シロネズミの回避反応の消去に及ぼすトランキライザーの効果
ジャーナル
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1961 年
31 巻
5 号
p. 306-310
詳細
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発行日: 1961 年
受付日: 1959/08/05
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : Miller, Murphy, and Mirskyの行なった方法に従ってシロネズミを使用し, 回避反応の消去事態に於けるmepazine hydrochloride 2.5mg/kg, 50mg/kg (0.5cc/200g皮下注射) の効果を検討したところ, 統制群や薬量について問題はあるが, 一応Miller et al. の結果と同様, その効果を認めることが出来た. 但し, 薬量に比例して効果はあらわれなかった. 又, Miller et al. の手続きでは, 薬物投与後1, 3, 5, 7時間後の4つの時点でテストが行なわれるが, これは同一の個体について連続して行なわれた.
これに対し, 各時点で行なうテストを個体をかえて行なうと, 両手続きの間に薬物 (mepazine hydrochloride 2.5mg/kg) の効果のあらわれ方が異なってあらわれた. これはMiller et al. の手続きでは薬物それ自身の効果の外に消去手続きが加わっていたためではなかろうかという事が考察された.
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