日本家禽学会誌
Print ISSN : 0029-0254
成長•性成熟に伴う鶏 (白色コーニッシュ) の脚部の骨の発達について
大島 正尚布施 洋
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1967 年 4 巻 2 号 p. 68-73

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抄録
1. ふ化後5週齢から35週齢に至る白色コーニッシュの雌雄の脚の長骨, 大腿骨, 脛骨 (排骨), 中足骨の, 成長に伴なう発達の模様を5週おきに70羽を供試してしらべた。
2. 脚の長骨の長さの伸びは, 生後15週齢頃, 体重約2kgに達するときにほぼ終了し, 従って骨格の大きさは大体この時期に定まると考えられる。
3. 骨の灰分重量は20週齢頃までは体重の増加と並行して増加するが, 雌雄とも25週齢以降の性成熟期には, 特徴的な増加が認められる。すなわち雌では産卵活動に伴って大腿骨と脛骨 (腓骨) に Medullary bone が形成されそのためにこれらの骨の灰分重量の著しい増加が35週齢まで続き, これらと中足骨とに著しい相違があらわれる。雄においても20週齢から35週齢までの時期に, 体重はほとんど増加しないのに, 大腿骨, 脛骨, 中足骨ともに灰分重量が著しく増加する。これは時期的に雄の性成熟期と一致するため精巣の内分泌機能と関連があるのではないかと思われる。雄では Medullary bone は形成されない。
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