日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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ISSN-L : 0387-1207
症例
重症急性膵炎後膵膿瘍に対し超音波内視鏡ガイド下ドレナージ術が有効であった1例
勝野 広嗣西田 勉筒井 秀作重川 稔柄川 悟志山本 貴洋飯島 英樹辻井 正彦竹原 徹郎林 紀夫
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2010 年 52 巻 1 号 p. 78-83

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抄録
症例は45歳男性.重症急性膵炎に膵体部から左骨盤腔にわたる膿瘍を合併した.経皮的ドレナージにて軽快せず,このため内瘻化目的に超音波内視鏡(EUS)ガイド下ドレナージ術を施行した.その後膵頭部近傍に出現した膿瘍にも同じ瘻孔よりドレナージを追加し,以後膿瘍は縮小した.膵膿瘍に対するEUSガイド下ドレナージ術においては,本症例のように複数本のチューブ挿入により死腔を減らす工夫が有用であると考えられた.
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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