日本消化器内視鏡学会雑誌
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症例
径5mm以下でリンパ節転移を伴った胃神経内分泌腫瘍の1例
豊澤 惇希和唐 正樹 田中 盛富榊原 一郎山本 久美子泉川 孝一高橋 索真石川 茂直稲葉 知己中村 聡子
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2017 年 59 巻 4 号 p. 424-430

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抄録

症例は55歳女性.慢性腎不全にて維持透析中であった.上部消化管内視鏡で胃角部小彎に約8mm大の中心が陥凹した粘膜下腫瘍様の隆起を認めた.生検では診断しえず,診断目的にESDを行った.病理結果は径4mmの胃神経内分泌腫瘍でRindi分類のTypeⅢと診断した.ESD後7カ月の腹部CT検査で胃小彎リンパ節の増大を認めた.PET/CTを撮像したが,フルオロデオキシグルコース(FDG)の集積は軽度であったため,診断目的にEUS-guided fine needle aspiration(EUS-FNA)を行った.その結果,神経内分泌腫瘍の転移と診断し,追加外科手術を行った.径4mmの微小な胃神経内分泌腫瘍からのリンパ節転移は稀であり,貴重な症例のため報告する.

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© 2017 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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