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クエリ検索: "脳血管障害"
31,747件中 1-20の結果を表示しています
  • 阿部 憲男, 宮沢 幸仁
    医療
    1989年 43 巻 12 号 1261-1263
    発行日: 1989/12/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    国立仙台病院に入院した心房細動を合併する心疾患患者390名について虚血性
    脳血管障害
    の発症を高める因子について検討した. 心房細動を有する心疾患患者での虚血性
    脳血管障害
    の発症頻度は390名中94例で, 基礎心疾患がなんであれ発症頻度は一様で約25%と高かつた. 心房細動の存在様式別では, 慢性心房細動群において発作性群よりも虚血性
    脳血管障害
    の発症が有意に多かつた. 年令, 心拍数, 心胸郭係数の検討では基礎心疾患を有さない慢性心房細動群において有意の傾向を示し, 心臓弁膜症や虚血性心疾患に合併した心房細動群では有意の傾向はみられなかつた. 慢性心房細動のみを有する群では年令が高く, 心拍数が低く, 心胸郭係数が高い例で虚血性
    脳血管障害
    の発症に注意を要する.
  • ―循環器領域―
    木村 格
    医療
    1996年 50 巻 1 号 32-35
    発行日: 1996/01/20
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
    脳血管障害
    に伴う慢性頭痛と後遺症である運動麻痺肢に2次障害として発現する浮腫に対する漢方療法の臨床成績を示し, その薬理学的に効果について考察をした.
    口頭同意を得た慢性頭痛を主訴とする
    脳血管障害
    60例を対象に, 釣藤散7.5グラム/日の内服を行い, 最終的な頭痛の改善率は78.3%であった. 投与開始2週間から効果のある症例が出現し, 6~9週でもっとも高率で効果がみられた. 胃腸障害と内服困難なために3例では服薬を中途で中止した. 運動麻痺肢に明らかな浮腫を伴う
    脳血管障害
    35例を対象に柴苓湯9グラム/日の内服を行い, 浮腫の改善を検討した. 34%では完全に改善, 他の34%では50%の改善が, 17%ではわずかな改善がみられた.
    漢方療法はこの両者の臨床症状の改善に効果があり, 主要な循環器疾患である
    脳血管障害
    患者の生活の質を高めるために有用であると結論した
  • 藤田 利治, 栗原 雅直, 長谷川 和夫
    日本老年医学会雑誌
    1989年 26 巻 5 号 499-506
    発行日: 1989/09/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    慢性期の
    脳血管障害
    に対する客観的な治療効果を知るため, 脳循環・代謝改善薬の二重盲検比較試験が行れている. 本稿では7つの臨床試験資料を集合解析して, 短期間の治療において知的機能障害の改善が期待しうる患者の特性を探索的に検討することを試みた. これらの臨床試験で脳梗塞, 脳出血, 脳動脈硬化症のいずれかに診断された症例は2,818例であり, このうち臨床試験開始時に長谷川式痴呆診査スケール (以下, 長谷川式スケール) で21.5以下の中等度以上の知的機能低下を示した943症例を分析対象とした.
    8週間の脳循環・代謝改善薬による治療において長谷川式スケールで測定し得た知的機能障害の変化に関して, 以下の成績を得た.
    1) 長谷川式スケール上で10点以上の改善は11% (102/943) であり, 5点以上の改善は34% (322/943) と多く, 知的機能がかなり改善する例がみられた.
    2) 主要な患者因子のなかでは長期の罹病期間, 高年齢, 重篤な概括重症度, 重篤な知的機能障害重症度が, その後の知的機能障害の悪化と関連していた. しかし, 性, 診断名, 合併症の有無, リハビリの有無は有意な関連を示さなかった.
    3) 知的機能障害変化と関連する上記の患者因子を共変量として分散共分散分析を行った結果, 次の患者因子がさらに知的機能障害変化と関連していた. すなわち, 自覚症状 (めまい, 頭痛・頭重, のぼせ感), 不安焦燥は重篤なほどその後の知的機能障害は改善する傾向がみられ, 逆に, 尿失禁, ADL (用便) の問題, 運動障害, 総蛋白低値は悪化と関連していた.
    以上の成績に関して, 知的機能障害の可逆過程から不可逆過程への移行, 知的機能障害悪化に対する老化の寄与, 知的機能障害評価における周辺症状の影響などから考察した.
  • 第1報 高令者における両側性脳血管病巣の臨床病理学的研究
    村松 睦, 岸本 篤郎, 蘇 進一, 平井 俊策, 森松 光紀, 奥平 雅彦
    日本老年医学会雑誌
    1970年 7 巻 5 号 275-283
    発行日: 1970/09/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    老人脳においては, 小軟化巣を持たぬ脳はないとまでいわれており, また老年者の片麻痺例では, 対側にも神経学的に諸種の異常をみるものが多い. 今回, われわれは, 本院における最近四年間の老年者剖検例141例中肉眼的な
    脳血管障害
    巣を有した78例について, とくに両側性病巣を認めた66例 (84.6%) を中心として,脳内病巣と臨床症候とを対比検討した. 即ちこれら66例を運動障害とくに片麻痺の発生状況, および両側における運動障害を中心とした神経学的異常所見より評価して, 臨床的に両側麻痺が生前診断できたものを第I群とし, 生前には片麻痺のみしか診断できなかったものを第II群とし, 生前には脳内病変の存在が診断できなかったものを第III群 (Silent group) とした.
    さらに, 第I群をその片麻痺の発生経過を中心に, A. 片麻痺交互発生型, B. 片麻痺+対側麻痺漸次発生型, C. 両側麻痺漸次発生型, D. 両側麻痺同時発生型の4型に分けた. この臨床型と脳内病巣との関連は, IA型では, その13例の病巣集積の示す部位は内包を含む基底核部に全例主病変があり, 25%の者は橋底部にも病巣を有していた. B型は基底核部の lacune が主で片麻痺の責任巣としては橋底部に軟化巣を大部分の例にみた. C型は不全麻痺が漸次両側にみられたものであるが, 病巣は基底核部の微小軟化巣であった. D型は全例脳内出血例であり, 大脳出血2, 橋出血1, クモ膜下出血3, 小脳出血1であった. II群の対側病巣の見落しは, 被殼部の lacunc が主であり, III群即ち Silent 群の脳内病変は, 同様の lacune と劣位半球における皮質巣が主であり, 病巣の部位や大きさの他に, 高令者の場合, 臨床経過時間や拘縮変形, 浮腫などの二次的病態も診断を困難にしている. IA型の中等大軟化巣には56%に褐色色素沈着があり, また50%にangionecrosis を認めた事より, これら軟化巣の一次的原因は脳血管破綻巣と考えられる.
  • 谷川 浩隆, 最上 祐二, 森岡 進, 柴田 俊一, 二木 俊匡, 王子 嘉人
    中部日本整形外科災害外科学会雑誌
    2009年 52 巻 4 号 845-846
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/10/08
    ジャーナル 認証あり
  • 日本老年医学会雑誌
    1969年 6 巻 2 号 107-131
    発行日: 1969/03/31
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 古堅 宗範, 田村 武雄
    日本老年医学会雑誌
    1978年 15 巻 3 号 235-244
    発行日: 1978/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    成人男子14名を対照とし, 脳出血23例, 脳梗塞16例, クモ膜下出血11例の急性期において髄液および血清の fructose-1, 6-diphosphate aldolase (ALD), lactic dehydrogenase (LDH) を測定して以下の如き結論を得た.
    1) 酵素活性値 (M±SE) は対照で髄液のALD 1.9±0.2, LDH 23.7±3.2, 血清ではそれぞれ6.0±0.4, 272.4±15.5U/ml. 脳出血で髄液のALD 9.3±0.9, LDH 175.6±29.8, 血清でそれぞれ12.5±1.5, 426.2±31.4U/ml. 脳梗塞で髄液のALD 2.9±0.4, LDH 32.7±7.1, 血清でそれぞれ8.2±1.0, 370.4±34.6U/ml. クモ膜下出血で髄液のALD 6.8±1.3, LDH 58.3±17.2, 血清でそれぞれ10.0±2.9, 344.8±41.9U/mlであった.
    対照に比して, 脳出血で髄液および血清のALD, LDHが, 脳梗塞で血清LDHが, クモ膜下出血で髄液のALD, LDHが有意に高値であった. さらに脳出血は脳梗塞に比して髄液のALD, LDHが有意に高値であったが, 血清酵素活性は両疾患で差異をみなかった.
    2) 脳出血で初回検査時23例中9例 (39%), 経時的観察で5例 (21.7%) が清澄髄液であった. 脳出血を血性 (14例), 非血性髄液群 (9例) に分けた. 両群ともに髄液ALD, LDHは脳梗塞に比して有意に高値であった. 血清では血性髄液群のLDHが脳梗塞より高値であった.
    3) 脳出血患者の重症群は軽症群に比して, 髄液ALD, LDHは有意に高値であった. 一方, 血清では両群間に差異はなかった.
    4) 脳出血患者で髄液, 血清の酔素活性の最高値は発作7日以内にみられた. 正常値への回復は髄液で血清よりも遷延する傾向がみられた.
    5)
    脳血管障害
    全体および脳出血で, 髄液ALDと髄液蛋白量, 髄液ALDおよびLDHと髄液細胞数の間に相関が認められた. 脳梗塞およびクモ膜下出血ではこれらの間に相関をみなかった.
    6)
    脳血管障害
    全体でALD, LDHそれぞれの髄液, 血清の活性に相関がみられた. 疾患別では脳梗塞でALDのみが相関した.
    以上の成績より, 髄液のALD, LDH測定が
    脳血管障害
    の鑑別診断, 予後判定に役立ちうることを認めた. しかし髄液あるいは血清の酵素活性上昇の機序については, なお今後の検討を要する.
  • 日本透析療法学会雑誌
    1989年 22 巻 4 号 429-430
    発行日: 1989/04/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 稲垣 俊明, 橋詰 良夫, 野倉 一也, 山本 俊幸, 新美 達司, 三竹 重久, 小鹿 幸生, 山本 正彦
    日本老年医学会雑誌
    1991年 28 巻 2 号 145-151
    発行日: 1991/03/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    名古屋市厚生院において, 昭和56年から昭和61年までの老年者剖検例295例の中で,
    脳血管障害
    (以下CVDと略す) が90歳以上の超高齢者で32例 (男8例, 女24例), 60歳より89歳までの高齢者で174例 (男95例, 女79例) が認められた. 今回, 超高齢者のCVDの特徴を明らかにするため, 臨床病理学的に検討し, 以下の結果を得た.
    病理学的にみたCVDの出現頻度は60歳代が58.3%であり, 70歳代が68.8%, 80歳代が75.1%と加齢とともに増加したが, 90歳以上では64%と減少した. CVDの中で脳梗塞は高齢者で79.9%であり, 超高齢者で81.2%であった. 両群とも2カ所以上の多発性脳梗塞が被殼, 尾状核, 視床, 前頭葉の白質・皮質に高率に認められた. 超高齢者では高齢者に比して, 大梗塞の頻度は同程度であったが, 中梗塞は減少傾向, 小梗塞は増加傾向を示した. 脳出血は高齢者で16.1%であり, 超高齢者で12.6%であった. 超高齢者ではレンズ核, 皮質下にそれぞれ50%を認め, 大出血が多くみられたが, 症例が少ないため, 今後の検討課題と考えられた.
    臨床的には, 超高齢者では高齢者に比し精神症状, 前頭葉徴候, oral dyskinesia が有意に高率であった. また, 超高齢者では明らかな脳卒中発作を呈しない例が多くみられ, それらは全例脳梗塞であった. risk factor として高血圧が考えられた.
  • 剖検で確認されたCVD62例の retrospective study
    川口 新一郎, 飯尾 正宏, 村田 啓, 千葉 一夫, 山田 英夫, 松井 謙吾, 阿部 正秀, 戸張 千年, 丹野 宗彦, 布施 正明, 星 豊, 藤原 敬悟
    日本老年医学会雑誌
    1978年 15 巻 3 号 260-266
    発行日: 1978/05/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    著者らは当院で過去5年間に生前脳スキャンを受け, のち剖検され, その病理組織像が明らかにされている62例 (脳硬塞55・脳出血7) を対象とし, retrospective study を行い脳スキャンによるCVDの予後判定が可能かどうかを予後の違いによるグループ別に, 脳スキャン陽性度, 陽性病巣サイズ, 病巣部位について検討した. CVD発症後1カ月以内, 2カ月目~6カ月, 7カ月目~12カ月, 2年目以上に死亡した例を各々1群 (6例), 2群 (28例), 3群 (12例), 4群 (16例) とした.
    脳硬塞においては陽性症例は55%, 陽性スキャン頻度は58%, 経過観察平均スキャン回数は1.5回, 陽性度平均は1.9±1.2度, 陽性サイズ平均5.9±3.2cmであった. 脳出血においては上記の順に夫々43%, 44%, 1.3回, 1.7±1.1度, 6.5±1.7cmの結果であり陽性サイズのみ脳硬塞より高い値を示した.
    脳硬塞例では発症5カ月後迄が陽性期であり陽性度よりみると発症後4週目に陽性ピークがあった. 脳スキャン陽性度平均は第1群で2.3±1.1, 第2群で2.3±1.2, 第3群1.7±1.0, 第4群で1.3±1.1度と差がみられた. 即ち脳スキャン陽性度平均と予後の長短は相関が認められた. 予後の悪い第1群, 第2群では最初から高い陽性度を示し予後のよい第4群では急速な陰性化を示すことが特長的であった. しかし4群別に検討した経時的陽性度平均の最大値は上記の順に3.0, 3.2, 2.7 3.0度と差はみられなかった. 陽性スキャンの頻度は上記の順に各々75, 68, 68, 33%であった. 陽性病巣サイズ平均は上記の順に各々7.0±5.0, 6.8±3.7, 4.8±1.4, 5.1±2.1cmと重症例程陽性病巣サイズが大きい傾向はみられたがSDが大きく平均値による検討は意味付けが難しかった. 陽性度と陽性サイズに相関があるかどうかを検討した所, 両者の相関はなく陽性度と病巣の大きさの持つ臨床的意義は別である事が分った.
  • 井林 雪郎, 渡邊 義将, 尾前 豪, 藤島 正敏
    日本老年医学会雑誌
    1998年 35 巻 10 号 730-734
    発行日: 1998/10/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
  • 平井 俊策
    臨床薬理
    1994年 25 巻 2 号 493-496
    発行日: 1994/06/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 岩本 俊彦, 勝沼 英宇, 前畑 幸彦, 柚木 和太, 荒木 五郎
    日本老年医学会雑誌
    1986年 23 巻 4 号 406-412
    発行日: 1986/07/30
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    高齢者虚血性
    脳血管障害
    の特徴を知り, その予防・治療に役立てる目的で, 虚血症状を呈した429例を年代別に分け, その臨床症状, CT所見, 脳血管撮影所見について比較検討した.
    対象は49歳以下50例I群, 50~59歳97例II群, 60~69歳161例III群, 70歳以上121例IV群であった. Risk factor としての既往歴では高血圧症が各群の半数にみられたが, 糖尿病はIII群に, 心房細動はIV群に多く, それぞれ21%, 25%であった.
    臨床症状の多くは片麻痺で, 加齢とともに高度の片麻痺をきたしやすく, IV群では39%に認められた.
    I群でCT上異常を認めないものは40%と多く, 基底核部梗塞 (34%), 皮質枝領域の梗塞 (18%) はあっても小さかった. 脳血管撮影 (以下AGと略す) で梗塞と関連ある病的所見 (狭窄・閉塞・early venous filling) の認められたものは30%にすぎなかった.
    II群ではAG上38%に病的所見を認めたが, CT上そのほとんどが lacune と考えられる基底核部梗塞で, 41%に認められた.
    III群ではCT上基底核部梗塞は34%に認められたが, 皮質枝領域の梗塞も32%と多く, さらにIV群ではそれぞれ31%と同頻度に認められた. 皮質枝領域の梗塞は embolism で多いことから, 高齢者ではembolism の増加が示唆された. またIV群では大・中梗塞が17%と増加した. AGではIII群の43%, IV群の49%に病的所見を認めた.
    以上から高齢者では lacune とともに embolism が多く, その原因として脳動脈硬化とともに加齢に伴って増加する心房細動が重要な役割を演じていることを示唆し, 心房細動を有する高齢者の脳梗塞への進展を予防することが重要と考えられた.
  • 笠原 剛敏
    理学療法症例報告データライブラリ
    2003年 1 巻 1 号 19-26
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/01/09
    ジャーナル フリー
    我が国の慢性腎不全による透析患者の動態を見ると,導入患者の高齢化,糖尿病性腎症を主とした血管性腎不全の増加により,
    脳血管障害
    との合併症を伴いやすい。特に糖尿病性腎症を伴う
    脳血管障害
    の臨床症状は,血管循環の低下や皮膚・筋の軟部組織の異常を伴い,麻痺症状,姿勢保持・調節能力を著明に増悪させる。そのため運動療法として中枢神経・末梢神経系の障害に考慮した,機能的な場面設定と治療刺激の工夫が必要と考える。
  • 小林 祥泰
    日本内科学会雑誌
    2004年 93 巻 12 号 2536-2542
    発行日: 2004/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    脳卒中データバンクの解析によると,高齢者の
    脳血管障害
    では心房細動の増加により,心原性脳塞栓が明らかに増加し,重症化している.近い将来認可される可能性のあるt-PAは条件さえ揃えば高齢者でも有用であり期待される治療である.また,高齢者では痴呆やうつ状態,アパシーを呈する頻度が高く,これらの早期発見と対策が必要である.
  • 小林 祥泰
    日本内科学会雑誌
    2002年 91 巻 8 号 2428-2442
    発行日: 2002/08/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 小林 祥泰
    日本内科学会雑誌
    1999年 88 巻 12 号 2372-2379
    発行日: 1999/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    脳血管障害
    は心筋梗塞と同じくBrain attackとしての認識が重要である.心臓に比して脳は虚血に弱く発症から治療までの許容時間が極めて短い.初めは軽症に見えても進行する可能性が強く,
    脳血管障害
    を疑ったら直ちに専門病院に移送する必要がある.本章では比較的軽症例における救急診断のポイントおよび専門的治療を中心に述べる.
  • 岩本 廣満, 清原 裕, 藤島 正敏
    日本内科学会雑誌
    1998年 87 巻 1 号 58-62
    発行日: 1998/01/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    脳血管障害
    による突然死の多くは,脳出血とクモ膜下出血に起因する.最近では高血圧治療の普及により,脳出血は減少・軽症化し
    脳血管障害
    による突然死も減った.突然死に至る病態生理学的機序としては,出血そのものによる直接的な脳幹部の損傷と,脳室内穿破や脳ヘルニアなどの二次的病変による間接的な脳幹部の障害による場合がある.また,
    脳血管障害
    発症後に起きた致死的不整脈や呼吸異常も突然死の原因となる.
  • 小林 祥泰
    日本内科学会雑誌
    1995年 84 巻 11 号 1832-1836
    発行日: 1995/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    劇症型脳出血は減少したが,高齢化社会になると共にアミロイドアンギオパチーによる脳出血の増加が注目されている.脳血栓でも比較的若年者では動脈硬化以外にlupus anticoagulant症候群が注目されており治療上重要である.脳塞栓には従来線溶療法は禁忌とされてきたが, t-PAの出現により,超急性期線溶療法の治験が進み有効性が確認されつつある.脳塞栓の早期再発予防には抗凝固療法が必要である.
  • 医療
    1999年 53 巻 Supplement 号 36-43
    発行日: 1999/10/07
    公開日: 2011/10/19
    ジャーナル フリー
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