2022 年 72 巻 1 号 p. 7-11
本稿では,電子メールやチャットによって質問を受け付けるヴァーチャルレファレンスサービスについて,2020年以降に国際図書館連盟やアメリカ図書館協会,ラトガース大学の研究者および図書館員が実施した合計6つの調査から,コロナ禍における海外の動向について報告した。各調査の結果からヴァーチャルレファレンスサービスに関する内容を抜粋し整理したところ,ヴァーチャルレファレンスサービスの導入状況や受付方法の多様さ,質問件数が増加傾向にあること,また,大学図書館のチャットレファレンスにおいては質問内容の変化についても明らかになった。