日本補綴歯科学会誌
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◆特集:日本補綴歯科学会第121回学術大会/イブニングセッション1「臨床イノベーションのための若手研究者の挑戦:有床義歯治療と管理の新たな展開」
CAD/CAM技術を応用した全部床義歯製作法
金澤 学
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2013 年 5 巻 2 号 p. 126-129

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抄録
現在の全部床義歯製作法には,臨床・技工操作ともに非常に煩雑で熟練した手技を要する.この問題点を解決するために,われわれはCAD/CAM技術を応用した全部床義歯製作法を考案した.この手法では,改良した旧義歯あるいはパイロットデンチャーをCTによりスキャンし,粘膜面と顎間関係を三次元データとしてPCに取り込む.CADソフトウェア上にて,新しい義歯をデザインした後,顔貌シミュレーションにより新義歯装着時の顔貌の確認を行う.必要があれば,Rapid Prototypingを用いて試適用義歯を作製し,義歯試適を行う.これにより,問題がなければ,マシニングセンタによりアクリルブロックを義歯床形態に切削加工し,人工歯を接着し最終義歯を完成する.
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© 2013 社団法人日本補綴歯科学会
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