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クエリ検索: "赤石"
7,065件中 1-20の結果を表示しています
  • 赤石
    日本消化器外科学会雑誌
    1999年 32 巻 8 号 2167-2171
    発行日: 1999年
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    胸腔鏡手術: 適応は深達度がm3からA2までであり, 術中左片肺換気に耐えることとしている. 進行食道癌に対するものは確実なリンパ節郭清を要求される. このためにthoracoweb法により肺を術野から排除し助手の手になる鉗子類もすべて縦隔操作に投入して効率化をはかる. 予後は従来の開胸法によるものと比較して差を認めなかった. 長期的にみた術後肺活量の回復は開胸法よりも良好であった.
    腹腔鏡手術: 胸腔鏡手術であっても術後早期の肺活量の低下がなお起きることから, 始められるようになったが現在なお手技の確立に至っていない. 上記の要請から小開腹を置かないのが理想であるので, 手技上の工夫を要する. 我々は小網内にバルーンを挿入し, 膨らませて胃を挙上して, さらに屈曲開排するレトラクターをバルーン内に挿入して直接胃および栄養血管に触れないように視野の展開を行っている.
  • 長屋 幸助, 安藤 嘉則, 李 英, 金 哲紅, 福室 允央,
    赤石
    充聰
    北海道支部講演会講演概要集
    2003年 2003.43 巻
    発行日: 2003/09/28
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
  • 千葉 庸夫
    日本小児外科学会雑誌
    2011年 47 巻 5 号 879-
    発行日: 2011/08/20
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 泉 完, 高屋 大介, 工藤 明, 東 信行
    農業土木学会論文集
    2001年 2001 巻 215 号 637-646,a2
    発行日: 2001/10/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    青森県の二級河川の一つである
    赤石川に設置されている赤石
    第2頭首工のアイスハーバー型魚道 (幅;2.6m, 落差;0.15m, 勾配;1: 20, 長さ;71.0m) において魚類等の現地遡上調査と魚道内の水理特性を検討した.魚道を遡上した魚類等は13種類で, おもな魚種は, アユ (72%), ウグイ (15%), ヨシノボリ類 (7%), ウキゴリ類 (3%), カジカ (2%) であった.魚類等の1日における遡上数が多い時間帯は, 河川水温の高い正午過ぎから20時頃までであり, 逆に河川水温の低くなる深夜から早朝にかけての遡上は少なくなることがわかった.一方, 遊泳魚は潜孔も利用することがわかり, 潜孔は魚類等の有効な通過施設であることがわかった.魚道プール内の水理特性について, 3次元合成ベクトル流速と2次元合成ベクトル流速分布で流況を明らかにした.
  • 昆野 安彦, 西本 浩之, 丸山 博紀, 鳥居 隆史, 石線 進一
    陸水学雑誌
    2003年 64 巻 2 号 141-144
    発行日: 2003/08/20
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    大雪山高山帯を流れる北海沢(標高1,840m)と
    赤石
    川(標高1,830m)において,流水性水生昆虫の組成を調べた。その結果,北海沢からは合計4目10タクサの水生昆虫が採集された。トビケラ目が全個体数の90%を占め,コエグリトビケラ科のコエグリトビケラ属が卓越し,全個体数の78%を占めた。
    赤石
    川からは2目3タクサの水生昆虫が採集され,オナシカワゲラ科のオナシカワゲラ属だけで全個体数の77%を占めた。両河川に共通する水生昆虫は認められなかった。
    赤石
    川のpHが3.1と酸性度が高いことが原因と思われる。
  • *浜根 大輔, 大西 政之, 皆川 鉄雄, 山浦 淳一, 斉藤 昇平, 門田 亮
    日本鉱物科学会年会講演要旨集
    2011年 2011 巻 R1-08
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/28
    会議録・要旨集 フリー
    愛媛県新居浜市東
    赤石山赤石
    鉱山のクロム鉱床から見いだした翠緑色単斜角閃石が,国際鉱物学連合の新鉱物・命名・分類委員会(IMA-CNMNC)によって新鉱物・Ehimeiteとして承認された(No. 2011-023)。鉱物名は模式地の愛媛県にちなむ。角閃石は120種以上が存在するが,Cr端成分の角閃石はehimeiteが世界初となる。
  • 丸岡 英生, 吉田 圭一郎, 岡 秀一
    日本生態学会誌
    2003年 53 巻 2 号 107-116
    発行日: 2003/08/25
    公開日: 2017/05/26
    ジャーナル フリー
    1.日本列島の日高山脈と
    赤石
    山脈を対象にして,亜高山帯植生のハビタット分割様式の地理的な差異を明らかにした。2.両山脈亜高山帯領域をWIで比較したところ,
    赤石
    山脈の亜高山帯植生はより狭い温度領域に成立しており、また、標高の傾度に対するベータ多様度も
    赤石
    山脈のほうが高かった。3.作成したマトリクスデータを数量化II類により解析したところ,植生の分布パターンを説明する環境要因として,日高山脈では標高が,
    赤石
    山脈では標高に加えて起伏度が重要であることが示された。4.標高と起伏度の傾度上における常緑針葉樹林,ダケカンバ林,ハイマツ林についてハビタットの重なり合いを求めた結果,両山脈ではハビタット分割様式が異なり,
    赤石
    山脈では日高山脈に比べ標高の傾度上でハビタットの重なり合いが大きく,起伏度の傾度上ではハビタットの分割が生じていることが明らかとなった。5.以上のようなハビタット分割様式の地理的な差異は,亜高山帯植生の垂直幅が狭くなることで別の環境傾度上においてハビタット分割が生じることを示しており,ハビタット分割様式の多次元化という植生分布パターンの形成プロセスを示している。
  • 赤石川赤石第2頭首工の魚道を事例にして
    泉 完, 高屋 大介, 工藤 明, 東 信行
    農業土木学会論文集
    2002年 2002 巻 217 号 55-63
    発行日: 2002/02/25
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    青森県の
    赤石川に設置されている赤石
    第2頭首工のアイスハーバー型魚道において魚類の隔壁通過経路と遊泳魚の切り欠き通過時の遊泳速度, および流速分布特性との関係について実証的に検討した.その結果,(1) 遊泳魚は切り欠き部の越流水脈の中をほぼ一様に遡上すること, 底生魚は吸盤を使って水流が接している切り欠き部の天端や側壁沿いを這うようにして遡上すること,(2) 遊泳魚は魚道水路の側壁部を選好し, 流速変動が小さな140cm/s前後の流速中を遊泳・遡上していること,(3) 潜孔部では, 静穏域である隔壁非越流部や潜孔側壁の背面から, 潜孔内の底面隅各部を選好し, 150cmls-200cm/s (流速変動値10cm/s-15cm/s) の流速の中を遊泳・遡上していくこと,(4) アユおよびウグイであると推測された遊泳魚の通過速度と体長の関係が示され, 体長ごとの遊泳速度は意外と速い190cm/s-250cm/s (3cm≤ 体長≤16cm) 程度であることなどが明らかにされた.
  • 赤石山脈・赤石岳西方百間平に認められる釣り鐘状山体の重力性変形による多重山稜
    八木 浩司, 井口 隆
    日本地すべり学会誌
    2016年 53 巻 6 号 249-250
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/04/11
    ジャーナル フリー
  • *小久保 裕介, 長谷川 裕彦, 増沢 武弘
    日本地理学会発表要旨集
    2007年 2007f 巻 412
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/11/16
    会議録・要旨集 フリー

    1.はじめに
     南アルプス南部ではKobayashi(1958),五百沢(1979)などによって氷河地形の存在が報告されてきた.最近では長谷川ほか(2006),長谷川ほか(2007)などによって現地調査に基づく詳細な研究が行われている.今まで氷河地形の詳細な研究があまり行われてこなかった南アルプス南部において,氷河地形発達史を明らかにするためには,多くの地域で氷河地形の分布を明らかにする必要がある.本研究では
    赤石
    岳周辺において,空中写真判読と現地調査に基づいて氷河地形の分布を明らかにすることを目的とする.
    2.現地調査結果
     
    赤石
    岳東面,
    赤石
    沢北沢において調査を行った.北沢の河床高度2900 m付近より上流はカール地形を呈しており,二つのカールが認められる(図1).本研究では,
    赤石
    岳北東のものを
    赤石
    岳東カール,小
    赤石
    岳南東のものを小
    赤石
    カールと呼ぶ.標高2600 m付近から2900 m付近ではU字形の横断形を持つ谷となっている.2600 m付近より下流では谷幅は狭まるが,U字形の横断形をした谷が標高2300 m付近まで続く.
     小
    赤石
    カール下方の標高2780 m付近の右岸(地点1)には,縦4 m,横2 mの丸く研磨された基盤岩が見られ,この表面には幅3~10 cm,深さ1~2 cmの浅い溝が谷の向きと平行に存在する.
     
    赤石
    岳東カールには,カール底を塞ぐように両岸にリッジが存在する.リッジを構成する堆積物は,最大礫径200 cm,平均礫径50 cmの亜角礫層からなる.また,カール底下方の急斜面左岸側にも,谷を塞ぐように下流へ向かって伸びるリッジが二列存在する.細礫混じりの砂をマトリックスとする,平均礫径20~60 cmの無層理・無淘汰の角礫層からなる.小
    赤石
    カールでは,標高2900 m,2850 m,2750 m,2710 m付近に堆積物からなるリッジが4列存在する.最上部のリッジの構成層は,細礫混じりの砂をマトリックスとし,礫径20~50 cmの角礫を多く含む堆積物からなり,その他のリッジも同様の層相を示す.北沢の標高2400 m付近右岸側には,本流に沿う形をしたリッジが存在し,無層理,無淘汰な堆積物によって構成されている.
    3.氷河地形の分布
     
    赤石
    岳東カール付近のリッジ,小
    赤石
    カールに分布するリッジ,標高2400 m付近右岸側のリッジは,堆積物の層相や地形的特徴から土石流や地すべりによる堆積物とは考えられず,モレーンと判断できる.
    赤石
    岳東カールのモレーンを上流側から,Ae-1,Ae-2,Ae-3,小
    赤石
    カールのモレーンを上流側から,Ko-1,Ko-2,Ko-3,Ko-4と呼ぶことにする.
     地点1の研磨された基盤岩はかつて氷河底であったと考えられる場所にあり,溝の走向は岩石の組織とは無関係であり,推定される氷河の流下方向と一致している.これらのことから,基盤岩を鯨背岩,溝を条痕であると判断した.
     標高2630 m付近左岸の支沢に露頭がある(地点2).露頭下部には,層厚1 m前後,砂と粘土をマトリックスとし,礫径1~50 cmの角礫・亜角礫を含むコンパクトな堆積物があり,基盤を直接覆っている.同様の堆積物は,現河床高度2600 m付近から2800 m付近までの河床沿いや,登山道沿いで見ることができる.この堆積物は谷壁斜面の基盤に張り付くように堆積していること,河成堆積物や土石流堆積物とは明らかに層相が異なること,周囲に地すべり地形が分布しないことなどから,氷河底で堆積した氷河底ティルであると判断される.
    4.モレーン形成期の推定
     
    赤石
    岳東カールAe-1上(地点3),小
    赤石
    カールのKo-1上(地点4)での風化皮膜厚の測定結果の平均値はそれぞれ1.3 mmと1.4 mmとなり類似した値を示し, Ae-1とKo-1はほぼ同時期に形成されたと考えられる.これらの風化皮膜厚は荒川三山南面に分布する荒川岳期3のモレーンの風化皮膜厚(長谷川ほか,2006)と同様の値を示す.荒川岳期3は晩氷期に対比されることから, Ae-1とKo-1の形成期は晩氷期に対比される可能性が高い.今後は,北沢の標高2400mより下流と,
    赤石
    岳西面の本岳沢でも調査を行う予定である.
    参考文献

     五百沢智也(1979):『鳥瞰図譜・日本アルプス』講談社,190p.
     Kobayashi,K.(1958):Quaternary glaciation of the Japan alps. Journal of Faculty of Liberal Arts and Science. Shinshu University, 8:13-67.
     長谷川裕彦・佐々木明彦・増沢武弘・加藤健一(2006):南アルプス,荒川三山南面カール群の地形発達.季刊地理学,58,44-45.
     長谷川裕彦・佐々木明彦・増沢武弘(2007):南アルプス南部,悪沢岳北面魚無沢における第四紀後期の氷河作用.日本地理学会発表要旨集,71,126.
  • 北村 浩道
    日本教育学会大會研究発表要項
    2004年 63 巻 142-143
    発行日: 2004/08/25
    公開日: 2018/04/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 山下 俊彦, 渡邉 俊, 佐藤 仁
    土木学会論文集B2(海岸工学)
    2016年 72 巻 2 号 I_1423-I_1427
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/11/15
    ジャーナル フリー
     積丹半島西岸の
    赤石
    漁港周辺では,海底面の嵩上げ(波動流速増加)によるウニ摂餌の抑制を目的として,平成4年に大割石による投石礁が設置されたが,近年では海藻の着生が少ない.本研究では,
    赤石
    の投石礁と比較のため海藻繁茂状況の良い寿都漁港の消波堤背後小段を対象とした.両地点での毎月の現地調査により,海藻現存量とウニ個数及び物理環境の変動特性を把握し,投石礁での海藻量が少ないことの原因を明らかにした.岩礁域の寿都では,従来の予測法(10日平均値)で海藻現存量を定量的に予測できたが,投石礁の
    赤石
    では,ウニの逃避場が内部にある(移動時間小)ため,従来よりも短い日数(5~7日)の平均値を用いることで推定できることがわかった.
  • 野上 達也, 久永 明人, 金原 嘉之, 渡り 英俊, 藤本 誠, 柴原 直利, 嶋田 豊
    日本東洋医学雑誌
    2020年 71 巻 2 号 131-136
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/07
    ジャーナル フリー

    烏頭

    赤石
    脂丸は金匱要略に「心痛徹背背痛徹心烏頭
    赤石
    脂丸主之」とある処方である。今回,本処方が有効であった3症例を経験したため報告した。症例1は53歳男性で,右前腕切断後に生じた前胸部痛に対して本処方を用いて奏効した。症例2は46歳男性で冷食後に生じた心窩部痛,症例3は28歳女性でパニック障害に伴う心窩部痛にそれぞれ本処方を用いた。いずれの症例も腹候に心下痞鞕を認めた点と裏寒の存在は本処方の使用目標の一つとなると考えられた。烏頭
    赤石
    脂丸の使用報告は少なく,適応病態は明らかではないが,高度の胸痛,腹痛の治療時には考慮すべき処方であると考える。

  • *小林 繁男
    日本森林学会大会発表データベース
    2016年 127 巻 G4
    発行日: 2016/07/08
    公開日: 2016/07/19
    会議録・要旨集 フリー
    本報告の目的は、この約10年間に、鹿等の動物の食害による大きな植生の変化が
    赤石
    山脈(南アルプス)に生じているという。小林繁男・森貞和仁が1979年から1983年までの5年間に、
    赤石
    山脈で、森林、林床植生、地形、土壌(断面、物理・化学性)の調査を行った。調査地点は仙丈ケ岳から光岳までの81カ所で、これは、Kobayashi et al. (1987) ”Effect of understory vegetation, soil, and microlandform on natural regeneration of subalpine forest in Akaishi Mountains, Japan” にまとめられている。調査地点の地図、森林毎木調査(樹種、樹高、胸高直径)、林床植生(種組成、優先度)、土壌(土壌断面、土壌の物理・化学性)のデータを電子ファイル化した(藤田昌幸)。35年間後の現在の植生・環境の変化とを比較するためにデータベースをクレジット付きで、公開する。
  • 中村 廉, 山中 和彦, 山崎 辰男
    資源地質
    1994年 44 巻 245 号 155-171
    発行日: 1994/06/20
    公開日: 2009/06/12
    ジャーナル フリー
    The Akeshi mine, located in the southern Satsuma Peninsula, Kyushu is the one of the Nansatsu or high sulfidation type gold deposits in Japan which is currently in operation, and has produced approximately 6.5 tons of gold since its discovery in 1880. The gold mineralization occurs in massive silicified bodies hosted by Neogene andesitic rocks. In the Akeshi mine area three silicified ore bodies are distributed linearly along a NNE-SSW direction and appears to be controlled by the existing regional stress field of southern Kyushu.
    The Akeshi deposit has a mushroom shape with an areal direction of 300×200m2 and approximately 270m in depth. It is composed of leached vuggy and/or compact silicified rock enveloped by a narrow argillic zone with kaolinite, dickite, smectite and alunite. Four ore bodies are emplaced within the silicified zone. The dominant ore minerals are pyrite, goethite, luzonite and native gold. Northeast-southwest fractures are closely related with the ore bodies with high Au grade. Gold mineralization may have been formed by neutralized and low saline fluid after the silicification stage which is characterized by more acid fluids.
    An exploration with program aimed NE-SW trending fractures led to the discovery of No.4 ore body. Further study and exploration in the lower portion of the deposit will provide additional information and, hopefully, make a clear picture of the entire hydrothermal system responsible for the gold mineralization.
  • 山下 俊彦, 吉村 元秀, 渡邉 俊, 丸山 修治
    土木学会論文集B2(海岸工学)
    2017年 73 巻 2 号 I_1375-I_1380
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/17
    ジャーナル フリー
     北海道南西日本海沿岸では,磯焼け対策としてウニ摂餌の抑制(波動流速増加)を目的とした嵩上げ礁が多く設置され,設置初期には海藻群落の形成が報告されている.長年経過した現在は,海藻着生が減少しているという報告例もあるが,実態は不明な点が多い.本研究では,25年以上経過した嵩上げ礁を含む3海域の実態調査を実施し,物理環境の平均日数を変化させた海藻量推定結果と実測値を比較検討した.その結果,長年経過した
    赤石
    と美谷では大型海藻の現存量が減少している実態を明らかにした.5日平均値を用いた予測法で海藻繁茂水深はほぼ予測可能であるが,海藻量推定値が過大となる.その要因として,波動流速に強い小型巻貝と投石の隙間のウニによる,海藻の生活史初期に対する摂餌が重要と推定される.
  • 韓 哲舜, 平崎 能郎, 岡本 英輝, 植田 圭吾, 八木 明男, 島田 博文, 王子 剛, 永嶺 宏一, 並木 隆雄
    日本東洋医学雑誌
    2015年 66 巻 2 号 112-118
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/08/12
    ジャーナル フリー
    71歳女性。腰部脊柱管狭窄症の診断の下,長引く腰痛に対して神経・椎間板ブロックや投薬治療が行われていたが改善しないため,漢方治療目的に当科を受診した。身体所見では腰痛の他に頑固な便秘とこむら返り,間欠的な胸痛ならびに全身の強い冷えを認めた。また漢方的所見として強い瘀血と血虚を認めた。当帰四逆加呉茱萸生美湯エキスや通導散エキスにて加療するも改善が得られず入院加療となった。慢性的な瘀血と血虚に対して血府逐瘀湯加減,また間欠的な胸痛に対して烏頭
    赤石
    脂丸料をほぼ同時期に開始した所,冷えと腰痛の改善が得られた。本症例は慢性的な冷えと瘀血,血虚を改善する事で血行が促進されたため,冷えと腰痛の改善が得られた可能性が示唆された。
  • 西原 寿明, 坪田 幸徳
    自然保護助成基金助成成果報告書
    2020年 29 巻 281-294
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/09/29
    研究報告書・技術報告書 フリー

    イシヅチザクラは,四国固有のサクラで,愛媛県,高知県において絶滅危惧種に指定されており,温暖化などにより生育域の縮小が懸念されている.厳しい山岳地帯の限られた範囲で生育する本種の保全に向けた基礎的な知見を蓄積するため,分布域,集団サイズ,遺伝的多様性,集団分化について調査研究を行った.

    水平分布では,石鎚山系岩黒山が南限で,

    赤石
    山系エビラ山が東北限であることが判明した.垂直分布は集団によって異なり,最も低標高であった
    赤石
    山集団では,1,400~1,700mであった.各集団のサイズは,50~1,000個体と推定した.植生では,標高や地質に応じた種が出現し,主に岩礫地のシラベ林の林縁やギャップにナナカマド,ミネカエデ類等と低木林を形成していた.SSRマーカー12座による遺伝的多様性は,タカネザクラの南限集団と同等もしくは高かった.全体のG′STは0.100(ヤマザクラ0.050)で,集団間の遺伝構造の違いにより5集団に分化し,うち3集団で過去にボトルネックを経験していることが推定された.
    赤石
    集団では,低標高域で生育する個体にヤマザクラとの交雑がみられた.

  • 小泉 武栄, 田村 光穂
    日本生態学会誌
    1985年 35 巻 2 号 253-262
    発行日: 1985/06/30
    公開日: 2017/05/23
    ジャーナル フリー
    KOIZUMI, Takeei and TAMURA, Mitsuho (Dept. Geogr., Tokyo Gakugei Univ., Tokyo). 1985. Periglacial processes and alpine plant communities on the high mountains in Japan, in relation to lithology. VI. Wind-exposed vegetation of Mt. Akaishi, the Southern Japan Alps. Jap. J. Ecol. 35 : 253-262. The windward slope of the alpine zone of Mt. Akaishi is characterized by the dominance of a windexposed herbaceous plant community. However, the percentage of vegetation cover differs from place to place. To clarify the cause of this difference, habitat conditions, especially lithology, coarseness and stability of slopes and soils were examined.
  • 齋藤 武史, 北田 正憲
    東北森林科学会誌
    2006年 11 巻 1 号 35-39
    発行日: 2006/03/31
    公開日: 2017/07/27
    ジャーナル フリー
    白神山地世界遺産地域のブナ原生林内と周辺地域のスギ疎林地(ブナ林外の開放地)の2地点で5年間気温の観測を行い,ブナ原生林内における気温緩和作用とその季節変化とを明らかにした。ブナ原生林内では夏季に明瞭な高温緩和作用が見られ,日最高気温が約2℃低くなった。また,ブナ原生林内の夏季の平均気温は林外よりも約1℃低かった。一方,ブナ原生林内では,年間を通して低温緩和作用はほとんど見られなかった。
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