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クエリ検索: "電柱"
6,388件中 1-20の結果を表示しています
  • *山田 歩, 加藤 彩香, 藤木 庸介
    日本心理学会大会発表論文集
    2020年 84 巻 PI-050
    発行日: 2020/09/08
    公開日: 2021/12/08
    会議録・要旨集 フリー

    電線・

    電柱
    は景観を損ねるものとしてしばしば批判にさらされてきた。しかし,電線・
    電柱
    が景観印象を損ねることを示した実証研究の多くは,電線・
    電柱
    の存在に意識が向きやすい条件下で参加者に評価を求めたり,電線・
    電柱
    が置かれる街並み全体の特質を考慮していなかったりなど,調査結果の代表性を毀損する問題を抱えている。本研究では,1)電線・
    電柱
    への意識の向きやすさ,2)街並みのタイプ,の2要因を操作し,参加者に景観の印象をたずねた。実験刺激として,電線・
    電柱
    を含む景観画像(有
    電柱
    景観)と,それらを画像処理により除去した画像(無
    電柱
    景観)を用意した。景観には古い町家風景が残る京都東山エリアと,雑多な家が複雑に並ぶ広島尾道エリアを選んだ。実験の結果,有
    電柱景観と無電柱
    景観を同時に比較するときに,有
    電柱
    景観の評価が低下した。さらに,この傾向は京都東山景観に限定され,尾道景観では確認されなかった。実験結果は,電線・
    電柱
    の存在が意識されにくいとき,それらは景観の印象に必ずしも影響しないこと,また,電線・
    電柱
    が街並み全体を構成する景観特性と整合的関係にある空間では,景観の印象を損ねるとは限らないことを示唆する。

  • 渡司 悠人, 長谷川 大輔, 鈴木 勉, 大澤 義明
    GIS-理論と応用
    2020年 28 巻 2 号 79-88
    発行日: 2020/12/31
    公開日: 2022/12/31
    ジャーナル フリー

    Japan is a disaster-prone country with electric-poles distributed along most roads. The natural disasters such as typhoons, tornados and earthquakes may make electric-poles collapsed and thus closing the roads. Although electric-pole removal projects have been promoted on emergency transportation roads, route selection avoiding poles is required for secure of transportation when disaster happens. In this study, we characterize the location of electric-poles in Ibaraki prefecture of Japan by using regression models, and derived the Pareto-optimal route in geographical space. Besides, we evaluated the effect of electric-pole removal projects in emergency transportation roads with electric-pole position data in Ibaraki. Finally, we studied the basic features of the trade-off curves generated with shortest distance route and minimum existing poles route with a simple model of radial ring city.

  • 安川 華乃子, 玉井 宏樹, 上野 貴行, 池田 博嗣, 井手 健太
    土木構造・材料論文集
    2023年 39 巻 45-53
    発行日: 2023/12/29
    公開日: 2024/03/07
    ジャーナル 認証あり
    国の方針では,敷設後65年以上経過した
    電柱
    は取替評価の対象とすることにしているが,今後,電力会社の取替施工能力を上回ることが容易に予想されるため,
    電柱
    の損傷状態に応じた定量的な取替判断基準の設定が必要である.そのため,
    電柱
    の曲げ終局耐荷性能を定量的に把握する必要があるが,敷設実績が多いプレキャストプレストレスコンクリート
    電柱
    (以下,PC
    電柱
    と称す)でさえ,その耐荷性能や終局状態は解明されていない.そこで,本研究では,実物大PC
    電柱
    の曲げ載荷実験を実施し,耐荷性能や終局状態を明らかにするとともに,非線形有限要素解析による再現解析を通して,妥当な解析モデルを検討した.
  • 髙瀬 忠郁, 松岡 弘大, 貝戸 清之
    土木学会論文集
    2024年 80 巻 15 号 論文ID: 23-15048
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/27
    ジャーナル 認証あり

    列車通過時の桁たわみ振動により鉄道橋桁端付近に建設された

    電柱
    が大きく振動し,電線などの線条類の破断に至る場合がある.
    電柱
    天端変位に関する目安値(両振幅 80mm)など基準類の整備が進めらているが,線条類の拘束による
    電柱
    の固有振動の変動など,
    電柱天端変位に依存した電柱
    振動の非線形性に関する分析事例はほとんどない.本研究では,桁変形が
    電柱
    への加振力となるよう再定式化した橋りょう上
    電柱
    振動用 Time-Varying Auto Regressive with eXogenous(TV-ARX)モデルを構築した.数値解析により検証したうえで,列車通過時における橋りょう上
    電柱
    の実測波形を分析した結果,目安値と同レベルの振動が生じた場合でも線条類の拘束が
    電柱
    振動の非線形挙動に及ぼす影響は小さいことを実証的に示した.

  • 橋本 和樹, 安井 良介, 下窪 邦裕, 髙見沢 和俊, 鈴木 崇伸
    土木学会論文集A1(構造・地震工学)
    2014年 70 巻 4 号 I_285-I_294
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/15
    ジャーナル フリー
     
    電柱
    は電気通信を支える重要なインフラ設備であるが,これまで震災による地盤の液状化によって,多くの
    電柱
    が沈下,傾斜の被害を受けている.過去にも
    電柱
    への液状化対策の研究は行われていたが,
    電柱
    1箇所毎に実施する対策としては,規模が大きくなる等の課題があった.本研究は,液状化による
    電柱
    の沈下,傾斜被害への対策として,グラベルドレーン機能を付与した建柱工法(根入れ部の砕石埋戻し工法)を検討し,模型実験により効果の検証を行ったものである.本実験では,
    電柱根入れ部への小規模な対策であっても電柱
    周囲の液状化発生を遅らせる効果や,地盤支持力の増大による沈下,傾斜を抑える効果を期待できることが確認された.
  • 1986年度から2017年度までの京都市電線類地中化実績データに基づいた分位点回帰分析
    大庭 哲治
    都市計画論文集
    2019年 54 巻 3 号 464-471
    発行日: 2019/10/25
    公開日: 2019/11/06
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究は,距離帯と価格帯の異質性を考慮して無

    電柱
    化事業が地価に及ぼす影響を明らかにすることを目的に,京都市と連携して電線類地中化実績データを独自に整備した上で,3つの計量分析モデルで地価関数を推定した.その結果,無
    電柱
    化事業の限界効果とその特性について,平均値の価格帯のみならず,各分位点の価格帯においても明らかにした.特に,無
    電柱
    化事業の限界効果は,概ね距離減衰の傾向にある点や,無
    電柱
    化事業の実施路線から0-50mの距離帯では,地価の低価格帯よりも高価格帯で無
    電柱
    化事業の限界効果は大きく,また,その場合,完了済路線よりも抜柱済路線のほうが,38.7ポイントも限界効果が大きい点を明らかにした.

  • 鮑 星宇, 小林 隆史, 大澤 義明
    都市計画論文集
    2021年 56 巻 3 号 1184-1190
    発行日: 2021/10/25
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    筑波山は日本の百名山であり,茨城県南で重要な観光資源となっている.しかし,筑波山を見上げると

    電柱
    によって視界が遮られることが多々ある.2005年に茨城県が主催した筑波山ベストビューコンテストでは,投稿された写真の多くは
    電柱
    の映り込みが無いことから,逆説的に,筑波山への眺望において
    電柱
    が低く評価されていることがわかる。そこで,本研究では沿道景観をより享受可能となる自動運転時代を鑑み,筑波山周辺の道路景観向上に資することを目的とし,山を視対象として見通しを遮る沿道
    電柱
    の影響を実証と理論から解析した.実証では,筑波山周辺道路での
    電柱配置状況を電柱
    の位置情報データから確認し,景観への配慮を数値的に表現し,確認した.理論では,幾何モデル分析を通して,山裾と
    電柱
    とが重なる
    電柱本数と電柱
    の見えの大きさ,そしてそれらのトレードオフ関係を数値的に表現し,景観整備の視点から解釈を行った.

  • 大庭 哲治, 井上 利一
    都市計画論文集
    2021年 56 巻 2 号 224-233
    発行日: 2021/10/25
    公開日: 2021/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究は,令和元年台風15号による,千葉県全域の

    電柱
    損壊の被害状況を把握した上で,千葉県民の無
    電柱
    化に対する受容意識への影響を明らかにすることを目的に,Webアンケート調査を行い,無
    電柱
    化推進の必要度を目的変数とする二項プロビットモデル及び順序プロビットモデルを推定した.その結果,1)台風15号による架空線の被害が甚大である一方で,地中線はほぼ被害を受けていないこと,2)千葉県民は無
    電柱
    化推進を少なからず必要と感じている割合が被災前後で2割増加し,回答者の約6割が大規模停電の再発防止に無
    電柱
    化が最も有効な対応策であると考えていること,3)居住自治体の
    電柱
    損壊数,そして,被災以降の無
    電柱
    化関連情報の接触機会有りが,被災後の受容意識(無
    電柱
    化推進の必要度)と統計的に有意な正の関連性を有していること,4)平均限界効果を通じて,取り上げた影響要因の多くが個人の無
    電柱
    化に対する受容意識を高める可能性があることを定量的に明らかにした.

  • -評価者の評価モードに着目した検討-
    山田 歩
    日本感性工学会論文誌
    2022年 21 巻 2 号 161-165
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/04/28
    [早期公開] 公開日: 2022/01/19
    ジャーナル フリー

    Utility lines are sometime criticized as a prime factor in the unsightly visual impression of Japanese landscapes. This research investigates a cognitive bias leading the landscapes to seem to be wirescapes. Participants evaluated two kinds of landscape pictures: one with electronic lines and another where the lines were digitally eliminated. When evaluated side by side, participants showed clear preference for one picture over the other, typically strong preferences for wire-free landscapes, although when evaluated separately, they showed no preference. The findings suggest that people, at least Japanese people living in Japan, are insensitive to utility lines in their vision and that those who are exposed to wirescapes tend to form a similar impression to those who exposed to wire-free landscapes in a typical real-life situation, where a comparison isn’t readily available.

  • 大石 洋之, 西名 大作, 田中 貴宏
    日本建築学会計画系論文集
    2012年 77 巻 674 号 839-846
    発行日: 2012/04/30
    公開日: 2012/07/02
    ジャーナル フリー
    The purpose of this study is to obtain the basic information for the improvement of regional environment by electric-pole elimination project in Japan. The questionnaire survey was carried out to local governments. The contents consisted of the main methodology of project, the general criteria of the road selection and their priority, the inhabitant opinions of project, etc. Followings are the results. The economic condition of a government has a large influence on the embarkation and the continuation of project. Major roads in cities have been the main subjects of project. On the contrary, the importance of scenic beauty increases as the criteria. In small towns not urbanized, projects tend to be executed because of the conservation of traditional streetscapes, the incorporation of barrier free design, and so on. On the other hand, in large cities, project often be executed as a part of road construction.
  • 伊藤 広和, 石丸 真, 中井 健太郎, 野田 利弘
    地盤工学ジャーナル
    2020年 15 巻 3 号 643-652
    発行日: 2020/09/30
    公開日: 2020/09/30
    ジャーナル フリー

    2011年東北地方太平洋沖地震の影響により,関東地方でも広範囲に液状化が発生し,多数の

    電柱
    が沈下・傾斜の被害を受けた。都市部では
    電柱
    は狭小な場所に設置される場合が多いため対策範囲が限られており,また液状化地域だけでも膨大な数量の
    電柱
    が施設されているため,安価で簡易な対策工法の開発が望まれている。本研究では排水工法に着目し,砂地盤の液状化時における
    電柱
    の沈下・傾斜の抑制を目的として,
    電柱
    にドレーン孔を設ける工法を新たに考案した。
    電柱
    底部,および
    電柱
    底部・地中部側面にドレーン孔を設けた模型を用いて遠心力模型実験を行ったところ,沈下量・傾斜量ともにドレーン化の程度に応じて小さくなり,
    電柱のドレーン化は液状化地盤の電柱
    の沈下・傾斜に対して一定の効果があることを実証した。

  • 江口 和洋
    日本鳥学会誌
    1996年 45 巻 2 号 101-107,122
    発行日: 1996/09/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    佐賀市北東部のカササギ生息地において,カササギの
    電柱営巣の実態と電柱
    に対する選好性について調査を行った.
    電柱
    営巣は最近増加傾向にあり,完成巣に占める
    電柱
    巣の割合は1991年の41%に対して,1994年は55%であった。この傾向はカササギの分布域の広い範囲でみられている。
    1991年と1993年にカササギの営巣場所選択の調査を行った.任意に巣を選び出し,巣を中心に100m以内にある高さ5m以上の樹木と
    電柱
    や鉄塔などの人工構造物のうち巣に近い方から10ヶ所の営巣可能場所を記録した.選び出した106巣について,記録した営巣可能場所を合計し,
    電柱
    (20%)と樹木(80%)の割合を求めた.これらの値を両年の全完成巣に乗じた値をランダム営巣を仮定した場合の期待値とした.
    電柱巣の割合は巣周辺の営巣可能場所に占める電柱
    の割合に応じてランダムに選ばれるという仮定から期待されるよりも有意に大きかった(
    電柱
    巣 : 樹木巣=47% : 53% ; X2=204.7, df=1, P<0.0001).また,各巣について,周辺の営巣可能場所のうち樹木と
    電柱
    の両営巣場所タイプのどちらか数の少ない方のタイプに営巣していた場合を,「選好された」と仮定して,各タイプの巣毎に「選好された」場合の比率を計算した.
    電柱
    の巣では30巣中19巣が「選好」にあたっていたが,樹木巣では76巣中7巣のみであった(X2=31.18, df=1, P<0.001).どちらの結果も,カササギがランダム営巣を仮定した場合よりも
    電柱
    に営巣する傾向が高いことを示していた.しかし,繁殖に失敗した場合のやり直し営巣では,
    電柱
    に営巣した番の79%が樹木に転換し,一方,樹木に営巣していた番では28%のみが
    電柱
    に換わった.その結果,やり直し営巣では
    電柱
    巣の割合はやり直し巣全体の(67巣)の25%に減少した(1992年~1994年のデータ).この値は利用可能な営巣場所に占める
    電柱
    の割合に近く,ランダムな営巣場所選択を示唆している.
    作りかけのまま放棄される巣は樹木巣(全樹木巣の34%;1992年~1994年のデータ)の方で多く,
    電柱
    巣(24%)では少なかった(X2=6.08, df=1, P<0,05).これは,樹木を選んだ番は最終的に一つの巣が完成するまでに,いくつかの樹木へ巣材を運ぶのに対して,
    電柱
    巣では造巣が開始されると他の場所へ巣材を運ぶことが少ないことを示唆している.
    少なくとも1個体のヒナを巣立たせ巣の割合は
    電柱
    巣(284巣中72巣;1992年~1994年のデータ)の方が樹木巣(288巣中38巣)よりも有意に大きかった(X2=12.84, df=1, P<0.001).このことから,
    電柱
    に営巣した方が繁殖成功が高いといえる.この地域の繁殖失敗の主原因は捕食で,繁殖失敗の80%以上を占める(EGUCHI 1995).
    電柱
    巣では樹木巣に比べて捕食が少ないことが繁殖成功の違いの理由であると思われる.また,
    電柱
    巣は樹木巣に比べて非常に目立つことから,巣の隠蔽度が営巣場所の選択や繁殖成功にそれほど影響していないことを示唆している,
    電柱
    営巣はカササギの分布域の広い範囲で増加傾向にあり,分布域自体も最近では拡大の傾向にある.
    電柱
    営巣は,樹木の少ない地域や宅地開発のため森林が開かれた地域へのカササギの進出を可能とし,分布域を拡大する原因の一つになったものと考えられる.
  • 点群分布に基づく空中架線の特徴量抽出
    *樋口 輝和, 石川 貴一朗
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2016年 2016A 巻 I02
    発行日: 2016/08/20
    公開日: 2017/02/20
    会議録・要旨集 フリー
    現在,MMSのレーザ計測による架空線管理への期待が高まっている.そのため,我々はMMSの計測点群から架空線を抽出することを目的とし,
    電柱
    に接続されている架空線を抽出する手法を提案してきたが,提案手法では,
    電柱
    に接続されていない架空線を抽出できないという課題があった.本報では,点群分布に基づき従来困難であった
    電柱
    に接続されていない架空線の抽出手法について提案する.
  • 松田 泰明, 岩田 圭佑, 井上 利一
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2016年 72 巻 5 号 I_559-I_570
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/12/23
    ジャーナル フリー
    我が国の沿道には多くの電線
    電柱
    が存在し,景観の魅力を低下させ,観光振興にも影響を与えている.さらに,近年の通信需要への対応により通信線が増加し,新たな
    電柱
    も設置され,さらなる景観悪化を招いている.特に自然域や田園域など,開放的な沿道景観ではその影響は大きい.しかし,高額な整備コストなどから,市街地以外での無
    電柱
    化事業の事例は極めて少ない.一方,通信線は配電線に比べて無
    電柱
    化のコストが安く,地上機器も必要ないことから整備のハードルは相対的に低い.
    本稿では,現在増加している通信線を対象に,ルーラルエリアにおける景観への影響や,通信線のみを埋設する単独埋設の有効性について考察し,この手法に一定の効果があることや,大幅なコスト縮減の可能性があること,さらに効果的な対策箇所選定の考え方などを示した.
  • 大庭 哲治
    土木学会論文集D3(土木計画学)
    2020年 75 巻 6 号 I_181-I_190
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/04/08
    ジャーナル フリー

    本研究は,2000年度から2018年度までの地価公示データと,京都市と連携して収集・整理した2017年度までの京都市電線類地中化実績データを用いて,独自の空間パネルデータを構築した上で,着手・完了・抜柱時点を考慮した,無

    電柱
    化事業が周辺地価に及ぼす因果的影響を差分の差分推定法で推計した. その結果,2010-2018年度の分析期間での無
    電柱
    化事業(地中線埋設に係る本体工事)完了後の因果的影響は,処置群の空間的範囲が
    50mの場合は12.5%の価格プレミアム,処置群の空間的範囲が200mの場合は7.5%の価格プレミアムがあることを明らかにした.また,影響が発現するタイミングの違いを考慮するため,着手・完了・抜柱後の因果的影響を検証した結果,抜柱後の影響が特に大きいことを明らかにした.

  • 上野 貴行, 玉井 宏樹, 安川 華乃子, 池田 博嗣, 阿部 陵, 井手 健太
    構造工学論文集 A
    2024年 70A 巻 807-818
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/03/23
    ジャーナル フリー

    The purpose of this research is to suggest the utility poles replacement evaluation method from the structural dynamics perspective. This study shows the result of bending test of utility poles subjected to cyclic loading to clarify the failure progress of utility poles by cyclic loading, and measurement of utility poles behavior to confirm the correlation between damage and dynamic characteristics. As a result, as for the bending test, it was confirmed that failure of utility poles subjected to cyclic loading is caused by flexural compression failure by the accumulation of fatigue damages of the concrete. As for dynamic characteristics, it was confirmed that there is the correlation between damage and change of dynamic characteristics, especially natural period and damping.

  • 三上 修, 三上 かつら, 森本 元, 上野 裕介
    Bird Research
    2021年 17 巻 A11-A19
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/30
    ジャーナル フリー

    都市に生息する鳥類は,大量にある

    電柱
    電線を足場として利用している.その止まり方にパターンがあるかどうかを国内7都市で調査した.その結果,次のことが明らかになった.(1)止まる場所全体に対する
    電柱
    および電線を利用する割合は,種によって違っていた.(2)鳥類は,越冬期よりも繁殖期に,
    電柱
    および電線に頻繁に止まっていた.(3)体重が重い鳥種ほど,電線よりも
    電柱
    に止まる傾向があり,また,電線に止まる場合でも,
    電柱
    に近い部分に止まっていた.(4)多くの鳥種が最上段の線によく止まっていた.

  • 功刀 祐之
    土木学会論文集
    2024年 80 巻 2 号 論文ID: 23-00146
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/02/20
    ジャーナル 認証あり

     観光地における景観を考慮した無

    電柱
    化事業は,地域住民だけでなく外部からの観光客にとってもメリットとなる.そのため,無
    電柱
    化事業は観光まちづくりの観点からも大きく期待が持てる.そこで本研究では,愛媛県内子町において観光客を対象に二段階二項選択CVMによるアンケート調査を実施した.そして無
    電柱
    に対する観光客の評価を明らかにし,その上で観光地での無
    電柱
    化事業に関する考察を行っている.本研究の分析の結果,内子町以外からの観光客も無
    電柱
    化事業に対して約473円の支払意思があることが示された.つまり,観光地における無
    電柱
    化事業を進める上で,観光客の協力も重要であると考えられる.

  • 馬場 美智子, 岡井 有佳, 小原 雅人
    土木学会論文集
    2023年 79 巻 10 号 論文ID: 22-00160
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/10/20
    ジャーナル 認証あり

     木造住宅が密集し,細街路や袋小路の路地で構成される歴史的な市街地においては,大地震発生時の道路閉塞が消火活動に支障をきたし,大きな被害が発生する事が懸念される.本研究では,京都市内の上七軒通の周辺地区を対象に,無

    電柱
    化事業による防災効果を明らかにした.第一に,大地震発生時の道路閉塞による消防活動への影響と,無
    電柱
    化による防災効果を定量的に分析するための方法を構築した.次に,京都市無
    電柱
    化事業実施区間の中でも景観系事業が行われた対象地区において発生しうる大地震を想定して,無
    電柱
    化事業の消防活動への影響を実証的に分析し,無
    電柱
    化によって消火が困難となる区域が減少し防災効果があることが示された.

  • 桑原 洋, 清水 全生, 畠山 昭
    土木学会論文集
    1992年 1992 巻 444 号 59-68
    発行日: 1992/03/20
    公開日: 2010/08/24
    ジャーナル フリー
    電柱
    の固有周期は, 配
    電柱
    の種類, 装柱形式, 地盤条件により概ね1.0~2.0秒にある. この範囲の卓越周期成分をもつ地震動は, 東京の沖積低地で発生する可能性があり, 配
    電柱
    の耐震安全性が問題となる. 各種配
    電柱
    の折損, 倒壊, 変圧器の落下に対して実験結果に基づいた耐震評価基準を設定し, 最大加速度200ガル程度の上記の地震動に対して適用したところ, 特殊な条件では地震被害が考えられるが, 一般的な条件では地震被害は生じないものと判断された.
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