医療法人橘会東住吉森本病院 内科
医療法人橘会東住吉森本病院 病理診断科
2019 年 61 巻 8 号 p. 1538-1546
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症例は41歳,男性,吐血で発症し行った上部消化管内視鏡検査で胃穹窿部後壁の粘膜下腫瘍様隆起からの噴出性出血を認めた.内視鏡的静脈瘤結紮術用Oリングを用い結紮止血後行った腹部造影CTで,大動脈から分枝する拡張した左胃動脈枝からの出血が疑われた.同日夜間に再破裂したため再度結紮術を行ったのちに胃全摘・脾摘術を施行した.病理学的に検討すると,Segmental arterial mediolysis(SAM)の変化が認められた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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