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クエリ検索: "高橋優子" モデル
33件中 1-20の結果を表示しています
  • 矢島 章雄, 塚田 捷, 渡邊 聡, 市村 雅彦, 小野木 敏行, 橋詰 富博
    日本物理学会講演概要集
    1998年 53.1.2 巻
    発行日: 1998/03/10
    公開日: 2018/03/04
    会議録・要旨集 フリー
  • 一杉 太郎, 橋詰 富博, 平家 誠嗣, 梶山 博司, 和田 恭雄, 渡邊 聡, 長谷川 哲也, 北沢 宏一
    日本物理学会講演概要集
    1998年 53.1.2 巻
    発行日: 1998/03/10
    公開日: 2018/03/04
    会議録・要旨集 フリー
  • 千田 満, 箕田 弘喜, 谷城 康眞, 八木 克道
    日本物理学会講演概要集
    1998年 53.1.2 巻
    発行日: 1998/03/10
    公開日: 2018/03/04
    会議録・要旨集 フリー
  • 高橋 優子, 箕田 弘喜, 谷城 康真, 八木 克道
    日本物理学会講演概要集
    1998年 53.1.2 巻
    発行日: 1998/03/10
    公開日: 2018/03/04
    会議録・要旨集 フリー
  • 日本細菌学雑誌
    1992年 47 巻 2 号 419-434
    発行日: 1992/03/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 鎌田 裕子, 片山 はるみ
    日本看護管理学会誌
    2020年 24 巻 1 号 133-140
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/08
    ジャーナル オープンアクセス

    目的:本研究は,高齢者施設で働く看護師のコンピテンシーを明らかにすることを目的とした.

    方法:高齢者施設での勤務経験が3年目以上の看護師12名を対象に行動結果面接を行い,質的記述的に分析した.

    結果と考察:分析の結果,131の看護師の行動が得られた.抽象化を経て6のコンピテンシーが明らかとなった.それらは,[高齢者の価値観を尊重して生活を支援する],[高齢者の心身の状態を熟知してケアにつなげる],[家族の心情を理解して支える],[入居者・家族が満足できる看取りケアをする],[介護職と共に成長する],[施設の内外でリーダーシップを発揮する]であった.

    結論:本研究では高齢者施設で働く看護師のコンピテンシーを示した.今後,難易度を統計学的に検証する必要がある.

  • 松本 安代, 福嶋 佳奈子, 高橋 優子, 大石 博子, 江上 由里子
    国際保健医療
    2015年 30 巻 4 号 279-286
    発行日: 2015/12/20
    公開日: 2016/01/27
    ジャーナル フリー
      カンボジアの地方における卒前卒後教育の質を向上させることで助産ケアを改善するために、2010年より2015年まで「JICA助産能力強化を通じた母子保健改善プロジェクト」が実施された。
      プロジェクトの目的は、医療従事者としての経験・入手可能な最良の研究知見・患者の価値観の複合である医療(EBM, Evidence Based Medicine)によるケアを「根拠に基づいた質の高い助産ケア」とし、女性を中心として個別化した理想の助産ケア提供を実行可能にすることであった。
      プロジェクト対象地域のみならず「根拠に基づいた助産ケア」をカンボジアに広く伝えるために、カンボジアの国家プログラムとして行われている「保健センター助産師研修」に助産ケアの概念、「基礎的緊急産科新生児ケア研修」にケア提供者としてのあるべき姿勢等を改訂して導入することを試みた。
      ミレニアム開発目標5の達成後、カンボジアにおいて妊産婦死亡をより削減するためには、助産ケアの質の向上が必須となる。既存の助産師卒後研修に、新たな助産ケアの概念を提示し、ケア提供者のあるべき姿勢を示すことは、これからケア改善に取り組んでいくために必要な第一歩であったと考える。
  • 粟生田 忠雄
    農業農村工学会誌
    2011年 79 巻 8 号 603-606,a1
    発行日: 2011年
    公開日: 2019/01/08
    ジャーナル フリー

    埼玉県小川町の霜里農場では,1970年代から継続して有機農業に取り組んできた。生産・加工・流通に至る農業の6次産業化を進め,消費者と連携した地域づくりを実践している。この農場の経営は多彩である。堆きゅう肥を農地に還元する土づくり,畜産ふん尿の発酵で生じるメタンガスを利用したエネルギー自給,廃食用油を再利用した農機などの燃料自給,間伐材を利用したウッドボイラーの給湯と床暖房,種苗交換による種の持続性確保,地元の発酵産業との提携によるプレミア商品の開発,有機農産物を使ったレストランの経営,都市企業と連携する地域支援型農業CSAなどである。特に,CSAで大きな役割を担ったのは,農商工連携コーディネータである。本報では,霜里農場におけるエネルギーや物質循環による有機農業を基礎とした農商工連携による地域支援型農業の内発的発展の成果と課題を紹介する。

  • 緒形 明美, 會田 信子, 長屋 央子
    日本看護科学会誌
    2015年 35 巻 90-100
    発行日: 2015/07/16
    公開日: 2015/08/01
    ジャーナル フリー HTML
    目的:組織コミットメントとコンフリクト対処方略を含め,職務継続意思に対する影響要因の
    モデル
    から,介護老人福祉施設(以下,特養)における介護職と看護職の離職予防のためのマネジメントへの示唆を得る.
    方法:全国400カ所の特養の介護職と看護職3名ずつに,90項目の無記名自記式質問紙を郵送し,分析対象の介護職316名,看護職250名(回収率25.3%)の回答を共分散構造分析で解析した.
    結果:介護職の
    モデル
    適合度指数はGFI=0.925, AGFI=0.893, CFI=0.940, RMSEA=0.044,看護職はGFI=0.932, AGFI=0.901, CFI=0.945, RMSEA=0.039であった.介護職のコンフリクト対処方略は〈思いやり対処スタイル〉,看護職は〈消極的思いやり対処スタイル〉と命名した.組織コミットメントに影響する潜在変数として,介護職は〈職場キャリア〉と〈職員–幹部間意思疎通〉,看護職は〈人生キャリア〉と〈キャリアアップ機会〉が抽出された.
    結論:特養の介護職と看護職の離職予防のために,職員と幹部との積極的情報交流,キャリアアップ制度やサポート体制の充実などが示唆された.
  • ―ワーク・エンゲイジメントに注目した介入を目指して―
    金子 直美, 小長谷 百絵
    昭和学士会雑誌
    2017年 77 巻 2 号 170-180
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
    日本の高齢化率が年々上昇する中,高齢者施設も増加している.継続的な医学的管理が必要な高齢者にとって,看護職の役割は重要である.しかしながら高齢者施設で働く看護職の離職率は高い.本研究の目的は,介護老人保健施設で働く看護師のワーク・エンゲイジメントに着目した職務継続を促すプログラムの開発を目指し,離職意向に影響を及ぼす因子を明確にすることとした.研究方法は,先行文献を用いて概念分析を行った後,介護老人保健施設で働く看護職を対象に,看護師の職務満足・学習ニード・健康観・ワーク・エンゲイジメント・離職意向を調査した.分析は共分散構造分析を用いた.郵送した940部の調査用紙のうち297部が返送され,有効回答数は183部であった(有効回答数19.5%).パス図は,4つの潜在変数と14個の観測変数から構成された.適合度指数は,GFI=.915・AGFI=.878・CFI=.973・RMSEA=.060で,AGFIはやや値が低いが全体的に良い当てはまりを示した.潜在変数間で因果関係が示されたものは,「健康観から離職意向」(標準化係数-.30)・「職務満足から離職意向」(-.49)・「健康観からワーク・エンゲイジメント」(.44)・「ワーク・エンゲイジメントから職務満足」(.69)・「働く理由からワーク・エンゲイジメント」(-.16)であり,「学習ニードと働く理由」には弱い相関があり,高齢者看護や社会福祉に興味があることを働く理由とした対象者ほど,学習ニードが高いことが分かった(-.25).これらのことから,間接的にワーク・エンゲイジメントは離職意向と関連することが分かった.そして,ワーク・エンゲイジメントに着目することは,離職予防に有効であることが示唆された.
  • 森 繁子, 松原 三智子, 和泉 比佐子
    日本地域看護学会誌
    2023年 26 巻 1 号 22-31
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/04/26
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    目的:デイサービス(DS)は一次~三次予防まで兼ね備えた介護保険サービスのひとつであり,需要は高まっている.看護職の自律性は,他職種と連携・協働において専門職の役割が認められ,他者から拘束・制限を受けずに行動・判断・選択ができ,意思決定や熟練した技術を実践できることを意味している.本研究の目的は,DSに勤務する看護職の自律性とその関連要因について明らかにすることである.

    方法:全国老人福祉施設協議会に登録されているDS 4,214か所から,1,771か所を無作為に抽出した.1か所のDSにつき看護職1人を対象とし,無記名自己記入式質問紙による郵送調査を行った.調査項目は,個人的要因が基本属性,看護職としての自己実現等,施設の特徴は現在の役職等,組織的要因は労働環境等,看護職としての自律性とした.

    結果:403件の返信があり(回収率22.8%),看護職の自律性を測定する自律性尺度(DPBS)日本語版尺度に欠損がなく,協力の同意が得られた344人(有効回答率19.4%)を調査対象とした.DPBS全体の平均得点±SDは,93.0±14.5であった.ロジスティック回帰分析の結果,個人的要因は看護職としての自己実現,施設の特徴は現在の役職等が,組織的要因は働きやすい労働環境が自律性と有意な関連があった.

    結論:自己実現に働きかける支援等を行うことが,DSに勤務する看護職の実践能力および高齢者支援の質の向上につながることが示唆された.

  • 坂本 貴子, 田渕 康子, 熊谷 有記
    日本看護研究学会雑誌
    2016年 39 巻 4 号 4_65-4_73
    発行日: 2016/09/20
    公開日: 2017/03/18
    ジャーナル フリー
    本研究の目的はFirst-Line Nurse Manager Competency Inventoryの日本語版である JNMCIを開発し信頼性と妥当性を検証することである。方法は,看護師長を対象にJNMCI 原案82項目と中規模病院の看護管理者におけるコンピテンシー評価尺度(NACAS)を調査した。550 名(再テスト法19名)を分析対象とし因子分析を行った結果,JNMCIは9下位尺度40項目の構成となった。JNMCIのα 係数は .94,下位尺度は .69~ .86であり内的整合性が示唆された。再テストでのα 係数は .88,下位尺度は .50~ .90であり,前後で有意な相関が認められ(r = .70,p<.05),時間的安定性を確認した。NACAS とも有意な相関が認められ(r = .62,p< .01)併存的妥当性を確認した。 以上のことより,信頼性妥当性のあるJNMCI を開発することができた。
  • 吉田 さとみ
    老年看護学
    2021年 26 巻 1 号 79-87
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/08/04
    ジャーナル フリー

     本研究の目的は,介護保険施設の管理者が行う看護職と介護職の協働・連携を円滑にするための実践を明らかにすることである.介護保険施設の管理者5人に60~90分の半構造化面接を実施し質的記述的に分析した.結果,管理者による看護職と介護職の協働・連携を円滑にするための実践として,10サブカテゴリーが抽出され,【専門性を踏まえ積極的に関係を築く】【協働・連携を阻む溝を埋める】【看護職に介護保険施設における組織社会化を促す】の3カテゴリーに分類された.管理者は,看護職と介護職の知識や役割をめぐる関係性の溝に働きかけながら協働・連携を支援していた.そして,看護職に積極的な協働・連携の姿勢を期待していることが示唆された.

  • ── 看護職と介護職との相互行為に焦点づけて ──
    山田 千春
    老年社会科学
    2015年 37 巻 3 号 316-324
    発行日: 2015/10/20
    公開日: 2019/11/29
    ジャーナル フリー

     目的:介護老人保健施設(以下,老健施設)における看護職の役割定義の活動の特徴を明らかにすること.

     方法:老健施設に就業した経験のある看護職10人と介護職13人に「看護職の役割」について半構造化インタビューを行った.その語りを質的記述的研究方法により分析し,それぞれの職種が協働するなかでとらえる「看護職の役割」を抽出し,比較した.

     結果:看護職が認識している役割として4カテゴリと14サブカテゴリ,介護職が看護職に期待している役割として4カテゴリと12サブカテゴリが抽出された.

     結論:①看護職の役割定義の活動では,高齢者や家族,他職種,過去の病院経験での役割定義をもつ自分など「他者」との関係をとおして,老健施設における看護職の役割を再定義していた.②日常生活援助についての看護職の役割定義では,看護職と介護職でその認識にズレがみられた.③医療に関する看護職の役割定義では,病院の医療と老健施設の医療の認識にズレがみられた.

  • 日本細菌学雑誌
    1990年 45 巻 2 号 606-621
    発行日: 1990/03/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 丸山 泰子, 櫟 直美, 横尾 美智代
    日本看護研究学会雑誌
    2015年 38 巻 5 号 5_23-5_32
    発行日: 2015/12/20
    公開日: 2016/06/10
    ジャーナル フリー
    目的:介護老人保健施設(以下,老健施設)の看護職の役割と認識について構成因子を明らかにする。また,やりがい感や職務継続意思との関連を明らかにし,看護職への教育的支援に向け示唆を得る。
    方法:老健施設の看護職に無記名自記式質問紙調査を実施。
    結果:看護職の役割と認識の構成因子として,「在宅復帰支援への取り組み」「在宅ケアチームでの連携と協働」「老健施設に従事する看護者としての心構え」「医療に関する知識と技術」「高齢者のQOL向上に向けた看護実践力」「高齢者の尊厳を守るかかわり」の6因子が抽出され,得点の高いほうがやりがい感や職務継続意志も高い傾向にあった。また,「在宅復帰支援への取り組み」の得点が最も低かった。
    考察:6つの実践力と認識の向上が看護職のやりがい感に関連する可能性と主軸役割である「在宅復帰支援への取り組み」の評価が低いことを踏まえ,老健施設の看護職への教育的支援を検討する必要がある。
  • 長野 和雄, 志村 恭子, 三嶋 真名美, 井上 司, 桐山 和也, 須藤 美音, 堀越 哲美
    日本生気象学会雑誌
    2020年 57 巻 2 号 81-94
    発行日: 2020/11/12
    公開日: 2021/04/23
    ジャーナル フリー

    本研究はアスファルト道路舗装材の改質によって夏季の屋外歩行者への熱的影響を緩和できるかを検討した.密粒,透水性,遮熱性,保水性アスファルト舗装および対照として芝生を加えた5種類の舗装体を豊田市内の屋外試験場に各5m四方の大きさで敷設した.観測項目は,各舗装体における鉛直温度分布・4成分放射量・蒸発水量,代表1点における気温・湿度・風向・風速・降水量・全天日射量,透水性舗装および保水性舗装の2小試験体の含水量変化であった.

    最も表面温度が低かったのはアルベドが約0.2であった芝生で,次いでアルベドが約0.3と最も高かった遮熱性舗装であった.アルベドが芝生と同程度であった保水性舗装の表面温度は遮熱性舗装よりわずかに高かった.これは芝生と保水性舗装では蒸発冷却によって表面温度上昇が抑えられていたためである.遮熱性舗装とは対照的に,密粒・透水性舗装はアルベドが0.1未満のため表面温度が非常に高いが,上向き短波長放射量は非常に少なかった.そのため新たに開発した体感指標・有効受感温度OETを用いて評価すると,全放射の体感影響は遮熱性舗装が最も大きく,保水性舗装が2番目に小さく,芝生が最も小さかった.ただし晴天日が続くと芝生の蒸発冷却効果は低下するが保水性舗装では継続するため,保水性舗装は歩行者の熱ストレス緩和に対し効果的と評価された.

  • 統合的ベイジアンネットワークによるアプローチから
    杉野 弘明, 溝口 勝, 田野井 慶太朗, 秋光 信佳
    復興農学会誌
    2024年 4 巻 1 号 2-23
    発行日: 2024/01/31
    公開日: 2024/03/07
    ジャーナル フリー

    本研究は,東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興を進める福島県において2021 9 月から2022 11 月にかけて実施された大学生対象のフィールド学習ツアーを事例とし,その参加者が復興地域への愛着や,復興そのものに対する自己効力感を醸成するかについて調査を行ったものである。ツアー参加前後に行われた質問紙調査から得られたデータの分析を通して,ツアー参加前後における福島への地域愛着や復興への自己効力感に対する指標の変化を定量的に明らかにすると共に,自由記述形式で書かれた文章に対するトピック解析の結果を突合することで,地域愛着や自己効力感の変化の背後にある参加者の思考や意見の変容を可視化した。 前後両調査の全項目中に欠損値等が無かった48 名分の有効回答を分析した結果として,フィールド学習を通して参加者は訪問地域に対する愛着とその復興に対する自己効力感を醸成していることが示された。またそれら変数の関係性を詳細に見ると,自己効力感の醸成には地域愛着の向上が先立つことが明らかとなった。加えて,地域愛着を向上させるためには,事前学習時およびフィールド学習中において復興の歴史や課題に関する情報だけを伝えるのではなく,地域の魅力やより良い未来を志向するポジティブな要素を伝達することの重要性が示唆された。

  • 小野 麻由子, 夏原 和美
    日本看護研究学会雑誌
    2020年 43 巻 1 号 1_63-1_76
    発行日: 2020/04/20
    公開日: 2020/04/20
    [早期公開] 公開日: 2020/04/02
    ジャーナル フリー

    目的:介護老人保健施設で働く看護職に必要とされる看護実践能力を測定するための,看護実践能力自己評価尺度を開発する。
    方法:原案作成担当者会議とインタビュー調査結果から原案を作成し,専門家や実践家の協力を得て内容の妥当性を検証した。その後,プレテストを経て本調査を実施し,因子分析,信頼性・妥当性の検証をした。回答方法は,5段階スケールを用いた。
    結果:321名を分析対象とした。尺度は,第1因子【多様な医療的ケアへの対応】,第2因子【家族へのアプローチを基盤とした多様な在宅復帰支援】,第3因子【機能維持・向上への取り組み】,第4因子【食への取り組み】,第5因子【生活を守る管理的側面】,37項目で構成された。Cronbachのα係数,再テスト法の相関により信頼性が確認され,確認的因子分析等により妥当性が確認された。
    結論:本尺度は,5因子37項目で構成され,信頼性と妥当性があることが確認された。

  • 貴治 康夫, 沓掛 俊夫, 中野 聰志, 西村 貞浩, 澤田 一彦, 杉井 完治, 多賀 優, 竹本 健一, 天白 俊馬
    地質学雑誌
    2008年 114 巻 2 号 53-69
    発行日: 2008/02/15
    公開日: 2009/02/21
    ジャーナル フリー
    東西6 km・南北7 km規模の比叡花崗岩体は,琵琶湖周辺の白亜紀末山陽帯花崗岩体のうちで,最も西寄りに位置する.これまで琵琶湖コールドロン形成に関係した琵琶湖南部環状花崗岩体の西端部の岩体と考えられてきた.比叡花崗岩体は,中心相と考えられる中粒斑状黒雲母花崗岩とそれを取り囲むように分布している中粒等粒状黒雲母花崗岩からなる.両者は漸移関係にあり,活動時期は100 Ma頃と推定される.比叡花崗岩は,年代値,岩相,化学的性質において琵琶湖南部の他の花崗岩類とは異なるので,およそ70 Maの琵琶湖コールドロン形成に直接関与した環状岩体を構成するものとしては考えられない.本岩体中には,岩体西縁部で南北方向に貫入している花崗斑岩脈と花崗閃緑斑岩脈のほかに,優白質微花崗岩,流紋岩,玄武岩,ランプロファイアの小岩脈が岩体全体に点在している.そのうちの花崗斑岩と花崗閃緑斑岩の岩脈は,琵琶湖コールドロンの外縁を画する環状岩脈の一部であると考えられる.
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