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クエリ検索: "漢字"
34,795件中 1-20の結果を表示しています
  • 三輪 譲二
    JSL
    漢字
    学習研究会誌

    2025年 17 巻 70
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/08/15
    ジャーナル オープンアクセス
    日本語教育において、
    漢字
    の書字指導は、酷であると言われ、おろそかにされる傾向が強く、非
    漢字圏の漢字
    学習の効率化への問題点と考えている。このため、反転授業として、オンライン手書き
    漢字認識を用いて漢字
    の書字自律学習を実施することにより、(1)
    漢字
    の認識結果や画の色のフィードバックによるAI教師による学習者への気づきの喚起、(2)画のハネはすべて無視したレRと↗Oを↓と→などへの画素置換による13個の画素(→=A, ↓=I, ↙=U, ↘=E, フ=F, ↴=T, く=K, ↳=L, ∠=M, ㇈=N, ㇉=S, 乙=Z, 𠄎=W)による
    漢字
    画素の簡略化、(3)Phonics法のようなKalnics法による画素順系列表現による英字アルファベット表音化、(4)正書記憶形、共通筆記形、許容筆記形による画素系列の複数化、(5)階層的
    漢字
    字素分解と合成による義符や声符の利用などにより、非
    漢字圏の漢字
    学習者にも、酷でなく自律 的な
    漢字
    書字支援の可能性があることを述べた。なお、オンライン手書き
    漢字
    認識は、https://www.icampusj.net/u/ihwr.jsp から、無料で利用できる。
  • 石沢 誠司
    JSL
    漢字
    学習研究会誌

    2022年 14 巻 65-72
    発行日: 2022/03/31
    公開日: 2025/05/04
    ジャーナル フリー
    初めて
    漢字を学ぶ非漢字
    圏の人々にとって,部首の理解は欠かせない。いかに上手く部首を教えるかが
    漢字
    理解の入り口になる。これまで,「偏旁冠脚構垂繞」で説明されてきた部首の区分を,視覚的にわかりやすい12区分にすることを提唱する。また,特殊化された部首を成り立ちに遡って説明するすることにより,理解を深めることができると考える。
  • 石沢 誠司
    JSL
    漢字
    学習研究会誌

    2018年 10 巻 46-55
    発行日: 2018/03/31
    公開日: 2022/04/12
    ジャーナル フリー
    組み合わせ
    漢字
    である形声文字の発音を表す部分が音符(声符)である。音符の発音は元の字の発音を基本としながらある程度規則的変化をするので,同じ音符をもつ文字をまとめると
    漢字
    を覚えやすい利点がある。また,音符はその多くが意味をもち,それを「音符イメージ」としてとらえると,同じ音符の文字は繋がりをもったグループとして覚えることができる。今回,人の姿を象った音符を集めたテキストを例にして,音符による学習方法の実例を紹介する。日本人向けの教材であるが第二言語として
    漢字
    を学ぶ外国人は成人が多いのでこの方式を理解できるのではないかと思う。
  • 丹羽 正之
    夙川学院短期大学教育実践研究紀要
    2016年 2016 巻 8 号 20-24
    発行日: 2016年
    公開日: 2019/09/13
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    本稿は、夙川学院短期大学において筆者が担当する科目「
    漢字
    のトレーニング」での、
    漢字
    教育に関する研究である。これまで「
    漢字
    の卜レーニング」では筆記問題の演習によって
    漢字
    能力を高めてきたが、
    漢字
    を丸暗記するだけでは効率が悪いし、応用が利かない。そこで、
    漢字の部品構成に着目したゲーム用の漢字
    カードを作り、楽しくゲームをすることで多くの
    漢字
    の部品に慣れ親しむ手法を考案した。
    漢字
    カードは名刺大のカードで、筆者と学生の手作りである。本稿では、
    漢字
    カードの作り方、
    漢字
    カードゲームの進め方、今後の課題などを述べる。
  • 冨安 慎吾
    国語科教育
    2017年 81 巻 23-31
    発行日: 2017/03/30
    公開日: 2017/09/07
    ジャーナル フリー

    本研究では、自己調整学習者の発達を支援する方法について、特に学習観の形成を支援する視点から検討を行った。その際、事例として

    漢字
    学習を取り上げた。

    漢字
    学習観は、
    漢字
    学習方略・
    漢字
    学習動機・
    漢字
    観によって構成される。特に
    漢字学習方略は学習者の漢字
    学習に直接的に関係する。しかし、学習者は
    漢字学習に際して適切な漢字
    学習方略を選択するとは限らない。このことから、
    漢字
    学習観の形成を支援するためには、
    漢字学習方略を含む漢字
    学習観をメタ認知させることが重要ではないかと考えられた。

    そこで、

    漢字
    学習方略をパターンランゲージというメディアを用いて記述し、それを用いたワークを実施した。その結果、ワークの中で
    漢字学習方略と漢字
    学習動機・
    漢字
    観のメタ認知が行われることが確認できた。

  • 土居 正博
    国語科教育
    2021年 90 巻 53-60
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/10/20
    ジャーナル フリー

    教育現場における

    漢字
    テストが持つ課題には、学習者の意欲が喚起されないという意欲に関する点と書字力に傾斜し
    漢字
    運用力を育成することまで視野に入れていない点が挙げられる。本稿の主眼は、この二つの課題を同時に解決する実践を開発し、検討することにある。そこで、小学校での
    漢字
    小テストに着目し、出題されている
    漢字
    の他用例を書き込んでいく「他用例書き込み」実践を考案し、その実践的検討を行った。

    学習者は回数を重ねる度に書き込みの数を増やしていき、教科書等に未記載の用例で

    漢字
    を書けたり、作文でより多くの
    漢字
    を使用したりするようになったことに加え、
    漢字
    の書字力や読字力にも向上が見られた。学習者の変化の要因をM-GTAを用いて考察すると、意欲の高まりを契機とした循環作用が起き、
    漢字
    テストに向けた学習方法も語彙を増やす方向へと質の向上を見せていた。

  • 冨安 慎吾
    国語科教育
    2021年 90 巻 26-34
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/10/20
    ジャーナル フリー

    この研究の目的は、「

    漢字
    に関する学力」を構造化し、記述するための方法を明らかにすることである。

    この目的を達成するために、この研究では、

    漢字
    の「運用力」に注目した。

    まず、千々岩弘一と加納千恵子の一連の研究を調査し、二人の研究において、「運用力」がどのように論じられているかを明らかにした。その結果、次の2点の課題を発見した。

    (1)「

    漢字
    に関する学力」の構造の中に、「運用力」と「知識」とをどのように位置づけるか

    (2)「読むこと」や「書くこと」などといった他の領域の学力と「

    漢字
    に関する学力」との関係をどうするか

    この2点の課題を解決するために、マルザーノらによる「新分類体系」を用いた。新分類体系では、「運用力」と「知識」を学力として体系的に記述できた。加えて、新分類体系は「読むこと」や「書くこと」といったマクロな問題解決場面における学力も記述することができた。

  • 松崎 良美
    総合人間学
    2024年 18 巻 2 号 137-150
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/27
    ジャーナル オープンアクセス
    漢字
    学習とは、ふつう「 “見た通り” に書き写したり、何度も音読するように学ぶもの」と捉えられがちだ。本稿では
    漢字
    の成り立ちに立ち返り、「
    漢字
    を理屈で考え、納得して学ぶ方法」として「
    漢字
    料理」という学び方の提案、その実践について報告することを目指した。
    漢字
    は、それぞれの意味や読み方をする
    漢字
    のパーツ/部首を組み合わせて構成されているという点で、さまざまな味や歯ごたえを持つ素材を組み合わせ調理していく料理とどこか似ている。いわば、
    漢字
    がなぜこのような形をとるのか、このような読み方をするのかという “理屈” を、
    漢字
    がどのような素材/部首で構成されているのかを分解して考えていくアプローチとして提案したものが「
    漢字
    料理」だ。本稿では、「
    漢字
    料理」という学び方を通じて、さまざまな属性を持つ学習者じしんが「
    漢字
    の持つ合理性」に対する “気づき” を得ていく可能性や、
    漢字
    を吟味しながら主体的・自律的に活用していくための “リテラシー” を発展・展開させていくような可能性を論じた。
  • ヴォロビヨワ ガリーナ
    日本語教育
    2011年 149 巻 16-30
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/02/17
    ジャーナル フリー

     

    漢字
    学習の支援を目指して,非
    漢字系日本語学習者の漢字
    学習の問題点の一側面を明らかにするとともに,計量的なアプローチによって
    漢字
    字体情報処理システムを開発した。本研究は下記のような流れによって行った。①新常用
    漢字
    にもとづき書記素の種類を定義し,そのコード化の案を作成した。②新常用
    漢字
    にもとづき部首以外で使用されている最小意味単位である構成要素を抽出し,構成要素のコード化の案を作成した。③アルファベットと数字を用いた
    漢字
    のコード化の案を作成した。④
    漢字
    辞典の調べ方の効率化を目指し,
    漢字
    のコードにもとづいた新しいタイプの索引を開発した。⑤
    漢字
    の複雑さの判定規準を考察し,複雑さの指数を定義した。⑥複雑さの指数による新常用
    漢字
    の分類を行った。

  • ――二漢字語及び基礎医学術語中の出現漢字傾向調査を基に――
    中川 健司
    日本語教育
    2010年 145 巻 61-71
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー

     『留学生のための二

    漢字
    語に基づく基礎医学術語学習辞典』は先行研究を基に選定した基礎医学術語(全7073語)の学習を目的としているが,基礎医学術語から抽出した二
    漢字
    語(
    漢字
    二字からなる熟語)を学ぶことによって基礎医学術語のより効率的な学習が期待できるという考えに基づいている。しかし,医療分野の
    漢字
    には難解なものも多く,二
    漢字語を介して基礎医学術語を学ぶ場合も高い漢字
    知識が必要とされる。本研究では,二
    漢字語を介して基礎医学術語を学ぶ場合に優先的に学習すべき漢字
    を選定することを目的として,二
    漢字語及び基礎医学術語中の出現漢字
    の頻度と傾向についての調査を行った。その結果,学習者に日本語能力試験2級までの
    漢字
    の知識がある場合,二
    漢字
    語中に出現する1級以上の
    漢字
    228字に加えて級外の38字及び第1水準削除分の1字を学べば基礎医学術語中の出現
    漢字
    の約96%と級外
    漢字
    の約90%がカバーできることが明らかとなった。

  • 冨安 慎吾
    国語科教育
    2022年 92 巻 14-22
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2022/11/01
    ジャーナル フリー

    本研究では、

    漢字
    に関する学習内容のうち、特に「
    漢字
    に関する知識」を整理するための具体的な分類表の作成を行うことを目的とした。

    まず、分類表の枠組みを作るために、先行研究において

    漢字
    に関する学習内容を整理する枠組みとして用いられているタキソノミーについての検討を行った。対象にしたのは、Andersonら(2001)による「改訂版タキソノミー」と、Marzanoら(2007)による「新分類体系」である。この検討の結果、Marzanoらのタキソノミーを枠組みとした上で、分類表の作成を行うこととした。

    次に、Marzanoらのタキソノミーにおける「知識の領域」をもとに、小学校国語教科書の

    漢字
    に関する単元に含まれる学習内容を抽出し、整理を行った。この整理の結果、
    漢字
    に関する知識を「情報」と「心的手続き」とに分類し、それぞれの詳細な分類表を作成することができた。

    最後に、作成した分類表により、小学校国語教科書についての分析の試行を行った。結果、試行の対象とした一般概念のひとつ「音符」について、教科書会社により、その取り扱いに大きな差が見られることが明らかとなった。このことから、本研究において作成した分類表は、

    漢字
    学習のカリキュラムを「
    漢字
    に関する知識」の側面から見直すことに資するものであると考えられた。

  • 谷口 美穗
    日本語教育
    2017年 167 巻 1-14
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/08/26
    ジャーナル フリー

     非

    漢字
    系日本語学習者にとって,
    漢字
    は形が複雑で習得が困難であることが複数の先行研究から指摘されている。本研究では,
    漢字
    の字形と再生の難しさとの関係に注目し,
    漢字学習開始前の非漢字
    系マレー人日本語学習者を対象に,初めて見る
    漢字
    をどのように認識し字形をどのように再生するのか実験を行い,字形再生を困難にする諸要因の影響を検討した。要因としては,
    漢字
    の視覚的複雑性(単純・複雑),直線性(直線・非直線),対称性(左右対称・非対称)の3つを設定し,再生された
    漢字
    の完成度を予測する決定木分析を行った。その結果, 1)
    漢字
    の再生を困難にする要因として字形の視覚的複雑性が最も強く影響している,2)視覚的複雑性が低い
    漢字でも非直線的な漢字
    は再生されにくい,3)視覚的複雑性が高い
    漢字では対称性が漢字の完成度に強く影響し非対称的な漢字
    は再生されにくい,という3点が明らかになった。

  • 中川 健司
    日本語教育
    2010年 147 巻 67-81
    発行日: 2010年
    公開日: 2017/02/15
    ジャーナル フリー

     EPAに基づく介護福祉士候補者が国家試験を受ける上で

    漢字
    が大きな障壁となると予想されており,国家試験を見据えた
    漢字
    学習支援が急務となっている。本研究では,国家試験受験の上で必要な
    漢字
    知識を検証するために,過去8回の国家試験中に出現する
    漢字
    の頻度と傾向を調査し,介護分野の
    漢字教材で扱われている漢字
    と比較対照した。その結果,8回の国家試験中の出現頻度が29回以上の
    漢字
    497字で,全13科目においても,その中の介護関連3科目においても,出現
    漢字
    (延べ)の約90%がカバーされる一方で,教材で扱われている
    漢字
    でカバーできるのは50%未満にとどまることが明らかになった。この調査結果は,介護分野の教材で扱われている
    漢字
    では,国家試験に出現する
    漢字
    をカバーしきれていないことを意味し,国家試験に対応するためには,
    漢字教材で扱われている漢字
    以外にも試験に頻出する
    漢字
    を相当数学ぶ必要があることを示唆している。

  • 鄭 聖美
    Second Language
    2015年 14 巻 23-40
    発行日: 2015年
    公開日: 2017/12/20
    ジャーナル フリー

    本研究は, 日本語と韓国語との文字・語彙間距離に着目し, 韓国人日本語学習者が韓国語音韻から日本語音韻を推測する様子を調べたものである.具体的には, 学習者が韓国語の

    漢字音から日本語の漢字
    音を推測する際に用いるストラテジーの成功理由と失敗原因を明らかにすることを目的とし, 学習者が或る韓国語の
    漢字
    音に対応するいくつかの日本語の
    漢字
    音の中で1つの日本語の
    漢字
    音を選択する際に, 何を主な基準とし何を優先するかを調べた.その結果, 日本語能力試験3級以下の
    漢字のように日本語学習の早い段階で習った易しい漢字
    の音読みのうち, 韓国語の
    漢字音との心理的類似度が最も高い漢字音を日韓漢字
    音の対応規則の根拠とする傾向が見られた.そのような根拠が3級以下の易しい
    漢字
    の音読みの中から探れない状況では, 韓国語の
    漢字
    音に類似した音を根拠なく当てはめることが多くなるとわかった.

  • 長岡 由記
    国語科教育
    2019年 86 巻 35-43
    発行日: 2019/09/30
    公開日: 2019/11/01
    ジャーナル フリー

    本研究では、田中久直氏の

    漢字
    教育論を取り上げ、
    漢字
    の学習方略を促す指導内容について検討を行った。

    田中氏の

    漢字
    教育論における「
    漢字
    力」は、
    漢字
    の読字・書字の能力と、
    漢字
    の自己学習力を意味する。そして、これらの「
    漢字
    力」を育成するための
    漢字
    教育論は、「入門期」から「主体的習得期」へと続く「能力発達の段階に即した系統」と「語い指導の系統に関連した系統」から構成されていた。

    この系統的な

    漢字
    教育の内容について検討を行った結果、「読みの指導」、「読みに伴う書きの指導」、「書きの習得のための書きの指導」を通して、
    漢字
    の意味や音訓、構成、
    漢字
    の機能の理解と適用に関する学習方略の獲得を促す指導内容が位置づけられていることが明らかとなった。

  • 雑誌『文藝春秋』を資料として
    菅野 倫匡
    計量国語学
    2024年 34 巻 7 号 498-512
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/04/01
    ジャーナル オープンアクセス
    本稿は文章に占める
    漢字
    の割合(
    漢字
    含有率)に着眼し,その変遷を示すことによって昭和・平成期における
    漢字
    使用の実態について概観するものである.そのために本稿では
    漢字
    使用の実態が媒体やジャンルによって異なるとする指摘を踏まえつつ同時期の小説を対象とした調査と並行するようにして雑誌『文藝春秋』を対象とした同様の調査を実施した.その結果,大局的に見れば,
    漢字
    含有率は20世紀の中葉までは減少するが,そこからは小幅な変動に留まるという点において雑誌も小説も概ね同様の傾向を示すことが明らかになった.ただし,そもそも小説に比して雑誌は概して
    漢字
    が多いことや20世紀の末葉からは以前の水準には及ばないものの微増とも見られることは雑誌における
    漢字
    使用の実態が小説におけるそれと異なる可能性を示すものである.
  • 『雲養集』所収『東槎謾吟』と『芝城山館納涼唱和集・輕妙唱和集』を中心に
    魯 耀翰
    立命館アジア・日本研究学術年報
    2020年 1 巻 1-27
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/06/07
    ジャーナル オープンアクセス

    Kim Yun-sik(金允植, 1835-1922)visited Japan with Ito Hirobumi(伊藤博文, 1841-1909) as an ambassador to prince Yeongchin(Lee Eun 李垠, 1897-1970)in 1908. On July 29th, he attended a banquet held at Suematsu Kencho’s(末松謙澄, 1855-1920)Shiba Shiroyama Hall(芝城山館)to exchange poems with eminent Japanese figures. In the middle of August, he exchanged poems with Suematsu Kencho and Mori Kainan(森槐南, 1863- 1911)while travelling in the Nikko(日光)and Myogi mountain(妙義山)areas. These poems were compiled as Shibasankan noryo showashu(『芝城山館納涼唱和集』)and Keimyo showashu(『輕妙唱和集』)and published in one volume by Shueisha(秀英舎). Kim Yun-sik also compiled a collection of poems of that time and named it Tongsa manum(『東槎謾吟』). Among his poems exchanged with the Japanese figures, there are many poems that have a strong tendency so-called “pro-Japan” that the evaluation of him is on the whole negative. This paper also argues that his poems should be re-evaluated as a sort of diplomatic poetry composed in a place of diplomacy.

  • 芥川賞作品の分析を通して
    菅野 倫匡
    計量国語学
    2021年 32 巻 8 号 479-495
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/20
    ジャーナル オープンアクセス
    文章に占める
    漢字
    の割合(
    漢字
    含有率)は20世紀の中葉まで減少するものの20世紀の末葉からは大きくは変動せず,安定しつつあることが明らかになってきた.しかし,なぜ安定したのかという疑問は残されたままである.本稿ではこれまでの研究に倣って語種に着目し,芥川賞作品を対象として
    漢字
    使用の実態を語種(和語・漢語・外来語)別に調査し,その変遷について分析した.その結果,20世紀の末葉から
    漢字
    含有率が安定しているのは20世紀の中葉まで見られたような語種の構成比率や語種別に見た
    漢字
    使用の実態の変化が見られなくなったからであるという結論が得られた.また,これまでの研究の結果に対しても同様に分析した結果,20世紀の中葉まで
    漢字含有率が減少していたのは主として漢字
    表記の漢語の減少に起因している可能性が示された.更に
    漢字
    表記の和語は仮名表記の和語の増加に伴う和語全体の増加によって相対的に減少していることも示された.
  • 日本語テクストの難易尺度構築のための基礎研究
    柴崎 秀子
    実験音声学・言語学研究
    2010年 2 巻 18-31
    発行日: 2010/03/24
    公開日: 2023/06/15
    ジャーナル フリー

    本研究では文正誤判断課題実験を行い、日本語テクストの平仮名表記と

    漢字
    表記の読み易さについて検討した。
    漢字
    を1)
    漢字
    検定8級と9級(小学2年生と3年生の配当
    漢字
    )、2)
    漢字
    検定4級、3)
    漢字
    検定準1級の3つのレベルに分けて、それぞれの
    漢字
    からなる語彙を含む288の文を作った。32名の成人の日本語母語話者を2つのグループに分け、同一の刺激語を
    漢字
    と平仮名による表記の違いで2つのリストを作成し、それが別々の被験者に当たるようにカウンターバランスを取った。その結果、肯定反応・否定反応のいずれにおいても、1)は平仮名表記が
    漢字
    表記よりも反応時間がかかり、逆に、3)は
    漢字
    表記が平仮名表記よりも反応時間がかかった。このことから、成人の日本語母語話者の場合、準1級などの難しい
    漢字
    は読みにくいが、
    漢字
    検定8級・9級程度の
    漢字語彙であれば平仮名よりも漢字
    で表記されたほうが読みやすいということが示唆された。

  • *岩根 典之, 吉田 誠
    人工知能学会全国大会論文集
    2014年 JSAI2014 巻 3D4-3
    発行日: 2014年
    公開日: 2018/07/30
    会議録・要旨集 フリー

    eラーニングシステムで

    漢字
    の学習を支援するために多肢選択式の
    漢字
    学習問題の自動設計について検討している.
    漢字
    学習のための問題文と選択肢について
    漢字
    の問題の事例分析に基づいた問題バンクの自動構築,ならびに学習状況に応じた選択式
    漢字
    学習問題の選択について述べる.

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