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クエリ検索: "臨床研究"
51,748件中 1-20の結果を表示しています
  • Etretinate
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1982年 44 巻 6 号 988-999
    発行日: 1982/12/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    新しいビタミンA類似合成化合物であるetretinate経口剤の種々皮膚疾患に対する有用性を, 30施設によるopen studyで検討した。対象疾患は, 乾癬, 魚鱗癬などの角化性疾患を始めとする369例で, 罹病期間の長く, 重症度も高い難治性のものがほとんどであつた。治療効果では, 膿疱性乾癬, 先天性魚鱗癬様紅皮症など, 従来有力な治療法のなかつた疾患に劇的に効果を示したほか, 全体でも軽快以上74%と優れた成績を示した。また一部の症例では既存の治療法との併用効果も検討し, 相加効果が認められた。一方, 本剤の副作用として口唇炎などのビタミンA過剰症様症状が, ほぼ全例に出現した。それらはいずれも用量相関的で, 投与の減量または中止により回復した。以上より本剤は難治性の角化性疾患に対し高い有用性をもつものと考えられた。
  • —アルキサ軟膏との比較検討—
    ISP
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1982年 44 巻 4 号 690-697
    発行日: 1982/08/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    アルミニウムクロロヒドロキシアラントイネートを含有する粉末剤(ISP)の皮膚糜爛, 潰瘍に対する治療効果を検討するために同成分を主薬とするアルキサ軟膏(AL)を対照薬として, 5施設にてハーフサイドテストおよび対比較により臨床治療試験を行つた。対象は25症例であつて潰瘍21例, 糜爛4例であり, その原因はきわめて多種多様であつた。臨床症状に対する効果は統計学的に両剤間に有意差を認めず, 有用性の判定においても, 有意差は認められなかつたが, ISPは網状植皮部および中間層採皮部に対してきわめて有用と判定されたものが2例あり, ALにはきわめて有用と判定された例はなかつた。ISPは粉末剤であるため局所を乾燥させる作用があり, 局所の表皮再生能力の強い病巣では過度の湿潤を抑え表皮の再建に有利な環境を作るが, 局所に表皮再生能力がなく植皮を必要とするような広範囲な潰瘍に対しては他の外用薬同様, あまり効果が認められなかつた。ISPの局所に対する副作用はほとんどなく, 今回の治療に際しても25例中3例に必ずしもISPによるとは思われない軽度の刺激作用を認めるのみで, 刺激の頻度はALと同程度であつた。しかしながら, 他の外用剤と同様に本剤使用に際しても常に刺激作用の有無を観察しつつ慎重に治療にあたるべきである。以上よりISPは粉末形態の外用剤であるが, 皮膚の糜爛, 潰瘍の治療剤として有効であるので, 治療に際して選択すべき治療剤の一つであると考えられる。
  • Pandel
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1982年 44 巻 4 号 644-656
    発行日: 1982/08/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    国産第1号の外用合成コルチコステロイドであるhydrocortisone 17-butyrate 21-propionate(HBP)を0.1%含有する外用剤Pandel軟膏(Pan-O)およびPandelクリーム(Pan-C)の臨床効果の位置づけを検討する一環として, Pan-Oについては, Pan-Oの基剤にhydrocortisone 17-butyrateを0.1%含有させたもの(HB-O)およびbetamethasone 17-valerateを0.12%含有させたもの(BV-O)を対照薬剤とするblind性重視の比較試験を, Pan-Cについては, ロコイドクリームおよびリンデロンVクリームを対照薬剤とするwell controlledの製品間比較試験を, いずれも尋常乾癬の入院患者を対象に多施設共同研究として行つた。効果判定に関しては182例, 副作用に関しては183例の解析対象例について検討し, 以下の成績を得た。
    1) Pan-OとHB-Oの比較成績では, 試験開始1週後, 2週後, 3週後の全般改善度および全般改善度の優劣比較, 有用性の判定, 有用性の比較のいずれも, Pan-OがHB-Oより有意に優れた。
    2) Pan-OとBV-Oの比較成績では, 試験開始3週後の全般改善度および試験開始2週後の全般改善度の優劣比較でPan-OがBV-Oより有意に優れた。
    3) Pan-CとロコイドクリームまたはリンデロンVクリームとの比較成績では, 各評価においていずれも有意差は認められなかつた。
  • Mequitazine
    臨床研究
    皮膚
    1981年 23 巻 3 号 332-337
    発行日: 1981年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    新抗ヒスタミン剤Mequitazineの蕁麻疹, 湿疹・皮膚炎群および皮膚掻痒症に対する治療効果を検討し, 併せて副作用について観察した。有効以上の有効率は, 蕁麻疹66.3% (112/169), 湿疹・皮膚炎群61.7% (103/187), 皮膚掻痒症71.1% (59/83) であった。副作用の発現率は18.9% (79/419) であったが, 大多数が軽度であった。
  • Amcinonide
    臨床研究
    皮膚
    1981年 23 巻 2 号 243-255
    発行日: 1981年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    新合成外用コルチコステロイドであるAmcinonide軟膏およびクリームの有用性と安全性を, 掌蹠膿疱症, 痒疹類, 虫刺症, 扁平苔癬, 慢性円板状紅斑性狼瘡および進行性指掌角皮症の6疾患を対象とし, 総計409例について検討した結果, いずれの疾患にも有用性が認められた. また, 掌蹠膿疱症患者を対象とした臨床検査成績においても, 試験薬剤に起因して異常値を示したと思われる症例はなかった.
  • BO-31
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1988年 50 巻 3 号 502-508
    発行日: 1988/06/01
    公開日: 2012/03/07
    ジャーナル 認証あり
    急性湿疹, 接触皮膚炎に対するBO-31(3%イブプロフェンピコノールクリーム)の有効性, 安全性を検討するため, 5%イブプロフェンピコノールクリーム(5% IPPNクリーム)を対照薬として, well controlled studyによる左右比較試験を行い, 以下の成績を得た。試験実施例数は82例でそのうち66例が有効性評価の対象となつた。症状別の改善度はすべての症状で有意差は認められなかつた。最終全般改善度のかなり軽快以上の改善率で5% IPPNクリームは74.2%, BO-31は65.2%の有効率を示したが, 有意差は認められなかつた。副作用は5% IPPNクリームに4例(5.0%), BO-31に3例(3.8%)発現し, すべて皮膚症状であつた。有効性, 安全性を総合した有用性についても両薬剤間に有意差は認められなかつた。また, 同等性検証(△=0.10)を実施したが, 有効性, 有用性で同等性は確認できなかつた。しかしながら, 対比較試験としての優劣比較で有意差はなく, BO-31の高い安全性と60%以上の有効率および有用率を考慮すると一般向外用剤として有用な薬剤であるといえよう。
  • —Open Studyによる検討—
    E5166
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1986年 48 巻 3 号 513-519
    発行日: 1986/06/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    レチノイド類似の作用を有する新規化合物である3,7,11,15-tetramethyl-2,4,6,10,14-all transhexadecapentaenoic acid(E5166)の難治性皮膚疾患に対する治療効果, 安全性および有用性を多施設共同研究によるopen studyで検討した。E5166は1日300mgを経口投与した。治療効果および有用性の解析対象例は169例で, 有効率は66%, 有用率は63%であつた。乾癬群および掌蹠膿疱症では, 4週から8週までの期間内で投与期間の延長にともない, 有効率はより高くなつた。またE5166と酪酸ヒドロコルチゾン軟膏外用との併用により効果の増強が認められた。安全性の解析対象例は180例で, 副作用は13%, 血清トリグリセリドの上昇が1.1%に認められたが, すべて一過性であつた。これらの成績からE5166は対象疾患に対して高い有用性を有するものと考えられた。
  • RS44872
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1984年 46 巻 3 号 783-791
    発行日: 1984/06/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    1) 新しいイミダゾール系抗真菌剤であるRS44872(sulconazole nitrate)クリームを浅在性皮膚真菌症の二, 三の疾患に使用して優れた治療成績を得た。
    2) 足白癬68例では著効, 有効併せて59例で, 有効率86.8%であり, 股部白癬23例で100%, 体部白癬39例で94.9%, 24例の間擦疹型皮膚カンジダ症では95.8%, 26例の澱風で96.2%の有効率を示した。
    3) 副作用については, 足白癬の1例に接触皮膚炎(発赤, 刺激感)が見られたのみであつた。また, とくに問題となるような臨床検査値異常を来した例は認められなかつた。
    4) 以上のことから, RS44872(sulconazole nitrate)クリームは浅在性皮膚真菌症の治療にきわめて有用な薬剤であると結論することができる。
  • ST-35
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1983年 45 巻 2 号 245-252
    発行日: 1983/04/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    コルチコステロイド·テープ剤の適応疾患をもつ489例を対照にトクダーム(ST-35: 吉草酸ベータメサゾンを6μg/cm2含有のテープ剤)の臨床効果を検討する目的で, 26施設で共同研究し, 以下の結果をえた。最終判定日(3週後)の全般改善度が「かなり軽快」以上であつた症例の比率は87.5%(428/489)であつた。副作用は10.0%(49/489)にみられ, 主として接触皮膚炎様発疹(3.9%), そう痒(3.1%)などであつたが, 副作用による中止例は17例(3.5%)に過ぎなかつた。有用以上の有用率は93.9%であつた。これらの数値は, 他のテープ剤の報告と比較して勝るとも劣らない成績であつた。32例の尋常乾癬患者を対象に, 治療前と治療後の臨床検査値を比較したが, トクダームに起因すると思われる有意な変動はみられなかつた。59例においてトクダームと吉草酸ベータメサゾン(BMV)軟膏·クリーム剤との臨床効果を比較したが, トクダームはBMV軟膏·クリーム剤の単純塗擦より明らかに優れていた。以上の試験成績から, トクダームは優れたコルチコステロイド含有テープ剤と考えられた。
  • 0.12% Betamethasone 17-valerateとのdouble blind とwell controlled studyによる比較試験
    THS-101
    臨床研究
    皮膚
    1984年 26 巻 2 号 344-360
    発行日: 1984年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    新合成コルチコステロイドである0.1% Dexamethasone 17, 21-dipmpionate (THS-101と略) を含有する軟膏 (THS-Oと略) およびクリーム (THS-Cと略) の有用性を検討するため, 14施設からなる共同研究により痒疹群 (急性痒疹, 亜急性・慢性痒疹) および紅皮症を対象に, 0.12% Betamethasone 17-valerate軟膏 (BV-Oと略) およびクリーム (BV-Cと略) を対照薬剤としたdouble blindとwell controlled studyによる比較試験を実施した。その結果, 試験実施例数は153例であった。効果判定に関しては148例, 副作用に関しては149例が解析対象となり, 以下の成績を得た。
    1) 急性痒疹において軟膏ではいずれの評価項目に関してもTHS-OとBV-Oの間に有意差は認められなかったが, クリームでは皮膚所見 (潮紅および丘疹: 全評価日, 瘡痒: 第2, 第3評価日), 全般改善度および全般改善度比較 (全評価日), 有用性の判定ならびに有用性の比較に関しては, いずれもTHS-CがBV-Cに比し有意に優れた。
    2) 亜急性・慢性痒疹では, 軟膏ならびにクリームともにいずれの評価項目においても両薬剤間に有意差を認めなかった。
    3) 紅皮症において軟膏では全般改善度比較 (第3評価日) に関してTHS-OがBV-Oに比し有意に優れ, クリームでは皮膚所見 (潮紅および落屑: 第2評価日), 全般改善度 (第1, 第2評価日), 全般改善度比較 (全評価日) および有用性の比較に関してTHS-CがBV-Cに比し有意に優れた。
    4) 副作用は両薬剤とも軟膏では認められず, クリームにのみ発現した。副作用発現率はTHS-101が0.7% (1/149), BVが2.0% (3/149) であり, 両薬剤間に有意差は認められなかった。
    以上の結果より, 痒疹群ならびに紅皮症においてTHS-101はBVより優れた臨床効果を有することが確認された。
  • DV-O
    臨床研究
    皮膚
    1983年 25 巻 3 号 473-485
    発行日: 1983年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    0.12% Dexamethasone17-valerate軟膏 (DV-0) の臨床効果を検討するため20施設からなる研究班を組織し, 0.12% betamethasone 17-valerate軟膏 (BV-O) を対照薬とし, 湿疹・皮膚炎群および尋常性乾癬を対象に二重盲検対比較試験により比較検討を行った。
    解析の結果, DV-Oは湿疹・皮膚炎群に対してBV-Oと同等, 尋常性乾癬に対してBV-Oと同等あるいは優れるという成績が得られた。
    なお, 副作用の発現率はDV-01.3% (2/153), BV-02.0% (3/153) であった。
  • 強ミノC
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1994年 56 巻 3 号 603-608
    発行日: 1994/06/01
    公開日: 2011/07/21
    ジャーナル 認証あり
    薬疹·中毒疹, 蕁麻疹に対する強ミノC 20ml静脈注射療法の効果を, 12施設の参加により, open studyで検討した。投与対象は113例(薬疹·中毒疹群49例, 蕁麻疹群64例)で, 薬剤は1日1回1アンプル20mlを5日間連続静脈内注射を行い, 効果を判定した。その結果, 主治医全般改善度判定は, 薬疹·中毒疹群49例では改善以上の有効率は71.43%(35/49), 初診時以降来院できずの1例を除く蕁麻疹群63例では, 改善以上の有効率は46.03%(29/63)であった。なお, 副作用は全症例に認められず, 本薬剤は安全性の面からも有用な薬剤と考えられた。
  • 強ミノC
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1986年 48 巻 5 号 971-976
    発行日: 1986/10/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル フリー
    中毒疹·薬疹に対する強力ネオミノファーゲン·シー40ml静脈注射療法の効果を10施設から組織された強ミノC
    臨床研究
    班により, open studyで検討した。対象症例は中毒疹あるいは薬疹の55例で, 1日1回2アンプル40mlを5日間連続静脈内注射を行い, 注射終了時にその効果を判定した。その結果, 主治医判定では55例中30例が著明改善(54.5%), 18例が改善(32.7%), 3例が軽度改善(5.5%), 3例が不変(5.5%), 1例が悪化(1.8%)であつた。すなわち改善以上の有効率は48/55例(87.3%)を示した。副作用は全症例に認められず, 安全性の面からも有用な薬剤と考えられた。
  • DV軟膏
    臨床研究
    皮膚
    1983年 25 巻 3 号 486-492
    発行日: 1983年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    新合成コルチコステロイドであるdexamethasone 17-valerate (DV) を0.12%含有するDV軟膏の有用性を痒疹類, 慢性円板状エリテマトーデス, 扁平 (紅色) 苔癬, 虫刺症, 掌蹠膿疱症の5疾患を対象とし, 総計158例について検討した結果, いずれの疾患にも有用性が認められた。
    副作用は158例中4例 (2.5%) にみられた。また, 102例の患者で実施された臨床検査成績においても, 試験薬剤に起因して異常値を示したと思われる症例はなかった。
  • 二重盲検法による左右比較試験成績
    Amcinonide軟膏
    臨床研究
    皮膚
    1980年 22 巻 4 号 632-640
    発行日: 1980年
    公開日: 2010/06/04
    ジャーナル フリー
    新合成外用コルチコステロイドであるAmcinonide軟膏の有用性を, 湿潤型湿疹・皮膚炎46例, 苔癬化型湿疹・皮膚炎47例および尋常性乾癬45例, 計138例について, ベトネベート軟膏を対照薬剤とし二重盲検法に準じて検討した。有用性の比較は, 尋常性乾癬でAmcinonide軟膏がベトネベート軟膏に有意に優れた。また, 副作用の発現率はAmcinonide軟膏で4.3%, ベトネベート軟膏では7.2%であたっが, 両薬剤間に有意差はなかった。
  • 山中 竹春
    肺癌
    2020年 60 巻 Supplement 号 922-923
    発行日: 2020/11/12
    公開日: 2020/11/05
    ジャーナル オープンアクセス
  • 中村 健一
    肺癌
    2019年 59 巻 Supplement 号 1079-1082
    発行日: 2019/11/25
    公開日: 2019/11/27
    ジャーナル オープンアクセス
  • HOC-155一般
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1997年 59 巻 3 号 456-462
    発行日: 1997/06/01
    公開日: 2011/01/14
    ジャーナル 認証あり
    硝酸オモコナゾール(HOC-155)の1%クリームの表在性皮膚真菌症(生毛部白癬, 皮膚カンジダ症, 癜風)に対する臨床的有効性, 安全性および有用性をオープン試験で検討した。治験実施症例数は生毛部白癬35例, 皮膚カンジダ症24例, 癜風17例であった。皮膚所見と菌所見より判定した最終総合効果は生毛部白癬96.0%(24/25), 皮膚カンジダ症94.4%(17/18), 癜風90.0%(9/10)と高い有効率が得られた。副作用発現率は3.0%(2/67)であり, 症状はすべて塗布部皮膚の局所症状であった。有用率は生毛部白癬92.3%(24/26), 皮膚カンジダ症88.9%(16/18), 癜風90.0%(9/10)と高い評価が得られた。以上の成績よりHOC-155の1%クリームは生毛部白癬, 皮膚カンジダ症および癜風に対して有用な薬剤と考えられた。
  • —Well-Controlled Comparative Study, Double Blind StudyによるBetamethasone 17-Valerateとの比較—
    DFBA外用剤
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1986年 48 巻 1 号 119-135
    発行日: 1986/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    0.05% Difluprednate(DFBA)軟膏およびクリームの臨床的有用性を検討するため, 湿潤型湿疹, 苔癬化型湿疹, 乾癬, 紅皮症, 急·亜急性痒疹および慢性痒疹を試験対象として, 0.12% betamethasone 17-valerate(BV)軟膏およびクリームを対照薬としたwell-controlled comparative study, 一部をdouble blind studyによる左右比較試験を, 全国30施設の共同研究により実施し, 以下の結果を得た。
    1. 効果解析対象例は, 軟膏269例, クリーム269例, 軟膏(同一基剤)53例, 計591例であり, 副作用集計対象例数は軟膏274例, クリーム270例, 軟膏(同一基剤)54例, 計598例であつた。
    2. DFBA外用剤の有効率はBV外用剤に比し同等, またはそれ以上であり, 両薬剤間の全般改善度または優劣比較の検定の結果, 湿潤型湿疹(軟膏), 乾癬(軟膏, クリーム), 紅皮症(軟膏), 急·亜急性痒疹(クリーム), 慢性痒疹(軟膏)でDFBA外用剤は, BV外用剤に比し有意に優れた。湿潤型湿疹(クリーム), 苔癬化型湿疹(軟膏, クリーム), 紅皮症(クリーム), 急·亜急性痒疹(軟膏), 慢性痒疹(クリーム)では有意差が認められなかつた。
    3. 副作用の発生率はDFBA 3.3%(598例中20例), BV 3.5%(598例中21例)で, 両薬剤間に有意差は認められなかつた。
    4. DFBA外用剤の有用率はBV外用剤に比し同等, またはそれ以上であり, 両薬剤間の有用性の判定または有用性の比較の結果, 湿潤型湿疹(軟膏, クリーム), 乾癬(軟膏, クリーム), 紅皮症(軟膏), 急·亜急性痒疹(クリーム)および慢性痒疹(軟膏)でDFBA外用剤は, BV外用剤に比し有意に優れていた。苔癬化型湿疹(軟膏, クリーム), 紅皮症(クリーム), 急·亜急性痒疹(軟膏), 慢性痒疹(クリーム)では有意差が認められなかつた。
  • —多施設Open Trial—
    HF-264軟膏
    臨床研究
    西日本皮膚科
    1982年 44 巻 5 号 839-847
    発行日: 1982/10/01
    公開日: 2012/03/21
    ジャーナル 認証あり
    本研究班(10施設)は各種湿疹·皮膚炎群患者179例を対象に, HF-264軟膏の有効性と安全性を検討した。その結果, 疾患別の有効率(有効以上)は貨幣状湿疹湿潤型; 外用1週間で60.0%, 慢性苔癬化型湿疹·皮膚炎群; 外用3週間で61.1%, 脂漏性皮膚炎; 外用3週間で61.5%, 酒〓様皮膚炎·口囲皮膚炎; 外用8週間で65.6%という成績であつた。また副作用は6例(3.4%)にみられたが, いずれも本剤による刺激症状であつた。湿疹·皮膚炎群の治療において本剤にはかなりの効果が認められた。とくに本剤が安全性に優れることから, 長期間の外用を必要とする慢性型疾患に対してはステロイド剤と異なり安心して長期使用出来る薬剤と考えられた。一方酒〓様皮膚炎·口囲皮膚炎の治療において, 本剤はステロイド外用剤中止直後の皮膚症状の一時的増悪を軽減ないし抑制することがうかがわれ, 他療法との比較においても「1∼2週間外用しない場合」との比較では11例中10例, 硼酸亜鉛華軟膏など従来からの本症の治療薬との比較でも12例中10例で本剤が優ると判定された。また疾患の性質上長期にわたる外用が必要と思われたが, 事実長期間の外用により有効率は上昇した。以上の結果, 本剤はこれらの皮膚疾患の治療に有用な薬剤と考えられた。
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