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クエリ検索: "菌類"
22,231件中 1-20の結果を表示しています
  • *諸井 国郎, 寺井 久慈
    日本陸水学会 講演要旨集
    2006年 71 巻 1C15
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/09/01
    会議録・要旨集 フリー
  • *石井 伸昌, 鏡味 麻衣子
    日本陸水学会 講演要旨集
    2009年 74 巻 P019
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/11/06
    会議録・要旨集 フリー
  • 金澤 進
    土と微生物
    2000年 54 巻 1 号 90-
    発行日: 2000/04/01
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
  • 小林 享夫, 河辺 祐嗣
    熱帯農業
    1992年 36 巻 3 号 195-206
    発行日: 1992/09/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    15樹種上に細菌病1,
    菌類
    病15を記録した.8病害は宮古島新産, オオムラサキシキブ, ハスノハギリ, ハスノバカヅラ, コウトウヤマヒハツ上の4病害は新病害で病原菌も新種であった.うちハスノバカヅラ黒斑病菌には新属Imazekiaが創設された.
  • 大園 享司, 武田 博清
    森林応用研究
    1999年 8 巻 103-108
    発行日: 1999/03/25
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
    ブナ落葉上の
    菌類
    相の遷移を研究する上で
    菌類
    相の記述法の確立が重要である。本研究では,培地と培養期間が
    菌類
    相の記述に及ぼす影響について検討を加えた。材料は,京大芦生演習林において1996年12月に設置し,1997年9月に回収したリターバッグ内のブナ腐朽葉である。2種の栄養培地(_<LC>A:貧栄養,PDA:富栄養)を用いて
    菌類
    の分離を行い,種数および
    菌類
    相を比較した。その結果,_<LC>AではPDAに比べて有意に多くの種が出現した。これらの
    菌類
    相を比較すると,PDAでは成長速度の早い種が選択的に出現した。また2ケ月間,毎週平板を観察して
    菌類
    の出現を記録した結果,5週間目で全出現種数の80〜90%近くが出現した。したがって,栄養培地として貧栄養培地である_<LC>Aを用い培養期間を2ケ月間とするごとで,ブナ落葉上の
    菌類
    相の記述が有効に行えると考えられた。
  • 高島 勇介, 太田 寛行, 成澤 才彦
    土と微生物
    2015年 69 巻 1 号 16-24
    発行日: 2015/04/01
    公開日: 2017/05/20
    ジャーナル フリー
    生物間における共生的結びつきは,多くの生物群で見出され,互いの生物の生存・繁殖に不可欠なものとなっている。糸状
    菌類
    では,菌根菌に代表されるように,植物との共生関係はよく知られている。近年,
    菌類
    に内生する細
    菌類
    の存在が明らかになってきており,現在では,3門4亜門7綱21目36科41属約73種148系統の
    菌類より菌類
    内生細菌が報告されており,今後も増え続けることが予想される。また,
    菌類
    単独の能力と思われていた諸形質を細菌がコントロールしているという知見も報告されている。エンドファイトなどの共生
    菌類
    にも内生する細菌の存在が報告され,植物-エンドファイト-内生細菌を1つの複合系としてとらえ,その相互作用や生態を明らかにする必要が生じている。
  • 西門 義一
    日本植物病理学会報
    1965年 31 巻 Special1 号 207-212
    発行日: 1965年
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 月星 隆雄, 吉田 重信, 篠原 弘亮, 對馬 誠也
    分類
    2004年 4 巻 1 号 77-80
    発行日: 2004/02/29
    公開日: 2017/03/25
    ジャーナル フリー
  • 板橋 美智子
    植物学雑誌
    1959年 72 巻 853-854 号 275-282
    発行日: 1959年
    公開日: 2006/12/05
    ジャーナル フリー
    菌類
    , 嚢子
    菌類
    , 担子
    菌類および不完全菌類
    の4つの綱に属する
    菌類
    29種について, 硫黄源としてのコリン硫酸エステルの効用をしらべた。
    Aspergillales, Pyrenomycetes および不完全
    菌類
    はいずれもコリン硫酸エステルを硫黄源としてよく利用する。 Alternaria tenuis の培養液中にはコリン硫酸エステルの加水分解によつて生じた硫酸イオンがみられた。
    酵母
    菌類
    はコリン硫酸エステルを利用しないものが多い(Saccharomyces, Schizosaccharomyces, Zygosaccharomyces, Candida) が, Hansenula anomala だけがこれを硫黄源としてよく発育した。
    菌類
    はコリン硫酸エステルを利用しないものが多く (Rhizopus nigricans, Mucor, Phycomyces, Absidia)が, Rhizopus oryzae だけがこれを硫黄源として利用し, よい発育を示した。
    担子
    菌類
    はいずれもコリン硫酸エステルを硫黄源として利用しないが, これを与えた場合は正常培地におけるよりも一般によい発育を示した。
  • *細矢 剛, 保坂 健太郎
    日本菌学会大会講演要旨集
    2008年 52 巻 S1-1
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/07/21
    会議録・要旨集 フリー
    菌類
    」は俗に言う「日陰者」であり,一般には,悪いイメージでとらえられる.科博における大学・一般を対象としたアンケート調査(n=29)でも,
    菌類
    からイメージされる形容詞には「汚い・怖い・暗い・くさい・しぶとい」など,どちらかというとネガティブな単語が並ぶ.しかし,
    菌類
    は自然界では環境の調和を図る存在として重要な役割を担うばかりでなく,人間とも様々な利害関係を持っている.このような重要な存在をアピールし,
    菌類
    の知名度を向上するため,国立科学博物館では,日本菌学会にも協力を得て,本年10月より,
    菌類
    をテーマにした特別展を開催する予定である.本講演では,この展覧会の内容を紹介し,話題提供としたい. 本展覧会は以下のような構成である.0)プロローグ:生命の星地球は
    菌類
    の星(コミック「もやしもん」のキャラクターなどによる展覧会全体の紹介),1)
    菌類
    の誕生と多様化(
    菌類
    の化石を展示し,地球と
    菌類
    の生命史を紹介する),2)
    菌類
    ってどんな生物(二界説・五界説など生物の世界での
    菌類
    の立ち位置を紹介し,バクテリア,変形菌など紛らわしい生物についてもとりあげる),3)
    菌類
    のすがた(各門の代表的な
    菌類
    を紹介する.大型の
    菌類
    は樹脂含浸品,液浸標本を展示する.微小
    菌類
    は拡大模型・写真),4)光るきのこのふしぎ(ヤコウタケ),5)きのこKids(においをかいでみよう,音をきいてみよう,さわってみよう,顕微鏡をのぞいてみよう,などの体験コーナーで,
    菌類
    に実際にふれていただく,子供を主な対象としたコーナー),6)
    菌類
    が支える森(寄生・共生・腐生によって様々な形で他の生物と関わる
    菌類
    の自然界の中での姿を紹介し,環境の中での
    菌類
    の役割を考える),7)菌学者の部屋(日本の菌学の発展に貢献した菌学者の紹介),7)
    菌類
    と私たちの生活(アイスマンのきのこ,縄文きのこ,コウジカビから始まる菌の利用,鎌倉彫,食用きのこ,毒きのこ,など),8)
    菌類
    研究最前線(カエルツボカビなど),9)
    菌類
    と地球の未来.以上の展示を通じ,
    菌類
    が人間の活動や自然界で欠かせない,無視できない存在であることをアピールする.
  • 江塚 昭典, 笠井 久三, 木伏 秀夫
    茶業研究報告
    1973年 1973 巻 39 号 20-22
    発行日: 1973/06/26
    公開日: 2009/07/31
    ジャーナル フリー
    A leaf rotting disease of tea plant new to Japan was found at five locations in Shizuoka Prefecture in August and September, 1956. Necrotic lesions of dark brown colour appeared on young leaves, often covered the whole surface of the leaves and let them fall off. Abundant hyphae of the causal fungus were found inside and outside of the attacked leaf tissue.
    Fructification of the fungus was formed on the surface of the neighbouring healthy stems or leaves as a thin, whitish membrane with powdery appearance. Hyphae there usually branched crosswise and typical cross-shaped cells were observed. Basidia scattered, not forming a continuous layer. Basidiospores were hyaline, one-celled, ovate to elliptical with a rostrum at the base, sized 7.0-12.0×4.0-7.5μ (9.6×5.6μ on the average). Sclerotia were not found anywhere on the diseased plants. From thsse observations the fungus was identified as a species belonging to the genus Pellicularia (Corticium, according to the old taxonomic system), though the species name has not been exactly determined yet.
    The symptom of the disease was very much similar to that of the black rot known to be prevalent in India and Sri Lanka, and the causal fungus was also of the same genus as the causal fungi of black rot. The authors, therefore, considered this disease to be the same kind as the black rot in South Asia, and named it "kurohagusare-byo" in Japanese, meaning black leaf-rotting disease.
  • 徳増 征二
    土と微生物
    2000年 54 巻 2 号 93-102
    発行日: 2000/10/01
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー
    菌類
    の地理的分布研究は微生物の特微に起因する諸問題によって大形の生物に関する研究に比較して大幅に遅れている。最近の分子生物学的手法の発達は地史的拡散や気候変遷と
    菌類
    の拡散に関する分野の研究を容易にする可能性を秘めている。また,地球環境変化に伴う気候変動による生物の移動に関する情報の必要性から
    菌類
    の分布研究の必要性が認識されてきた。腐生性微小
    菌類を対象に地理的分布調査を行う場合に考慮すべき事項として基質と菌類
    の関係を検討した。また,
    菌類
    の生活史戦略と基質上の寿命について考察した。気候との関連を研究するためには異なる地域に分布する同種で同じ分解段階の基質上における
    菌類
    群集の比較が理想であることを示した。本邦のマツ落葉生息菌の例を示し,同一基質上では試料採集地点の年平均気温が菌の出現頻度や住み着き率に強い影響を及ぼすことを示した。また,腐生
    菌類
    の示す基質供給源植物種に対する嗜好性と地理的分布の問題について考察した。
  • *大園 享司, 深澤 遊, 武田 博清
    日本菌学会大会講演要旨集
    2006年 50 巻 59-B
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/06/05
    会議録・要旨集 フリー
    森林土壌に生息する多様な
    菌類
    (担子
    菌類
    、子嚢
    菌類
    、接合
    菌類
    )の落葉分解力を、培養系における滅菌落葉への接種試験により比較した。29種の
    菌類
    をオオシラビソ・シラビソ(Abies)とダケカンバ(Betula)の落葉に接種し10 °Cと20°Cで培養した(実験1)。また27種の
    菌類
    をカラマツ(Larix)落葉に接種し20°Cで培養した(実験2)。いずれの樹種においても落葉分解力は一般に、子嚢
    菌類や接合菌類よりも担子菌類
    で高かった。担子
    菌類
    は落葉中のリグニンと炭水化物をさまざまな比率で分解した。子嚢
    菌類
    にはリグニン分解力は欠くが炭水化物を選択的に分解する種もいたが、子嚢
    菌類や接合菌類
    の多くの種において顕著な落葉分解力は認められなかった。以上の結果は、演者らが(i)60種の
    菌類
    によるブナ(Fagus)落葉の分解、(ii)22種の
    菌類
    によるヒノキ(Chamaecyparis)落葉の分解、(iii)6種の
    菌類
    によるヤブツバキ(Camellia)落葉の分解を調べた先行研究の結果とおおむね一致している。実験1において、落葉の重量減少率(初期重量に対する%)はAbiesよりBetulaで、また10°Cより20°Cで大きかった。同様にリグニンと炭水化物の重量減少率もAbiesよりBetulaで大きかった。炭水化物の重量減少率は10°Cより20°Cで高かったが、リグニンの重量減少率に培養温度処理間で有意差は認められなかった。今回の供試菌株によるリグニン分解は、炭水化物分解に比べて温度感受性が低いといえる。実験2において、担子
    菌類
    による分解を受けた落葉のリグニン濃度と窒素濃度との間に有意な正の相関関係が認められた。以上の結果は、
    菌類
    の種構成に加えて、落葉の樹種や温度条件の違いが、落葉の分解量やリグニンと炭水化物の分解比率、および分解産物の化学組成に影響しうることを示唆している。
  • 矢口 貴志
    日本食品微生物学会雑誌
    2010年 27 巻 2 号 47-55
    発行日: 2010/07/31
    公開日: 2010/12/13
    ジャーナル フリー
    真菌は,形態的には有性器官の形質で分類されている.そのため,有性器官の不明な菌群を分類学上,不完全なものと位置づけ,不完全
    菌類
    としている.現在では,分子系統を勘案して真菌は六つの門,ツボカビ門,接合菌門,子嚢菌門,担子菌門,グロムス菌門,微胞子虫門に分類されている.不完全
    菌類
    は,系統的に門を形成するものとは認められていない.ここでは,われわれが通常取扱う接合菌門,子嚢菌門,担子菌門に属する真菌を中心に述べる.真菌,特に糸状菌の同定は形態的観察に基づいている.形態の中でも有性胞子,無性胞子における形成様式,形態が分類・同定の決め手となることが多い.一方,酵母においては,形態的には判別が不明瞭なため,さまざまな生理生化学的な性状によって同定される.また,生活環に有性型と無性型をもつ真菌の場合,有性型の学名を優先することが定められている.近年の分子生物学的な手法の発展により,真菌の分類・同定においてもさまざまな手法が用いられるようになってきた.しかし,従来の形態学的な知見は,分子生物学的な手法においても必要とされる.現状では,形態学的な知見をベースとして,分子生物学的な知見を取り入れ,より正確な真菌の分類・同定を目指すのが理想と考える.
  • *池田 雅志, 沢田 健, 安藤 卓人, 高嶋 礼詩, 西 弘嗣
    日本地質学会学術大会講演要旨
    2022年 2022 巻 T4-O-12
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/04/03
    会議録・要旨集 フリー

    [はじめに] 現代において最も多様なグループの一つである

    菌類
    は,陸上生態系において分解者または共生者として重要な位置を占めている。地球史においても,大量絶滅期の陸上荒廃に際して分解者として
    菌類
    の一時的な増加が報告されており(Vajda & McLoughlin, 2004; Rampino & Eshet, 2018),また,平常時においても分解や大陸風化の促進によって炭素循環に大きな影響を与えた可能性が示唆されている(Pieńkowski et al., 2016; Taylor et al., 2009, 2011)。本研究では,中期白亜紀に複数回発生した大きな環境擾乱イベントとして知られている海洋無酸素事変(OAE)を記録した堆積岩から有機質微化石(パリノモルフ)を分離し,特に
    菌類
    フロラの変遷に注目した蛍光顕微鏡観察の結果を報告する。

    [試料と方法] 南東フランス・ボコンティアン堆積盆から採集したOAE1a(Goguel),OAE1b(Jacob,Kilian,Paquier),OAE1d(Breistroffer),OAE2(Thomel)層準,ブラジル・Araripe堆積盆 Santana層(Estivaセクション)のOAE1b層準,北海道・蝦夷層群(白金沢,朱鞠内川,大曲沢セクション)のOAE2層準,北米カリフォルニア州・Great Valley Sequence(North Fork Cottonwood Creekセクション)のOAE2層準試料を用いてパリノモルフ分析を行った。ケロジェンはSawada et al.(2012)に従って分離し,透過・蛍光顕微鏡を用いて観察した。

    菌類
    の同定には落射微分干渉観察と蛍光顕微鏡観察を組み合わせて行った。

    [結果と考察] 南東フランス・ボコンティアン堆積盆において

    菌類
    パリノモルフはOAE1a期(Goguel層準)からはほとんど観察されず,OAE1b期(Kilian, Paquier層準),OAE1d期(Breistroffer)やOAE2期(Thomel)では菌糸や菌胞子といった
    菌類
    パリノモルフが多く観察された。特に陸源の寄与が高かったとされるOAE1dの黒色頁岩層では,菌胞子やCallimothallus属に似た子実体も産出し,
    菌類
    パリノモルフの多様性も高い結果となった。これは,南東フランスのセクションよりも陸に近い堆積場であったブラジルのOAE1b期(Estivaセクション)においても同様の傾向がみられたことから,
    菌類
    パリノモルフの増減は陸源有機物の流入量に大きく起因していることが強く示唆された。一方で,同じ南東フランス・ボコンティアン堆積盆においても観察される
    菌類
    パリノモルフの傾向が大きく異なっており,OAE1bまでは担子
    菌類や子嚢菌類
    に特徴的な隔壁を持つ菌糸が大半を占め,OAE1d以降はより原始的な隔壁を持たない菌糸のみが産出した。同時期に被子花粉が出現していることや,OAE2期に後背地が草本優勢の植生であったThomelに対して森林植生だったと考えられる蝦夷層群では隔壁を持つ菌糸が顕著であることから,
    菌類パリノモルフにみられる菌類
    フロラの変化は植生の変化を反映していると考えられる。本講演では,さらに北米カリフォルニアのOAE2(North Fork Cottonwood Creekセクション)の結果についても議論し,
    菌類
    パリノモルフを用いた白亜紀海洋無酸素事変における陸域生態系を,特に
    菌類
    フロラの変遷に着目して発表する。

    [引用文献]

    Pieńkowski, G. et al., 2016. Scientific Reports, 6, 31930.

    Rampino, M.R. & Eshet, Y. 2018. Geoscience Frontiers, 9, 147-154.

    Sawada, K. et al., 2012. Journal of Asian Earth Sciences, 54, 78-90.

    Taylor, L. et al., 2009, Geobiology, 7, 171-191.

    Taylor, L. et al., 2011. American Journal of Science, 311, 369-403.

    Vajda, V. & McLoughlin, S. 2004, Science, 303, 1489.

  • 大園 享司
    森林応用研究
    2012年 21 巻 1 号 13-20
    発行日: 2012/02/14
    公開日: 2018/01/16
    ジャーナル フリー
    冷温帯林に見出される落葉広葉樹73樹種を対象に、生葉における内生菌の出現パターンを調べた。2008年8月に採取した合計730枚の生葉から合計15属の
    菌類
    が分離された。最も高頻度で出現した
    菌類
    属はColletotrichumであり、Geniculosporium, Xylaria, Phomopsis,Nigrosporaの順に頻度が高かった。73樹種は生葉における内生菌群集の属組成に基づいて、Colletotrichumの優占的な出現と、クロサイワイタケ科3属やその他の
    菌類
    11属の低頻度での出現により特徴づけられる樹種、クロサイワイタケ科3属と(あるいは)その他の
    菌類
    11属の優占的な出現と、Colletotrichumの低頻度での出現あるいは不在により特徴づけられる樹種、およびそれらの中間的な
    菌類
    属組成を持つ樹種に区別された。
    菌類
    の相対頻度と、樹木の分類群(亜綱)・系統群とのあいだに関連性は認められなかった。
  • *白水 貴, 徳増 征二
    日本菌学会大会講演要旨集
    2006年 50 巻 82-B
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/06/05
    会議録・要旨集 フリー
    地表で分解されつつある樹木の落葉には、リター
    菌類に葉圏菌類や土壌菌類が加わった菌類
    群集が発達し、その種組成や構造が時間の経過とともに変化して行く現象、すなわち
    菌類
    遷移が起こることは多くの先行研究により示されてきた。 本邦における
    菌類
    遷移研究は主に針葉樹や落葉広葉樹を対象として行なわれてきた。しかし、本邦の暖温帯を代表する常緑広葉樹林(照葉樹林)の有機物層を対象とした
    菌類
    遷移の研究はTubaki & Yokoyama(1971、1973)の実験的手法による研究以外ほとんどない。そこで本研究では、常緑カシ類の1種シラカシ自然落葉の分解に伴う
    菌類
    群集の種組成と構造の変化を調査し、落葉分解に伴う
    菌類
    遷移について考察を試みた。 調査は多くの常緑カシ類が植栽されている明治神宮境内林で行い、シラカシの林分において生葉および腐朽葉を採集した。採集は各季節1回ずつ行い、落葉は3つの分解段階に分け、洗浄法を用いて
    菌類
    群集の調査を行った。 記録された
    菌類
    のうち、出現頻度および常在度の高い菌種の種組成を分解段階間で比較したところ、明確な差は認められなかった。しかし、個々の種の消長パターンを検討した結果、シラカシ落葉の分解に伴ってTubakia sp. などの葉圏
    菌類
    から、Subramaniomyces fusisaprophyticusなどのリター
    菌類
    Backusella circinaなどの土壌
    菌類へ菌類
    遷移が起こっていることが示唆された。 本研究で記録された高頻度出現菌種は、本邦において他樹種で行われた先行研究のいずれとも異なっていた。この要因としては、
    菌類
    の宿主選択性が第一義的に考えられるが、立地条件やマクロな気候の影響も否定できない。
  • 吉田 誠
    木材保存
    2011年 37 巻 4 号 158-164
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/09/01
    ジャーナル フリー
  • 大坪 奏
    デジタルアーカイブ学会誌
    2022年 6 巻 s2 号 s107-s110
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/06/13
    ジャーナル オープンアクセス

    神奈川県立生命の星・地球博物館が収蔵する標本画のデジタルアーカイブの取り組みについて報告する。ここで対象とする標本画とは、生物の分類学的な特徴をとらえ科学的に表現した図画を指す。本資料は、明治~昭和期の

    菌類
    学者が、調査研究の過程で採集した
    菌類
    (きのこ)を新鮮なうちにスケッチした彩色細密画である。この資料について、デジタル画像の取得、メタデータの整備等のほかに、学術関連情報の調査とデータの追加を行うことで、学術資料として利活用可能なデータベースの作成を試みた。自然史標本で必須とされる標本データ(採集日・採集場所)や、標本画が掲載された出版物(図鑑や論文)、標本画のモデルとなった実物標本の所在、現在の学術的知見に照らした再同定結果を備えることで、学術資源としての新たな価値を創出することを目指している。

  • 青木 孝之
    マイコトキシン
    2024年 74 巻 2 号 65-73
    発行日: 2024/07/31
    公開日: 2024/08/20
    [早期公開] 公開日: 2024/07/18
    ジャーナル フリー

     真

    菌類
    の形態を記録して説明するためには,主に描画と写真による方法が用いられるが,本稿では,微小
    菌類
    の線画による簡便かつ精確な描画法として改変Oberwinkler法を紹介したい.

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