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クエリ検索: "蜜源植物"
208件中 1-20の結果を表示しています
  • *真坂 一彦, 佐藤 孝弘, 棚橋 生子
    日本森林学会大会発表データベース
    2013年 124 巻 P2-089
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/20
    会議録・要旨集 フリー
    養蜂業による北海道での
    蜜源植物
    の利用実態について,北海道養蜂協会が毎年集計している「みつ源等調査報告書」をもとに分析した。主要な
    蜜源植物
    は,蜂蜜生産量が多い順に,ニセアカシア,シナノキ,クローバー,キハダ,アザミ,ソバ,そしてトチノキの7種である。これら7種の蜂蜜生産量に占める樹木蜜源の割合は約70%で,これに森林植生であるアザミを加えると80%弱にのぼり,森林が蜜源域として大きく貢献していた。地域性を評価するため,振興局(支庁)ごとに
    蜜源植物
    の利用状況についてクラスター分析したところ,太平洋型,オホーツク型,道北型,道央型,そして道南型と,北海道の地理的区分に対応した5群に分類された。シナノキとキハダについて,各樹種の蓄積とそれらを対象にした蜂群数の関係をみたところ,蓄積が多い地域ほど蜂群数も多い傾向が認められた。各地域の主要7
    蜜源植物
    の多様性と全蜂群数のあいだには有意な相関関係があり,
    蜜源植物
    が多様な地域ほど生産性が高いことが示唆された。
  • —北海道における多様性と地域性—
    真坂 一彦, 佐藤 孝弘, 棚橋 生子
    日本森林学会誌
    2013年 95 巻 1 号 15-22
    発行日: 2013/02/01
    公開日: 2013/03/30
    ジャーナル フリー
    養蜂業による北海道での
    蜜源植物
    の利用実態について, 北海道養蜂協会が毎年集計している「みつ源等調査報告書」をもとに分析した。主要な
    蜜源植物
    は, 蜂蜜生産量が多い順に, ニセアカシア, シナノキ, クローバー, キハダ, アザミ, ソバ, そしてトチノキの7種である。これら7種の蜂蜜生産量に占める樹木蜜源の割合は約70%で, これに森林植生であるアザミを加えると80%弱にのぼり, 森林が蜜源域として大きく貢献していた。地域性を評価するため, 振興局 (支庁) ごとに
    蜜源植物
    の利用状況についてクラスター分析したところ, 太平洋型, オホーツク型, 道北型, 道央型, そして道南型と, 北海道の地理的区分に対応した5群に分類された。シナノキとキハダについて, 各樹種の蓄積とそれらを対象にした蜂群数の関係をみたところ, 蓄積が多い地域ほど蜂群数も多い傾向が認められた。各地域の主要7
    蜜源植物
    の多様性と全蜂群数の間には有意な相関関係があり,
    蜜源植物
    が多様な地域ほど生産性が高いことが示唆された。
  • 兼松 弘, 青山 稔, 丸山 武紀, 新谷 勳
    栄養と食糧
    1982年 35 巻 4 号 297-303
    発行日: 1982/08/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    9種類の植物から採取された蜂蜜112種の遊離アミノ酸組成を分析調査し, つぎの結果を得た。
    1) 蜂蜜の総アミノ酸含量は, 同蜜源でも試料によるばらつきがやや大きかったが, もっとも高いそばおよびそれにつぐポリフラワーでは, 平均値としてもっとも低いしなの約4.4および2.5倍を示し, 明らかに差がみられた。
    2) アミノ酸組成では, いずれもプロリンがもっとも多かった。 しかし各組成%で比較すると, そばのプロリンは約33%と他の1/2以下であり, そばのチロシン, ロイシン, イソロイシンならびにしな, オレンジのフェニルアラニンは約10%以上と他よりも著しく高かった。
    3) 組成的にあまり差のみられないクローバーおよびアカシア蜂蜜について, 各試料のプロリン/アスパラギン酸に対する総アミノ酸含量のグラフからこの両者を区別しえた。
    4) 各れんげ蜂蜜試料のイソロイシン/ロイシン比に対するプロリン/フェニルアラニン比のグラフから日本および中国産を, また各アカシア蜂蜜試料のイソロイシン/ロイシン比に対するプロリン/フェニルアラニン比のグラフから日本, 中国, ルーマニアおよびハンガリー産を相互に区別しえた。
    以上の結果, 蜂蜜の遊離アミノ酸分析および適切なアミノ酸比を選び出すことにより, グラフを用いてその蜜源および産地を判別しうると考えられる。
  • *真坂 一彦, 佐藤 孝弘
    日本森林学会大会発表データベース
    2011年 122 巻 Pb1-8
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/03/22
    会議録・要旨集 フリー
  • 村田 浩平, 野原 啓吾
    蝶と蛾
    2001年 52 巻 4 号 265-276
    発行日: 2001/09/30
    公開日: 2017/08/10
    ジャーナル フリー
    The fluttering and feeding activities of Shijimiaeoides divinus asonis were observed in the Aso area of Kumamoto Prefecture in Japan. The peak population increased during periods of light rainfall during the April-May period of very high temperatures. Fluttering activity was correlated with sunlight intensity. The five species of plants were recorded as nectar sources for the first time. The favored colors of flowers were purple, yellow, and white in order of frequency. The butterflies may show a preference for feeding on the same flowers rather than different ones. Fluttering and feeding activities reduced between 12:30 and 13:30. To maintain the habitat of this butterfly, it is important to conserve Trifolium repens, as it is a favored source of nectar.
  • 土橋 豊, 田中 祥子
    農業生産技術管理学会誌
    2012年 18 巻 4 号 167-172
    発行日: 2012/03/15
    公開日: 2019/04/11
    ジャーナル フリー
    エキウム属植物が,養蜂における
    蜜源植物
    の可能性を評価した.商業的養蜂に用いられるセイヨウミツバチの吸蜜行動とエキウム属植物の吸蜜可能期間と株および単位面積当たりの花数を調査した.エキウム・カンディカンスはエキウム交雑種に対してセイヨウミツバチの吸蜜行動か有意(P<0.05)に多く,吸蜜可能期間,1株当たりの総花数および株および単位面積当たりの花数が多いことから,セイヨウミツバチによる養蜂における
    蜜源植物
    として有望であると考えられた.これらの結果から,セイヨウミツバチによる商業的養蜂にはエキウム・カンディカンスが,ニセアカシアおよびゲンゲの代替植物の
    蜜源植物
    として有望であることが示された.
  • 松岡 達也, 大黒 俊哉
    日本緑化工学会誌
    2020年 46 巻 1 号 103-106
    発行日: 2020/08/31
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー

    生態系サービスの観点から屋上緑化への

    蜜源植物
    の導入が望まれており,セダムの混植は乾燥しがちな屋上部において植物体の生育を良好に保つ技術の一つとされる。一方で,セダム混植の効果は
    蜜源植物
    の生育段階によって異なり得る。本研究では,生育段階の異なるキバナコスモスを用いた混植実験により,セダム混植の有効性を検証した。その結果,生育段階が進み,植物体サイズの大きい個体では,セダム混植により土壌水分量の低下が抑制され,生育が良好に保たれた。一方で,生育段階早期の個体では12日程遅れて上記の効果がみられた。得られた結果は,屋上緑化におけるセダム混植の効果が,植物体の生育段階に依存している可能性を示唆する。

  • 柚洞 一央
    地理学評論
    2006年 79 巻 13 号 809-832
    発行日: 2006/11/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    家畜であるミッバチの生態を利用した養蜂業は,植生や気候などの自然環境の変化に大きく左右される産業である.花を求めて全国を移動するという日本の養蜂業の形態は,明治期において確立されたが,戦後の蜜源環:境の劣化に伴い,近年ではその経営形態も大きく変化してきた.本稿は,日本の養蜂業が,今日どのような経営を行っているのか,各種の統計資料と全国131の養蜂業者に対する聞取り調査をもとに,その地域的特色と近年の変化を明らかにし,それらの変化が持っ意味にっいて考察する.今日の養蜂業者は,経営者の高齢化や中部地方以西における著しい
    蜜源植物
    の減少に伴って,廃業や移動空間の「狭域化」を余儀なくされている.その一方で,ハチミツ生産のみでなく,ローヤルゼリー生産や,花粉交配用にミツバチを貸し出すポリネーションなどの新しい生産形態を取り入れて,経営の多様化・安定化を模索してきた.こうした点にっいて,養蜂業の持っ特質,つまり「移動性」と「間接性」という観点から,近年の養蜂業の経営動向にっいて考察を行った.その結果,蜜源分布の変化に合わせた移動空間の変更や,ミッバチを媒体とした資源利用の方法という点では,柔軟な対応を行ってきたと評価できる一方,蜜源環境の維持や,業界内部における資源配分という点においては,さまざまな問題を残しているという現状が明らかになった.
  • 土橋 豊, 新宅 賀洋, 田中 祥子, 伊藤 弘顕, 東 順一
    甲子園短期大学紀要
    2011年 29 巻 20-25
    発行日: 2011/03/18
    公開日: 2021/09/02
    研究報告書・技術報告書 フリー

    This study was intended to evaluate the productivity of Echium honey from some Echium plants and the quality evaluation (color, sugar content, sugar composition, sensory evaluation) which compares the domestic Acacia honey from Robinia pseudoacacia . The productivity of the Echium honey was estimated to be 61,000 kg・ha-1. The color of the Echium honey had the yellowness which was brighter than the Acacia honey and thought it was suited taste of the Japanese. Also, the sugar content (Brix) was higher than the Acacia honey and the sugar composition fitted with the essential composition of honey. In the sensory evaluation, the evaluations were equal to the Acacia honey approximately. These results show the possibility that some Echium plants become the honey sources plants which replace Robinia pseudoacacia for the beekeeping by honey bee (Apis mellifera).

  • 佐藤 孝, 久保 堅司, 菅野 拓朗, 浅枝 諭史, 齋藤 隆, 内田 珠央, 田中 草太, 高階 史章
    日本土壌肥料学会講演要旨集
    2022年 68 巻 P8-1-2
    発行日: 2022/09/05
    公開日: 2022/11/25
    会議録・要旨集 フリー
  • 日本産花粉, 蜂蜜中のビタミンB群について その1
    渡辺 武, 後藤 実
    YAKUGAKU ZASSHI
    1953年 73 巻 5 号 422-425
    発行日: 1953/05/25
    公開日: 2010/02/19
    ジャーナル フリー
    Eight kinds of pollens collected from various domestic plants, and seven kinds of honeys originating from different domestic plants, were subjected to bioassay for the content of pantothenic and nicotinic acids. They were all found to contain these vitamins. Mean content of pantothenic acid, calculated from the growth rate of the microörganisms was 15.3 γ/g. in pollens and 1.15 γ/g. in honey, the figures being approximately the same as those described in foreign literature. Mean content of nicotinic acid was 180 γ/g. in pollens and 0.85 γ/g. in honey, the latter being more than twice the average amount in foreign honey as reported in literature.
  • 王乳中のビタミンB1, B2の態度について
    石黒 伊三雄, 内藤 純子, 田中 きよ子
    栄養と食糧
    1963年 16 巻 2 号 127-129
    発行日: 1963/06/30
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    4-5月頃のナタネ, レンゲを
    蜜源植物
    とした蜂群から採集した王乳並びに王乳を除去した王台のB1, B2含有量及びエステル型, 遊離型の分布比について観察し, 次の結果を得た。
    1.新鮮王乳の総B1量は平均8.70γ/gを示し, このうち91.59%がエステル型, 8.41%が遊離型であった。
    2.王乳を除いた王台の総B1量は平均0.96γ/gで王乳に較べきわめて少ない。
    3.新鮮王乳の総B2量は平均9.99γ/gでその94.19%はFADでFMNは少なく, FRは認められなかった。
    4.王乳を除いた王台の総B2量は6.48γ/gを示し, FADは75.97%でFMN, FRがわずかながら認められた。
    5.人工王台から採集した王乳の日令の経過に伴う総B2量は幼虫期において19.87γ/gに対し蛆期には9.91γ/gと減少傾向を示した。B23型分布比は前者ではFAD, FMN, FR共に認められたものが後者ではFADは増加しFRの存在が認められなかった。又王蜂蛆においては日令の経過によって総B2量が増量し, FADの減少とFRの存在が認められた。
  • 永田 斉寿, 北原 正彦
    環動昆
    2013年 24 巻 3 号 85-95
    発行日: 2013年
    公開日: 2016/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 山根 爽一
    昆蟲.ニューシリーズ
    2011年 14 巻 1 号 34-
    発行日: 2011/01/05
    公開日: 2018/09/21
    ジャーナル フリー
  • 日本応用動物昆虫学会誌
    2010年 54 巻 4 号 223-224
    発行日: 2010/11/25
    公開日: 2010/12/01
    ジャーナル フリー
  • 海外事例との比較からみた国内研究の展望
    大石 高典
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2017年 2017 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/26
    会議録・要旨集 フリー
    養蜂は、植物と動物の送粉共生関係を人が巧みに利用することによって成り立つ。本発表では、日本列島で唯一、在来のミツバチのみが棲息している長崎県対馬を事例に、農林業政策の変化や気候変動のもとで、人、ニホンミツバチ、天敵(外来スズメバチ、病原ウィルスなど)、
    蜜源植物
    、野生動物が織りなすマルチスピーシーズな関係をどのように民族誌として描き出すことができるかについて、仮説的に提示する。
  • 隱れたる養蜂家中河原親一氏の業蹟
    有馬 七五郎
    應用獸醫學雑誌
    1941年 14 巻 10 号 707-709
    発行日: 1941/10/20
    公開日: 2008/10/24
    ジャーナル フリー
  • 土橋 豊, 原 千明, 伊藤 弘顕
    甲子園短期大学紀要
    2016年 34 巻 17-22
    発行日: 2016/03/18
    公開日: 2019/04/22
    研究報告書・技術報告書 フリー

    要  旨

    被覆ハウス周辺に設置したセイヨウミツバチ群の被覆ハウス内に栽培したエキウム・カンディカンスへの吸蜜行動と、エキウム・カンディカンスハチミツの特性について調査した。被覆ハウス内において、セイヨウミツバチのエキウム・カンディカンスへの吸蜜行動が観察できた。エキウム・カンディカンス蜂蜜の糖度は83.3%であった。本研究により、被覆ハウス内で栽培されたエキウム・カンディカンスを蜜源とした被覆ハウス周辺に設置したセイヨウミツバチ群により、エキウム・カンディカンスを主たる蜜源とする単花ハチミツ生産の可能性が示唆された。

  • *田村 典江
    日本森林学会大会発表データベース
    2021年 132 巻 A21
    発行日: 2021/05/24
    公開日: 2021/11/17
    会議録・要旨集 フリー

    送粉サービスは生態系サービスのひとつであり、野菜・果実の生産など食料生産に大きく寄与している。近年、世界中で送粉者が急激に減少しており、送粉者保護に向けた政策転換の必要性が指摘されている。送粉者には、昆虫類、鳥類、哺乳類など多様な動物が含まれるが、ハチ類昆虫は代表的な存在である。なかでもミツバチは野生・飼育の双方で送粉に貢献するほか、ハチミツ等の生産など、ヒトと多様な社会経済的・文化的関係を築いている。

    先行研究から、日本のミツバチは森林の樹木蜜源を多く利用していることが知られている。したがって、ミツバチ保全には森林管理制度からも働きかけが可能と考えられるが、これまで、ミツバチや養蜂の視点から森林管理制度について検討した事例は少ない。そこで本研究では文献およびインタビュー調査により、既存の森林管理制度と養蜂の関係を整理し、

    蜜源植物
    保全との重複について検討した。

    調査の結果、国有林・民有林ともに既存制度を活用した

    蜜源植物
    保護活動があることが分かった。また、主要蜜源樹種と林業における重要樹種に重複がみられることが分かった。「ミツバチの森づくり」は今後の森林管理の目標像となりうると考えられる。。

  • *山本 美穂, 新倉 早織, 林 宇一
    日本森林学会大会発表データベース
    2020年 131 巻 P1-007
    発行日: 2020/05/25
    公開日: 2020/07/27
    会議録・要旨集 フリー

    養蜂用

    蜜源植物
    は、緑肥作物の作付面積が減少し、遊休農地、耕作放棄地が増加するなかで、草本性蜜源に対し木本性
    蜜源植物
    の存在が重要性を増している。戦後針葉樹造林地の主伐後再造林と世代間継承に伴う課題、新たな林地開発の動き、広葉樹林管理の粗放化など森林資源事情の変化の中でこの局面をとらえ、養蜂による木本性蜜源の利用実態と資源管理上の課題を明らかにした。

     栃木県養蜂組合の協力を得て実施した組合員への調査法調査とその回答をもとに実施したインタビューの結果より、以下の点が明らかとなった。①蜜源として認識される木本性植物は20種(全32種)で、夏場の蜜源不足に木本性植物が重視されている。自ら蜜源を植栽する養蜂家も現れ、針葉樹皆伐跡地への蜜源樹植栽の事例も確認される。②木本性植物の生育場所である森林は農薬からの回避先として重視されるが、栃木県など受粉重視の養蜂業者が多い地域では、蜜源対策に重点がおかれにくいという事情があり、資源管理上の課題として捉え難い。以上、養蜂を介した土地利用上の課題の析出から地域の持続的農林業および部局・異業種間連携に必要な情報を整理しえた段階を報告する。

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