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クエリ検索: "白石正美"
14件中 1-14の結果を表示しています
  • 伊藤 清光
    北日本病害虫研究会報
    2004年 2004 巻 55 号 134-139
    発行日: 2004/12/15
    公開日: 2011/08/11
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    公表されている統計データなどから最近の斑点米カメムシ類の多発生および斑点米による米の格下げ動向をまとめるとともに, 全国的なカメムシの多発生原因について, 水田の利用状況の変化から考察した. 北海道では水稲栽培環境の変化が影響しているとは考えられなかった. それ以外の地域では, これまで言われてきたイタリアンライグラスなどの「飼肥料作物」の作付け増加よりも,「休閑地」(=休耕地) の増加がカメムシ多発の大きな要因と考えられる.
  • 桜井 芳人, 白石 正美, 奥村 健吾
    ビタミン
    1959年 16 巻 165-
    発行日: 1959年
    公開日: 2017/12/22
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 厚, 鎌田 政喜, 安松 克治
    ビタミン
    1959年 16 巻 165-
    発行日: 1959年
    公開日: 2017/12/22
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  • 近 雅代, 榛葉 良之助
    日本食品工業学会誌
    1986年 33 巻 7 号 473-479
    発行日: 1986/07/15
    公開日: 2011/02/17
    ジャーナル フリー
    ハッサク(Citrus hassaku hort. ex TANAKA)の果皮は,成熟するにこつれ色調の変化がみられるが葉は常緑である,そこで果皮と葉の色調とカロチノイドおよびクロロフィル色素の間にどのような関係が存在するかを調べた.
    (1) 果皮の色調と色素量の変化の関係は,次の3段階に分けられた.第1は,クロロフィルが多量存在するためカロチノイドの量に関係無く果皮が緑色の段階,第2は,クロロフィルが急激に減少したため,カロチノイド量は最小であるが果皮が黄色に変色する段階,第3は,クロロフィルは消失し,カロチノイドが増加したため果皮が黄橙色に変化する段階である.
    (2) 葉のカロチノイド量は30~40mg/100g,クロロフィル量は40~180mg/100gと変化しており,果皮に比べいずれも多量含まれていた.葉が常緑であるのは全期間を通してクロロフィルがある一定量以下に減少しないためである.すなわち葉は(1)で述べた果皮の3段階の変化のうち常に第1の段階にあると言える.
    (3) TLC法によって分離された果皮のカロチノイドのうち,Hは成熟が進むにつれ減少し,DD, Mが増加した.カロチノイドパターン(カロチノイド量の多い順に3位を並べる)は,緑色時にはH-D-DD型からD-H-DD型に変化し,さらに変色時にはD-DD-H型からDD-D-H型に移行し,これらは着色が進むにつれDD-D-M型からDD-M-D型に変化していった.
    (4) 葉のカロチノイド組成は果皮に比べ変化が少なく,新葉の時H-D-DD型であった以外は,常にD-H-DD型が保たれていた.このように果皮の緑色時と緑葉のカロチノイド組成は似ており,色調とカロチノイド組成の間には密接な関係があることが分った.
  • 牧野 堅, 藤谷 喜久子, 渡辺 辰也
    ビタミン
    1959年 16 巻 165-166
    発行日: 1959年
    公開日: 2017/12/22
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  • 雌の交尾の有無と羽化後日齢の影響
    福山 真希, 足達 太郎, 樋口 博也, 高橋 明彦
    日本応用動物昆虫学会誌
    2007年 51 巻 2 号 135-137
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/07/13
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    The effect of mating status and adult age of the rice leaf bug, Trigonotylus caelestialium, on the attractiveness of females to males was investigated. A trap baited with virgin females tended to attract more males than one baited with mated females. This result indicates that the sex pheromone emitted by females may decrease after mating. Furthermore, more males tended to be captured in the trap baited with virgin females at three days after emergence compared with those aged six days. This result suggests that the sex pheromone emitted by virgin females may decrease with age.
  • 杉浦 直幸, 古賀 成司, 鈴木 芳人
    九州病害虫研究会報
    2002年 48 巻 54-59
    発行日: 2002/11/20
    公開日: 2009/05/22
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    熊本県における1989年から2001年までの米穀検査結果を用い,斑点米カメムシ類による斑点米の発生と気象要因との関係を回帰分析によって調べた。斑点米カメムシ類によって2等米以下へ格下げされた割合は,3月1日を起算日とした9月30日までの12℃以上の有効積算温度,8月または9月の平均気温との間に有意な正の相関が見られた。一方,8月の降水量や降水日数との問に有意な負の相関が見られた。よって,斑点米の多発生は上記の気象要因の影響を強く受け,斑点米カメムシ類の増殖,加害活動,水田への移入が助長されることが示唆された。
  • 八尾 充睦, 植松 繁
    日本応用動物昆虫学会誌
    2017年 61 巻 4 号 243-248
    発行日: 2017/11/25
    公開日: 2018/01/10
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    To clarify the flight activity of Eysarcoris aeneus(Scopoli), we used a simple method that involved counting the number of adults flying out of a cup. We confirmed that the flight activity was spontaneous. On examining the effects of sex and experimental conditions on the flight activity of adult bugs, no significant difference in the numbers of male and female adults flying out of a cup were noted. The number of adults flying out of a cup under outdoor conditions was significantly greater than that of adults spontaneously flying out of a cup under indoor conditions. Compared with indoor conditions, outdoor conditions triggered a 2.6-fold increase in the flying activity. The individual rate of flying under outdoor conditions ranged between 7% and 73%, and the peaks in the flying activity were observed between mid-May and late May, in late July, and in early September. We also investigated the rice field invasion method of E. aeneus adults using wave-type levee sheets. We found the number of adults invading by walking and flying to be 3.3-fold greater than that of invading by flying alone. Therefore, the invasion method of adult bugs in rice fields is estimated to be primarily via walking.

  • 中村 充, 鈴木 太郎, 池田 彰弘, 杉浦 和彦
    育種学研究
    2017年 19 巻 4 号 145-154
    発行日: 2017/12/01
    公開日: 2017/12/21
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    イネ品種「密陽44号」の斑点米カメムシ抵抗性の特徴を,籾の登熟段階およびカメムシの選好性から検討した.さらに圃場で3カ年栽培し,斑点米カメムシ自然発生条件下での抵抗性効果を検討した.抵抗性の特徴は,出穂10日後と20日後の稲株に加害特性の異なる2種のカメムシ(クモヘリカメムシ(籾の鉤合部を選択して加害,乳熟期前後の籾を加害),ホソハリカメムシ(籾の部位を選択せず加害,糊熟期を中心に幅広い登熟段階を加害))をそれぞれ放飼する集団検定法で調査した.斑点米率は籾の開花順序に基づいて着粒部位を分けた区分毎に調査するとともに,籾の登熟段階の指標として籾の硬度を測定した.その結果,「密陽44号」は出穂20日後に両種のカメムシに対して安定した抵抗性を示した.一方,出穂10日後では,クモヘリカメムシに対して供試年間で抵抗性にばらつきがみられ,ホソハリカメムシに対しては抵抗性がみられなかった.籾硬度と斑点米率の関係でも,両カメムシ種に対して負の相関がみられ,クモヘリカメムシに対してはある程度籾硬度が高くなると「あいちのかおりSBL」と同程度の硬度であっても斑点米率が低くなる関係がみられた.これらのことから,抵抗性は籾の登熟とともに高まり,ある程度登熟がすすんだ段階から安定すると考えられた.一方,ホソハリカメムシではいずれの籾硬度においても「あいちのかおりSBL」よりも斑点米率が低い関係がみられた.集団検定時に寄生虫数を調査した結果,クモヘリカメムシに非選好性がみられ,同種に対しては抵抗性機構が非選好性を伴うと考えられた.一方,ホソハリカメムシでは非選好性がみられなかった.カメムシ2種における上述の籾硬度と斑点米率の関係の違いは,この選好性や両種が好んで加害する籾の登熟段階の相違が影響していると考えられた.また,抵抗性の効果はクモヘリカメムシとホソハリカメムシがそれぞれ優占した自然発生条件下の圃場でも確認された.

  • 後藤 純子, 樋口 博也
    日本応用動物昆虫学会誌
    2004年 48 巻 3 号 219-224
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/11/30
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    Effects of aging and copulation on the flight ability of the rice leaf bug, Trigonotylus caelestialium (Kirkaldy), were investigated by a tethered flight technique. Three day old unmated females showed the longest total flight duration per 1 h. A high flight activity in 3 day old females appears to be closely related to mating behavior. There was little difference in the flight activity of unmated males at all ages. The flight activity in 5 day old females was similar to 5 day old unmated females. Therefore, mating status does not appear to affect the flight activity of females. We conclude that the flight activity of adult bugs is low and they repeat short flights in their habitats and among the host plants in the field.
  • 山本 敦司
    関東東山病害虫研究会報
    2020年 67 巻 1 号 1-9
    発行日: 2020/12/01
    公開日: 2022/03/15
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    農薬に強くなった薬剤抵抗性病害虫が,農業生産者や現場の指導員を悩ませている。そのため,薬剤抵抗性リスクの低減を考えた後手に廻らない薬剤抵抗性管理の必要性がクローズアップされている。近年は、薬剤抵抗性の諸研究としての薬剤抵抗性リスク評価が進展し,試験研究成果も充実しつつある。しかし,その研究成果に基づく薬剤抵抗性管理・対策は現場ファーストに実行しなければならないが,その考え方や方法は生産者にとっては難解である。そのためには生産者と専門家・指導者との間で,現場の問題と技術的解決策を相互に分かりやすく理解しあうための情報伝達とその共有が必要となる。これは双方向の薬剤抵抗性リスクコミュニケーションである。本稿では,薬剤抵抗性管理を難しくしている問題点,その解決策の体系的な考え方を解説する。さらに薬剤抵抗性リスクコミュニケーションが成功した 6 つのケーススタディ(事例)と新たな抵抗性対策法の事例を紹介し成功のポイントを抽出する。それによって,効率的で後手に廻らない「みんなが得する薬剤抵抗性管理」を考え,今後の病害虫防除と農業生産性の向上に繋げたい。

  • 竹内 博昭, 渡邊 朋也, 鈴木 芳人
    日本応用動物昆虫学会誌
    2004年 48 巻 1 号 39-47
    発行日: 2004年
    公開日: 2004/05/25
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    The rice stink bugs, Leptocorisa chinensis, Lagynotomus elongatus and Cletus punctiger, are important cosmetic pests that cause pecky rice. The first step towards the establishment of effective and environment-friendly rice bug management is to specify the species that is most responsible for pecky rice formation. For this purpose we investigated species-specific feeding marks on the grain with caged insects. The feeding marks caused by L. chinensis and L. elongatus were mostly found on the grain surface along hooking portion and the basal part of the grain, respectively, while those caused by C. punctiger were found everywhere under lemma and palea. The position of feeding marks on rice grains was species-specific and independent of the ripening stage of the rice and the developmental stage of rice bugs. Species-specific positions of feeding marks were due to the species-specific sucking position. These results provide useful information for specifying the major species causing the standard type of pecky rice.
  • 澤田 宏之, 藤川 貴史, 北 宜裕, 折原 紀子, 篠崎 毅, 清水 伸一, 中畝 良二, 瀧川 雄一
    日本植物病理学会報
    2017年 83 巻 3 号 136-150
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/09/09
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    Pseudomonas syringae pv. actinidifoliorum(Psaf)のわが国における分布実態を把握するために,マタタビ属植物由来の国内産菌株を対象として,hopO1を標的としたPCR検定を行った.その結果,牛山ら(日植病報 58: 426–430)によって北海道のサルナシ・ミヤママタタビの斑点症状から分離された菌株(北海道分離菌),静岡県のサルナシ斑点症状から分離された菌株(静岡分離菌),および,かいよう病の発生調査の過程で愛媛県のキウイフルーツから見出された菌株(愛媛分離菌)が陽性を示した.これらの分離菌をキウイフルーツに接種すると,葉に斑点症状を誘導したが,枝に対する病原性は認められなかった.これらはいずれもグラム陰性,好気性で1~3本の極鞭毛を有する桿菌であり,淡黄色の円形・全縁な集落を形成した.さらに,その主要な生理・生化学的性質,MALDIバイオタイパーによるパターンマッチング,病原性関連遺伝子などを標的としたPCR検定,4つの必須遺伝子〔cts(=gltA),gapAgyrBおよびrpoD〕を用いたMultiLocus Sequence Analysis(MLSA)に基づき,これらの分離菌をPsafと同定することができた.ただし,MLSA系統樹において,これらは「北海道分離菌」,「静岡分離菌」,「愛媛分離菌」の3つのグループに分かれたが,Psafにおける既知lineage(lineage 1~lineage 4)のいずれとも一致せず,グループごとに独立した単系統群として位置づけられた.さらに,北海道分離菌はD-フコースを資化すること,静岡分離菌はレバン産生能が弱く,hopF1由来のPCRシグナルが得られないこと,愛媛分離菌はゼラチン分解が陽性であり,hopE1hopF1がPCR検出できないことが,他のPsafとの相違点として認められた.以上より,これらの分離菌をそれぞれ「lineage 5」,「lineage 6」,「lineage 7」と命名し,Psafにおける新規系統として扱うこと,および,lineage 5と6によってサルナシやミヤママタタビの葉に引き起こされた斑点症状を,新病害として「斑点細菌病(bacterial leaf spot)」と呼称することを提案したい.本研究によってわが国にもPsafが分布していることが初めて明らかになり,さらに,Psafが多様性に富んだ菌群であることが確認できた.また,Psafやその各lineageの詳細な表現型・遺伝型が明らかになり,検出・判別技術を開発するための研究基盤が整備できた.

  • 日本植物病理学会報
    1998年 64 巻 4 号 328-438
    発行日: 1998/08/25
    公開日: 2009/02/19
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