大阪大学大学院工学研究科
2024 年 24 巻 5 号 p. 5_265-5_275
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本研究ではCLT方立壁を有するRC柱梁架構の構造性能の把握を目的として,35%スケールの試験体による静的載荷実験を行った.実験の変動因子はCLT方立壁の有無であり,2体の実験結果を比較した.実験の結果,RC架構内にCLT方立壁を設けることで耐力が増大することを確認した.また,CLT方立壁の損傷に着目すると,小変形領域でせん断破壊する従来のRC方立壁と異なって載荷終了まで顕著な損傷は見られなかった.
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