2025 年 45 巻 p. 278-285
目的:OOVL日本版を用いた意思決定支援教育の評価を行うこと.
方法:A大学看護学部2年次生80名を対象とした.教育の評価は,意思決定支援に関する授業前後で意思決定支援に必要な人的環境の整備,意思形成の支援,意思表明の支援について,独自に作成した質問項目を用いて調査し分析した.データは,EZR ver. 1.61を用い,Wilcoxonの符号順位検定により分析した.
結果:授業前後両方の回答が得られた76名を分析対象とした.授業前後で比較した結果,人的環境の整備の4項目,意思形成の支援の7項目,意思表明の支援の2項目で授業後に有意に得点が上昇していた.
結論:OOVL日本版は,看護基礎教育課程における意思決定支援を教授するためのツールとして活用できることが示唆された.