日本畜産学会報
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一般論文
黒毛和種枝肉横断面の画像解析形質と発育性ならびに飼料利用性間の遺伝的関連性
大澤 剛史日高 智加藤 浩二口田 圭吾
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2008 年 79 巻 2 号 p. 193-201

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抄録
黒毛和種の発育形質,飼料利用形質,枝肉格付形質およびロース芯の画像解析形質間の遺伝的関連性について分析した.分析には間接検定材料牛1,492頭を用いた.発育形質は,肥育開始時の体重や体高など6形質,飼料利用形質は,濃厚飼料摂取量や要求率など4形質,枝肉格付形質は,BMSナンバーなど6形質,画像解析形質は,“全体の粒子のあらさ”や“細かさ指数”など6形質を用いた.BMSナンバーと各発育形質および各飼料利用形質間で,低いあるいは無の遺伝相関(-0.13~0.16)が推定されたが,“全体の粒子のあらさ”および“細かさ指数”と各発育形質間の遺伝相関は,それぞれ0.17~0.37および-0.29~0.06が推定された.“全体の粒子のあらさ”および“細かさ指数”と濃厚飼料摂取量間の遺伝相関は,それぞれ0.41および-0.23が推定され,それらと要求率間においては,それぞれ-0.16~-0.07および0.19~0.25が推定された.したがって,発育性や飼料効率が良い個体は,あらい脂肪交雑粒子が増加し,細かい脂肪交雑粒子が減少する遺伝的関連性が示唆された.
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© 2008 公益社団法人 日本畜産学会
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