2019 年 19 巻 6 号 p. 6_36-6_41
液状化解析において変相角は,解析結果に影響を及ぼす重要なパラメータであるにもかかわらず,内部摩擦角の関数として推定したり固定値とするなど,これまであまり注意を払われてこなかった.そこで,砂質土の液状化試験結果から変相角と内部摩擦角を求め,その分布範囲や材料特性の影響について調べた.その結果,変相角は18~28°の範囲に分布すること,細粒分含有率20%以下では変相角と内部摩擦角に相関があることが分かった.これより,細粒分含有率20%以下を適用範囲として内部摩擦角から変相角を推定する実験式を提案した.