大阪市立大学工学部
1997 年 46 巻 5 号 p. 539-550,598
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
古細菌脂質は疎水基が炭素数20, 25, 40の飽和イソプレノイドであり, グリセロール部にエーテル結合している。脂質の分子集合体 (一重膜, 二重膜, キュービック相) は高温度でも安定であり, リポソームは物質保持力に大変優れている。また, 表面エネルギーが異常に低く, 中には炭化フッ素化合物に近い疎水性を示すものがある。古細菌脂質の特徴と機能を飽和イソプレノイド鎖の流動性と立体効果に関連付けつつ概説。
油化学
油脂化学協会誌
オレオサイエンス
Journal of Oleo Science
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら