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クエリ検索: "町田市立本町田東小学校"
8件中 1-8の結果を表示しています
  • ―国内外の共同研究者との協働の取り組み―
    生田 茂, 大島 真理子, 葛西 美紀子, 坂井 直樹, 富山 仁子, 五月女 智子, 深津 沙織里, 有村 玲香, 山口 京子, 石飛 了一, 柏木 美紀, 矢野 有吾, 遠藤 貴裕, 島田 文江, 金子 千賀子
    人間生活文化研究
    2016年 2016 巻 26 号 239-262
    発行日: 2016/01/01
    公開日: 2020/03/18
    ジャーナル フリー

     「音声や動画などのマルチメディアをリンクできるドットコード」,「テキストをハイライトしながら同期をとって読み上げを行う電子書籍やオーサリング機能を有する電子書籍」,「Augmented Reality (AR)」などの最新の情報処理技術を用いて,本学のゼミ生が手作りで制作した教材を用いて,八王子市立柏木小学校の「こども祭」で,八王子市立下柚木小学校の「さくひんてん」で,

    町田市立本町田東小学校
    の図書室で「読書活動」の時間に教育実践を行い,大好評を博した.また,共同研究を行っている特別支援学校や通常学校の教員が,自分のクラスの児童生徒一人ひとりの困り感に対応した手作り教材を制作し,教育実践に挑戦し,多くの成果を上げることができた.ゼミ生が制作した教材の一部は,学校の研修会で使用され,来年度の授業の中で使われる教材として納品を催促された.また,今年度は,オマーンの研究グループとの共同研究や,中国やアメリカの研究者との共同の取り組みが開始され,日本発の技術が海外にも大きく広がることとなった.著者の一人である生田は,アメリカの Wayne State 大学の教育学部の教員が主催する,中高の女生徒を対象とした「理科の楽しみを伝え,理系進学を促す」プロジェクトに参加し,生徒たちに日本発の技術を用いた手作り教材の制作と教育実践の取り組みを紹介し,大きな感銘を与えた.

  • 加藤 昌子, 万年 伸子, 池田 邦太郎
    学校音楽教育研究
    1998年 2 巻 73-79
    発行日: 1998/03/30
    公開日: 2017/04/24
    ジャーナル フリー
  • ―全国の学校の先生との共同の取り組み―
    生田 茂, 石飛 了一, 田上 幸太, 根本 文雄, 山下 さつき, 相川 智子, 永瀬 揚子, 五月女 智子, 高原 いずみ, 金指 葉子, 阿閉 暢子, 尾池 佳子, 大島 真理子, 遠藤 貴裕, 難波 美香, 藤原 直子, 吉本 朋彦
    人間生活文化研究
    2017年 2017 巻 27 号 105-120
    発行日: 2017/01/01
    公開日: 2020/04/02
    ジャーナル フリー

     株式会社リコーの開発した「描いた絵が動き出す『紙アプリ』を用いた教育実践」を,全国の5つの通常学校,6つの特別支援学校,1つの保育園,1つの放課後キッズクラブで行った.学校の授業の一環として,展覧会や作品展や文化祭で,休み時間に,そして,放課後に取り組まれた.今回用いたアプリは,描いた絵が海の生き物のように自由に泳ぎ回る「紙アクアリウム」と描いた絵がコースを走りレースを繰り広げる「激闘!紙レーサー」であり,いずれも児童生徒が描いた絵の形や色を解析して,その動きや速さが変わるように設計されている.「紙アクアリウム」においては,本来の水族館としての利用の他に,展覧会の舞台背景としての利用や児童生徒の劇の発表の背景表示として利用された.参加した児童生徒は,ある時は競い合いながら,ある時は協働しながら,描く絵の形や色を工夫しながら,楽しく取り組むことができた.知的障害や肢体不自由を持つ児童生徒が通う特別支援学校においても,学校ごとに取り組む上での課題を明らかにしながら,児童生徒が楽しみながら,そして,助け合い,工夫しながら協働する活動として取り組むことができた.いずれの学校においても,絵を描くことが苦手な児童生徒も,「絵の良し悪しだけでは勝負や動きが決まらない紙アプリ」を用いた本実践活動に積極的に関わることができ,絵を描くことの楽しさを味合うことができた.学校の全てのクラスの図工の授業で取り組んだところや劇の発表の背景表示として利用したところもあり,本「紙アプリ」の教育上の価値を再認識する取り組みとなった.

  • ―国内外の共同研究者との協働の取り組み―
    生田 茂, 根本 文雄, 石飛 了一, 漆畑 千帆, 葛西 美紀子, 小関 貴雅, 山口 京子, 鷹取 哲史, 島田 文江, 金子 千賀子, 有村 玲香, 黒田 徳子, 深山 智美, 坂井 直樹, 五月女 智子, 奈良 智子
    人間生活文化研究
    2015年 2015 巻 25 号 37-64
    発行日: 2015/01/01
    公開日: 2020/03/14
    ジャーナル フリー

     「音声や動画などのマルチメディアをリンクできるドットコード」,「テキストをハイライトし同期をとって読み上げを行う電子書籍 やオーサリング機能を有する電子書籍」,「Augmented Reality (AR) 」などの最新の情報処理技術を用いて教材を制作し,通常学校や特別支援学校,保育園などで教育実践を行い,さまざまな「困難」を抱える児童生徒や園児の学習活動・自立活動の支援を行った.オマーンの Sultan’s School の幼稚部の教員の2日間の研修,また,アメリカの Saint Joseph 大学附属 School for Young Children の教員に,教材作りの最新のノウハウを教授し,教材開発と 教育実践活動の支援を行った.国立特別支援教育総合研究所主催の特別支援教育教材・支援機器等展示会における教材の展示や障害児基礎教育研究会の講演などで大きく広がった共同研究者のネットワークを活用し,教材の開発と教育実践に取り組んだ.「ARとドットコードの技術」を組み合わせて,八王子市の小学校の教員と取り組んだ2年生の国語の単元「さけがおおきくなるまで」の教材化と教育実践は,児童に大好評を博し,教育委員会の知るところとなり,担当課長が学校を訪れ,市の特色ある教育活動として 2015 年度の特別予算が認められた.「50 音と語彙を学ぶ」教材は,筑波大学附属大塚特別支援学校の小学部に納められ,日頃の自立活動の時間に活用されている.大阪府の視覚支援学校では,「ドットコードに音声をリンクさせた音声ペン」や「自動ページめくり機能を活用した読み上げ機能をもつ電子書籍」を用いて,視覚に障害をもつ児童の支援活動が始まった.また,文章を読んで解釈することのできない児童が,音声ペンによる読み上げ機能を活用することで,授業で取り組まれているワークシートに立派に回答できるようになった事例などが生まれた.

  • 生田 茂, 阪本 久世, 立間 好枝, 新城 理奈, 真下 真澄, 森屋 典久, 宮原 奈緒, 釘丸 紀子, 山口 京子, 市原 聡子, 濱 未奈子, 松浦 華子, 坂下 治美, 富山 仁子, 星 祥子, 君島 正規, 遠藤 純子, 吉田 三恵子, 中山 なみ紀, 赤尾 健介
    人間生活文化研究
    2020年 2020 巻 30 号 802-824
    発行日: 2020/01/01
    公開日: 2020/10/15
    ジャーナル フリー

     児童生徒一人ひとりが抱える「困り感」の軽減や解消を目指して,「マルチメディアを扱えるドットコード」を用いて,手作り教材を制作し,教育実践を行う取り組みは,全国の特別支援学校の教師を中心に,2019年度も活発に展開された.この日本発のドットコードの技術を用いた共同の取り組みは,海外においても高く評価され,Society for Information Technology and Teacher Education (SITE) 2020 では,著者らの論文が,Outstanding Paper Award の栄誉に輝いた.また,この間のいくつかの教育実践の取り組みは,A. Singh 教授らが編集した本 (Critical Issues in Special Education for School Rehabilitation Practices) の Chapter paper として採択され,掲載された.

     この学校の教師との共同の取り組みは,国内の活動にとどまらず,USA,オマーン,中国,韓国,UAE,サウジアラビア,ミャンマーへと広がり,今や国際的な教育研究活動となっている.Y. Katz 教授と F. Stasolla 教授が編集した Education and Technology Support for Children and Young Adults with ASD and Learning Disabilities の本の中には,Idaho State University の J. Gallup 教授と C. Perihan教授との連名の Chapter paper (Creative Inclusive Functional Content Using Dot Codes: An Exploration of Multistep Recipes for Individuals with Autism in Post-Secondary Setting) が掲載された.

     本報では,ドットコードの開発元のグリッドマークによって大幅に改訂された音声ペン用のソフトウエアについて記すとともに,2019年度に,全国の特別支援学校や通常学校の教師が取り組んだ「手作り教材の制作と教育実践」について報告する.

  • 生田 茂, 遠藤 貴裕, 富山 仁子, 石飛 了一, 坂井 直樹, 板倉 恭子, 藤枝 沙織, 中富 玲, 五月女 智子, 大島 真理子, 小畑 文乃, 高鍬 裕, 大前 洋介, 山口 京子, 佐々木 大輔, 久恒 由美, 原 伸生, 松本 晃, 高橋 麻由美, 尾崎 敬子
    人間生活文化研究
    2018年 2018 巻 28 号 137-178
    発行日: 2018/01/01
    公開日: 2019/07/26
    ジャーナル フリー

     児童生徒の「困り感」の軽減を目指して,「マルチメディアを扱えるドットコード」と「Media Overlays 機能を付加した電子書籍」の手作り教材を制作し,教育実践を行う取り組みは,平成 28年度の府中けやきの森学園と筑波大学附属大塚特別支援学校の公開研究大会で「一緒に取り組みたい」と手の上がった 50 名近くの特別支援学校の先生を加えて,全国の 180 名近くの先生とともに,平成 29 年度も大きく展開された.新しく開発された iOS 用のソフトウエアや Bluetooth 機能を有するスキャナーペンも含めて,それぞれの学校の自分の担当するクラスの児童生徒一人ひとりの困り感の軽減を目指して,オリジナルの手作り教材を制作し,教育実践が取り組まれた.平成29 年の8 月より取り組まれた IGI-Global 社の Handmade Teaching Materials for Students With Disabilities の本作りは,審査済みの 15 報の Chapter paper を集めることができ,印刷の工程に進めることができた.この本には,日本国内から8報の研究論文が掲載されており,日本の特別支援教育の取り組みを世界に発信する貴重な機会を作り出すことができた.また,平成 30 年4月には,サウジアラビアの教育省より招待を受け,6th International Education and Forum (Teaching and Learning for Early Childhood Education 2018) で2回に渡ってワークショプ(Let’s Create Hand-crafted Contents for Children Together)を行う機会を得るとともに,ひと回り大きな国際的な取り組みを生み出すことができた.本報では,平成 29 年度に全国の学校で取り組まれた「手作り教材の制作と教育実践」について報告する.

  • ― 一人ひとりの「できること」を広げる取り組み ―
    生田 茂, 遠藤 貴裕, 富山 仁子, 石飛 了一, 根本 文雄, 五月女 智子, 漆畑 千帆, 山下 さつき
    人間生活文化研究
    2019年 2019 巻 29 号 695-741
    発行日: 2019/01/01
    公開日: 2020/01/24
    ジャーナル フリー

     児童生徒一人ひとりの「困り感」の軽減を目指して,「マルチメディアを扱えるドットコード」「Media Overlays 機能を付加した電子書籍」「Augmented Reality」などの技術を用いて,手作り教材を制作し教育実践を行う取り組みは,全国の特別支援学校の教師を中心に,2018 年度も大きく展開された.2018 年4月には,著者の一人である生田は,サウジアラビア教育省より招待を受け,6th International Education and Forum (Teaching and Learning for Early Childhood Education 2018) にて,2度に渡るワークショプ(Let’s Create Hand-crafted Contents for Children Together)を開催する機会を得た.8月には,生田が編集した Handmade Teaching Materials for Students With Disabilities が IGI-Global社から刊行となり,日本の特別支援学校における実践を世界に発信することができた.9月には,中国の Bijie 市で開催された 11th CAECW (China-ASEAN Education Cooperation Week) の China-ASEAN Special Education Development of Exchange and Cooperation にて School Activities with Handmade Teaching Materials for Students With Disabilities の招待講演を行う機会を得た.また,2019 年度には,新たに Handbook of Research on Software for Gifted and Talented School Activities in K-12 Classrooms の本作りを行う機会を得,この 12 月に IGI-Global より発刊の予定である.本報では,2018 年度に全国の特別支援学校や通常学校の教師が取り組んだ「手作り教材の制作と教育実践」について報告する.

  • 生田 茂, 石飛 了一, 根本 文雄, 山下 さつき, 富山 仁子, 五月女 智子, 原 伸夫, 漆畑 千帆
    人間生活文化研究
    2017年 2017 巻 27 号 156-204
    発行日: 2017/01/01
    公開日: 2020/04/02
    ジャーナル フリー

     著者らは,「音声や動画などのマルチメディアを再生するドットコードと音声ペンの技術」「テキストをハイライトしながら同期を取って読み上げを行う電子書籍の技術」などを用いて,特別支援学校や通常学校の先生ともに,手作り教材を制作し,教育実践を行なっている.10 年ほど前に,「児童生徒一人ひとりの困り感の軽減」を目指して,筑波大学附属学校教育局時代に始めた取り組みは,今や国内の 150 名近い学校の先生が参加する一大プロジェクトとなっている.児童生徒一人ひとりは,それぞれ異なるニーズや要望を持ち,そして,異なる学びの履歴を持っている.A さんに有用な教材や教具が,必ずしも B さんに有用とは限らない.まさに,一人ひとりの児童生徒に対応した教材や教具が不可欠な所以である.本論文では,プロジェクトの展開にとって不可欠な,著者らも開発に協力して取り組んでいる,日本発のドットコードや電子書籍のコンテンツの制作のためのソフトウエアの最新の開発状況を報告する.そして,全国の 20 校の特別支援学校の先生などが,自分のクラスの一人ひとりの児童生徒の抱える課題や困り感に寄り添いながら,その困難の軽減や解決を目指して制作した手作り教材と教育実践について紹介する.本論文で紹介した実践事例は,特別支援学校に通う児童生徒の教育活動だけでなく,通常学校の特別支援学級や困り感を抱える児童生徒のための合理的な配慮に基づく教材や教具の開発を行う上で,極めて有用な指針を与えるものである.

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