY2C9)の結合能を解析した.APS自然発症ラットであるenv-pXラットにフルバスタチンを投与し,β2GPI依存性抗カルジオリピン抗体(aCL)を測定した.【結果】HUEhT-1とTHP-1の両細胞表面において,β2GPIの発現およびEY2C9の結合はHLA-DR7発現細胞で亢進していた.フルバスタチンの添加により,HLA-DRとβ2GPIの細胞表面への発現およびEY2C9の結合は抑制され,メバロン酸によりフルバスタチンの作用は拮抗された.またフルバスタチン投与によりenv-pXラットのaCLは有意に低下した.【結語】スタチン製剤はHLA class IIの発現低下を介した自己抗原提示の抑制効果を示すため,APSへの治療効果が予想される.
  • 生田 憲史, 寺澤 貴志, 篠原 司, 川西 佑典
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2016年 59 巻 4 号 677-678
    発行日: 2016/07/01
    公開日: 2017/02/11
    ジャーナル 認証あり
  • 渡辺 俊之, 黒田 泰弘, 内藤 悦雄, 伊藤 道徳, 武田 英二, 戸島 健治, 宮尾 益英, 富田 智子, 古川 正強
    脳と発達
    1985年 17 巻 3 号 265-268
    発行日: 1985年
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    先天性代謝異常症の新生児マス・スクリーニングで血中メチオニンの増加が認められた場合にはホモシスチン尿症の診断のために尿中ホモシスチンの定性反応, および定量が行われる.新生児マス・スクリーニングで発見されたホモシスチン尿症の自験例では尿中ホモシスチンの定性反応であるcyanide-nitroprusside反応はしばしば陰性を示した.またcyanide-nitroprusside反応の100倍以上の感度をもつアミノ酸自動分析計で定量分析しても生後3カ月まででは, 尿中にホモシスチンが検出されないこともあった.したがって, 新生児マス・スクリーニングで血中メチオニンの増加が見出された症例では尿中ホモシスチンが検出されなくても酵素欠損が確認されるまでは, アミノ酸自動分析計を用いて血中, 尿中のメチオニン, ホモシスチンを反復定量することが必要と考えられる.
  • 鈴木 淳
    聴能言語学研究
    1993年 10 巻 1 号 79-85
    発行日: 1993/04/30
    公開日: 2009/11/18
    ジャーナル フリー
    脳損傷による言語障害者が抱える問題に関して,これまで言語治療士が行ってきた臨床評価は,主に言語学的および神経心理学的観察にもとづいている.しかし,患者の言語病理を理解し,治療的な関わりを試みる根拠としては不十分だと考えられる.すなわち,〈意味〉の共有が図りにくい患者の病態と心理を了解するためには,治療士がもつ考え方の枠組をシフトさせることが必要である.
    そこで,筆者は,まず記号学的な観点を導入し,言語の〈差異化〉作用を認識することが,患者の言語病理を理解する上で有用であることを論じた.次に,治療関係・治療構造が言語臨床の内容・経過に直接影響を及ぼすことを指摘し,患者-治療士関係における治療士の〈役割〉の取り方について論じた.
  • 國分 希美, 岡田 良, 西間木 淳, 月田 茂之, 武藤 亮, 鈴志野 聖子, 渡邊 淳一郎, 佐藤 直哉, 小船戸 康英, 石亀 輝英, 木村 隆, 見城 明, 丸橋 繁
    移植
    2022年 57 巻 1 号 119-124
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/05/19
    ジャーナル フリー

    Since central pontine myelinolysis (CPM) is a demyelinating disease of the pons that is commonly associated with neurological disorders, if it occurs post-transplant in organ recipients, a comprehensive support system including rehabilitation and holistic care should be established. Here, we report our experiences of recipient transplant coordinators (RTC) in promoting cooperation among transplant providers for smooth implementation of the support system.

    【Case presentation】 A 60-year-old female patient with acute liver failure with hepatic coma received liver transplantation from a deceased donor. Ten days after transplantation, she developed a neurological disorder, including impaired consciousness and respiratory muscle paralysis. She was diagnosed with CPM, which was possibly associated with immune-suppressive drugs. As a result, the calcineurin inhibitor was switched to everolimus. To restore neurological function, multidisciplinary approaches were implemented, with RTCs promoting cooperation among transplant providers. The RTCs also motivated the recipient to continue her physical rehabilitation. Their positive attitude allowed the patient, as well as the family, to feel relieved from mental distress during the post-transplant period. Although the recipient’s neurological function improved, she required assistance in her activities of daily living. Therefore, the RTCs coordinated the discharge of the recipient to a rehabilitation facility capable of caring for her. The recipient was discharged 140 days after transplantation.

    【Conclusion】 It is important to provide holistic supportive care for recipients with neurological disorders due to CPM. RTCs can play a pivotal role in promoting cooperation among transplant providers.

  • 渡辺 和子, 神内 拡行, 鈴木 淳, 竹内 佳美, 石田 暉, 渡辺 俊之
    理学療法学
    1991年 18 巻 1 号 55-59
    発行日: 1991/01/10
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル フリー
    心理社会的問題を抱えた一症例を通して,治療構造論的観点から患者-治療者関係を捉えながら,理学療法アプローチを検討し考察を加えた。
    外来訓練開始当初,症例は障害否認・自己否認していた。それに対しPTは,障害受容を強制するような教師的立場で接していた。このため,理学療法場面での双方の訓練意義が噛み合わず,ダブルバインド状況が一過性に存在していた。
    そこで,PTは治療構造を認識し,患者を主体とした治療契約の確立と役割の調整を行なった。その結果,有効な治療関係が成立し,症例の主体的な運動学習やゴール設定・達成につながった。
  • 渡辺 俊之, 内田 尚之, 黒田 泰弘
    アレルギー
    1996年 45 巻 2-3 号 268-
    発行日: 1996/03/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 杉山 理
    アレルギー
    1996年 45 巻 2-3 号 268-
    発行日: 1996/03/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 池田 勝久, 古川 正幸, 高坂 知節, 山谷 睦雄
    アレルギー
    1996年 45 巻 2-3 号 268-
    発行日: 1996/03/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 寺師 義典, 湯川 龍雄, 寺師 薫, 戸田 正夫, 牧野 荘平
    アレルギー
    1996年 45 巻 2-3 号 268-
    発行日: 1996/03/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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