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クエリ検索: "Asobi"
141件中 1-20の結果を表示しています
  • Tsugumi Okabe, Jérémie Pelletier-Gagnon
    Journal of the Japanese Association for Digital Humanities
    2019年 4 巻 1 号 37-53
    発行日: 2019/08/30
    公開日: 2019/08/29
    ジャーナル フリー
    The genre of boys’ love (BL), which generally refers to a body of works that depict fictional relationships between beautiful “boys,” is produced for and consumed mainly by women in Japan. Ludic expressions of sexuality and gender unique to BL have gained popularity on a global scale but have also drawn negative attention. In this article, we employ the concept of asobigokoro (playful spirit/heart) to highlight the importance of regional ideas of play and playfulness in game analysis. We argue that asobigokoro functions as a kind of counter-discourse as it privileges non-Eurocentric ways of knowing, understanding, and “playing” with representations of sexuality. Game analysis through an asobigokoro lens enriches the field of regional gaming by drawing on Japanese sociopolitical contexts to situate a reading of Japanese ludic representations. Asobigokoro stresses the importance of understanding cultural variations of “play” and “playfulness” in order to make sense of “taboo” subjects in culturally nuanced ways. In our textual analysis of Enzai: Falsely Accused, we discover that the simultaneous appropriation and subversion of violent and sexually explicit content, which characterizes the game’s asobigokoro, can be traced to Japanese feminist forms of
    asobi
    (play), which are rooted within the Yaoi tradition.
  • インドネシア大都市のこどものあそび環境に関する分析
    ブルハン メリナ, 仙田 満, 矢田 努, 三輪 律江
    都市計画論文集
    2000年 35 巻 631-636
    発行日: 2000/10/25
    公開日: 2018/02/01
    ジャーナル オープンアクセス
    ジャカルタおよびジョグジャカルタにおけるこどものあそび環境実態調査結果の全体的分析およびあそび空間分布の詳細な分析を行ったが、自宅周辺のあそび空間としての小規模私的共有空間の有用性が指摘された。本研究では、これを踏まえ、近隣住区との関係よりハラマンのパターンタイプを類型化し(第3章)、次にハラマンのタイプ別に利用行為の発生状況とこどものあそびの位置づけを明らかにした後(第4章)、あそび環境としてのアラマンの実態に関する詳細な分析を行い(第5章)、あそび環境改善に向けたハラマンの都市計画的誘導・整備のあり方について考察する(第6章)。
  • *北村 元成, 河崎 昌之, 佐渡山 安彦
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2011年 58 巻 G09
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/06/15
    会議録・要旨集 フリー
     本研究は産学官連携により、漆器産業と陶磁器産業がコラボレーションすることで、新しいデザインや商品の組み合わせの開発を行った成果報告である。  テーブル上では漆器と陶磁器が組み合わせて使用される。テーブルウェアを製造するという共通点を持つ漆器産業と陶磁器産業ではあるが、産地が異なったり、流通・販路も異なることから直接的な交流はあまり活発ではない。一般的に漆器と陶磁器を組み合わせるのは消費者か、セレクトショップなど小売りの段階ということになる。そこで今回の連携では商品開発の段階から漆器と陶磁器を組み合わせることが試みられている。それぞれの既成の製品をコーディネートすることも組み合わせることの一つだが、本研究ではそれぞれの技術的・素材的シーズを活かすこと、またはそれぞれの産業間で刺激し合うことで、これまでにない漆器や陶磁器及びその組み合わせが開発できないか試行されている。  結果的には「awase-
    asobi
    」(合わせる+遊ぶ)というコンセプトの下、陶磁器や他の製品とのコーディネートがしやすい漆器や、磁器のベースに漆器のパーツを組み合わせることで多数のバリエーションが生まれるものなど、5種類のデザイン開発が行われた。
  • *三橋 俊雄
    横幹連合コンファレンス予稿集
    2011年 2011 巻 2A1-1
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/14
    会議録・要旨集 フリー
    本当の豊かさや人間らしい生き方とは何か。本来、自然との共生の中で行われてきた人間生活の諸活動はサブシステンス(自立自存)な行為であった。しかし、体制・市場・産業的サービスの受け手に甘んじ、その結果、自らの内発的な思考・行動によるヴァナキュラーな活動が消失しつつある現在、「遊び仕事」をサブシステンスの行為・活動ととらえ、その価値について再考・再評価する。
  • 菱田 一仁
    箱庭療法学研究
    2017年 29 巻 3 号 27-37
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/19
    ジャーナル 認証あり

    日本において,Sand Play Therapyは伝統的な「箱庭遊び」の名から,箱庭療法と呼ばれている。それは,江戸時代に流行した箱庭遊びとSand Play Therapyの様式が似ていることから,河合隼雄がSand Play Therapyを日本に導入するにあたって,「箱庭」という名を使ったためである。つまり,今日行われている箱庭療法とは,心理療法のみならず,伝統的な遊びとも関連していると考えられるのだ。そして,日本で伝統的に遊びと称されてきたものを見ていくと,それらが神や霊と関わる行為として,つまりヌミノース的な行為として考えられてきたという共通点を持っていることが分かる。つまり,日本の伝統的な遊びという観点から考えると,現代の箱庭療法もまた,その基礎としてヌミノース的な側面を持ったものとして考えることができるのだ。

  • 宇田 秀士
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2005年 26 巻 91-108
    発行日: 2005/03/31
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    This paper is a sequel of the one published in Bijyutsu-kyoiku-gaku (The Journal for the Association of the Art Education)[25]. This focuses upon the historical and social background of the revision of the contents of Zokei-
    Asobi
    (Playful Art Study) in the 6th National Course of Study (revised in 1989) and the 7th National Course of Study (revised in 1998). The Ministry of Education (MEXT) has introduced the new viewpoint of scholastic ability and planned to reshape teachers' conventional teaching orientation in the last two decades. MEXT has regarded Zokei-
    Asobi
    (Playful Art Study) as a symbol of the new viewpoint of scholastic ability. The literature review of the promoters of Zokei-
    Asobi
    (Playful Art Study) was implemented to clarify the fundamental issues involved in the promotion and its undermining effect on art education. This study was funded by a grant from JSPS (#14580288, Category C of Scientific Research, Japan Society for the Promotion of Science, 2002-2004).
  • ―生活に密着した植物採集事例を通じて
    林 依蓉, 三橋 俊雄
    デザイン学研究
    2017年 63 巻 6 号 6_1-6_10
    発行日: 2017/03/31
    公開日: 2017/05/10
    ジャーナル フリー
     本研究は,台湾原住民Taromak族における植物採集とその活用について,自然共生型の生き方や集落共同体のあり方を内包する「遊び仕事」として捉え,祭りや通過儀礼における精神文化的行動も含めて,食物,燃料,道具,薬,通過儀礼などの事例から,環境民俗学の視座からその特質を検討した。Taromak族の生き方には,市場経済的社会や近代技術に容易に触れられる生活環境にあっても,独自文化の「伝統的真正性」にこだわろうとする姿勢,「共同労働」「共同享楽」の思想に基づき自然と濃密に関わりながら助け合うゲマインシャフト的な社会が現存し,また,エスニック・アイデンティティを次世代に継承していこうとする民族の強い意志を見て取ることができた。さらに,Taromak族の「遊び仕事」には,市場経済と繋がる「労働」ではなく,自然と共生してきた生活文化・技術を継承し,暮らしや「生きる」ことそのものと本質的な関わりを持つ「使用価値を作り出す労働」が内包されていることを明らかにした。
  • 宇田 秀士
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2004年 25 巻 95-111
    発行日: 2004/03/31
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    This paper focuses upon the embryo type of Zokei-
    Asobi
    (Playful Art Study) in the 4th Course of Study (the revision of the Course of Study in 1968) and the background history of its introduction in the 5th Course of Study (the revision in 1977). The literature review of the practitioners (Ministry of Education and young teachers) of early Zokei-
    Asobi
    (Playful Art Study) were implemented to clarify the fundamental issues involved in the introduction and its undermining effect on art education. This study was supported by a grant from JSPS (Japan Society for the Promotion of Science, No.14580288,Category C of Scientific Research, 2002-2004).
  • 清田 哲男
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2013年 34 巻 147-159
    発行日: 2013/03/25
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    本研究は,総合学科高校において「鏡遊び」による教育実践をもとに,生徒の空間認識と課題意識の相関性を考察するものである。「鏡遊び」は大きく二つの空間認識に沿って,八つの型に分類できる。さらにリチャード・グレゴリーの四種類の錯覚現象に照らし合わせることで,それらの八つの型と空間認識との相関構造が明確になった。また,「鏡遊び」から発展した作品に見られる生徒の自己課題についても,空間認識との一定の相関関係が確認された。
  • 生活に密着した植物採集事例を通じて
    林  依蓉, 三橋 俊雄
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2015年 62 巻 D1-03
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/06/11
    会議録・要旨集 フリー
    台湾と日本において、現代生活と自然が乖離し、自然が崩壊 し続け、自然と共生してきた生活文化がまさに消えようとし ている現在、人間と自然の接点ともいえる「遊び仕事」は経 済的価値が少ない民俗文化として消滅しかけており、まさに 今日、その見直しは喫緊で重要な取組であると考える。本研 究は、台湾原住民Taromak族における自然共生型の生き方や ゲマインシャフト的なコミュニティのあり方に焦点を当て、 環境民俗学的な視座から、現在も続けられている住民と自然 との関係に関する伝統的な技術・道具・慣習・食文化・集落共同 体における行動規範などについて考察・整理する。さらには、 自然共生の生き方に関わる当事者の生活行動・生活意識(生活 哲学)などを学ぶ中から、現代社会のテーマ「いかに自然共生 型のライフスタイルを日常生活の中に浸透させていくかの探 求」について検討していく。
  • Hitomi Imanishi, Tomoka Muramatsu, Yui Morita
    人間生活文化研究
    2018年 2018 巻 28 号 50-60
    発行日: 2018/01/01
    公開日: 2018/11/06
    ジャーナル フリー

    筆者らは,運動不足と体力向上の維持および自分文化理解の目的のために,現代の幼児・児童に有効な活動として,“低重心の動き”と“言葉と身体の協応”の動きが組み込まれている伝統芸能の動きに着目した.筆者らが作成した”ひふみ体操”は,日本の伝統的芸能の中で行われる特徴的動きを幼児の遊びの中に取り入れることで,現代の幼児期に実施されなくなりがちな下方重心型の活動と“多様な動き”の経験を補うことを目的とする.具体的には,能・狂言,日本舞踊に出てくる,日本古来の動き(例 同側動作,片足で踏ん張る,片足で跳ぶ,ヤットン拍子)を体操の中に設定した.

    次に,身体と精神活動が分離しがちな現代の子どもの傾向を回避するためと,幼児期に必要とされる五感刺激によるボディイメージの獲得をさらに強化するため“ひふみ体操”は歌や言葉に出してその意味や意図を身体で体現する」遊びを組み込んだ.もともと日本の古来の芸能は,舞踊者が歌に合わせて自ら舞うという形式があり,また日本の伝承遊びには,わらべうた,お遊戯など,歌唱とともに身体で表現する遊びが多く見られることから“ひふみ体操”もそこに着目し作成した.  

    今回の報告は,あとで報告する”ひふみ体操“の教育実践効果報告の前段階として,“ひふみ体操”実践時の心拍数とサーモグラフィーの皮膚最高温部位の検出より,体操の運動負荷的特徴と動作特徴を他の体操と比較を用いながら分析することで,“ひふみ体操”自体の客観的特徴を明らかにすることを目的とした.

    心拍の変動は,“ひふみ体操”は開始後1番から4番までの時間経過に伴い徐々に75‐80‐100越えまで緩やかに上昇してゆく傾向になった.ラジオ体操は,後半80過ぎを横ばいで維持する傾向が見られた. また“ひふみ体操”は,下肢部下部の側面と後面が(太ももからふくらはぎにかけての側面と後ろ側,足首にかけて側面と後ろ側)各動きを通じてしっかりと使われる運動であった.一方,下肢の前面部(ひざ下の前面部分)は側面部や後ろ側の部位と比較すると高温度を示さなかったことから,“ひふみ体操”は全体的に下肢の前側よりも側面部や下肢の下部後ろ側をよく使う体操であることが明らかにされた.

    総合すると,ひふみ体操はラジオ体操との比較から身体の多様な部位と動きを用いる体操であることが明示され,子ども向け体操として妥当であるとの判断に至った.

  • 蝦名 敦子
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2012年 33 巻 121-133
    発行日: 2012/03/25
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    本稿は,小学校で行われたペア学級創作活動「巨大迷路を作ろう」の実践を,「造形遊び」(平成20年度版学習指導要領)の視点から振り返り,5年生の書いたワークシート(絵日記)を検証して,造形遊びの意義と課題について考察したものである。言葉と絵の両面から,児童が楽しかったとする理由を検討すると,巨大迷路ができていった制作の過程と,遊んだ過程にその根拠が大別される。造形遊びの造形性と遊び性が一体化した活動は,多くの子どもの成長過程に添った興味・関心を喚起させる幅広さがある。図工科の表現内容として,その特性が改めて再確認されるとともに,造形遊びにおいて行為の活性化と,そのための方向付けという課題が,浮き彫りになった。
  • ~教員及び学生へのアンケートをもとに~
    山田 芳明, 大西 洋史, 西尾 正寛
    美術教育学研究
    2019年 51 巻 1 号 345-352
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/03/31
    ジャーナル フリー

    小学校図画工作科の内容A表現の大きな柱の一つである「造形遊び」の学校現場での定着は喫緊の課題である。こうした背景には「教員の「造形遊び」の理解」が影響しているのではないかと考える。つまり,学習指導要領に示されている「造形遊び」の内容と,教員が理解している造形遊びの内容との相違である。そこで本研究では,教員を対象に,自由記述による質問紙調査を行い,その回答内容と,平成20年の「学習指導要領解説図画工作編」における「造形遊び」に関する記述部分とを比較し分析を行うことにした。今回,5府県173名の教員,及び1大学130名の学生から回答を得ることができた。分析に当たっては,KH Coderを使用したテキストマイニングの手法を採用した。分析の結果,両者の間には,「遊び」,「遊ぶ」,「自由」といった用語の使用や,資質能力に関する記述の有無等について差違が読み取れた。

  • 宇田 秀士
    美術教育学:美術科教育学会誌
    2007年 28 巻 67-87
    発行日: 2007/03/31
    公開日: 2017/06/12
    ジャーナル フリー
    本稿は,美術科教育学会誌第25,26号掲載「文部省・文部科学省小学校学習指導要領図画工作編「造形遊び」の歴史的考察」と同学会「第5回西地区会〈研究発表会in奈良〉造形遊びプロジェクト」で得た成果を礎にし,「造形遊び」に対する〈批評的論述〉を考察したものである。「造形遊び」に対する継続的な〈批評的論述〉をもつ那賀貞彦,金子一夫両氏のそれを軸とし,様々な立場からの論述を集約した。そして,これに対する"彫琢"の項目をまとめて,現在の枠組みの中での役割の再考,「主観絶対主義・情緒規範主義・ミーイズム」偏重姿勢の是正,〈育む「力」と評価〉の具体的な設定及びこれらをふまえた内容規定,教えるべき「最低限の内容」の設定などの項目を提示した。
  • 橋本 渉, 加島 寛子, 大須賀 美恵子
    日本バーチャルリアリティ学会論文誌
    2004年 9 巻 1 号 115-118
    発行日: 2004/03/31
    公開日: 2017/02/01
    ジャーナル フリー
    This paper proposes an "
    asobi
    -litation" system that utilizes a haptic sensation in order to enhance non-varbal communication such as body contact between handicapped child and his/her teacher. The haptic sensation generated by a 3DOF manipulator enables the child to handle virtual objects computed with PC. The manipulator also helps both child and teacher to touch each other while they share the haptic feedback. We developped a prototype system and then 23 children (20 of them are handicapped) were experienced it. As a result body contact was observed through their performances. Except for some children who did not have any conversations with us, the subjects answered that they are familiar with the system.
  • 池田 理知子
    スピーチ・コミュニケーション教育
    2009年 22 巻 89-95
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2017/11/30
    ジャーナル フリー
    In response to what Imahori raised in his paper published in the previous issue of Speech Communication Education, I could not help pondering what we need to do as a "researcher/educator" when dealing with social issues. This paper tries to respond to Imahori's paper and, at the same time, discusses further "relations," which is an essential issue in the field of communication, by referring to the fieldwork I conducted in Miyako and its surroundings of Iwate Prefecture in March, 2008. My encounter with an interviewee, who is a professional surfer and an owner of a surf shop, especially gave me insight into the concept of "relations." This paper explores the notion of "
    asobi
    (room/play)" as a possibility for enriching relations. By realizing that every relation has "
    asobi
    ," we may associate with each other organically and empower ourselves to deconstruct the discourse of forcing one to choose "either/or."
  • 保育学研究
    2022年 60 巻 2 号 162-163
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/27
    ジャーナル フリー
  • ―新たな教材化の視点を求めて―
    蝦名 敦子
    美術教育学研究
    2017年 49 巻 1 号 73-80
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/03/31
    ジャーナル フリー

    本考察は2015~16年に実施した一連の造形遊びの実践結果に基づく。独自に考案した造形遊びの材料―古紙を丸めて棒状にし,両端を折ってリング状にして繋いでいく―が,広い年代に受容された。材料に接合方法を仕組ませ,最も基本的な形である三角形や三角錘を一つのユニットとして作り,そこから展開していく活動である。本稿では本材料の特質を抽出し,新たに教材化するための視点を求めた。造形遊びの材料には児童の試行錯誤に耐えられる強度が必要である。本材料の機能的特質としては次の4点が挙げられる。1.小学1年生から年代を問わず扱える,2.接合に工夫の余地があり,その自由度が多様な造形を可能にする,3.大きな造形に展開する,4.幾何学的造形ができる。今後は,①「動き」や「光」を取り入れた造形活動,②先端技術や現代アート・建築物,生活の中の身近なデザインなどと関連づけた鑑賞活動のあり方,が検討される。

  • 長野 未来
    保育学研究
    2022年 60 巻 2 号 137-147
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/03/27
    ジャーナル フリー
    遊ぶことと識別される「遊びこむ」ことを周囲のモノや人や出来事と関係を深めていくことと定義づけ,二人称的アプローチによって1歳児が情感の「揺れ動き」を伴って遊びこむプロセスを明らかにした。結果として1歳児は,まず関係を深める対象として定めたモノ自体への理解を深める「What的関係深化期」と,なじんだモノを媒介物として用いることで遊びを展開していく「How的関係深化期」を経験することが示された。また,遊びこむプロセスにおいて1歳児は情感の揺れ動きを伴う葛藤を経験しており,人的環境である保育者は行為レベルの援助にとどまらず,遊び手の情感を受け止め支えるような姿勢でそのプロセスに関わることが求められる。
  • 二人称的アプローチで捉える情感の揺れ動き
    長野 未来
    国際幼児教育研究
    2021年 28 巻 155-172
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/01/29
    ジャーナル フリー
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