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クエリ検索: "QST病院"
84件中 1-20の結果を表示しています
  • 白井 敏之
    医学物理
    2021年 41 巻 3 号 122-126
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/11/05
    ジャーナル フリー

    A charged particle therapy was proposed by Robert R. Wilson in 1946 and a clinical study of proton radiotherapy had been started at Lawrence Berkeley National Laboratory in 1954. Clinical studies have been promoted mainly in the United States and Europe. However, in Japan as well, the University of Tsukuba (KEK Campus) and the National Institute of Radiological Sciences (NIRS) started proton radiotherapy around 1980, and NIRS started carbon-ion radiotherapy in 1994. Following pioneering clinical studies, now in Japan, many proton and carbon-ion radiotherapy facilities are in operation, and some vendors are supplying equipment. Among them, charged particle therapy technologies originating in Japan have been developed, such as a respiratory-gated irradiation technology, a spot scanning irradiation technology, and a clinical dose design for ion radiotherapy. I look back on them and discuss the future direction of research and development of the charged particle therapy.

  • 核医学
    2024年 61 巻 Supplement 号 S1-S3
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/10/17
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―超重元素・超重核の物理―
    吉田 正
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2022年 64 巻 4 号 233_2
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/04/10
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 妹尾 優希
    日本原子力学会誌ATOMOΣ
    2022年 64 巻 4 号 233_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/04/10
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 茂木 厚
    耳鼻咽喉科展望
    2021年 64 巻 4 号 240-246
    発行日: 2021/08/15
    公開日: 2022/08/15
    ジャーナル フリー

     頭頸部癌は粒子線治療の良い適応であり, 近年そのエビデンスの構築が進んでいる。 粒子線治療のうち, 陽子線や重粒子線 (炭素線) 治療装置は, 日本国内でも設置施設が増加している。 ともに, 物理的にブラッグピークと呼ばれる特徴的なエネルギー分布を示し, 一定の深度以上で物質への影響がピーク状に急激に増加したのち, 急激に減少する。 その特性により, 粒子線治療は, 標的に対する線量集中性を高めつつ, 周囲の正常組織への影響を軽減することが可能となっている。 実臨床では, 陽子線の生物学的効果は X 線とほぼ同等であるため, X 線治療で同時併用される化学療法を併用しやすいとされる一方, 重粒子線は生物学的効果が X 線, 陽子線と比べて高く, 放射線抵抗性の腫瘍に対する効果が期待されている。 本稿では, 頭頸部癌領域における粒子線治療の基礎ならびに臨床応用に関して述べ, さらに最近保険収載されたホウ素中性子捕捉療法 (BNCT) も最新の粒子線治療の一つとして紹介する。

  • *前山 拓哉, 福西 暢尚, 石川 顕一, 福田 茂一
    アイソトープ・放射線研究発表会
    2022年 2 巻 3B02-06-01
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 福田 茂一
    医学物理
    2021年 41 巻 2 号 59-63
    発行日: 2021/06/30
    公開日: 2021/06/30
    ジャーナル フリー
  • 北 宗高, 小西 高史, 小西 優斗, 日野 泰平, 山本 大輔, 田邊 文衞, 北川 祥美, 奥田 孝直, 八倉 健二, 西岡 宏之, 林 秀隆
    天理医学紀要
    2020年 23 巻 1 号 52-53
    発行日: 2020/12/25
    公開日: 2020/07/17
    ジャーナル フリー

    【背景】上腕動脈や橈骨動脈からアプローチする心臓カテーテル検査において, 従来は簡易的に自作した固定具を用いていたが,この方法では上肢を安定して保持することが難しいことから,時には検査に支障をきたす場合もあった.また, 最近は遠位橈骨動脈からアプローチする場合もあることから,これまで以上に手や指の角度を安定して保持することの重要性が増した.【目的】心臓カテーテル検査において,手や指の角度まで安定して保持できる,上肢穿刺用の固定具を考案して実用化する.【新固定具の開発ポイント】①U 字管に沿わせるように上肢を置くことで,上肢の内外転の動きを最小化できた.②手掌は常にボールを握るようなアイデアを採用した.このボール部分は両端に磁石を付けたビニールチューブで押さえて固定する構造とした.また,磁石が吸着するようにU 字管の裏面に鉄板を付加した.③手関節とU 字管の間に角度を付けたスタイロフォームを挟むことで, 橈骨動脈からの穿刺時には背屈位,遠位橈骨動脈の穿刺時には尺屈位を保持できるようにした.④不要になった防護衣の一部を固定具の側面に取り付けて,術者の散乱線被曝の減少に努めた.【評価方法】心臓カテーテル検査に従事する診療放射線技師12 名を対象に, 従来の方法と今回作成した新固定具に関してアンケートを実施した.アンケートの内容は,①内外転の有無, ②内外旋の有無,③使用時の不快感, ④固定具の取り付け易さ,合計4項目について5 段階で評価した.さらに,臨床における使用感を術者から聞き取りを実施した.【結果】アンケートの結果 , 上記の①~③の設問については,新固定具の評価が高かった. ④については,従来とほぼ同様の手間で取り付けられるという結果であった.術者からの聞き取り結果は,「橈骨動脈から穿刺をした時にはしっかり背屈できており安定していた.」,「腕の内外転のズレもなかった.」,「遠位橈骨動脈からの穿刺時は, しっかり尺屈できている肢位がとれたのが良かった.」,「指を開いている事でワーキングスペースが確保できた.」などの好意的な感想が多かった.【考察】新固定具の評価が高かったのは,U 字管に沿わすように上肢全体を固定できるため,問題となる動きを抑制できたことが,これまでにない点として評価されたと考える.また,固定具の脱着に関する作業に関する改善はなかったが,従来法よりも確実に穿刺に適した肢位を保持できる点が,術者の高評価につながったと考える.【結語】上肢からアプローチする心臓カテーテル検査において,手や指の角度まで安定して保持することのできる固定具を臨床現場に提供して高い評価を得ることができた.

  • 福田 茂一
    医学物理
    2022年 42 巻 3 号 170-172
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2022/09/30
    ジャーナル フリー
  • 眞溪 歩
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 112_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

    神経細胞の発火を決定する膜電位は,樹状突起電流が細胞膜を貫通するときに生じる電位差である.細胞外での樹状突起電流の空間和は体積電流と呼ばれ,脳波はこの頭表での電圧降下である.体積電流は,発生源の神経細胞において細胞膜を貫通したのであるから,その伝播の過程で他の神経細胞の細胞膜も貫通できるはずであり,その神経細胞の膜電位にも加法的影響を与え得る.このようなシナプス結合を介さない直接の電気的結合は,近接する一対一の神経細胞間の場合(~10μm),ephaptic coupling(EC)と呼ばれ,発火タイミングに影響を与えることが知られている.一方,脳波の律動成分は数100万個の神経細胞の時間空間的な同期発火から生じる.ここで距離の2乗の減衰則を考えると,ECは~10mmオーダに延伸し,脳では領野間距離となる.ephapticはtouchの意味なので,距離によらない神経細胞間の直接の電気的結合を体積電流結合と呼ぶことにする.体積電流結合が何らかの脳機能を担うのであれば,頭部内での体積電流分布に変調を加えれば,脳機能に変化が現れるはずである.経頭蓋細胞外インピーダンス制御(tEIC)は,頭表に負性インピーダンスを取り付けることにより,体積電流分布を制御する手法である(Matani+, PLoS ONE, 2014).tEIC適用下で行なった認知行動実験に生じる行動・生理的影響について発表する.

  • 網野 真理, 株木 重人, 国枝 悦夫, 橋本 順, 山下 高史, 柳下 敦彦, 伊苅 裕二, 下川 卓志, 吉岡 公一郎
    生体医工学
    2024年 Annual62 巻 Abstract 号 142_1
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/10/25
    ジャーナル フリー

    心臓突然死の要因となる心室頻拍(VT) に対する治療は、抗不整脈薬、植え込み型除細動器、高周波カテーテルアブレーション(RFCA)の3つが主体である。従来治療に治療抵抗性の患者に対する救済治療として心臓定位放射線治療 (Cardiac-SBRT) の手法が2017年にワシントン大学から報告され (NEJM)、米国と欧州を中心に症例数が蓄積されてきた。米国では現在, RFCAとCardiac-SBRTを直接比較する治験が開始されている。欧州では10億円相当の研究費を有した “STOP STROM” と呼ばれる多施設研究プロジェクトに8カ国30施設が参加している。残念ながらアジアおよび我が国の大幅な研究立ち遅れは否めない。

    治療の実際は、心電図情報とCT, SPECTなどの画像データを使用して治療計画を作成し、体外から心臓局所に放射線照射を行う。諸外国の臨床研究をまとめたメタアナリシスでは、治療後6か月間のVT抑制率は92%, 1年後の生存率は82%と優れている。照射時間は10分程度と低侵襲性であり、疼痛などの苦痛も生じない。いっぽう、ターゲット設定に関する医師間のVTターゲットの描写にばらつきが多く、基本的ワークフローを用いたターゲティングの標準化が喫緊の課題となっている。ひとつの要因として、放射線腫瘍医にとっては体軸断面CT撮像が一般的であり、循環器内科医は心軸断面像での評価が見慣れていることから、解剖学的オリエンテーションのすり合わせに困難を生じていることが挙げられる。われわれは心臓核医学とCTの同時撮影によりこうした問題点の糸口を提案したい。

  • 田中 浩基
    生体医工学
    2022年 Annual60 巻 Abstract 号 113_1
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/12/01
    ジャーナル フリー

     ホウ素中性子捕捉療法(Boron Neutron Capture Therapy)は中性子とホウ素の同位体B-10との核反応によって生成する荷電粒子を用いてがん細胞を死滅させる放射線治療である。荷電粒子の細胞内での飛程が10マイクロメートルと短いため、がん細胞に選択的に集積するホウ素薬剤を用いることで、原理的には隣の正常細胞にはダメージを与えないという特徴を持つ。この原理は中性子が発見された1932年の4年後にLocherによって提唱された。 BNCTを行うには強力な中性子源が必要であり、1951年に米国の研究用原子炉で初めてBNCTが実施された。その後、世界中の研究用原子炉において約1000例を超える臨床研究が実施されたが、老朽化により運転を停止する研究用原子炉が多く、BNCTの臨床研究を継続するのが困難となった。BNCTの普及発展のためには、医療機関に併設可能な加速器を用いた中性子源が必要であり、2000年代から日本を中心に研究開発が活発化してきた。 2012年には世界で初めて加速器中性子源によるBNCTの臨床試験が日本において行われ、2020年にはBNCT治療システムとして医療機器として承認が得られるに至った。また、同年には切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌に対する保険適応によるBNCT が医療機関において開始された。近年では様々な中性子発生方式による治療システムの開発が進んでおり、本発表においてはこれまでのBNCTの歴史を含めて、最新の知見について紹介したい。

  • 北関東医学
    2021年 71 巻 3 号 235-238
    発行日: 2021/08/01
    公開日: 2021/09/24
    ジャーナル フリー
  • 角嶋 邦之
    電気学会誌
    2024年 144 巻 8 号 532
    発行日: 2024/08/01
    公開日: 2024/08/01
    ジャーナル 認証あり

    神奈川支所では支所委員の興味や話題のキーワードからテーマを決め,その道の専門家に説明していただく活動を行っている。2023年度は日本が先端技術を有する重粒子線

  • 溝口 信貴, 白井 克幸, 加納 希生, 阿武 和, 土田 圭祐, 高草木 陽介, 芹澤 慈子, 赤羽 佳子, 川原 正寛, 鎌田 正, 吉田 大作, 加藤 弘之
    頭頸部癌
    2021年 47 巻 3 号 279-283
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/09
    ジャーナル フリー
    頭頸部腺様嚢胞癌は稀な疾患であり,腫瘍増大は比較的緩徐で短期予後は比較的良好であるとされている。しかし,広範囲な局所組織浸潤と神経周囲浸潤を伴い,肺を中心とした血行性の遠隔転移を来たしやすいため,長期予後は不良である。手術が標準的治療であるが,隣接組織への浸潤,特に神経に沿った浸潤が強いために完全切除が困難であることも多く,術後照射は重要な補助治療と考えられている。また,頭頸部腺様嚢胞癌は放射線抵抗性腫瘍と考えられているが,近年の放射線治療の発展に伴い,切除不能症例に対する根治的放射線治療の成績も報告されてきている。本総説では頭頸部腺様嚢胞癌に対する術後照射や根治的放射線治療(X線治療,粒子線治療)について概説する。
  • 核医学
    2024年 61 巻 Supplement 号 S5-S15
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/10/17
    ジャーナル オープンアクセス
  • 杉本 聡
    医学物理
    2020年 40 巻 3 号 115
    発行日: 2020/09/30
    公開日: 2020/09/30
    ジャーナル フリー
  • 若月 優, 安藤 謙, 小此木 範之, 兼安 祐子, 生島 仁史, 加藤 眞吾, 大野 達也
    日本放射線科専門医会・医会学術雑誌
    2024年 4 巻 31-35
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/08/10
    ジャーナル フリー
    Purpose: To standardize the dose prescription for the uterine body and vaginal region for image-guided brachytherapy (IGBT) of cervical cancer, and to understand the current status at each institution in actual clinical practice.
    Methods: A web-based questionnaire was sent to all 215 facilities certified by the Japanese Society for Radiation Oncology (JASTRO) to investigate the current status of dose prescribing for the uterine and vaginal region for IGBT. The survey questions included whether IGBT was performed, the imaging modality used for treatment planning, the method of dose prescription in conventional planning, and the method of dose prescription for patients with uterine or vaginal wall invasion.
    Results: Sixty-nine of 215 facilities responded to the survey. The results showed that 67.6% of the responding centers performed IGBT, and of those that performed IGBT, 62% used CT only, 0% used MRI only, and 34% used both CT and MRI as imaging modalities for treatment planning. For patients with uterine body involvement, 43% of the centers prescribed doses to the residual body involvement at the start of intracavitary irradiation, and 25% of the centers prescribed doses to the extent of uterine body involvement seen before treatment. Eleven percent of the centers treated with only the point A prescription, with or without uterine invasion, and 15% of the centers administered the dose to the entire uterine body. For patients with vaginal wall infiltration, 45% of the centers prescribed doses to the residual vaginal wall infiltration at the start of intracavitary irradiation, and 36% of the centers prescribed doses to the extent of vaginal infiltration prior to treatment.
    Conclusion: IGBT dose prescription for cases of uterine and vaginal wall invasion has not yet been standardized, and it is necessary to reach a certain consensus as IGBT becomes more widely used.
  • 岸本 理和, 菅 幹生, 山口 匡, 小畠 隆行
    Medical Imaging Technology
    2023年 41 巻 3 号 106-111
    発行日: 2023/05/25
    公開日: 2024/02/29
    ジャーナル 認証あり

    慢性肝疾患患者が世界的に増加する中,超音波で非侵襲的に肝硬度を測定する剪断波エラストグラフィが広く臨床で施行されている.一方で装置間の測定値のばらつきにより,装置ごとに異なる診断基準が報告されていたり,検者間の測定のばらつきやMR エラストグラフィとの硬度の差異が経験され,臨床的に診断に使用する際の混乱もみられる.画像バイオマーカー標準化委員会であるJapan-QIBA の検討において,粘弾性ファントムを測定した場合の装置間のばらつきは,コンベックスプローブを用いた場合95%信頼域で11%であり,またMR エラストグラフィとは測定や解析に用いられる周波数帯域の違いにより硬度の差異が生じると考えられた.QIBA では脂肪肝の診断に用いられる減衰イメージングの標準化も検討されており,今後超音波バイオマーカーの標準化により,慢性肝疾患に対する超音波診断の精度向上が期待される.

  • 山谷 泰賀
    放射線
    2024年 Aniv.50 巻 14-18
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/07/05
    ジャーナル フリー
    PET は「分解能が悪い」「高い」「被ばくする」「サイクロトロンが必要」などと言われ、たとえば蛍光やMRI など放射線を使わない方法の研究開発が盛んに行われている。さらにAI ブームが拍車をかけ、簡便に得られる情報量の少ない生体データから診断を試みようする研究に人類の英知が注がれている。しかし、病気の本質、あるいは本質に近い上流に最も迫れる方法はPETしかない。PET に対するネガの半分は風評であり、残り半分は技術で解決できると信じている。
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