NTT東日本関東病院
2018 年 47 巻 2 号 p. 41-44
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心房中隔欠損(ASD)を伴う高位還流型部分肺静脈還流異常症(PAPVR)に対して右腋窩小切開アプローチにより心内修復術を施行し良好な結果を得たので報告する.症例は34歳女性で労作時の胸部絞扼感を主訴に受診した.精査の結果,静脈洞型ASDを伴う高位還流型PAPVRと診断された.自己心膜を用いた心内トンネル作成による心内修復術を施行した.PAPVRに対しても低侵襲心臓手術(MICS)は有用な治療手段と考えられた.
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