日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
感染性肝囊胞に対してLumen apposing metal stentを用いて経胃EUS下肝囊胞ドレナージを施行した1例(動画付き)
小島 尚代林 香月 服部 智子中川 真里絵庄田 怜加武仲 祐弥荒木 幸子西垣 信宏近藤 啓伊藤 恵介
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電子付録

2025 年 67 巻 1 号 p. 47-52

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抄録

症例はパーキンソン病のため胃瘻管理中の77歳の男性で肝S5の感染性肝囊胞(IHC:infected hepatic cyst)を繰り返し発症し経皮的ドレナージを施行していた.今回,増大再燃したIHCにより発熱に加えて胃前庭部の圧排をきたし胃瘻からの逆流を認めた.IHC内部は粘稠性が高いことが疑われたため,従来の経皮的ドレナージではなくOne-Step処置可能な大口径のLAMS(Lumen apposing metal stent)が有用と考え,倫理委員会・未承認医療機器審議で認可されたLAMSを用いた経胃EUS下肝囊胞ドレナージを施行した.LAMS留置によりIHCからの化膿性内容物の胃内への排液を確認し,施行直後より発熱や胃瘻からの逆流は改善し偶発症も認めなかった.

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© 2025 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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