東北大学大学院工学研究科
2021 年 29 巻 p. 79-82
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
福島原発事故により生じた汚染水や原発周辺の空気中に含まれる放射性CsやSrの処理と放射線量の評価を簡便に行うために,銀交換ゼオライトを用いて放射性物質の吸着が可能な積算型線量計の創製を目指した.FAU-Y及びLTA型銀交換ゼオライトにおける放射線照射前後での蛍光スペクトルを測定し,放射線検出能を評価した.FAU-Y及びLTA型双方において,放射線照射量増大に伴う蛍光強度の増大が観測され,線量計への応用可能性が示された.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら